フットボール マンション

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タグ:眞田珈琲

人は普段開いていない場所、入ってはいけない場所があると、ついつい好奇心に駆られるものだ。
サッカースタジアムもその例外ではなく、さまざまな顔がある。
思わずカメラを向けてしまったが、なんら意味もない一枚の写真だ。

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さて、本日はSC相模原とカターレ富山の試合を観戦した。
この試合から暑く、厳しい夏に向け、これまでの13時開催が15時になった。
思い返せば昨夏、SC相模原は7月26日にレノファ山口を迎えた試合は、見ている側に気候面、サッカーの内容面2重の意味で苦しさがあった。
だからこそ、照明設備が無いギオンスタジアムにあって、雷雨による試合中断の経験がある中で真夏の13時開催を変更した点は大きな注目ポイントだ。
薩川監督の目指す”走るサッカー”を高い質と量で実現するための追い風になるのではないだろうか。

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よくサッカースタジアムで重要なのは、ピッチと客席の近さや見易さだという話を聞く。
確かに、試合を臨場感あふれる席で快適に見られることは重要だ。
SC相模原のホームスタジアムであるギオンスタジアムは、ピッチと客席の間に陸上トラックを挟む”陸スタ”と呼ばれるタイプで、物理的に埋められないトラック幅をどのような演出で埋めていくか?という課題があるように思う。
この点では、すでに川崎フロンターレが陸上トラックにパトカーを走らせたり、TVで人気の出た人物が自転車で疾走したりと、トラックがあることを逆手にとった施策を試みて話題になっている。
SC相模原では、地域のダンス教室や応援団がパフォーマンスを披露するなど、これまでのところ主に”地域住民活動の発表の場”として有効活用されている印象だ。



ところで、サッカースタジアムの入り口の重要性についてはどうだろうか。
入り口に一歩足を踏み入れたときから、試合への期待に胸を高鳴らせるような演出もまた重要なのではないだろうか。
ギオンスタジアムでは、今シーズン新しく登場した選手のノボリがあり、SC相模原屈指の知名度を誇る元日本代表GK川口能活を先頭に多くの観客を迎えるスタジアム正面、ビックフラッグの目の前を彩っている。
このスタジアム正面からの画は、個人的にかなりお気に入りの風景である。
ビックフラッグを掲げ、チケット売り場を併設し、スタジアムグルメへ続く、来場者への重要なファースト・インプレッションを与えられる場所でもあるスタジアム正面は、試合への期待に気持ちを高鳴らせる場所であり、クラブが最も重視すべきポイントの1つであると思う。


ここ最近、スタジアムに隣接した利用可能な駐車場が増えたことで自分自身も正面からスタジアムにアプローチすることがなくなり、どこか間が抜けたような心持ちがしていた。



思い返せば、これまで多くの試合を見てきた日産スタジアムへ行くときは必ず新横浜駅から歩いた。
アクセス上、1つ手前の小机駅の方から歩いても、さしたる問題はない。
それでも、いつもビル郡を通り抜け、スタジアムが徐々に姿を現し、さまざまな経路を進むファンが徐々に1つの場所へと向かう光景を目の前にし、選手のノボリを横目に、次第に大きくなるBGMに歩みも自然と早くなったのだった。
これは『今からサッカーを見る』という1つの儀式であり、スタジアムがそうであるようにこの行程そのものが一種の言論装置なのだろう。

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余談だが、”高鳴る気持ち”を演出すること、興行としてのサッカーをどう考えるか?
今後、機会があれば一度サッカークラスタの飲み会で話してみたい。



さてさて、まだまだ試合の話には行きつかない。
もう少し脱線して、ピッチの外のサッカー「アウェー遠征」についてだ。


熱心なサッカーファンは試合観戦のために、しばしば飛行機や新幹線で、あるいは車で何時間もかけて現地に向かう。
このアウェー遠征はちょっとした旅行みたいなものだ。
たとえば、ある試合で1万人の動員がありその1割がアウェー遠征のサポーターだとすれば、1000人の”旅行者”をひと時に獲得したことになる。
この狸の皮算用の正当性はともかく、地域に根ざし、地域に愛されるサッカークラブは地方の観光産業、地域経済にとって追い風になれる可能性を秘めた存在だと思う。
特に70万人超という全国的に見ても人口の多い相模原市のもつポテンシャルは高い。


もちろん、SC相模原が今後どのようにして、市民に認知、応援されていくか。
また地域の中でどういった存在になっていくのか、という地に足をつけた話を掘り下げることなしには、アウェー遠征のポテンシャルもヘッタクレもないのだが。

なんでこんなことを考えたか。
J3を見に行くようになってたまに見かけるアウェーチームのブースが今回も出ていたからだ。
そういえば、昨年の鳥取戦では高そうなお肉を抽選で頂いたこともある。
アウェーにも来てください というスタンスは歓迎べきだ。
一方的で殺伐とした活動や感情より、双方向性があるのが日本サッカーのいいところだ。
ところで、相模原はアウェーで何か観光をPRする宣伝活動しているのだろうか?
そもそも、相模原市やその周辺地域の観光資源とは何か。
意外と知らない自分の足元、地に足をつけた話をしろと言いながら、実は自分が宙ぶらりんだった。
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おなかが減ったら、我慢すればいい。
10年くらい前、まだ学生だったときはスタジアムグルメなんて高いだけだと思っていた。
チケット代でその日のお小遣いの大半が消える学生時代、コンビニのオニギリがサッカー観戦のお供だった。

考えが変わったのは社会人になってから。
行動範囲が広がりいくつかのスタジアムを巡る中で、スタジアムグルメが充実していること、これは1つの強みだと感じた。
偉大なる先達である鹿島に行けばベーコン串やモツ煮があるように、ギオンスタジアムにもさまざまな”おいしい”が待っている。
以前から、地元のファンも、遠い地から来た人もホームサポーターもアウェーサポーターもみんなが共に”幸せ”になれる”おいしい”という感動体験を創造できるスタジアムグルメがギオンスタジアムにもあると思う。

実際、スタジアムに来た他所のサポーターさんたちの感想を聞くに、それもあながち間違いではないようで、偉大なる先達の鹿島サポーターである友人からも良い評価をされた。
また、スタジアムグルメを食べつくすことで有名なFC東京サポーターである友人も当ブログの記事で良い評価をしてくれた。
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前述したとおり、ギオンスタジアムにはさまざまなおいしいスタジアムグルメが出店している。
ここでは今節出店していた中から個人的なおすすめを紹介する。

眞田珈琲。
寒さを感じれば暖かいサガミハラテ、暑いときはアイスコーヒーか、アイスのルイボスティーのエスプレッソがおすすめ。
レモンスカッシュもうまい!!
最近はフードメニューもあり、とにかくその日の気分に合わせた飲み物をチョイスできるのが一番のおすすめポイントだ。
巷でも流行中のラテアートは、女子必見のかわいさだ。
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アイスのルイボスティーのエスプレッソ。
体の代謝があがり夏バテに、加齢臭対策にもなる。
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スタジアムグルメの各店舗は品揃えも店構えも多種多様。
同じお店が次回も必ずいるとは限らないから、おなかが減っているなら迷わず並ぶが吉。
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今回は個人的なゲストと一緒だったので、ぜひ食べてほしいカレーにした。
ワンツードンのココナッツ風味の旨辛カレー。

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ゲストは見たところ、さほど大食いには見えなかったが、カレーを飲み物のようにスルっと食べきると、ラテを片手に高座豚や焼きそばも買い求めた。
食べながらもサッカー談義が止まらないあたり、2人ともずいぶんサッカーに毒されていると思う。



J3では数少ないスカパー中継だった今節の解説はジローこと、元マリノスの清水。
偏りのない語りが特徴的で、現役時代は攻撃的なポジションだったこともあり、攻撃の解説がわかりやすい印象だ。
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他所はあまり知らないことを棚に上げて言うが、SC相模原の選手紹介映像はかっこいい。
スタジアムに来て、おいしいものを食べ、これからの試合に向けさらに盛り上がる演出として選手紹介は重要だ。
残念ながらスタジアムDJが何を言っているかはあまり聞こえないかもしれないが、とにかく映像を見てほしい。


今は川口能活がスタメン出場を続けているので、最初に紹介されるのはGKの彼だ。
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昨季の大怪我から復帰した天野は先発を勝ち取った。
運動量豊富に右サイドを圧倒することを期待されている。
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岩渕は薩川サッカーの体現者。
十分すぎる足元の技術に加えて、ボランチ、右サイド、2トップの1枚、さらにはSBとして機能するユーティリティさを兼ね備えた抜くことが出来ないピースで、個人的に戦術的な重要度は菊岡のそれを上回る。
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薩川監督いわく「攻撃はある程度選手に任せている」とのことだが、その中心は間違いなく菊岡だ。
高精度のセットプレーキッカーであり、うまい選手にありがちなオン・ザ・ボールだけではなく、走れてファイト出来る。
彼のプレーエリアがより前線に近ければ近いほど、チームはうまくいっている。
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曽我部は今シーズン怪我もあり、満足な活躍を見せているとは言いがたいが、SC相模原屈指の人気選手だ。
細かいステップのドリブルと強気にシュートへ持ち込む姿勢が素晴らしい。
今節はスタメンで登場した。
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先日の試合で300試合出場を達成した深井はA級ライセンス取得のためベンチスタート。
SC相模原加入後、30台半ばの大ベテランとは思えない運動量、技術、体の強さを発揮してきた。
また、長らく上位カテゴリで過ごしてきた選手らしく、その振る舞いは多くの若手選手やアマチュア契約選手の手本となっている。
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試合開始からずっとやり合う保崎と北井。
見所の多い試合だったが、マッチアップに限ればこの2人が繰り広げた肉体言語は見ごたえ十分だった。
前半、時間経過と共に北井のポジションがどんどん高くなった。
コレに対するSC相模原の事前準備はどれほどのものだったのだろうか。


