フットボール マンション

『フットボールマンション』は、各住人に一つのカテゴリー(部屋)を与えており、その中で自由に執筆活動をしております。 初めて当サイトにお越しくださったお客様は、是非、右記カテゴリーより『はじめに』及び『住人の自己紹介』をお読み頂ければ幸いです。記事の更新情報は公式ツイッターアカウントから随時発信されますので、是非フォローをお願い致します。

タグ:J2

6/21(水)に天皇杯2回戦・京都サンガF.C. vs アスルクラロ沼津の観戦に西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(長い)に行って参りました!
日曜には久保君で話題持っていかれそうだから怖い!w

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 ◎試合前、沼津ご飯 てくてくアスル◎
今回はアウェイという事で、試合前の月曜日に沼津の『住吉』さん&旬彩創菓『菓南』さんにお邪魔しました。

このシリーズやるの久しぶりですね。。。ホーム最近行けてないので…(´・ω・`)

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旬彩創菓『菓南』さんは愛鷹PAから下った先にあるケーキ屋さんです。こだわり作られたケーキやタルトは絶品!この日はブルーベリータルトを購入。ブルーベリー沢山使っていて本当美味しかった。
愛鷹で試合を観た帰りでも車で寄れる範囲なのも嬉しい所です♪

実はこの日、ここでまさかのフォロワーさんとバッタリ遭遇して夜続いてご紹介する『住吉』さんでご飯を食べる事になりました。

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サウルコス戦の時に買ったケーキの『アンジュ』


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これはライバーさん向けに…可愛い(少し古い写真ですが)

続いて、ガーリックステーキほどほど満足『住吉』さん こちらはアスルクラロ沼津の選手の食事サポートもして下さっているお店です!

よく静岡にコンサートやらサッカーで遠征とか来る人が「やっぱり静岡来たらさ●やかだよね」とか言いますけど、沼津に来たら住吉行こう!(個人的な意見です。)

ほどほど満足なんてとんでもないw 大満足!
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肉厚なステーキは圧巻! ちょっと大きめガーリックステーキ(200g) 1,630円にトッピングでレバーを付けました(贅沢)

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選手もお食事にいらっしゃるのですが遭遇しても、プライベートな時間は触れないでおきたい派の自分。

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水曜日の天皇杯に皆さんお店のお休みを取って参戦すると嬉しそうにお話されていました!また現地で!

住吉さんは大変混む人気店ですが、沼津の試合にお越しの際には抑えておきたい一軒です!

◆そうだ!京都行こう!◆
6/20(火)の夜に静岡市を出発。名神高速道路の養老SAまで走って車中泊。翌日は大雨予報の為、前日のうちに移動しました。
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チケットを沼津で発券、これが未来行の切符になるか…

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だから夜中に食べるなとあれほど(ry

◆沼津の数年後はどうなるのか?◆
起床すると辺りは大雨(まぁ寝てる最中から音で起きて知ってた)朝ごはんをSA内のフードコートで食べてまず行ってみたかった場所へ向かいます。
滋賀県の彦根ICで高速を降り向かった先は…

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けいおん!の聖地として有名な豊郷小学校旧校舎群こちら昭和12年に建設。オシャレですよね。中で設計図等も拝見しました。
なんで来たかったと言うと、勿論作品が好きだったという事もありますが2009年に放映され2011年まで。あれから6年近く経った所謂聖地の状態と言うのを知りたかったというのが正直な理由です。

沼津も以前の記事で挙げた様に、現在アニメの聖地としての部分に力を注いでいる部分はあります。

その後に何が残り、何を残す事が出来るのか?そのヒントは無いのかな?と

平日午前中で大雨もあり、施設見学者はおらず(コミュニティ施設としての利用者はあり)一人でグルグルと回り交流ノートやらも見ました。黒板の日付が前日の6/20(火)になってたので少しうれしかった。
全盛期よりは減ったのだろうけれど、まだまだ足を運んでる人は居るんだな。沼津に来てくれている人達にも飲食店なのか、海や釣りだったり、それがアスルクラロ沼津だったりまた足を運ぶ場所を残したいな。と改めて感じました。


