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こんにちは

6.11の日本代表vsイラク代表戦を観に行ってまいりました。
代表戦を現地で観るのは、実は2回目です。

前回、観戦したのは2009.10.8に日本平で行われた。アジアカップ予選の香港戦以来(代表戦を日本平でやったと今更ながら考えると、よくあのキャパシティでやったなと思います。)

今回は、職場の方とお休みの日程を合わせて男3人、車に乗りあわせ出かけました。

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やってきたぜ!代表戦!

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 席はチケットがギリギリに取った事も有り日産スタジアムの2階最後列でした。
 
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 ちなみにこんな位置でした。ゴールシーンがコチラのサイドで前半3点見れたからまぁ良いかな♪

【日本代表という価値】 
この日の日産スタジアムには68,000人を超えるサポーターが声援を送った。
私の席の周りも、学生らしき集団、2人組の女の子、仕事帰りのサラリーマンと年齢層も様々だったし、話してる内容を小耳に挟んだ感じではサッカーの詳しさも様々だ。Jリーグをよく観ていそうなサッカー部あがりっぽい方や、代表の選手の名前はわかる位の女の子達。そんな中で、ひとつ驚いたのは来場していた殆どの方が、代表のレプリカユニフォームを着ている事だ。 

かく言う私も、この日代表ユニを購入し着用していたのだが(最後までネーム無しか長谷部選手で悩んでいた) 
一緒に観戦に行った職場の同僚(サッカーは好きだが、それ程詳しくは無い)に「折角、代表を観に来たのだからユニフォーム着てあの雰囲気を楽しもう!」と購入を決意した。

レプリカとは言え、ユニフォームは決して安い品物では無い。7,000円~10,000円位はする物だし、開催地がバラける代表ユニを年に何度も着るのか?というと、そう頻繁に着るわけでも無いかもしれないが、すれ違う人の殆どがJAPANブルーのユニフォームを身に纏っていた。
無論、Jリーグでもチームのレプリカユニで観戦している方は多数なのだが、先述のそれほど詳しくないであろう女子も一様にユニフォームを着ている辺り、これもまた日本代表という価値なのかな?と感じた。

【ビールの売り子さん】 
試合の話を中々しなくて申し訳ない。 もう一点気になったのは、ビールの売り子さんがいた事。
私は、日産スタジアムを訪れるのが2回目だったことも有り、Jでは観戦に訪れた事が無いので普段からいらっしゃるのかわからないのだが、プロ野球の試合時の様にビールの売り子さんが歩いていた。
(この辺りは詳しい方twitterか何かで教えて下さると嬉しいです。)
普段、サッカー観戦で私は目にしない光景なので大変気になりました。(スポーツ観戦とビールってなんで合うのでしょうね。私は好きです。)

【輝く宇佐美・試合に関して】
試合は少しの間、お互い様子を探る様なパス回しから始まりました。その均衡を最初に打開しようと試みたのは、この日初先発の宇佐美選手の仕掛けでした。
その直後に柴崎選手のパスからDFの裏を取った本田選手のゴールで先制。
なんだか締まりのないイラクに、CKから2点目。

その後、しばらくお互いに何とも緩い展開が少し続きます。

↑私お怒りです。セルジオのおっさんの「これじゃ強化試合の意味無いネ」というツイートの予想が捗ります。

直後?酒井選手が軽率なミスでカットされました。それもいただけなかったです。

この時、気になってた事としては
無題
 この宇佐美選手がいる位置を囲んだ●を、仕掛けの後に活用しないのかな?という事でした。
この試合で『攻撃のスイッチが入る瞬間』と言うのは、
①宇佐美選手の仕掛け
②柴崎選手らからDFの裏へ速いパス
が主だったと思います。

特に宇佐美選手は、DFに対してドリブルで勝負に行っていたし、献身的なプレーも光っていました。
反面、彼を活かす為に、彼の開けたスペースから香川選手が今度は勝負するシーンがあっても良かったかな?とは思います。
良くも悪くも、宇佐美選手を活かす上で、周りの選手が少しまだ気を使ってる様な感じさえ私はしてしまっていました。(それでも、試合の途中からは少しは改善されたかな?とは思いましたので心配はしていません。)
それだけ、宇佐美選手という存在が代表に出てきた事の良さも同時に感じます。(いやぁ、宇佐美かっこよかった!)

■心配の1つ、セカンドボールを拾えない 
これだけ攻めておきながら、気になって見ていた点はもう1つ、セカンドボールを拾えない事。
縦に裏に速いサッカーだと仕方ない事なのかもしれませんが、相手のアタッキングサードを出ない、小さなクリアを拾うには人数が居ませんでした。
この試合長谷部選手は相手を抑える動きが多かったと思います。それは、柴崎選手より前の選手との連携に絡めるという意味合いもあるのではないか?と思っていますが、結果として日本の攻撃をゴール近辺で防がれた際に、香川選手1人が居るバイタルエリアと柴崎・長谷部両選手がいる中盤の低い位置のスペースはガラガラだったと思います。

■武藤選手ら後半出場の選手の評価 
後半も半ばを過ぎると一気に原口選手、大迫選手、永井選手、武藤選手が前線に投入され、ガラっと色が変わります。
同じ世代の宇佐美選手の活躍もあってでしょうが、みんな一様に「ここで活躍してやるんだ!」という気持ちは感じました。(特に原口選手)
故に、 中に中に、前に前に、俺が俺が、という意識が集中して何だかもう…という感じでした(笑)
試合後、大迫選手も言ってましたが、最前線でポジションを取っていた大迫選手は窮屈だったと思います。
武藤選手も、しっかりスペースやら埋められた状態から個で打開しなくてはならなかった。
永井選手は内側へというより外に向かって走りながらボールを受けるシーンが目立ちクロス以外の選択肢が中々難しい状況だったと思います。(外にしかスペースが無かったというのも有ります。)
潤滑油の様な役割がちょっと無かったと思います。

そんな感じで試合はお終いです。 

この試合で何を得られたのか、と問われれば、私はハリルホジッチ監督の目指すサッカーが現状どこまで出来ているか、期待の宇佐美選手をどこまで使っていけるかの確認としてだと思います。
これが16日のシンガポール戦で結果として繋がってくれればOKだと思います。

余談ですが、この日はラーメン博物館、中華街と横浜観光を同時に楽しみました。 
どちらでも、代表ユニを着た方達を沢山見かけましたが、サッカーだけだと中々足を運ぶまで至らない友人だったりを誘う場合、「ついで昼間は中華街で食べ歩きに行こう」とか、そう言って誘える位置に何かがあるのは良いなと感じました。
えぇ、今回私はそうやって同僚を誘いましたから。