皆さんこんばんは。
夜磐です。
先週末はJ1の第20節が実施されましたね。
この日私は、大学時代の友人達とそのご家族さん達と共に
味の素スタジアムでFC東京-神戸戦を観戦しました。
ミーハーで恐縮ですが、目的は神戸に入団したイニエスタ。
残念なことにイニエスタは出場しなかったのですが、せっかくチケットを
取ったのでいってみよう、ということになり、足を運びました。
自分以外の4人はJリーグ初観戦という、当方の長いJリーグ観戦歴の中でも
異彩を放つ集団での観戦となりました。チケットが完売したこの試合、来場者数はなんと4万4千人。
FC東京の主管試合としては歴代3位だったようです。当方としても、これほど隙間のないの味スタは初めて見ました。
去年のE-1選手権の日韓戦が3万6千人だったので、国際試合より
人が来ていたことになります。
試合前から、この超満員の光景に感動していました。
試合はそこそこ面白かったのですが、いかんせんスコアが動かなさすぎました。
普段からJリーグを見ていない人には、試合を見続けるには少しキツかったようで、後半途中からけっこうダレてしまっていました。
特に6歳になる友人のお子さんは退屈そうでしたね~・・・。
高度な試合でなくても1点でも入っていたら、少しは違ったと思うんですけど、
両チームとも負けるわけにはいきませんから、そればかりは仕方ありませんね。
結局、混雑を避けるため試合時間を10分残してスタジアムを後にしたんですけど、
同じように試合終了を待たずに帰った人が多数いて、普段の味スタの
試合終了後と同じくらいの混雑具合でした。その道中、試合終了間際に決勝点が
入ったのを知って、少 しテンションが下がりました・・・(笑)。
収穫としては、友達の子供に「ジュビロ磐田」をすり込めたことですね(笑)
ことあるごとに「ジュビロ磐田っていう凄く強くてカッコいいチームがあるんだよぉ」と
アピールしまくっていたら、最終的に「次はジュビロの試合にいく~」って
言ってくれたので、これはもう連れ出すしかありません。
絶対無理ですけどね!
ああ、磐田さんといえば、凄い試合してたみたいですね。
味スタから帰宅後に、ディレイでフルマッチを観戦しました。
ジュビロ磐田 3-2 ベガルタ仙台
あんまり言葉のいらない試合だったかな、と思います。
年に何回かある、モチベーションで押し切る試合でした。
去年でいえば例のハンド事件が起きた神戸戦などが該当します。
■試合について
もちろん磐田さんがただがむしゃらに戦ったわけではなく、試合途中でのシステム変更でミスマッチを解消したり、
素早いリスタートで隙を突いたりと、監督や選手たちの
インテリジェンスがあっての勝利ではありました。
しかしながら、それだけでは説明できない要素も多かったです。
チャンスが多かったのは仙台の方でした。
前期同様に仙台は非常に攻撃の完成度が高くて、この試合でも少ない人数で磐田さんの守備を何度も剥がしていました。
決定的なチャンスは得点シーン以外にも数回ありましたが、
カミンスキーのスーパーセーブと西村や石原のシュートミスにより
2点に収まってしまいました。
若手の西村は、ポテンシャルは誰もが認めるところでしょうけれど、個人的に
去年の試合でカミックがキャッチしたボールを蹴り飛ばした件で好感度が下がって
いるので、彼に点を取られなくてよかったな、と思います。
メンタル的な部分で、彼にはまだムラがあるのかもしれませんね。
■磐田さんについて
磐田さんは、完璧に崩されたシーンでは点を取られず、逆に
大したピンチではない状況での自爆により2点を失いました。1点目は、小川大貴が最終ラインの不整合を起こしオフサイドを取り損ねて失点。
2点目は、祥平が最終ラインで相手にボールを奪われてそこからのCKで失点しました。
祥平のああいうミスはかなり珍しいです。あのエリアは、先日の鹿島戦で
新里がプレゼントパスで失点を引き起こした場所。
ヤマハスタジアムのあの場所には、何か棲んでいるんでしょうかね?
攻撃では少ないチャンスをモノにして3得点という効率の良さ。
なんともムラのある攻撃陣ですね・・・。攻撃を牽引したのは川又です。前期の仙台戦では不調の真っ只中にあり、
ほとんど何もできなかった川又でしたが、この試合では空中戦の強さを
発揮したヘッドと中野へのプレゼントパスで2度の同点劇を演出しました。
仙台さんとしては、突如出現した元日本代表FW川又堅碁に面食らったかもしれません。
得点力が川又の調子に全依存してしまうのは、チームとしてはなんとも
ハイリスクな状況なのですが、逆に言えば川又の調子が安定していれば
このチームは点を取れるということです。今後は試合のたびに川又に
粛々と祈りを捧げる必要がありますね。
今日は以上です。