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ちなみにこれを撮る為に10分前後外に出ただけで…

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この有様の大雨でした。

◆そうだ!京都行こう2◆
さて、豊郷を後にして京都に向かいます。
途中、野洲市を通るとテンション上がりますねセクシーフットボール。車のBGMをけいおん!の曲にしたら泣けてきて、琵琶湖を渡ってる途中で「これ川じゃねぇ!」って気づく位テンションがおかしい状態で古都京都へ

たどり着いたのは伏見稲荷大社
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伏見稲荷大社と沼津上土にある上土朝日稲荷のあげっこさんの謎コラボ



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初めての御朱印

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アスルユニチャレンジ

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勝利を信じて勝守を購入 よく見たら『宇迦之御魂神』の文字が…ウカ様!
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さて、ここで千本鳥居みて大人しく帰ればいいのに、淡島神社登った時を何故か思い出して『稲荷山の上まで全部にお参りしよう』とか阿保な事考え出しました。

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沢山居た観光客は一気にいなくなりひたすら鳥居と眷属の狐さんと石段が続きます。


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これ…まだ全然山頂じゃないんだな…

霧、湿気、何かの鳴き声、何かやばい所に迷い込んだ気分。
時々すれ違う外人も「なんで俺登ろうとか思っちまったんだ…」という疲労感あふれ表情

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あと少し…


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着いたー!

という訳で、アスルの今日の勝利とこれからの輝きを願って、下山…
下山…下山がね。また足に来るんですよ。

そんな訳でこの後平等院行きたかったけど、時間もなく足早にスタジアムへ向かいます。

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この頃にはすっかり晴れてきました。Twitterでアスルサポの皆さんが交通機関で足止めを食らっているという情報を見ながら、何とか動くことを祈りつつも今日は少ない人数で頑張らなきゃかな。とも思ったり。

◆「挑戦」の地・西京極◆
途中で沼津の選手バス、京都の選手バス共に遭遇。車を適当なPに入れ、少し歩くと既に左足に痛みが…登山した阿保誰だよ。。。

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スタジアムに入ると既にそこそこの人数が、先日伺った住吉さんにご挨拶をし、関西のフォロワーさんや援軍に来てくれた関西のライバーさんに声をかける。
初めてスポーツ観戦に来た方、10年ぶりにサッカーを見るなんて方も居て、改めてラブライブ!という
作品の大きさを知らされた気がします。

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力作の煽りフライヤー…凄い!

◆予想通りの京都と意表を突いた沼津◆
応援練習なども始まり、新しく来てくれた仲間にタオマフを貸したり暖かく受け入れてくれる沼津サポの皆さん。いつもの事ながら、中々出来る事では無い事をすんなりやる辺りが凄い。





※ここからはピッチの中の話※
さて、両チームのスタメンが発表になり驚く


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京都はほぼ予想の範囲(11人中9人当たってた)GKの清水選手&FWのオリス選手の先発は予想外でGK菅野選手FWイ・ヨンジェ選手だと思ってた。

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前回の記事でも挙げたんですが、今の京都のサッカーが出来るのはこのメンバーの中
詳しくはコチラから【you@あず】か●ってこい!ブラウブリッツ秋田&京都サンガF.C.【アスルクラロ沼津】

特に全試合出場選手は替えが効かない選手で岩崎選手、伊東選手、小屋松選手はローテーション。石櫃選手、本多選手。吉野選手は変えられない。闘莉王選手は欠場だろうなと思ってましたし。

対して、アスルクラロ沼津の先発は…「え?」と目を疑いました。

因みに自分が予想していたスタメンはこれです。
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見事沓掛選手&田中選手&白石選手しかスタメンがいません。

で、実際がコチラ
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公式戦に出ていない選手やベンチ外メンバー中心。
これは…どういう事なんだ…。
正直な事を言えば、メンバー表見た時にはこの試合監督は切ったのかな?と思ってしまいました。
格上相手にこの布陣なのかと

◆沼津のメンバー編成の正体◆



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試合が始まると、直ぐにこのチームの正体がわかりました。
面食らったのはきっと自分たちだけで無く京都も同じだったでしょう。