サイドで攻撃的で高いポジションを取ろうとするSBがいるときの対処としては2つあるだろう。
1つには彼を本来のSBのポジションで、さらに後退しながらディフェンスさせる展開に持ち込むことだ。
一方で彼が上がってくるなら、薩川サッカーらしく攻撃を受け止めながら、ボールを奪った後に北井が上がってきた背後のスペースを突くという形があるだろう。
実際、試合では保崎が何度か高い位置で北井に守備を強いたシーンがあった。
ただ、そこから失点をしなかったのは、北井自身が粘り強くできたという評価も出来るし、北井に対する守備のフォローも多かったことから、逆にカターレの準備してきた通りだったのかもしれない。
繰り返すが、この試合1番の見所の1つだった。

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後半の鍵を握る3人。
ビハインド迎える後半、SC相模原が得点を奪うには岩渕、曽我部がどれほどフィニッシュに絡めるかが重要なポイントだ。
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南区民DAYと銘うたれた試合は5,668人を動員した。
集客面で素晴らしい成果をあげることができた。


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何かをずっとしゃべっている保崎。
プレー中も同じで、ずっとしゃべっている。
思ったことを内に溜め込まず、吐き出してぶつけるタイプなのだろう。
人間味のある魅力的な選手だ。
今シーズン、既に何人かの知人がギオンスタジアムを訪れているが、いずれも印象に残った選手の1人に保崎
をあげている。


ろくでもない余談だが、普光院は顔の左側から撮る方が、写真栄えをするという個人的な印象。
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(単にアングルがそうだったというだけかもしれない)

試合は0-1で終了。
出来たこと、出来なかったことがハッキリした試合だった。
また、後半の終盤に運動量が落ちるまで前半からアグレッシブなプレーを続けた。
15時キックオフのプラスの効果が出たのだろうか。
試合の進め方、やりたいこと、やれることについては概ね残り15分を除いて納得がいくものだった。
ビハインドが続いた最後の15分、この時間をどう過ごすかが良くわからなかった。
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ブラジル人選手はファンサービスを大事にしてくれる。
前節、負傷退場したシンバは笑顔で撮影に応じてくれた。
ボタンは全部留める派だ。
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今節はスカパーでの放送があり、Jリーグ女子マネージャーの”サトミキ”こと佐藤美希も来場した。
彼女を見るのは初めてではないが、TVで見る印象より小柄に感じた。
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SC相模原は”互いの距離感が近い”クラブだ。
試合終了後に並べば選手とハイタッチが無料で、抽選もなく参加できる。
今後、何万人と集客するような時代が到来したときには、おそらく実施されないであろうイベントであり、試合の興奮が冷めぬうちに選手と触れ合えるなんてそうあるものではない。
また次もギオンスタジアムに来たいと思わせるSC相模原のストロングポイントとなる演出だ。


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ハイタッチイベントを横目に、多くの下部組織の子が忙しく会場の片付けをしていた。
気が付けばゴールは撤去され、すでに弾幕もピッチサイドの広告看板もなかった。
他にも多くのボランティアスタッフが忙しなく片付けをスタジアムの内外で行っていた。
試合後、ゲストを待つためにいつもより長くスタジアムにいたが、精力的に活動する彼らの試合はまだ終わっていなかったのかなと思う。
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試合を見て思ったこと
・上位対決、0-3の敗戦からの今節と今後
前節の大分戦まで10試合で1敗とスタートダッシュを決めた相模原だったが、現在下位に沈む盛岡にホームで勝利を挙げることが出来ず、YS横浜には試合終了間際にセットプレーからの失点し勝ち点を失うなど、上位ながら飛びぬけた存在にはなれなかった。
相模原は上位4連戦である前節の大分戦で2敗目を喫すると、続く今節の富山戦も落とし、勝ち点21の7位へと後退した。
とはいっても、1位の鹿児島ユナイテッドとの勝ち点差はわずかに3であり、上位7チームによる更なる混戦模様が展開されるだろう。
また、すぐ後ろには勝ち点2差で琉球が迫ってきており、リーグの行く末はうかがい知れない。

相模原は今週末のアウェーAC長野パルセイロ、続いて栃木SCとの上位連戦の後半戦は控えており、ここで勝ち点でいくつ獲得できるかが、今後も上位争いをしていく上で鍵となる。
もし2試合を勝ち点0で終えれるようなことがあれば、優勝が遠のくだけではなく、監督の評価にも大きくかかわってくるのは間違いない。
少し先の話をすれば、8月から9月にかけては鹿児島、大分、栃木との上位3連戦も控えており、9月が終わった時点でどの位置にいるかは注目ポイントだ。
仮にその時点で上位に残れれば優勝の可能性は高く、11月の秋田戦が天王山になるかもしれない。


・FW不足(井上、シンバの離脱)と普光院1トップ
世の中なんでも思った通りにはいかないものだ。
今期新加入し大きな期待を集めたブラジル人FWアレシャンドレ。
彼は足元の柔らかな長身FWとして、前線の軸になる存在かに思えたが、結局1試合も出場することがなかった。
彼と入れ替わる様に加入したシンバはいわゆる1.5列目、2列目を主戦場とするアタッカーだ。
アウェー藤枝戦では、最初左ワイドに入ったがその後1トップに入った。
純粋なFWでない彼に相手CBを背負ってプレーさせているのはあまり効率的ではないし、彼のためにもならない。
彼の特徴は、5月のブラウブリッツ戦で曽我部のゴールをアシストしたプレーに見られるような狭いエリアで近い距離にいる味方と1・2やドリブルで局面打開を図るタイプであるように思う。
アクロバティックなプレーを得意としているとも聞こえてくるが、サッカーの90分は刹那の華麗さより泥臭い時間が長い。
彼を1番前に置くのは得策ではないだろう。

言うまでもない当然のことながら、J3のクラブはお金が無い。
抱える選手の人数は決して多くなく、新興クラブゆえに下部組織もまだ未成熟だ。
現チームで純粋なFWは井上、服部だけだ。

エースは井上で、彼は昨シーズン8得点を挙げた。
その井上にしても、これまでのキャリアでシーズンを通して稼動したのは昨年と岐阜時代の1年で、このところは負傷から欠場している。
彼の選手としての特徴は、FWとして充分な足元のテクニックがあり、クロスに対する反応が良く、DFとの駆け引きがうまい。
得意のヘディングをはじめ、両足で正確なフィニッシュワークが期待できる。
2トップの一角や、1トップのFWの下でプレーすると特徴が生きるタイプだが、1トップも無難にこなす。
また、2列目の中央・サイドのいずれでもプレーできるユーティリティ性も持ち合わせている。
欠点は体力的な不安、ゲームに入れないときの存在すら感じられないほどの好不調の差だ。
今シーズンは高原とタレスが退団しFWの枚数が減る中で彼の重要度は増している。

もう一人のFW服部は188cmを誇る大型選手だ。
国士舘大学から加入し3年目を迎えた彼は日々成長する好素材だが、未だ未完の大器でありプレーのムラは少なくない。
シーズン序盤はスタメン出場することも多かったが、現在はベンチが定位置となり後半から出場することが増えた。
フィニッシュ精度は改善の余地があるとはいえ、そのスケールの大きいプレーは熱狂的なファンを引きつける。


さて、前節の大分戦では1トップはシンバだったが、彼が開始早々に負傷退場しFWは服部だけになった。
今節は、井上が欠場、服部はベンチとなり、最前線を本来はMFの普光院が務め、FWがベンチに座り、MFがFWとして出場するピッチ上にFW登録の選手がいない”0トップ”になった。
0トップといえば、セリエAのローマでトッティがやっていたし、バルセロナのメッシもそう呼ばれた。

SC相模原でいえば、普光院はDFを背負いフィードのターゲットになることもあったし、サイドや中盤に降りて岩渕がそのエリアを使うこともあった。
また、時にはトップ下の菊岡と2トップを形成し、チームとして前線でのターゲットを増やそうとする工夫もあった。


言うまでもないことだが、170cmそこそこの普光院に相手DFとの競り合いを制して前を向くことを期待してはいけない。
富山戦、彼は競り合いを嫌がらず自身の役割に忠実だった。
監督としては、中央で本来のFWのように振舞うことに加えて、裏へ抜け出してボールを引き出したり、サイドに流れて数的優位を確保する役割を求めていたのではないかと思う。
そして、彼が流れたスペースを主に岩渕が、そして曽我部や菊岡が使うというイメージだったのではないだろうか。

