フットボール マンション

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タグ:藤枝MYFC

どうも皆さんこんにちは
GW最終日如何お過ごしでしょうか?GWが繁忙期の私は4月中盤から続く忙しさから今日ようやく解放される…という気持ちでいっぱいです。(汗

さて、そんな中5/1にお休みを頂けたのでJ3 藤枝MYFCの試合を観戦しに行ってまいりました。
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藤枝総合を訪れるのは
【you@あず】初めてのJ3 藤枝MYFC vs SC相模原(J3ってどんな感じなのか?編)
【you@あず】初めてのJ3 藤枝MYFC vs SC相模原(試合編)
 
2014年の9月の記事!2年ぶり位ですね。いやー久しぶり
…と言っても藤枝の試合は観に行ってるんですよ昨年…昨年…悪夢
【you@あず】天皇杯2回戦 清水エスパルスvs藤枝MYFC【静岡ダービー・ジャイアントキリング】 

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 2年前に比べ隣接する芝グラウンドは人工芝に変わり整備されてました。
(この日は社会人の方がサッカーやってました。いい年した白髪交じりのオッサンが夢中にボールを追いかける姿。楽しそうだった…) 

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今回はマクドナルドチケットというマクドナルドが協賛したチケットを購入しました。(A席1,000円)
これでハンバーガー無料券2枚プレゼント(普段マックには全然行きませんが貰える物は嬉しい。)
更に、この日はビールの無料配布イベントもありました。

 ちなみに5/15vs相模原戦は「マルちゃんチケット」マルちゃん正麺が貰えます!

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磐田の時もあったんですが、ラーメン屋台は嫌いじゃないです。今回は丸金ラーメンさん(リンクのであってるかな?)
椅子があってカウンターでラーメンを食べれます(定員2名?)

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ど真ん中!陣取ったぞ!

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 近い近い!流石専スタ! 
 
ここは山肌をすり鉢状にくり抜いた様なスタジアムの造りをしています。
【you@あず】参加チーム募集中!全国PK選手権in藤枝【この夏、スタジアムでPKしよう!】
でも紹介したのですが、通路を歩いてくと上から丸見え
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なのですが、今回は
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しっかり幕で塞いでありました。(強風で捲れ上がってますけど:汗

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 艦これ?

 ◆試合に関して◆
さて、試合に関してです。
前半は、まぁDFのミス・ミス・ミス。盛岡の前5人がDFラインからプレスに行き自滅に近い形で2点を奪われます。
ハッキリいってくだらないミスで台無しにしてしまってる感じです。

 
で、驚いたのは前半終了からHTに入る時です。

 HTでロッカーへ選手が引き上げていく中、藤枝の大石監督がマイクを持ちます。
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「前半はふがいないシーンを見せてしまったが、後半へこれからのハーフタイムで修正します。」
といった趣旨のコメントを スタジアムのお客さんに向けて話します。

いや、これは正直たまげた。
HT監督コメントとか、よくホームページとか速報サイトに載りますが、客席に向けて直接マイクで言うとは…
 
※追記
と、思ったら昨年の藤枝vs相模原の試合でtakuさんが書いていましたね。
すっかり忘れてた…

現地で合流したMYFCのサポの友人曰く、毎試合やっているそうです。中々出来る事じゃないと思いますし、これは本当凄いと思います。

そして、大逆襲の後半が始まります。
一級フラグ建築士


 しかしこの後、藤枝は盛岡に再三決定機を作られます。
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こんな感じで盛岡の前5枚がガンガン入ってきます。
結果1つずつパスを回されれば1枚浮いてしまい。フリーでシュートされるシーンが目立ちました。 
しかし、藤枝GKの三宅選手のビッグセーブと盛岡が決定力を欠いた事もあり追加点を奪われずに済みます。



ピンチの後にチャンスありとはよく言ったもので、この後藤枝に同点ゴールが生まれます。






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後半のピンチシーンが抜けてる編集が・・スカパーさん…


勝利のラインダンス!
 





更にこんな取り組みも
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なんか色々頑張ってるぞ!藤枝! 