私の中では、「対京都戦スペシャルチーム」なんだと映りました。
詳しくはコチラから【you@あず】か●ってこい!ブラウブリッツ秋田&京都サンガF.C.【アスルクラロ沼津】
こちらでも取り上げていますが、京都の攻撃と言うのは「相手に合わせて変える」のでは無く「自分たちのやりたい攻撃をする」という一本槍な部分が見受けられます。(そりゃ熊本と岐阜に同じ事してたらそう思うのです。)

それを完全に封じる為のチームを作ってきた!そしてその守備、攻撃のやり方には舌を巻きました。凄いチームを作ってきた!と

◆対ケヴィン・オリス最終兵器!びくともしないぜ渡邊志門◆
恐らくこの試合専用のチームだと思うので思った事を書いても良いかな。
守備のお話から
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まず光ったのはDF渡邊志門選手!京都の絶対的なターゲットマンのオリス選手にガツン!と当たっていきます。序盤からオリス選手はあからさまに嫌そうで、イライラを募らせたのではないでしょうか?
少し離れた位置で守り、ハイボールにはスタンディングでは無くちゃんと助走を取る事で、自由に制空権を与えない。
オリス選手がサイドに流れてもSBと挟み込み、嫌がって低めで受けたりを始めた辺りではもうデザインされている攻撃では無くなってきていました。

次にSB陣の松藤選手と河津選手は相手のSBの石櫃選手と本多選手に釣られず、2ndを狙う伊東選手と岩崎選手を自由にさせない。そしてその相手SBに食らいついた白石選手&太田選手も粘り強かった。

更に、際立った活躍だったのが大ベテランの伊東輝悦選手
3月のTMの時も素晴らしい読みは、別格の輝きだと思いましたが京都が中盤から展開したいボールの出し所に常にいやらしくチェックをかけます。それ故、ラインブレイクを狙い何度も動きなおす大黒選手は機能停止状態。沓掛選手はオリス選手の挟み込みやパスコースを消す等やりやすかったのかなぁ?と映りました。

故に京都は吉野選手より下でボールを持つ時間が増え、攻撃が硬直。
途中、オリス選手が下がって岩崎選手が前に出たり、大黒選手と入れ替わって渡邊選手の足元を狙いましたが、粘り強いDFの前にゴールには中々迫れませんでした。

また、石櫃選手のロングスローには

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こうやって白石選手がプレッシャーをかけ自由にやらせません。(後半の途中までやってました)
先週、町田ゼルビアが行っていた方法ですね。研究してきてるのが分かるシーンでした。

逆に攻撃面では奪ったら相手SBの裏へ大きく展開。中央からはダイレクトで小牧選手or薗田選手が叩いて突破を試みるパターンが多かったものの前半を0-0で終了。

◆ハーフタイムは寝そべりで!沼津スタイルのハーフタイムショー◆
当然アウェイでもやります。緊迫した試合?下剋上?だからこそ楽しんで輝きたいのが沼津流。
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今回は裏方側から撮ってみた。

◆小牧成亘選手が切り開いた未来への扉◆
後半、お馴染みの「月になんて」のチャントから「青空Jumpingheart!」で戦いはスタート



沼津は小牧選手、薗田選手のコンビに太田選手、白石選手が積極的に絡める様になってきて得点の予感…
そして'52遂に扉を開く事に成功する。右サイドから相手DFの間、間で綺麗なパス&ゴーで侵入すると切り返しから小牧選手がゴール!
いつものサポーターだけで無く、この日初参加の皆さんもこの流れでボルテージは最高潮に。
京都はここで慌てて小屋松選手を準備。更にエスクデロ選手を入れて攻勢を強める。

耐えてカウンターを仕掛ける沼津。何が何でも点を取りに迫りボールを入れてくる京都。
最初は声を出すのも迷っていた人の応援の声にも熱が入る。そんな熱い展開。

時計の針が気になる。'81に伊東輝悦選手が下がる。「テルさん!ありがとう!」と思わず声に出てしまったのは自分です。拍手で皆が送り出して前澤選手が残りを託された。

ルーキーの後藤虹介選手が公式戦デビューを果たす。ACNジュビロ沼津、地元飛龍高校出身の後藤選手。
同じく途中出場の渡辺亮太選手も前線から最後まで自由にボールを蹴らせない。