普光院は前半に体を張ったポストから菊岡のシュートを呼び込むプレーもあったが、そもそも彼にボールが収まることが少なかった。
この試合、どちらかといえば岩渕が最前線にいる時間の方が良かったと感じた。
普光院の生真面目なプレーとその運動量を生かそうと思えば、本来の適正は2列目ないしは3列目だろう。
ただ、狭いエリアでプレーするには技術的に荒削りで、ドリブルで相手に仕掛けるタイプではない。
個人的に彼の選手としての完成形は、羽生や兵藤慎剛といった豊富な運動量と高いオフ・ザ・ボールの動きでチームの潤滑油として機能することだろうと思う。

個人的にもっとも評価したいプレーは85分過ぎ、菊岡のFKから前線に送られたパスをファーでヘディングで折り返したシーンだ。
体力的にも、メンタル的にも苦しい時間帯だったが、左サイドで菊岡が持つとパスを自ら呼び込み、DFの背後でヘディングをした。
折り返しがあえば1点だったが、菊岡のパスに同じく鋭い動きで動き出した坂井は遠すぎ、続いてエリアに入ってきた曽我部には届かなかった。
多くの選手の足が止まったこの時間、諦めずにパスを呼び込んだ普光院のプレーは素晴らしかった。
右サイドにポジションを移し仕掛け続けていた保崎も同じく強度の高いプレーを続けており、最大級の賛辞を送りたい。



富山戦は井上、シンバ不在の策とはいえ、服部ではなく普光院が優先された判断はよくわからなかった。
(追記:普光院が先発することで得られる良さと服部の良さを天秤にかけたときの判断)
机上の空論だが、チームが前進しようと思えば、大きな体でボールをキープする服部のほうが優位性が確保できるように思えるし、試合終盤で3枚目のカードとして残してしまったがゆえに服部投入が深い時間になってしまったとすれば、それは采配の間違いだったのかもしれない。
特に試合の最終盤に服部がDFとの競り合いにほとんど勝っていたことも考えると、後出しじゃんけんの結果論ではあるが、もっと早くに服部を出せる交代策を模索するべきだったといえるだろう。


・パワープレーの是非
前項でも書いたが、試合終盤88分に出てきた服部は競り合いの多くに勝利した。
小兵ぞろいの相模原にあって、188cmの彼を生かさない手は無い。
相模原に限らず準備してきたサッカーが通用しなかったり、戦い方を変えたいときはゲームバランスを壊せる存在が必要だ。
彼が投入直後のセットプレーですぐに特徴を発揮しているのを見るに、もっと早く1点を追いつくために試合を壊しに行くべきだった。
89分にルーカスからのフィードを深井へ落としたシーンが決まっていれば・・・
アディショナルタイムの落としも坂井が決めてくれればとタラレバが続く、、、

アディショナルタイムが4分あったとはいえ、ルーカスを上げたタイミングは90分頃。
これも結果論だが、もう少し早くて良かった。
上位対決は勝つことは当然求められるが、負けないことも重要だ。
リードされる展開の中、どうやってリスクをとるかは非常に難しい判断である。
ただ、0-1でも0-2でも負けは負けだから、ここはさらにチームのバランスを崩していく戦い方があっても良い。



・曽我部慶太の存在感
スターターに復帰した曽我部慶太。
彼がいるとさまざまな効果をチームにもたらしてくれる。
特にカウンターやビルドアップで高速ドリブルでチームを前進させ、チャンスを作り出す動きは重要な攻撃手段の1つだ。
本当に魅力的な選手だ。

彼がボールを持った瞬間、観客は思わず声をあげ、こぶしを握り、全身に力が入る。
彼がドリブルを仕掛けると、さらに多くの大きな声援で応える。
彼がシュートし、ゴールを奪うと、観客は歓喜の叫びで応える。

やはり、曽我部慶太がギオンスタジアムでプレーするのを見るのは楽しい。

・ギオンス名物の強風を味方につける戦い方

相模原のスタメンCBの両名は決して足が速いタイプではないが、屈強な体躯を生かした空中戦を得意としている。
富山戦、風上に立ったときは徹底的に相手GKからのリスタートを短く繋がせず、フィードキックを蹴らせる工夫がされていた。
GKのフィードキックは遠くまで飛ぶが、そのボールはいずれのものでもないイーブンな状態だ。
理想論だが、CBが跳ね返し即カウンターに繋げることが出来れば、労せずにチャンスを量産できるようになる。
ホームスタジアムの特徴を生かして、相手のサッカーを封じ込めたい。

・失点シーンを考える













結局、どうすればいいかは思いつかなかった。

・短寸評(長い)的何か
FW
普光院:FWとしては物足りなかったが、最後まで運動量は落ちなかった。
今後も成長過程にある大卒ルーキーを積極的に起用する薩川監督の強気の采配で得たチャンスを生かしてほしい。
後半にあった惜しいシュートがあったが、次回FW起用時にはシュートの数そのものを増やしていきたい。
MF
曽我部:やっと本来の特徴が出る2列目での起用となった。
序盤から積極的に得意のドリブルでペナルティエリアへ侵入し、貪欲な姿勢が好印象だった。
昨シーズンの攻撃は彼に全ておんぶに抱っこ状態だったが、それから開放され、のびのびプレーできるようなった。
出足の良さから、攻守の切り替えで目立つシーンが多く、守備では良いプレスバックが何度もあった。

菊岡:試合終盤にゴール前で見せたワンタッチパスはさすがの創造性だった。
後半に何度かあったアウトスイングのCKは精度を欠くなど、試合を変えるようなファンタジーを見せることは出来なかった。
時間帯によっては2トップの一角に入り、裏に抜け出して曽我部からのパスを呼び込むなど、柔軟なプレースタイルを見せた。
自身のプレーがうまくいかなくなると我慢できなくなりファールをおかしたり、判定への不満から冷静さを欠くなど、一番落ち着いて欲しいところで感情的だった。

飯田:さまざまな場所に顔を出し、中距離のパスを織り交ぜてボールを動かそうとする意識が読み取れた。
攻撃が停滞するなか、後半にシュートチャンスを得たがゴールには至らなかった。
攻撃を作り直すときに安易に前線へパスをしないようにしたい。

岩渕:右サイドで先発し、前半にシュートシーンを何度か作った。
最前線でプレーしている時間は元FWらしく、ボールを引き出し、DFとの駆け引きでもチャンスを作り出した。

坂井:アディショナルタイム、服部の落としをシュートしたシーンはなんとしても決めたかった。
試合全体を通して運動量多く、チームのバランスを取ろうと奮闘した。
ブラウブリッツ戦に続いてセットプレーの失点シーンは得点者の近くにいた。
味方の屈強なCBがマーク出来ない相手選手とのマッチアップで坂井にミスマッチがあるようなら、チーム戦術として改善したい。(追記:動画を見る限りは彼はストーンの役割だから、ミスマッチがあるとすれば他の選手か)

DF
天野:前半は運動量を生かして高い位置に侵入しクロスを入れるシーンを何度か見せた。
攻撃に特徴のあるSBらしく守備に回るとやや物足りなさを感じた。
クロスの精度を上げ、常に攻撃的な存在感を発揮して対面選手の攻め上がりを封じ、自分のサイドを相手に使わせないようにしたい。

工藤:最後の10分、後ろでどうやってボールをまわしながらクロスを入れていくべきだったかを他のDFたちと整理したい。
対人で負けることはほとんど無く、安定感があった。

ルーカス:圧倒的な空中戦での強さはチームに安心感を与えた。
リードされた終盤には良いフィードで服部の特徴を生かした。
自身が前線にスクランブルしたときにどうやって振舞うかを周囲と整理しておきたい。
特に服部との関係性を考えたい。

保崎:恐ろしいまでの運動量と変わらないハードな守備を見せ、右サイドに回った後は何度も攻め上がった。
前述したとおり、カターレ北井と繰り広げたデュエルは見所抜群だった。
今年のSC相模原はSBを多く抱えているが、彼は左右どちらのサイドでも攻守に頭1つ抜けた存在である。

GK
川口:失点シーンは競り負けた跳ね返りを決められた。 
身長の高いGKではない自覚はもっとも本人が一番自覚していると思うが、相手より先に手で触れたい。
とはいっても、そもそも失点シーンで川口と競り合っていたのはカターレの2選手であり、川口ばかりは責められない。

FW
服部:投入後すぐに特徴を発揮し、何度もチャンスを作り出した。
もう少し長い時間出場できれば。
MF
深井:服部からの落としをもらう形をもっと多く見たかった。
強引なキープなど無理の利くプレースタイルは貴重な存在。
DF
牧内:交代直後の突破は素晴らしかったが、徐々に優位性を失った。
左で使うとプレーの選択肢が少なく感じるので、右サイドを駆け上がらせたい。

薩川監督:相手を引き込んでチャンスを伺う戦い方は浸透しつつあり、ゲーム全体のプランは見ている側にも理解できた。
ただ、それは0-0で多くの時間を過ごし、1-0ないしは2-0で終えるようなものであって、0-1で負けている試合のそれではなかったように思う。
特に最後の15分間をどう過ごすかについては、疑問が残った。
指揮官はシュートが入らないと言うが、ビハインド時にチャンスを増やすための施策をリスクを取ってでも進める判断をしなかった真意を聞いてみたい。