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
仕事がらようやく遅めの正月休みが取れた私です。

さて、昨年は今までで一番スタジアムに足を運びました。
J1 6試合
J2 1試合
JFL 3試合
天皇杯 3試合
日本代表 1試合
 Fリーグ 1試合

昨年の目標だったJFL観戦、県外への遠征(岐阜&味スタ)、Fリーグ観戦と目標をクリア

JFLアスルクラロ沼津をはじめ、カテゴリーの違うサッカーの環境やスタジアムの雰囲気などに触れ、J1に無い良さと同時に、清水がJリーグ創設から20年余をかけて積み上げてきた現在のスタジアムの声援や運営状況に一朝一夕には出来あがらない素晴らしさというものも改めて感じました。

シーズンも終わり来季に向け各チームが契約更改、移籍を発表しています。
J1から降格した清水エスパルスは主力の残留に成功。
個人的には角田選手の獲得は大きい。 ああいうファイターがこのチームにはもう1人位ほしい。
清水エスパルス現在の移籍状況 

アスルクラロ沼津も大好きなDFの西村選手がアルビレックスにレンタルバックしてしまったものの藤枝から沓掛選手を獲得するなど補強も進んでる。

そんな中、藤枝MYFCの放出が心配である。レギュラークラスの選手が相次ぎ移籍している。
・FW大石治寿 (2015シーズン・出場30試合14ゴール) →栃木
・FW真野亮二 (2015シーズン・出場16試合)       →契約満了
・MF久冨賢   (2015シーズン・出場35試合)       →秋田
・MF沓掛勇太  (2015シーズン・出場34試合)       →沼津(JFL)
・MF小川直毅  (2015シーズン・出場19試合)       →レンタル期間満了
・MF吉岡航平  (2015シーズン・出場15試合)       →引退
・DF佐藤将也   (2015シーズン・出場27試合)       →契約満了
・GK朴一圭    (2015シーズン・出場33試合)       →琉球

年間15試合以上の出場者は以上。他にも兄カミンスキー等も放出した。
2016年になりアスルクラロ沼津の中西健人選手をはじめ補強を開始したが、
守護神の朴、エースストラカーの大石、10番ドリブラーの久冨、中盤を支える沓掛、そしてDFで大きく貢献していた佐藤を同時に失う来シーズンは全く違うチームになる。どこまで通用するのか?これが吉と出るのか凶と出るのだろうか?

 

 

本日は、明治安田生命J3リーグ第28節 藤枝MYFC対SC相模原を観に藤枝総合運動公園サッカー場へ行ってきました。
SC相模原の試合を見るのは、天皇杯以来約1か月ぶりです。
そして、初アウェー観戦です。

藤枝MYFCは、水曜日の天皇杯でJ1の清水エスパルスに2点差勝利を収め、勢いに乗っているチームです。
J1チームに勝ったという結果は藤枝の選手たちに大きな自信を与えましたが、中3日での試合となり、コンディション面では相模原にアドバンテージがあります。


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静岡SAで当ブログの住人 あずさんと昼食。
※あずさんの書いた記事
【you@あず】天皇杯2回戦 清水エスパルスvs藤枝MYFC【静岡ダービー・ジャイアントキリング】

その後、単身藤枝へと向かいました。
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マグロの隠れ身?丼 500円を頂きました。
ボリュームは少な目ですが、しょう油がきいた味付けは絶品(*´з`)
次回、静岡SAに来た時も食べたいと思いました。
静岡といえば”魚”、おいしい丼に大満足です(*´ω`*)

そういえば、昨晩、SC相模原グルメである、ワンツードンさんでトムヤムチキン丼を食べました。、
ワンツードンさん、トムヤムチキン丼も( `・∀・´)ノヨロシク
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藤枝総合運動公園につきましたが、なんだかエコパと同じく山の中です。
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スタジアムが見えません(/ω\)

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見えました(´_ゝ`)

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←あっちですか。

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ん?