そしてついに勝利の瞬間を迎えた。昇格した時位泣けた。凄かった。語彙力が行方不明。

本当にうれしい時はこんな単語しか出てこない↑








最高の結果で3回戦への進出を果たしたアスルクラロ沼津。
次の相手はオリジナル10の横浜・F・マリノス。J初年度でこんな大きな相手と試合出来るなんて奇跡としか思えない。

このチャンスを掴み取った選手も素晴らしかった。
試合前のアップで、なぜ中山選手も帯同してるのかな?と気になり友人に聞いてみたが、精神的な柱として上のチームに飲まれる事無く戦える様にいるのでは無いか?と聞いて納得した。

例えJ2やJ1の相手だろうと、このチームにはW杯で日本人初ゴールを挙げた選手と五輪でブラジルを破るゴールを決めた選手が居て、そんな選手に色々教わって一緒にプレーしている。

次のF・マリノスにもどこまで通じるかはわからないが、失う物は何もない。今の沼津の輝きを試しにいって欲しい。

絶体絶命からの9連勝。
初めてのJ2を、あまりにドラマチックな展開でJ1自動昇格に滑り込んだ清水エスパルスの1年を自分なりに振り返っていきたいと思います。

「草刈り場になるぞ」

昨年、クラブ史上初のJ2への降格が決まった清水エスパルス。若手を中心に他クラブに選手の流出が懸念されたが、多くの選手が残留。
ピーター・ウタカ、平岡康裕、村松大輔、櫛引正敏…期限付移籍となった選手もいるが、昇格請負人・小林伸二監督が指揮を執る事となったチームは降格の悔しさを味わった選手達を主力にJ1への帰還を目指す事となった。

■1月キャンプ前の練習で見たもの
鹿児島キャンプ前、 1月年明け早々の練習を三保グラウンドに見学に足を運んだ。
【you@あず】三保に練習を見に行こう【清水エスパルス】 
当時は記事にしなかったが、練習の内容は
・最終ライン(特にCBからの長短のフィード
・1つの攻撃が終わった後のリスタートや切り替え
・攻守におけるチームの約束事や個人個人の特長等の確認

チームのベースとなる内容が主であったが、最終ラインからのフィードを見ていて「今年はヤコヴィッチにとっては厳しいシーズンになりそうだな」とか、個々の確認では、プレーごとに個人を捕まえて話し合ったり確認していた大前、白崎の両選手は活躍してくれそうだな。。。等思ったりしていた。

 ■J2の洗礼 開幕戦vs愛媛FCからの序盤戦
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2/28開幕戦の相手は愛媛FC。
「J2だとここまでガッツリ守備されるのか…」 
そういったベタ引きを見せられて0-0 J2の洗礼をチームもサポーターも受ける事となった。
とは言え、続くアウェイの長崎に3-0で勝利。札幌戦こそ敗れたが、序盤の大一番とみなされていたC大阪戦を迎える。

※大一番を前に守護神西部が怪我で離脱。後にシーズン中の復帰が叶わぬ長期離脱となったのはかなりの痛手であった。

■上がらない順位。5月は苦難の時期
4/9 C大阪との決戦は0-2で落としてしまった。
【you@あず】J2・セレッソ大阪戦からカマタマーレ讃岐戦へ【清水エスパルス】 
第7節終了時点で9位。昇格圏には程遠い清水エスパルスは、ここから苦難の時期を過ごす

「ホームで勝てない」1年近く本拠地であるアイスタ日本平で勝利が無かった事に4/29のvs金沢で終止符を打ったものの、5月に入り
5/3   vs京都 ●2‐1
5/8   vs岐阜 △1-1
5/15 vs徳島 ●0-1
5/22 vs東京 ●2-1
4試合でわずか1分。完全に上位との差が開いてしまった。

■群馬から奪った記録的な大勝。熱い夏の闘いへ
5/28 そんな悲観的な流れから翌週8-0という記録的な大勝が生まれた。

個人的な意見ではあるが、この後16節水戸、17節町田(当時絶好調)、18節横浜FC、以降千葉、山口、岡山と折り返しの21節まで中々厳しい相手が続くな。と感じていたので弾みをつける。という意味では良かったのかな?と当時思っていた。