そういえば、試合前にある人との話していた交代出場する選手とその順番の予想が、ソックリそのままだった。



次回、ホームゲームは栃木SC。
昨シーズン相模原に在籍した永芳がいる。
今シーズン出場はないようだが、今節ベンチメンバーだったので、7月3日の相模原戦に出場する可能性は十分にある。
なお、友人の結婚式に参加するためにこの試合は見ることが出来ない。
非常に残念だ。

それではまた。

3月13日、2016シーズンのJ3リーグが開幕しました。
SC相模原とFC東京U23の試合を見にギオンスタジアムに行きましたので、写真とともに紹介します。

事前情報でGK川口能活の欠場が発表される一方、チケットは前売りで7000枚出ているとの情報もありました。
10時過ぎに駐車場に到着すると、すでに青赤のグッズを身にまとったサポーターがチラホラといました。
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ギオンスタジアムに着くと、チケット売り場にはすでに列ができていました。
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今までならまず、チケットを買うところでしたが、今年からはコレです。
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このS席のシーズンチケットは、座席が指定席で年間2万円とお買い得です。
昨シーズンの平均動員3000人ちょっとと考えれば、毎試合チケットを買うことにしても売り切れる心配はありません。
当日券は2,500円なので8試合いけば元が取れる計算です。
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今シーズンからC席がなくなり、B席が一番安い席種になりました。


ここ数日、寒い日が続きましたが、本日も非常に寒く、、
眞田珈琲でHOTルイボスティーを頂きました。
暖まります(*´ω`*)
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次はこれです。(IDとパスワードをちょっと消してあります)
某所でサポーター認定されてしまったので、今年は加入してみます。
サポーターズクラブに入るとグッズが安くなるので、yearbookを買う前に入りました。
どうも、相模原サポーターのみなさん。
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サポーターズクラブに加入して頂いたプレゼント、yearbook、そしてSC相模原仕様のWAONカード。
シーズンチケットがあるので、A席チケットは布教用ですね。
(既にパーソナルスポンサーの継続でB席チケットが手元にあります)
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昨シーズン、他チームを応援している友人をギオンスタジアムに連れてくると、スタジアムグルが非常に好評でした。
今シーズン初戦の出店スタグルをリサーチしてみました。
(猛烈な腹痛のため、実食は2軒のみ)

元気なオバちゃんが呼び込むオムそば。

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串モノといえば、このお店。
ビールと一緒にどうぞ。
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クレープ屋。
試合後に友人と並び、ラスト1個をget。
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個人的なギオンスタジアムのスタグルNO.1のワンツードン。
白いカレーはココナッツ風味でクセになる味。
今日はゆうな店長率いる女性3人、試合前には完売してしまった人気店。
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スタグルの定番、フライドポテトのお店。
子どもに大人気です。
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記事の最初に登場したルイボスティーを提供してくれた眞田珈琲。
サダミハラテは女性が大好きなラテアートをしてくれます。
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みんなの怪しいスリーエフの渡辺酒店。
昨シーズンから登場したSC相模原ビール(小金井酒造)を販売しています。
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お昼はFC東京サポの友達とワンツードンのDONカレー。
ちょっと辛くてクセになる味がたまりません(/ω\)
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将来有望なサガミスタ(SC相模原のサポーターのこと)がフードコートには一杯いました。
サッカーファンの英才教育ですね。
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お父さんにくっついて歩く子どもの後ろ姿は、地域に根差したクラブチームがこれからもずっと続いていくことを予感させます。
家族連れが週末のレジャーとしてギオンスタジアムで過ごす半日をより一層充実させていくことで、SC相模原をサポートする人が今以上に増えていくのではないでしょうか。
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yearbookを買うと、サイン会に参加できるみたいです。
誰が来るのかな?? もしかして、か・・
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川上と、半田、石垣、安藝でした。


新サポーター団体、GREEN BULKによる応援練習。
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イオンのブースでは、キム・ヨンファン、アレシャンドレがSC相模原verのWAONカードをアピールしていました。
この2人、デカいです。(キム186、アレシャンドレ191)
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安藝はファンサービスをキッチリやる選手です。
今日は、恥ずかしがる少年のシャツにサインを書いてあげていました。
歩くとあちらこちらから声をかけられ彼を見て、新人の石垣が感じるものがあれば良いと思いました。

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いつも笑顔の半田、彼の笑顔がギオンスタジアムのピッチで見たいと思う人が少なくないはずです。
SC相模原における攻撃陣のレギュラー争いはとても厳しく、加入からまだ出場はありません。
それでも、練習で見せる一瞬の輝きをぜひ公式戦でも発揮してほしいですね。
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石垣くんはサインを求められ、真剣な面持ち。
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今日のギオンスタジアムでは、至る所でノジマステラのサポーターによる宣伝が展開されていました。
田中陽子らのヤンなで世代もSC相模原と同じくギオンスタジアムで試合を行います。
次世代のなでしこジャパンが見れるかもしれません。
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元FC東京のルーカスも来場しました。
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12時近くになるとスタジアムグルメはどこも人で一杯でした。
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さすが、FC東京のサポーターと言った感じでしょうか。

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スタジアム内では試合前セレモニーが行われました。
FC東京サポーターがゴール裏にたくさんいました。
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今シーズン、FWの中心は服部康平。
188cmの長身を生かしたポストプレー、日々進化するスペースへの飛び出しや予想もつかないプレーが持ち味です。
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今シーズンから指揮を執る薩川監督。
とにかく走ることを重視した練習メニューをこなし、開幕を迎えました。
注目の采配については、後編で少し触れようと思います。
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ゲームキャプテンの深井を先頭に選手が入場してきました。
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写真撮影も無事終了。
試合開始が近づき、ワクワクと腹痛、寒気がより一層増してきたのでした。

後編へ続く。

こんにちは。
今シーズンもうSC相模原の試合は見に行けない、もう記事は書かないと言いましたが、違いました。
本日、明治安田生命J3リーグ第38節 SC相模原対AC長野パルセイロを観戦してきました。
この長野戦が、SC相模原の今季最後のホームゲーム。

加えて、いくつかの要素をはらんだ試合でもありました。
先日現役引退の発表があったSC相模原の20番、MF須藤右介にとっては現役ラストのホームゲームでした。

また、対戦相手の長野にとっては1つ上をいく町田ゼルビアを抜いて、入替戦に出場するために負けられない試合。


J2ライセンスがないので昇格もなく、今後の順位変動もない4位SC相模原、J2昇格と順位変動の可能性があるAC長野パルセイロ。
一般的に、サッカーではシーズン終盤にタイトルや順位変動を伴わないチームはモチベーションが低下し、パフォーマンスが低下する傾向にあります。
また、11月頭に暫定新監督が就任したばかりのSC相模原はチームとして変化の時を迎えています。
風のうわさでは松原新監督の元、アグレッシブなサッカーを目指し日々トレーニングに励んでいるとか、、、
置かれた境遇は全く違う2チームの試合はどんなものになるのでしょうか。


※いくつかの写真に少し加工が加えてありますが、ご了承ください。

試合前

最近、ギオンスタジアムに行く時間が早くなってきています。
以前は11時半くらいに着くようにしていましたが、今は11時前です。
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上の写真の左側にあるイスを見てみると、いろんな選手のサインがあります。
新加入で途中退団となった黒木選手のサイン。

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マケドニア1部のチームへとチャレンジしましたが、現在は帰国中との話も。
youtubeで試合映像を見ましたが、決して恵まれた環境ではない中でプレーしていたようです。
次のキャリアがどこになるか、気になりますね(´・ω・`)


スタジアムにつくと、駆けつけ3杯ではないのですが、基本は眞田珈琲で一服します。
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真ん中に書いてあるエチオピアを選んでみました。
味わい深い珈琲を頂きながら、スタジアムグルメやブースをウロウロ。

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オムそばのおばちゃん。
気合いの入った呼込みが印象的。
以前、一度買った気がします。

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少し肌寒さも感じるこの頃、暖かいごはんは重要です。

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手前の串焼きのお兄さんを撮ったはずが、後ろの売り子の女の子が焼きそばを食べている姿がセンターにきています(゚∀゚)
デジタル一眼を買っても、撮影技術や構図のお勉強をしないので、たくさん撮ってもうまく収まっていなかったり、ブレたりしていることが多いです(/ω\)
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珍しいダチョウの肉をチーズロールで頂くお店。
そういえば、今節ってスタグル一覧が公式に出ていましたか?
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女性に大人気、クレープ屋さん。
寒いとやや売り上げが伸びないかもしれませんね。
晴れ間が出てきた12時以降はどうだったのでしょうか。

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若いお兄ちゃんの呼び込みが印象的なお店。
ポップコーン、ホットドックと聞くと、ふと映画館を思い出したり、、、

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淡路島カレーのお店。
数えるほどしかないスタグルで2件あるカレー屋のうちの1つ。
うどんを売ったり、鳥汁をやったりはしない方のカレー屋さん。