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階段がたくさん、、、、(´Д`)

声が聞こえてきました。
→を見ると、、、
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あれが藤枝総合運動公園サッカー場ですね。

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正面から見ると、重厚なメインスタンドですね。
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スタジアムの外にグルメは2件。
ちょっと少ない気もしますが、、コンコースにも何やらスタグルの予感がします。

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雨が降ってもいいようにS席を購入しました。
普通の席でも屋根がありますが、横から吹き込んできそうでしたし、何より俯瞰厨なのでメインスタンド中央から見れる席が良かったのです。

SC相模原の遠征用バス。
足柄SAで一緒になりましたが、私は静岡SAに寄り道していたので藤枝にはバスが先に到着していました。

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S席最上段に席を確保しました。
専用スタジアムらしく、ピッチとの距離がとても近かったです。
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電光掲示板は、選手の名前などは表示されないタイプのものでしたが、これはこれで味があります。

コンコースは屋根がしっかりあり、トイレも数か所あり、快適に観戦できます。
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S席の専用ゲート。
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選手が練習を開始しました。
ピッチの手前側に芝生の悪いところがあり、気になりました。
ですが、それ以上に突然の豪雨が降り、田ッカーになってしまうのではないか?と心配になりました。
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多くの人が屋根があるところに逃げる中、最前列で試合開始を待つサポーターがいました。
公式グッズのポンチョが役に立ちましたね。
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さて、試合開始が近づいてきました。
雨は止みました(あの豪雨はなんだったんだ、、

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相模原ボールでキックオフ。
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いきなり、SC相模原が攻勢にでました。
SBの寺田のクロスに逆サイドのSB大森が絡む形を披露。
このままイケイケドンドンか?と思わせる立ち上がりに大きな期待感を抱きました。

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しかし、その後はグラディエーター満生、帰ってきた大石、エスパルスにも通用した久富マンのドリブル攻撃を受け、ズルズル後退してしまいました。

満生の動きにモビオは混乱し、大石・満生が狭いエリアで第3の選手と絡みCBの裏取りや、積極的なシュートにSC相模原は手を焼くことになりました。
久富マンは右サイドに大きく開いて大森の上がりに蓋をし、なおかつ大森と久富のマッチアップを気にしてモービーは大混乱し、フィードのキックはまったく合わず落ち着かない前半になるのでは、、、、と思いました、、




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9分には、CKから中央で満生にフリーでヘディングでのフリックオーンを許し、大石に決められ失点。
SC相模原、相変わらずセットプレーの守備に問題ありでした。





一方で、押し込まれながらも蹴り込むフィードに対して、服部とタレスが高確率で相手DFに競り勝ち、曽我部や井上平がすぐにフォローに入り、アタッキングサードへ侵入するなどチャンスも作れていました。
特にタレスはフリーで決定機を迎えるなど、試合を通して多くのチャンスを迎えました。
15分にタレスのゴールで同点としました。




タレスはチャンスが多い割には決定力を欠いていて、1得点は物足りない印象でした。
(シュートを打つタイミングが遅いのかな?





ただ、タレスはドリブルで1対1で勝負でき、ボールの受け方も反転で相手と入れ替わったり、的確なポストワークが出来るので、ハマれば大化けするタイプの選手です。
徐々に相模原のサッカーで輝く場面も増えてきているので、もう少し長い目で見たい選手です。
(来季も契約延長してほしい。


それにしても服部ですよ。


21分には相手GKパクのミスもありましたが、ボールへの執着心を見せ、ゴールへと結びつけました。
また、ロングフィード主体のゲームメイクで制空権を獲得し、頼れるCFとして確かな存在感を発揮していました。
(交代したときは、いつものように疲れ切って死にそうな顔をしていました)





さて、下の写真にもあるように藤枝をはじめとして、SC相模原の多くの対戦相手は4人のDFに対して、同数のアタッカーをぶつけてくることが多いように思います。
このシーンでは、手前にいる久富マンに大森が対応し、モービーと満生、大石と小谷のマッチアップが出来上がっています。
さらに奥のサイドでは寺田先生が相手アタッカーと1対1の関係です。

この4枚のアタッカーがDFラインを乱し、縦の対人には強くても、横のスライドや裏取りに弱い相模原DF陣をかく乱する手法が良く見られます。
SC相模原がロングボールをターゲットに当てて、前進するのとは対照的ですね。
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ハーフタイムに大石監督からのコメントがありました。
試合終了後にもコメントがあり、SC相模原にはない試合運営にちょっと驚きました。
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ハーフタイムのコンコース。
雨があがって、やや蒸し暑さを感じる中での試合になったので、多くの人が飲み物を買っていました。
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オフィシャルグッズ売り場。
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ハーフタイムに、ピッチに近いエリアの雨でぬれた座席を拭くボランティアスタッフさん。
こういう心遣いって、嬉しいですよね。
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1-2で折り返した後半。

SC相模原には追い風が吹きます。

前半、寺田先生の突破を止めてイエローカードを受けたアニキンスキー(カミンスキー兄)が交代。

アニキンスキーの練習風景動画を撮影しました!!