【you@あず】J2 清水エスパルスvs水戸ホーリーホック& vs町田ゼルビア 
6/4 アウェイでの水戸ホーリーホック戦
予想通り、水戸のサッカーは厄介だった。絶対に侮ってはいけない相手だ。
強風もあり(後半風上を選んでいたのだが、その頃には風も弱まってしまったのが残念でもあった。)自分達のサッカーはさせてもらえなかった。

実はエスパルスの試合は初の遠征(ナビスコの国立は除く)であった。
しかし、静岡から350km、遠方の水戸の地でもオレンジ色のサポーターは本当に多く声量も凄かった。
後に昇格を決めた地、徳島に大挙襲来した清水のサポーターを見ても凄いな。と素直に思う。

6/8 町田ゼルビア戦
ここまでチームを引っ張ってきたエース・大前選手が試合中の骨折で戦線離脱。
しかし、そんな危機的な状況でチームを救ったのは若手の北川航也だった。
 
後に金子・北川ら若手の台頭、そしてチームにとっても1つのターニングポイントとなったエースの離脱であったが、当時は絶望感しかなかったです(苦笑
片翼をもぎ取られた。そんな気分でした。

ここから9月まで、長い夏の闘いが始まります。カズが静岡に凱旋したり
【you@あず】J2 清水エスパルスvs横浜FC 

またシャーキーにやられたり
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 千葉で10人になりながら劇的な勝利をもぎ取ったり
 

 5/28 第15節・群馬戦 ~ 9/18 第32節・水戸戦まで11勝2敗5分
途中、上位を争う岡山に引き分け、札幌に敗北と上位勢との差を埋めるには痛い試合もあったものの、なんとか手の届く位置で9/25・2位松本山雅、10/2・3位C大阪との2連戦を迎える事となる。



 ■アルウィンの壁、長居の歓喜
松本山雅戦を前に、清水エスパルスは今シーズン最高の状態だった。
・今シーズン初の3連勝 
・山形戦でのエース・大前元紀の復活&復活弾FK
・直前の水戸戦でのアディッショナルタイムにビョン・ジュンボンの劇的な逆転ゴール

勝利を期待した試合だったが1点を奪う事が出来なかった。そして敗れた。
「残り9試合全部勝てばいい」チョン・テセが試合後話した言葉は、もはや勝つしかないという状況、今シーズンで最も厳しい昇格へのミッションだが自動昇格へ残された唯一の道でであった。

10/2、松本戦の敗戦は9月に置いてきて、ここからRESTART。
そんな思いのC大阪戦であったが後半43分の段階でスコアボードにはC大阪1-0清水。前週の「全部勝てば良い」という言葉もここまでか…と言う状況であった。
しかし、再び若手が躍動する。6月の町田戦でもチームを救い今や重要なアタッカーとなった北川が抜け出し同点、更に不動の左サイド白崎が素晴らしいミドルを突き刺した。
そして、それをお膳立てしたのは、怪我で離脱した大前の穴を埋め、ブレイクした金子翔太だった。

  ■自動昇格の9連勝へ。vs岡山、最終戦vs徳島
9連勝というミッションが現実味を帯びてきた。
ホーム最終戦の岡山戦はチケットが取れず1F自由席で観戦した。
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壮絶な試合だった。
この時期昇格圏を競っているだろうと思っていた岡山は調子を落としており、前半はこの展開なら危なげなく試合を終えるかと思う様な展開であったが、後半に入り岡山はプレーオフ圏内へ気迫を前面に出して襲い掛かってきた。
猛攻を耐えて耐えて掴んだ。本当に心臓に悪い試合だった。
(翌日に同じ位心臓に悪いアスルクラロ沼津の最終戦が待っている事をこの時まだ知らない:汗)


試合前にはスマホやオンデマンドで札幌、松本の試合をチェックしてる人が多く見受けられた。
席に座ってるだけでも、「札幌負けてるぞ」とか「松本先制された」とか話声で情報が入ってきており、ハーフタイムには松本敗戦の情報にスタジアムがざわついた。