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クレープ2件目。
さすがに競合すると厳しいかなーなんて思ってパシャリ。
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子どもが大好きなフライドポテト。
早い時間から子どもたちが並んでいました。


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郵便局ブースでは、クレジット機能付きカードを作るとなんかくれたみたいですが、自分には必要ではなかったので、丁寧にお断りしました。
それでも、「グッズもらえますし、どうですか?」とダメ押しの声掛けをするお兄さんのバイタリティは素晴らしい。
今日、一日の成果はどうだったんでしょう。
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この試合、パルセイロサポーターはバス3台で駆け付けたとのことです。
アウェーバスが中止になるクラブもある中で、ここまでの集客を実現する要因はなんなのでしょうか。

早い時間からスタグルエリアはパルセイロサポーターで埋め尽くされ、まさかのホームがアウェーのような奇妙な状態に(´Д`)
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レゲエのミニライブもやっておりました。
「実は俺、半田で~す」みたいなネタをちょびっと期待しましたけど、本職の方でした。
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斜めで読みにくい、、、けど
リボンみたいでカワ(・∀・)イイ!!
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選手へのメッセージを皆さん書いておられます。
女性が多い印象。
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スタグルエリアに戻ると、どこかしもパルセイロサポーターの皆さん。
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恒例の応援練習をのぞき見です。

(誰だ!!のぞきは得意ですよね!!とか言ったヤツ!!(゚Д゚)ノ )
須藤選手のチャントも練習したようです。







今日のお昼ご飯
ワンツードンさんで今日のお昼。

ミニ鳥汁 200円。
ホロホロと溶けるような鶏肉、味のしみ込んだ豆腐と大根がおいしかったです(゚∀゚)
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チキンサンド(500円)もいただきます(゚∀゚)
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チキンサンドをつくるマスターを激写|д゚)




郵便局のキャラクターが搬送されていました。
シュールすぎんだろ( ゚Д゚)
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スタジアムに入って

入り口では、12月5日に一部リーグへの昇格入替戦に臨むノジマステラ神奈川相模原の告知ビラ配りがありました。
パルセイロサポのお姉様方、ご入場((((oノ´3`)ノ
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ゴール裏では早くも須藤のゲーフラを掲げる人も。
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試合前開始前、盛り上がって来たゴール裏。
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対するAC長野パルセイロのゴール裏。
めっちゃ人おる!!( ゚Д゚)
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試合中
スポンサーさんらしき人とご挨拶の望月代表。

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ハーフタイムにメインスタンド登場したFW服部。
見つめる先には何があるのでしょうか。
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後半開始直前
主審はなかなか出てこないSC相模原イレブンに速くするよう、せかします。


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試合終了
2-0の勝利。
須藤がチームメイトと勝利を喜びあっていました。
ハグで応える選手も多く、現役最後のホームゲームを噛みしめるかのようでした。
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そんな感動的なシーンの脇では足をつってしまい、体力もカラ欠の小谷がグッタリ。
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藤吉は今シーズン試合にほとんど出ていないと記憶していますが、彼はいつもチームメイトに声をかけています。
今日の試合もハーフタイムで引き上げる選手を激励していました。
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試合後
ホーム最終戦ということで、セレモニーが行われました。
望月代表、松原監督、高原キャプテンの順に挨拶が行われ、その後サインボールがスタンドに投げ入れられました。
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ケガに泣いた工藤、来季は今シーズンの分も活躍してほしいですね。
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セレモニーの後、ゴール裏で選手とサポーターによる集合写真が撮影され、恒例のハイタッチイベントが開催されました。

※全選手をうp出来ればよかったのですが、ちょっと偏りがあると思います。ご了承ください。

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撮った感想
寺田先生、めっちゃ良く撮れてますね。
曽我部の笑顔もうまーく収めることができました。
タレスを撮るはずが木下通訳がメインな構図になってしまいました。



試合雑感


試合開始から、以前のサッカーとは違うサッカーが目の前で展開されました。
多くの選手が指示を出し、要求をチームメイトにしていました。
互いの責任が明確になり、ボールへのアプローチも必然的に早く、強くなっていました。

また、それを可能とするDFラインの位置取りの違いもありました。
LSBの永芳は周囲の選手とのコミュニケーションを繰り返し、特にDFラインの位置取りを高くとるよう指示をだしていました。

寺田はラインの位置取りに関する指示を出しているようには見えませんでした。
船頭が多い船は云々、、、ということなのか、それともメインスタンドから遠いので見落としたかは定かではありませんが、、、

ディフェンスラインが勝手にリトリートして後退すると、ボランチとの間にスペースが生まれてしまいます。
序盤はコンパクトな陣形を保っていた相模原でしたが、徐々に疲労やパルセイロ側の対応によりDFラインとボランチのポジショニングに少なくないギャップが生まれました。
そこをFWの選手が降りてきて使おうとするので、松原監督はDFラインをあげてパルセイロのFWやアタッカーに自由なスペースを与えないよう指示していました。

どんなに細かい調整を繰り返しても、局面によってはいつも同じようにはいかないのがサッカーです。
前半、曽我部がボールホルダーと、その選手を追い越そうとする選手の2人のどちらかに付いていくべきか迷ってしまったシーンがありました。
結局、追い越していったデコイに一瞬釣られたせいでファーサイドにクロスを蹴り込まれ、折り返しから枠内へとシュートを打たれることになりました。

どんなにハードワークとスライドを繰り返しても数的不利やその前触れはあるものです。
その時に周囲の選手がボールホルダーにもっとも近い選手対して、どっちの選手につくか、どのプレーをさせてはいけないのかを指示しなくてはいけません。
この試合、コミュニケーションの頻度が高い永芳のいるサイドからもこういった場面を作られたのは、まだまだコミュニケーションに課題があるともいえます。
ただ、こうした局面を無くしなさい という要求も無茶な話ではあります。

長野は右サイド(相模原の左サイド)の攻略が難しいと考えたのか、しきりにハーフラインを越える前から左サイド(相模原の右サイド)の大外へとフィードしました。
ボールサイドでハードワークとスライドを繰り返す相模原のサッカーの1つの弱点である、ボールサイドの逆サイドを攻める定石を狙ったものだと思います。

ただ、それほど効率的でも、機能していたとも思いませんでした。
寺田とのミスマッチが発生しそうな長身の選手を配置していれば、また違ったのかもしれません。
新しい相模原のサッカーはハードワークが戦術の根幹です。
どんなにコンパクトに陣形を保っていても、何度も早く、激しいプレスを繰り返せば、これまでのサッカーと比べて選手が疲労する時間帯も早まります。
特に2列目のアタッカー陣は、どんなに高い位置をとって攻撃をした後でも守備は必ず戻ることが徹底され、FWの2人が相手の攻撃を限定する役割に留まる一方で攻守に渡って球際の競り合いを絶え間なく要求されます。
後半の早い時間に2列目をフレッシュな選手に入替え、戦術の強度を保とうとするのがお約束だと思いますし、実際そうでした。
あとは、90分走ることを苦にしない樋口はそのままで良いとして、SBやボランチの代わりに北原、高原の代わりにタレスといった感じだったのでしょうか。
2-0と試合を優位に進められたこともあって、プラン通りの交代になったと思います。


先制点のシーンは、須藤が1つ持ち出して前に当てて、樋口が抜け出してのゴールでした。
あとで良く見直してみたいのですが、とても樋口らしい得点だったと思います。




短寸評的なにか。
高原
ロングボールのターゲットだけでなく、サイドに流れての起点となる動きもあり、質・量ともに良かった。
フィニッシュワークは樋口に譲ったが、その分チャンスメークで貢献。得点はさすがの精度。

樋口
爆発的な運動量とスピードを生かして前線で攻守に渡って貢献。 狭いエリアから抜け出し先制点をget。

曽我部
前半は左サイド、インサイドで活躍するも、後半になって運動量がガックリと落ちてしまった。
強度の高いサッカーを志向する新監督の戦術ではもっとも疲労するポジションなので、
途中交代もやむなし。

井上
攻守に渡って貢献した。 曽我部と同じく運動量が落ちてきた後半に交代となったが、
新監督のサッカーではトップで出場するより2列目の方が適任。

須藤
引退はパフォーマンスの限界ではない。 先制点のシーンはボールを受けて1つ持ち出すことで味方は受ける準備が出来たし、対面の選手は須藤の突進を考慮しなくてはいけなくなり、相手を一瞬その場にくぎ付けにできた。 運動量も多く、サイドに流れた選手を追い越すシーンもあり、攻守に渡ってダイナミックなプレーを披露した。
CBやサイドの選手に対するポジニングやプレーの要求、指示が目立った。

トロ
出足良くボールを奪うシーンが多く、さすがの出来だった。 攻撃での貢献度はそれほど高くないが、相手のアタッカーに対して確実に当たりに行けるのは後方に控えるCBやGKに安心感を与えている。
縦パスやサイドのアタッカーへのやや球足の長いパスが出せたら、、、上位カテゴリに引き抜かれちゃうね。

寺田
体格で勝る相手に対しても積極的な守備を見せた。 今までの試合では攻守両面で行くのか、行かないのかの判断が遅い印象があったが、今日の試合では出足良く対処し、攻撃でも果敢な攻め上がりを見せた。相手SBの裏に蹴り込むボールはもう少し工夫したい。