疲れの見えてきた服部に代わり、高原が投入されるシーン。

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相模原は次々交代でフレッシュな選手を投入しました
27分 服部→高原
34分 タレス→樋口
39分 曽我部→成田


44分には高原がゴール。
1-3で試合を決定づけ、そのまま試合終了。

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90分走り続けた北原は疲れきっていましたね。

大盛り上がりのサポーターへ挨拶する選手たち。
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・試合の印象

藤枝について

藤枝は試合序盤、積極的に攻め込んだものの相模原がしのぎ切ったことと、GKパクのミスも重なり、試合プラン
が立ち行かなくなり、キーとなる満生や久富を封じられ、大石に良いボールが配給できなくなったのは痛かったですね。

また、相模原の屈強な2人のFWとの競り合いに負け続けたことで、相手にやりたいことをやらせてしまったのも、1つの敗因だったのではないでしょうか。


相模原について
相模原は北原、トロと中盤の狩人が機能し、またFW2枚が競り合いに勝ち、互いに良い関係を築けていました。
また、曽我部、井上平ら2列目の選手もFWと良い関係を築けたことで何度も藤枝ゴールを脅かすことが出来、交代選手もそれぞれの特徴を出せたことで、結果3ゴールを奪い勝利することが出来ました。

3ゴールは充分な結果ですが、タレス、井上平はフイにした決定的チャンスがありましたし、成田や曽我部、樋口もあわや得点か?と思わせるシーンがあったので、次回はもっと決めて欲しいですね。


・選手たん寸評みたいな何か。
タレス:能力を発揮し始めた。
    ドリブル、ポストを巧みにこなして、最後はなぜか外すの繰り返し。
    1得点はお見事ながら、もっと取れただろ実際。
服部 :空中戦で圧倒的存在感。 タレス、曽我部を生かすポストプレーはお見事。
    得点も決め、今の攻撃に欠かせない存在。
トロ :ボールハンターの北原がパートナーになり、2人で広い範囲を走り回ることが出来た。
    須藤とのコンビと比べ、安定している印象。
井上平:序盤はボールが足につかず、トラップミスを連発し、決定的シーンではゴール外へ。
曽我部:何度かあったCKはほとんど味方に合わなかった。
     ドリブル突破から決定的チャンスがあったが、決めきれず。
     数字的な結果以外は充実の内容だったので、次回に期待。
北原 :何度もボールに食らいつき、危険なシーンではカード覚悟のタックル。
     後半には3列目から飛び出しを見せ、須藤とは違う良さをアピール。


小谷 :ステイから跳ね返す強さはこれまでもあったが、今日は出足の早い守備で貢献。
     持ち上がってのパスは強く、早く正確に供給していた。
モービー:満生に手を焼き、フィードも味方と合わないシーンも散見。
      ディフェンスラインと中盤の間が空いてしまうことも、、、
寺田 :全体を通して無難な出来。 さすがの安定感。
大森 :試合終盤でも敵陣深くまで走っていける強靭なスタミナで貢献。
     前半は、”サイドに張っておけ”な久富マンに守備で引っ張られるも、大崩れしなかった。
佐藤 :大石に決められたシーンはノーチャンス。 
     時間をうまく使い、的確なフィードで試合に安定感をもたらした。
辛島監督:服部、タレスが得点し、交代出場選手も躍動した。
      

満生 :当たり負けしない強気のプレーと、ボールを引き出す的確な動き出しで、
    対面のモービーを混乱させた。先制のシーンはお見事!!
大石 :良い形でボールが入ってくることが少なかったが、先制点はさすがの反応だった。
アニキ:大きな声で周りを鼓舞し、チームに欠かせない存在になっていたが、
      エスパルス戦でも見せた背後のスペースを突かれ、素早いドリブルへの反応もアレ。
      結果として、前半で警告を受け交代。(ケガの可能性もある)
パク :立ち上がりから、タレスの決定的シュートを阻むなど、ポテンシャルの高さを見せつけた。
    一方で、服部との競り合いを含め、あらゆるボール処理に不安定な面を見せた。
    らしくないプレーに終始した。