9/25の敗戦から、諦めずに勝ち続けた選手・そして応援し続けたサポーターの思いは最終戦の徳島戦で集大成を迎える。


11/20 決戦の日。

東静岡駅にはパブリックビューングが設けられた。
徳島にも多くのサポーターが詰めかけた。
副キャプテンの犬飼が決めた。
追いつかれた、徳島も一筋縄では勝たせてくれない。
それでも、昨年の降格、今シーズンの苦しい戦いを乗り越えた選手はタフだった。
大前が下がり、163cmの小兵金子が投入された。
右サイドからチョン・テセがクロスを上げた。
金子の足がそれを捉えた。 
植草のゴールキック、そして 


チョン・テセの男泣きは本当かっこよかった。
そこには昨年みたチームとは全く別の清水エスパルスがありました。 

サッカーを見ていると良い時期もあれば、悪い時期もあります。
来年はJ1へ帰るエスパルス。来年はどんな年になるんでしょうか?成長したチームがどこまでJ1で戦えるか?楽しみにそれを待ちたいと思います。 

完勝」 今日の試合は完璧な勝利だったと思います。
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 前回投稿した6/4(△0-0 vs水戸) 6/8(○1-2 vs町田) そして今日6/12(○3-0 vs横浜)
短いスパンで続いた3戦を2勝1分で乗り越えた事も素晴らしかったと思います。

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今日は本当に暑かった。腕が今も日焼けで真っ赤。自分も水分補給多めでしたw

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後援会ブースエリアには大前選手にメッセージを書くコーナーなんかもありました。
また、試合前、そして勝利後には清水サポーターから大前元紀選手のチャントが歌われました。
「大前元紀、大前元紀、伝えたいこの気持ち~」 
流石に勝利後のこのフレーズにはくるものがありました。

その大前選手が抜けた場所に先発で入ったのは金子翔太選手。
今日は前線から執拗なプレスをかけ、相手に嫌がられる存在だったのではないでしょうか

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この日は横浜FCはキング・カズが先発出場(前半42分に小野瀬選手と交代)
ただ、脅威になる様なシーンはありませんでした。地元凱旋という事で先発出場だったのかもしれませんが、出来は良いとは言えなかったでしょう。
ただ前半途中から完全な清水ペースになった際、プレーが切れた時に何人か選手を集めて確認していた場面では流石ベテランといった印象でした。

試合後、エスパルスの金子選手や村田選手が一緒に写真を撮ってもらっていました。流石生きるレジェンド。。。

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今日、良かったのは大前選手を欠いても結果を残した攻撃陣よりボランチ以下守備陣だと思います。
河井選手は、あの身長(166cm)ながら190cmある相手FWイバをふっ飛ばしてボールを奪うシーンまでありました。また、中盤でコンビを組んだ六平選手も要所に効いたチェックから3点目の村田選手のゴールに繋がるパスを供給。
DF陣も3戦通して良いパフォーマンスを発揮していた左サイドの松原后選手、復帰した三浦弦太選手は強気にラインを押し上げ、キャプテンマークをつけた犬飼智也選手はハイボールを跳ね返し、川口尚紀選手は枝村選手とサイドの距離を計りながらケア出来ていました。
そしてゴール前には杉山力裕選手がしっかりと立ちはだかる。

今日は本当観ていて失点する気配というか心配を殆ど感じませんでした。このタフな3連戦通して1失点だけという結果は本当今後に向けて大きな結果だと思います。

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この点に関しては、試合終了後にエスパルス・ドリームプラザで行われたサポーターズパークにて三浦選手、松原選手が語ってくれていました。
雰囲気も良くなり、試合中を含め選手間で意見のすり合わせ も多くなっているというのは良くなってるんだな。と感じさせられました。

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おまけ

今日、エスパルスのトレカが発売で3パックセットを買いました。
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だだ被り!