小谷
目の前の敵アタッカーに責任を持って対処しようとする姿勢は良かった。 クリーンシートで終えたのは高評価。次節は出場停止。

安藝
永芳と絶えずコミュニケーションを図り、時にリスクを冒して1列前で敵アタッカーを潰すなど持ち味のアグレッシブな守備が光った。 配球面ではやや物足りなさもあった。前節、不運なOGがあっただけにクリーンシートは大きな自信になるだろう。

永芳
絶え間なくコミュニケーションを安藝、曽我部と取り続けた。 DFラインを横から見れるSBのポジション特性を生かした指示で、DFラインを常に高く、中盤との距離を詰めて全体をコンパクトにしようとする意図が感じられた。新監督の戦術の中でも特に重要な役割を担っている選手だと思う。
スペースへボールを配球する意識が高く、前任者の大森と比べてキックで良さを出すタイプ。
足元があるからといって持ち過ぎず、シンプルにリスク回避を選択するなどクレバーさも持ち合わせている。
前半には長野の決定機に体を投げ出し防ぐなど、要所で存在感を発揮した。

佐藤
前半30分以降、後半の中盤以降など、守勢に回った時間帯で持ち味を発揮した。
特に後半枠内に飛んできた強烈なシュートを片手で枠外へはじいたストップは最高の見せ場だった。
フィードキックがタッチラインを割る回数が多かったのは気になった。
新監督のコンパクトな陣形、高いDFラインはGKにも多くのタスクを強いる戦術だが、今のところは大きな破たんはなく、安心して見ていられる。今シーズンは第一GKの座を守り続けた。


飯田
良くも悪くも新監督の影響をキッチリ受けた印象。

成田
2列目の左で途中出場する定石パターンとなった。
強烈な左足から惜しいシュートを放つなど、見せ場があった。
永芳との関係も悪くなく、対面の選手を押し込んだ。

タレス
途中出場であれば、体力を気にすることなくスプリント、素早いスライドが出来ることを証明。
相手のタイミングを外すドリブルから決定的なクロスを入れるなど、自らの特徴を短い時間で発揮した。

北原
クローザーとして残りわずかな時間をトロとの交代で出場した。
戦術の強度を保つために必要なカードであり、チームのバランスを崩すことなく投入できるのは大きな魅力。


松原監督
自らの戦術を試合中に微調整する指示を出し、強度が落ちてきたところでフレッシュな選手を入れ、試合をクローズした。
選手個々の役割と責任をはっきりとさせる意識付けが見て取れた。
特に試合中、選手間でのコミュニケーションは今までの比ではないことからも、意識改革が進んでいると感じられた。
今日のサッカーを見る限り、就任から短い期間で自らのかかげるサッカーをチームに落とし込んだ手腕は3試合の暫定監督ではもったいない気もする。
ただ、求められるサッカーの強度が高いのでシーズンを通して、特に夏場もやり続けるのは難しいという印象も受けた。


須藤引退

須藤右介は決して順風満帆なキャリアを過ごしてきたわけではなかったと思います。

1986年5月7日生まれ。
Jリーグ屈指のユースであるヴェルディユース出身の須藤。
プロキャリアの始まりは、2005年の名古屋グランパスで、同期には日本代表の本田圭佑も。

名古屋では定位置獲得には至らずJ2横浜FCへ、その後当時JFLだった松本山雅に移籍しました。
松本で多くの出場機会に恵まれ、キャプテンを務めました。

その後、ブラジル4部、岐阜を経てSC相模原に加入。

SC相模原での成績は、28試合出場(2371分) 2得点。
その出場の多くをブラジル人のトロとのダブルボランチを組み、恵まれた体格を生かしたディフェンスで相手の攻撃の芽を摘む一方、機をみた攻撃参加で攻撃に厚みをもたらしました。
ハイライトは2節、アウェーAC長野パルセイロ戦でのゴール(動画)。

奇しくも自分と同い年の選手。
良く30歳を前に人生を見つめ直すとか、30前に転職とか聞くけど、須藤も色々な思いや考え、契約や体の状態があって引退することにしたんだろうなと思うと、赤の他人のことながら自分自身にも返ってくるものがあります。

まずは、お疲れ様。
そして、これからのセカンドキャリアが良いものになりますように。

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来季
シーズンはまだあと1試合ありますが、今シーズンももう終わりです。
これから別れと新たな出会いの季節、ストーブリーグが始まります。
須藤のようにチームを去る選手、新たに相模原に来る選手、J3というまだまだ未成熟なリーグでSC相模原も変化の季節がもうそこまで来ています。

世の中、変わるものもあれば、変わらないものもあります。
多くの人達が来春に相模原、ギオンスタジアムに足を運ぶと思いますが、SC相模原、J3リーグ、Jリーグ、日本サッカーは続いていきます。


日本サッカーの父、かのデットマール・クラマーは言いました。
「試合終了のホイッスルは次の試合に向けた試合へキックオフの笛である。」
もう次の試合へ向けた選手たちの戦い始まっています。

我々も日常へと不本意ながら舞い戻り、次の試合に向けて仕事や学業といったそれぞれのピッチで戦わなくてはいけませんね。
(そんな大それたことか?(´Д`)? )



おまけ
初めてゴール裏に入ってみたので、メインスタンドを写真に撮ってみました。

いつか、ギオンスタジアムが満員の観客で埋め尽くされるのを見たいね。

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では。

こんにちは。
本日は、明治安田生命J3リーグ第29節 SC相模原対JリーグU22を観戦してきました。
前回観戦した藤枝MYFC戦に続き、勝利できるのでしょうか。
(前回の観戦記事はコチラから→【taku】明治安田生命J3リーグ第28節 藤枝MYFC対SC相模原


久しぶりに第4駐車場に停めて、レッツゴーです。
(最近は坂下の駐車場ばっかり)
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チケット売り場でS席チケットを購入しました。
試合2時間前ではありますが、いつもより人が少ないです。
ギオンスタジアムに来る道中、渋滞続きだったので、お墓参りへ行く人が多いのでしょうか。
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今日の開催されるイベントのタイムスケジュール。
さがみはらドリームマッチ2015のチケット販売が行われるようです。
残念ながら、その日は仕事なので今回は購入を断念しました。

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長袖を着てきてしまったので、暑くてしょうがないので、眞田珈琲でサガミハラテ(アイス)を頂きました。
眞田珈琲を味わえて大満足。

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メインスタンドの入り口には、最近出場機会がないイケメン飯田くん。
※写真は撮れませんでした。

次に再入場したときは森に代わっていました。


先月のゼルビア戦以来となるギオンスタジアムです。
特に見える景色に変わりはありませんが、スタジアムに入っても人が少なく感じました。
7、8月程ではないにしろ、暑いので試合の強度が心配です。

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アウェイ側ゴール裏にはジュビロ磐田、FC東京が見えます。

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関係者席には、各スポンサー様の名前が貼ってあります。
一番手前は山上講造企画、その下はKDSです。
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お昼ご飯はSC相模原的グルメ、ワンツードンです。
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DONカレーを頂きます。
お肉がたくさん入って、ちょっと辛みを感じるおいしいカレーです。
カレー屋さんでありがながら、他のメニューもおいしくて最近はトムヤムチキンがお気に入りです。
トムヤムチキンはスタジアムでも食べられます。
(ワンツードンさんについての記事はコチラから→【taku】ONE TWO DON SC相模原的グルメ )
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ご飯を食べたら、またスタジアム入口付近に戻ってきました。
サポーターが新しいチャントの披露や練習をしていて、多くの緑色のユニフォームが集まっていました。
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近くではMCのテディ(@MC_Teddy14)が写真を撮ってあげていました。
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イベントブースでは、うちわ作り体験ブースが出ていました。
体験型のイベントは親子そろって参加できて良いですね。
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隣には、相原高校のブース。
JK3人組がハチミツやカレーを売っていました。
近くで見ていたら、高校生らしいほのぼのとしたやり取りが聞こえてきました。
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チケット売り場前では、安藝、工藤がちびっこ相手にじゃんけん。
この2人は子どもの相手をするのがとても上手です。
本当はピッチ内で活躍する彼らを見たいところですが、こうやって選手と触れ合える場面がギオンスタジアムには至る所にあります。
選手を見かけたら話しかけてみてはどうでしょう。
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今はスタメンですが、北原もケガで試合に出られなかった時期はスタジアムの外で盛り上げていました。
(これは先月の写真)
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・大ざっぱな試合経過
試合は15分に左サイド 井上平からインスイングのクロスに服部がダイビングヘッドで合わせて幸先よく先制。
GK佐藤の判断の遅さからあわやゴールというシーンもありましたが、前半を1-0で折り返しました。

後半12分、DFラインから飛び出して積極的にアプローチしていた小谷でしたが、奪い切れずDFラインの裏を取られ、GKとの1対1を決められ同点にされました。
先制の服部はお役御免、樋口が登場し、樋口がRSH、曽我部がFW。
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直後の13分、左サイドで得たFKを曽我部がインスイングのキック。
DFラインとGKの間で井上平が得意のヘディングで合わせて2-1。