初めてのJ3アウェー観戦は1-3の勝利で終わりました。
帰りは特に渋滞もなく、スムーズに帰宅することができました。
(クルーズコントロールって、とっても楽ですね)



文章はちょっと歯切れの悪い感もありますが、そろそろ眠いので加筆はまた後日にでも。
では!!
たいらくん

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前日から当日午前中に豪雨のごとく吹き荒れた台風の影響は何処へやら、快晴の秋空に恵まれたIAIスタジアム日本平。
この日、天皇杯2回戦 清水エスパルスvs藤枝MYFCの『静岡ダービー』を観戦に行ってきました。
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見ろよ!富士山のやつまだ傘さしてらぁw

天皇杯の観戦は昨年の3回戦、清水エスパルスvsコンサドーレ札幌 (大榎前監督就任2試合目かな?
 【you@あず】天皇杯 清水エスパルスvsコンサドーレ札幌戦 観戦記 
 以来ですね。(←この時、専修大学とかの神奈川県予選の事をすっかり忘れている

今年は『静岡ダービー』これは観に行かねば
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 スタメンはこんな感じ(藤枝の中盤の3枚の配置が、もしかしたらちょっと違うかもしれない)
藤枝は前節で佐藤将也が警告を受け出場停止。
清水は控えにもレギュラー陣が大前・竹内を除き、軒並みおらず完全なサブチーム
(リザーブ:碓井、鎌田、松原、本田、竹内、水谷、大前) 

試合の見どころは、どこまで藤枝が村田を抑えるかと、守ってから久富、大石を中心に攻めるカウンターを藤枝が決められるか。といったところだろうか。

そうそう、そういえば試合前にバックスタンド最前列の写真を撮ってきた。IAIスタジアムは、やはりピッチまでとても近い
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開始直後から主導権を握り得点を重ねるエスパルス 
試合が始まると、清水は試合前練習通り長短のボールを織り交ぜ展開する。
特にこの日藤枝のCBに入ったカミンスキー(ジュビロのカミンスキーの兄)は体格には恵まれるものの足が遅く裏への飛び出しには全く対応できない。
恐らく、テセあるいはウタカが先発すると読んだのだろうが、北川や河井とのマッチアップはミスマッチで、清水もそこを徹底して狙っていた。
ケアに左サイドの橋本が追われる為、しばしば村田の前に広大なスペースを与え、結果として前半11分に河井、15分には石毛の追加点を与えJ1とJ3の格の違いをまざまざと見せ付けているかの様な試合となった。

試合を戻したエースの一撃
このまま清水の圧倒したショーが始まるのか?
この時は誰もがそう思っただろう。リーグで苦汁をなめさせられているサポーターも「まぁ格下とはいえ今日はうまく入るね」と一様に胸を撫で下ろしていた。
だが試合はまだ始まったばかりだ。藤枝の10番久富が前を向いてボールを持てる場面が訪れる。外からカットインしてきたが、一度逆サイドの枝本へ、それを難しいパスではあったが、エース大石が左足で合わせて2-1の1点差に詰め寄る。アーリークロス気味の左サイドからのボールをDFを背負いながら左足で合わせたゴールは見事の一言だった。これは櫛引を責められない。
この一撃が藤枝に「俺たちは戦える!通用する!」というエネルギーを与えてしまった。

今季のエスパルスが抱える悪癖が顔を出す 
失点するとあっという間にDFラインがズルズル下がり、MFが下がり、自信無さげに無難なプレーを始める。
これが、今年のエスパルスだ。失敗しても気にしないような図太い選手が居ない。そして、それを鼓舞できるDFや守備的な選手が居ない。
2失点目は中盤からふわりとした浮き球をDFラインの裏に通される。サポーターは「オフサイドだろ!」と主張するが、オフサイドであるか無いか以前に失点直後に前に4枚の選手が流れ込んでくる相手に対し、棒立ちでディフェンスしてしまったDFの意識の段階で失点は時間の問題だったと感じる。
ただ、これが今季のエスパルス。1つの失点が良かったすべてを帳消しにしてしまう。 