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 増える西部選手グッズ!(ランダムで出るやつ)

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桜のアーチをくぐって日本平を訪れた先週の土曜。
ご存知の通り、清水エスパルスは首位セレッソ大阪に0-2と敗れた。
眠れる大砲リカルド・サントス選手が目を覚まし(いや、あの守備はまずいだろ)
山村選手に綺麗なゴールを決められた。

序盤の大一番であったが、上との差を縮める事は出来なかった。

しかし、小林監督の(試合前だったかな?)コメントでもあった通り
「アウェイで2連勝してこの1戦を迎える。」 
この条件を達成した状態でこの試合に臨めた事は大事な事だったのではないだろうか。 

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試合前、清水のサポーターから今年新加入し、先日オーバートレーニング症候群である事が発覚した。光崎伸選手のコールが行われた。彼の一日も早い回復を祈る。


スターティングメンバーを見て驚いたのは村田和哉選手のスタメン起用。
彼については、後半相手に疲労が見える時間帯での起用がベストだと個人的には思う。

昴さんが掲げている
【昴】J2第7節 清水エスパルスVSセレッソ大阪  
の中で紹介されている通り、2枚で挟み前をしっかり封じれば防げてしまう。

左足が使える。とかカットインが上手い。などがあれば良いのだが、現在の縦へ縦へ、右足右足。の攻撃では初見殺しは出来るかもしれないが、攻撃としては効果的だとは思わない。
清水サポーターには彼がサイドをぶっちぎる姿に大きな期待を寄せている人も多いだろうが、その為の条件を用意してあげなくてはならないし、プレーの幅を広げる必要があると思う。

 
◆初出場の川口選手
鎌田選手の負傷交代で急遽エスパルスでのデビューとなった川口選手だが十分な活躍だったと思う。
ここ数シーズン、石毛選手や河井選手がSBをやる事もあった故に彼がいてよかった。と思ってしまった。

試合こそ負けてしまったが、デューク選手の出来は特に素晴らしく
後ろの席の人が「デューク何人いるんだよw」
と思わず言ってしまった程に彼はアグレッシヴにピッチを駆け回り脅威となっていた。
 
チームとしても、昨年の様な悲観する内容では無く計算ができるチームになりつつある。
ホームで未勝利、未得点だと騒いでいるが、試合の半分はホーム日本平で開催されるのだから、いずれゴールは生まれるし、鬼門だとか変なプレッシャーを感じる必要も無いと思う。 
jyuni
勿論、ここでセレッソを叩いて上位で今日(4/17)の讃岐戦を迎えたかったが、シーズンはまだまだ長い。大事なのはここでズルズルいかない事。
順位表を見ればわかるが、まだまだ団子状態。勝ち点13~10に10チームがいる状態である。
ひとつひとつの試合を勝ち、勝ち点を積み上げていって欲しい。

まずは今日の讃岐戦。勝ちたいな。


しかし、リカルド・サントス散々色々言ってて、決められた時には見事なフラグ回収すぎて悔しさ通り越して笑っちゃったよ。
これで覚醒されたら…(笑) 

皆さんこんばんは。
夜磐です。


昨日、カワウソJ1昇格プレーオフを見に大阪へ行ってきました。

早朝に家を出て、新幹線に乗車。
登場から8年、今やすっかり東海道の顔になった N700 系です。
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この電車はグリーン車なら全席、普通車なら
窓際の席にコンセントがついているので、
スマホを弄りまくっても充電ができて便利です。

車体傾斜機構を搭載しているこの電車は、カーブに入ると
ダイナミックに車体を傾けながら駆け抜けていきます。
新幹線は「速度を感じないほど内部はゆったり」とよく
表現されますが、カーブに入って車内が傾いた瞬間だけは
ああ、今、爆速で走ってるんだな」と実感します。


さて、スマホを弄りながら新大阪に到着した後は、
御堂筋線、中央線と乗り継いで大阪港へ。
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第一の目的、カワウソ鑑賞を果たすために
海遊館へやってきたのです。

館内の割と最初の方にカワウソはいました。
偶然にも食事の時間に立ち会えたので、
両手掴みで荒々しく魚を食べるカワウソの姿を見られました。
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それ以外にも、
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カピバラとか

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ペンギンとか
見ました。

帰り際には、一緒に連れ立ってた人からカワウソのマスコットを貰って大満足。
試合前の海遊館、お勧めですよ!