両チーム選手の交代があって、35分途中出場の高原が左足でループ気味のシュートを決め、3-1。
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41分、接触プレーで曽我部が負傷、成田と交代。
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46分、U22 左サイドバック12番、名古屋所属の佐藤から、早く落ちるクロスから2番、浦和所属の茂木がヘディングゴールで3-2。

最後は2試合連続でクロージングのために相模原が田村を投入、井上平交代。

3-2で試合は終了。

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・試合雑感
スタメン選手は前節の藤枝MYFC戦と同じで、好調のFW服部、フィットしてきたFWタレスの2人。
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SC相模原は、試合開始から多くの時間を若い走力を持ったU22にゲームを支配されました。
ただ、U22は細かいエリアでのパスの出し手と受け手は良い関係を築けますが、3人目の連動したサッカーは披露できず、攻めてはいるものの手詰まり感がありました。
また、SBが高い位置をとっても、大外からクロスではなく、上がってきた望月ら3列目の選手が中央で持ち、アタッカーがペナルティエリアの狭い幅で受けようとするシーンが多かったように思います。
急造チームの難しさ感じました。


試合経過とともに、徐々にSC相模原がボールを持てる時間が増えてきました。
相手のゲームメイカー望月らボランチに対しては、CBからのビルドアップのパスをFWのタレスと服部がコースをふさぎ、U22の攻撃をロングボールとサイドへの配球へ誘導できていました。
RSBの寺田は果敢な攻め上がりを見せ、深い位置へと侵入してクロスを配球していました。
寺田が高い位置を取れたことで、全体が敵陣へと入り、重心が低くなりがちなSC相模原が優位に戦える時間が増えました。
また、U22がCBに対して過度にチェイシングしてこないので、小谷はタレス、服部に対して縦パスを積極的に狙い、次々成功させていました。

その小谷は試合中、大きなアクションを交えてDFラインやボランチ、アタッカー陣に指示を出すなど、積極的な姿勢が目立ちました。


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?マークがついているモービーですが、藤枝戦に続いてフィードやグラウンダのパスがかみ合わないシーンがありました。
また、大森が持ち上がったシーンではややフォローが遅れるなど、小谷と寺田ほど良い関係を築けていない印象でした。


試合経過でも書きましたが、後半2-1とされ服部に代えて樋口が登場し、樋口がRSH、曽我部がFWとなりました。(図には高原ですが、彼が登場するはまだ15分以上も後の話)
曽我部は今シーズン、ほとんどをサイドでプレーしてきましたが、FWに入っても難なくプレーできていました。
裏への抜け出し、ボールを受けて反転して前を向くなどコンディションの良さを感じさせ、タレスや高原とも良い関係を築けていました。
ゴール前での決定的シーンでミートできずに頭を抱えたシーンはありましたが、サイドに固定してしまうこれまでの戦い方はゴールから遠く、彼の良さを充分に発揮できてきたとは言えません。
サイドでのプレーはチーム事情とはいえ、得点力に課題があるSC相模原にとって、試合の中でサイドを入れ替えるだけではなく、前線とのポジションチェンジは新たな可能性を感じました。
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試合を見ていて気になるネガティブな点は、モービーにミスが目立つことです。
それでも安藝、小谷とこれまで相方で組んできたDFはいずれもモービーと組む中で各々の特徴を発揮してきたので、現在の相方である小谷の良いパフォーマンスがモービーにも良い影響を与えてくれたらと思います。
今シーズン見せた、奪ってサイドへロングフィードし、リスクをかけて自ら前線まで駆け上がったときのような大胆さをまた見せて欲しいですね。


・U22について

アタッカーは中央に密集し、SBが高い位置をとっても、結局真ん中の選手に預けてしまい、外からえぐってのクロスが少なすぎました。
SC相模原の両CBはハイボールに対してとても強いとはいっても、SB寺田、トロ、北原は背が低く、地上戦を仕掛けるよりは大外からマイナス気味にクロスを配球することが、有効な戦い方の1つだと思いましたが、前半RSBの石田はボールを多く触りますが、あまりそういったシーンは作れませんでした。
左からは2本、よいクロスがありましたが、得点には結びつきませんでした。


後半になると大外からのクロスが入ってくるようになり、サイドが高い位置まで侵入できるようになってきました。
46分、茂木のヘディングゴールは大外からLSB佐藤の鋭いクロスで勝負ありでした。

相模原に8番望月を抑えられてしまい、また交代出場した選手も精彩を欠き、自分たちがやりたいことをやらせてもらえなかった印象でした。

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・!!

サッカージャーナリスト、後藤健生さんが観戦していました。

サッカーで文章を書いたり、話したりすることを生業とする人達の中では、どちらかというと書く方に明るい人。
戦術はあまり得意ではなさそうな印象。
今日の観戦を経て、何かJ3の記事を書くのでしょうか。

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・覚醒した?服部康平、スーパーサブ高原

今日の試合で先制点を決めた服部は、これで3試合連続ゴールになりました。
10節で70分出場してから、最近まで出番がまったくありませんでしたが、持ち前の強さをと泥臭さを生かしたプレーで相模原サポーターの心をガッチリGETです。

ドリブルして、ボールを置き去りにしたり、ボールを見失ってこけたり、せっかくいい形で受けたのに簡単にロストしてしまったりするのを見て、近くのおじさんから「覚醒したけど、やっぱり服部なんだよな。」と言われていましたが、まさにその通りで彼はまだまだ成長過程にある選手だと思います。
昨年と比べて格段に良くなったポストプレーも、60分で代えられてしまうようでは勿体ない。
ライバルはタレス、高原、井上平、樋口とたくさんいて、彼らの多くは今シーズン服部よりも多くの得点を挙げています。
サッカーをやった経験のある人はわかると思いますが、ノッテいるときはボールを持てば何でも出来るような気がしますし、シュートは打てば入ってしまう時があります。
4試合連続ゴール、実現してほしいですね。
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2試合連続で途中出場で得点を決めた高原。
かつて見せた様な迫力のあるプレーは無くても、テクニックと競り合いでのうまさを見せてくれます。
決勝点となった3点目は、足元に入ったボールを右足で打てるようにするのかと思いきや左足に持ち替えて、ループ気味のシュートは至高の技でした。

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・たん寸評的何か
SC相模原
・タレス
得意の変わり身の術で対面のDFと入れ替わるなど、スケールの大きなプレーを随所に見せた。
後は結果が欲しい。

・服部
先制点を奪った。 ガス欠が早すぎて驚いた。

・樋口
走力とスピードを生かしたチェイシングで相手の選手を次々ピッチに倒した。
現状、FWとしての起用よりRSHが適任。

・曽我部
FK、流れの中からアシストを記録。 ゴール前で痛恨のミスを決めれば、ヒーローだった。
負傷退場は心配。

・井上平
服部の得点をアシストし、自らも得点。 70分を超えるとガクリと運動量が低下。

・寺田
高い位置に何度も侵入し、クロスを配球。 受けに回る展開は少なく、安定感を発揮。

・北原
得意の守備で貢献した。 つなぎのミス、前線へのパスミスを少なくしたい。

・トロ
安定感のある守備を見せた。 カードコレクターから卒業。

・小谷
出足が早い寄せでピンチを未然に防いだ。 何度もFWに通した縦パスは◎

・大森
走力を生かしたプレーが攻守に渡って見られた。 井上平へのフォローをもう少し早くしたい。

・佐藤
判断を誤るシーンが見られた。 前節が完璧な出来だったので、残念。

・辛島監督
2試合連続で途中投入の選手が結果を残した。
服部を見切る早さはさすがだったが、井上平は引っ張りすぎ。




・試合を終えて
いつもやっている試合後の一杯を眞田珈琲で頂きました。
ルイボスティー(ミルクあり)
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今日は、このブログの住人2人と一緒に観戦しました。
普段J3を見ない2人が今日の試合、スタジアムを見てどう感じたか、非常に興味深いところです。
ぜひ、記事にしてほしいです。


今日の勝利でSC相模原は勝ち点を48に伸ばし、3位のAC長野パルセイロと勝ち点差は4となりました。
残り試合は多くありませんが、充分に追いつける可能性があります。
また、5位のFC琉球との差は9となり、4位以上をほぼ手中に収めたと言えるでしょう。

次節はアウェーでガイナーレ鳥取と対戦です。
今シーズンの対戦成績は1勝1負の5分。
負けた試合は、ちっさいオッサンことフェルナンジーニョにやられてしまいましたが、どうなるでしょうか。


それでは、また!!