前半終了 清水 2-2 藤枝


あー、なんだよこのチーム!なんとかしてくれよー!どうしてウタカベンチにいないんだよー!助けてくれよー!ウタカー!
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 あ、ウタカさん居た!(ウタカなら俺の隣で…

プレーの技術・精度・強度
後半、よくザッケローニ前代表監督が「インテンシティ」(プレー強度)なんて言ってたけど、まぁ色々な捉え方はあるでしょうが、この点では圧倒的にこの試合では藤枝の方が上でした。
清水は、後半特に低い位置からの長いボールが増えます。これは中盤以下が守備寄りに吸収されて間延びしているから&前半通用した村田君のサイドが相変わらず大きく空いているから
でも、これ多分藤枝が張った罠だったんです。何回村田君を走らせたでしょうか?何回彼のフォローに周りが走ったでしょうか?
技術的に清水の選手の方が高くても、当然疲労だったり、目的もなく同じエリアから仕掛ければ相手も慣れるしキレは無くなる。切り札になるはずの攻撃のエリアが完全に死滅させられていました。時折見せる攻撃も散発として、もはや開始直後の15分は夢劇場だったのかというレベル。
対する藤枝は、満生や大石が前線で体を張り、中盤は焦らずボールを回し攻撃の準備を整えます。
今年、J1~JFLまで色々見ましたが、感じた一番の違いは『高いレベルの状態をどのスピードでプレー出来るか?』というプレースピードの差でした。
つまり、もうこの時間は藤枝がやりたいペースで試合を作れる状態になっていた。のだと思います。

外してしまった危険選手、久富のドリブル
まぁ、そんなこんなで徐々に清水は牙城を剥がされていくわけです。
そしてとうとう10番の久富がドリブルでマークを振りほどきます。グランダーのクロスを枝本が決めて藤枝が勝ち越し!

 大前投入・しかし立ちはだかったのは藤枝GK朴一圭
失点直後、本当はリーグを考え温存しておきたかったであろう大前、竹内を投入します。
直後に大前は別格の突破を見せますが、シュートはGK朴の正面。
以降も、ポストを叩くシュートを含め、GK朴にしっかり止められてしまいます。藤枝のGK朴一圭はJ3でも屈指のGKだと私は以前から思っております。実際彼の勇気ある飛び出しやセーブが何点か危ないシーンを救っていました。それでも、こうゴールに嫌われるのは今年の清水だな…。
そして、とどめの4点目が藤枝の枝本選手によって後半40分にさされました。

2015/09/09 天皇杯 2回戦 清水エスパルス vs 藤枝MYFC

 まさにジャイアントキリング、藤枝が清水に歴史的勝利
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タイムアップの笛が鳴り藤枝サポーターからは歓喜の声があがります。
クラブの歴史に1ページが刻まれました。
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あれ?俺今年おんなじような光景観たぞ!? あれ…あれ…
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まちゅもとやぁあああああまあああがああああああ

試合後は、清水サポーターから挨拶に来た藤枝の選手に
「藤枝おめでとう!」
「次も勝てよ!」

と温かい声援が送られていました。
市川大祐(現FC今治) 
斎藤俊秀(現エスパルスアンバサダー)
と色々ゆかりのあるチームですからね。

そして、彼らのあいさつの前後でサポーターに挨拶するエスパルスの選手には、疎らな冷たい拍手でした…。 

藤枝MYFCは以前見たチームとはかなり変わっていました。
特に枝本選手はこんな良い選手だったのかと、満生、大石が体を張ります。ここ最近の好調はここだなと。時間が作れる事。そして、サボらず縦に走る久富は相手にとって猶予をくれない事。
FWの大石選手は以前よりサイドも含めてよりポストワーク出来る範囲が広がったと思います。
昨年のボックスストライカーの様な働きと同時に、後半の2点を枝本選手が決めたように、彼の作ったエリアだったりを使える可能性も出てきたのかな?と
もしかしたら前半戦鳴りを潜めていたのはこれを会得するためだったのでしょうか?

藤枝MYFCの皆さま本当におめでとう。
そして清水エスパルスはこれでリーグに専念ですね。何よりピッチ内での声が少なすぎる!話せ、もっと話せ!

そんなこんな帰ってきて速攻で書いた記事でした。
お風呂入ってこよっと…では! 

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