海遊館を堪能した後は、なんばにある「551蓬莱」で昼食。
名物と名高い豚まんをいただきました。
マジで美味!
ついでに食べた炒飯も美味しかったです。


昼食をとった後に、いよいよ長居スタジアムへ。
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今回、磐田が関わっているわけでもないのに
わざわざ大阪までプレーオフを見に来た最大の理由は、
長居スタジアムに来てみたかったからです。
今まで長居スタジアムには一度も来たことがなかったんですよ。

長居スタジアムといえば、サッカーファンには馴染深いスタジアムです。
セレッソ大阪の本拠地としてはもちろんのこと、
日本代表の国際試合やチャリティーマッチなど、様々な試合の
会場として使用されてきました。
特に、02W杯で、日本代表が初めてW杯で決勝トーナメント進出を
決めた舞台になったことは、このスタジアムを語る上で欠かせない事実ですよね。
馴染み深いが故に、以前から長居には一度行ってみたいと常々思っていました。

ちなみにチケットなのですが、
ちょっとした幸運からメインスタンドの前から2列目という
超見やすい座席のチケットを入手することができました。
最前列は柵が視界を遮るせいか発売していない模様なので、
実質2列目が最前列でした。
で、このアングルです。
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近い。


初めて足を踏み入れた長居スタジアム。
以前から好評は耳にしていましたが、
予想を上回る素晴らしさでした。
試合でもチームでもなく、スタジアムに感動したのは久しぶりでしたね。

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自分がこのスタジアムで気に入ったのは、
手入れが行き届いて綺麗な状態が維持されていたこと、
スタンドの構造、そして建造物としての美しさです。

落成から間もないスタジアムであっても、掃除などの手入れがされていない
スタジアムは、どこか薄汚れていて不衛生な印象を受けます。
その点、この長居スタジアムについては、少なくとも自分が見た部分に
ついてはメンテナンスが行き届いており、清潔感を感じました
二つ目のスタンドの構造については、スタンドの傾斜と高さが
絶妙なのではないかと思った故に書きました。
スタンドに程よく高さがあるので逆サイドまで良く見えますし、
角度もあるので前の座席の人の頭も気になりません。
そして最後の、建造物としての美しさ。
日が沈み、屋根に取り付けられたライトに照らされた長居スタジアムは、
それはもう美しかったです
婉曲した屋根やスタンドが、どことなく柔和なイメージを持たせるのでしょうか。
理由はわかりませんが、とにかく綺麗だと思いました。

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あと、このスタジアムで感じたのは、一層式スタンドの良さです。
最近の巨大スタジアムというと二層式のスタンドが主流ですが、
層を隔てられない全一層の長居は、二層式のスタジアムよりも
熱気を孕みやすいのではないかと感じました。
とりわけ両チームのサポーターが醸す迫力は凄まじく、
両ゴール裏に陣取る彼らの姿が、まるで壁であるかのように感じました。
二層式スタンドの声が上から降ってくる感じ、あれはあれで好きですが、
一層式のスタンドも悪くはないなと再認識しました。

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試合は、周知の通り1-1の引き分け。
年間順位で上位に立っていたアビスパ福岡が昇格を決めました。

福岡の選手、スタッフ、そしてサポーターの皆様、
おめでとうございます。
今年3タテ食らった借りは絶対に来年返させてもらいますよ。


試合は、最後まで白熱していて面白かったと思います。
開始直後からどちらもテンション高くて飛ばしに飛ばしており、
「最後まで持つのか?」と心配になるほどでしたが、
どちらのチームも最後まで集中力を切らしませんでした。
十分に見応えのある試合になってくれたので、
見に行った甲斐がありました。


セレッソはプレーオフ決勝進出が決まって以降、
外野からあれこれ言われて心中穏やかではなかったと思います。
俺らはいつまでシャーレ(笑)って言われたら許されるんだろう・・・
そんな中で迎えた試合で、福岡に勝るとも劣らないクオリティを
見せたセレッソは賞賛されて然るべきですし、
ましてや「ざまあみろ」などと言われるような理由はないと思います。
昇格こそ逃しましたが、セレッソは最後まで戦い抜きました。
選手もファンも、堂々としていてほしいと思いますね。

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試合後、少しだけ知人と雑談をした後に新大阪駅へ。
ギリギリでしたが指定券を取っていた電車に間に合い、
再び爆速で東京に帰りました。


日帰りのドタバタ小旅行でしたが、大阪は非常に楽しかったです。
来年はガンバの新スタを見にまた行くので、
次はもう少しゆっくりしてやろうと思いました!


以上、大阪遠征記録でした。


夜磐

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