こんにちは、takuです。
飯田がイケメン過ぎて、彼女をギオンスタジアムに連れていけないtakuです。


本日の明治安田生命J3 2015年第18節 藤枝MYFC戦は5-0の完勝です。
SC相模原はこれまで無かった3連勝を記録し、2位のAC長野パルセイロに勝ち点差2と肉薄しています。
また、久しぶりの4000人越えの観客動員となり、非常に盛り上がりを見せた試合となりました。



さて、今日は朝から不穏なtweetがTL上に表示されていました。
その内容は、「駐車場難民出るか?」「駐車場が早くもいっぱい」といったもので、ギオンスタジア横のギオンフィールドで行われたスポーツイベントによる動員があったようです。


まだまだ集客力の弱いSC相模原の試合は、2時間前に到着すれば一番近い第4駐車場に止められます。
(※町田とのダービーマッチを除く)
J3開幕以降もっとも遅いときで、試合開始30分前到着で停めることができたのですが、ギオンスタジアムは相模原公園に隣接しており、その駐車場はほとんどが相模原公園のものですので、他のイベント等があるかを”一応”考慮しておくと無難かもしれません。

本日は第4駐車場を諦め、旧フィッシングパーク前にある公園駐車場に停めて歩くことにしました。
途中に池やキレイな花が咲いていました。(菖蒲の花でしょうか?
結構いい道かもしれませんが、夕方や夜に歩くのはちょっと怖い道ですね。
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ルートは複数あり、最短ルートであるクヌギルートは現在、安全上の何某により封鎖されています。
(ここが解放されればメイン民に近い駐車場が増えます)


最近感じるのは、現状で既に駐車場が少ないことや、試合後に周辺道路がキャパシティを超えてしまい、渋滞が発生していることです。
当面は臨時駐車場の活用を広く呼び掛けていく必要がありますね。
また、歩道がなく車道を歩かざるを得ない場所、あまり好ましいとはいえない場所に停車して乗り降りするマナーが散見されます。
個人的にはいつか、ギオンスタジアムの入り口で交通事故が起きるのではないかと心配しています。
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さて、本日は「SCSカーニバル」と銘打って、南米出身者は無料だそうです。
ハーフでも、クォーターでもいいそうです。
サッカーに親しみがあり、お祭りが大好きな南米出身の人達に来てもらう試みはすごく良いと思いますね。
試合前には、スタジアムDJによるクイズやポルトガル語紹介もあり、子どもから大人まで楽しめました。
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さてさて、ギオンスタジアム到着です。
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いつもと違う方から歩いてきましたので、↑はアウェイ側入り口。
右手の方に別棟でトイレがあります。

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チケット売り場が果てしなく遠く感じますね。
すでに厳しい暑さです。


チケット売り場の前まで来ました。
イケメン飯田 ではなく、、、、

黒木がポンチョを着ておりました。
(にっしーさんご指摘ありがとうございます(/ω\))

黒木くん、顔覚えるので許してください(ノД`)・゜・。
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サンバ美女と戯れる服部、工藤ら。
細身と思いきやムッチリしておりました。
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応援練習が始まりました。
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井上平のチャント練習をしてました。
そういえば、日本代表の宇佐美貴史と同じなんですね。



先日、今まで間違っていた公式HPでのフリガナが直りました。
前回ブログを中の人が見てくれたのでしょうか。


暑いので眞田珈琲さんでイタリアンソーダ(レモン)をいただきます。
店主の髪の毛が短くなっており、ちょっと驚きました。
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チケット売り場のテント。
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近くをうろつくピッチ外のMVP男がいましたので激写しました。
中々試合に出られませんが、ピッチ外での貢献度は他の選手の追随を許しません。
あちこちで話しかけられる彼もまた、とても愛されている選手です。
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これから試合前の時間でサンバの練習が行われるようです。
昼ご飯をGETするので、練習は見ませんでした。
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インドカレー屋の前に列ができていました。
割にユニフォームを着ていない人が多く並んでいたように思います。
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本日のお昼もSC相模原の誇る、魔法の『たべたい、、たべた、、、い、、』という中毒症状を起こすDONカレーです。

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ギオンスタジアムでは、チョリパン然りホットドック系のスタジアムグルメも人気です。
手が汚れないし、家では食べることがないからでしょうか。
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ブラジルブースもありました。
ガラナを久しぶりに飲みたい気もしましたが、炭酸さっき飲んだので我慢です。

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ブラジルの家庭料理、ギザドです。
200円と安く、鶏肉の手羽とモモが煮込まれた 鳥の旨煮です。
次はご飯にぶっかけて食べたい!!
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サンバの紹介をするスタジアムDJのテディ。
青の人が色白で目を引きます。

初めてパノラマで撮ってみました。
これがいつも座っているS席上段です。
屋根があるので暑さ、雨を気持ちばかりしのげます。
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テンションのあがるキックオフです!!
風邪は相模原側から藤枝方面へ。
相模原はいつもの4-4-2で試合に臨みます。
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前半11分、曽我部のゴール。
売り出し中、イケメン飯田がルーレットで相手をかわし、最後は曽我部。
前節、久しぶりの怒りモードでファンをヤキモキさせた曽我部、ここ数試合決定的な仕事をしてきた飯田の両アタッカーが先制点をもたらしました。
(この写真、、曽我部じゃなくて樋口が点とったときのかもしれない、、多分そう
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2トップは守備時には、樋口が前で高原がやや下がり目になることが多く、高原はボランチへのパスコースを丁寧に消し、樋口は無尽蔵のスタミナで相手DFをブルドーザーのごとく潰していました。
樋口、前節に続いて守備のスイッチを入れる役割を担い、確実に仕事をこなします。

飯田はサイドを自由に変え、曽我部がボールを保持すると積極的に同サイドや近くにより、2人の良いところを引き出し、隙あらば高原、樋口にラストパスを送ろうとしていました。

DFの安藝は上々の立ち上がり、試合前の練習でボールカットからFWに早くつける練習をしていた通りのプレーを見せます。


曽我部と寺田も試合前の練習通りのプレーから右サイドを攻略しようとするなど、準備してきたことがピッチ上で表現できるくらいコンディションやチームの状態は良いようです。

藤枝は攻撃において前回のブラウブリッツと同じく、同時に2人の選手がDFラインい大して仕掛けて混乱を狙いたいようでしたが、良いパスがでませんでした。
また、トロと須藤の背後、CBの前のスペースに入ったアタッカーに対して有効な楔が打たれず、チームを前進させることが難しい状況でした。
さらに、樋口に追い回され、ボールを前線に蹴り出しポゼッションを放棄するシーンも。

守備では、高原のポストを抑えようとしますが、こぼれ球を相模原に拾われると曽我部、飯田に手を焼き、寺田、トロ、須藤、成田へとボールを回され、瞬く間に再び高原へのボールが配給され、後手後手に回らざるを得なくなりました。
藤枝の攻め所は、相模原DF寺田のところでした。
しかし、奪いたいのですが、高原が積極的に寺田のパスを引き受けにサイドへ、低いポジションへ流れるなど、奪いどころを見いだせずにいました。


その後、何度かいい形をふいにした樋口が2-0となるシュートを決め、さらにSC相模原の攻撃が続くと、藤枝は徐々にバランスを失っていきました。
攻め所、プレスに行くところ、セーフティに下げるところ、リスクを取ってオーバーラップ、裏を取るところなど、局面における思惑にズレが生じ、ボールに対して強くいく、これだけが残りました。



前半の多くの局面で飯田の良いところが出て、飯田祭り状態。
彼がボールを持つと、歓声があがりました。
今、SC相模原で一番華のある選手。



寺田、成田はサイドに流れてくる高原を良く使っていました。
それでも寺田はスローインのすべてを高原に放っており、頼りすぎだと思いました。


前半が終了して2-0。
負ける気配はしませんでした。

(後半についてはちょっと手抜きでTwitterの呟きで)







最後は樋口が4点を奪い、5-0で終了。


寺田は結局90分持ちませんでした。
アイシングをしていたので、おそらく筋肉系トラブルなんでしょう。
最後まで残していたフィールドプレーヤーを使わことになり、監督はガッカリしたと思いますね。
また、守備対応、パスの回し方に課題があるので、改善してほしいです。

途中投入の大森は右へ左へ縦へ、裏へと大忙しでした。
”ダイナモ”と評されるだけあり、豊富な運動量でボールを持たないときの動きに魅力がある選手ですが、今日の試合ではゲームをクローズする上で相手陣地を蹂躙し、相手を押し込むタスクを見事にこなしました。
出来ればいくつかあったチャンスで1点でも決めてくれたら、天野が居ないので彼を”物量で潰す”役を任せる上で太鼓判なのですが、、、

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各選手、疲れたのか多くの選手が下を向いていました。
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イノウエタイラー選手。
最近の出場は途中からで、結果を残しているとは言えません。
今日も少なくとも2点は決めることが出来たはずです。
今後も甘いマスクの必殺仕事人、イノウエタイラーに期待です、
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高原は多くの攻撃に絡み、ボールの預けどころとして機能していました。
シュートがもう少し増えたら、、といつも言っていますが、、
今日はジャンピングボレーを相手GKにセーブされるなど不運もありました。
次回はキャプテンの一撃に期待しましょう。
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今日の須藤は充実の内容でした。
守備も的確、攻撃でも多くの攻撃に関与しました。

モービー、相手の攻撃に対して手を焼くことはほとんどなく、後半には藤枝のクロスに対して体を張った良い対応でクリーンシートを達成しました。
奪ってから早く攻めるの意識は強く、時に急ぎすぎな面もありますが、20代前半のCBとしては合格点だと思います。

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イケメン飯田。
今日の最後はさすがに疲労が見えましたが、先制のルーレットはお見事。
決めきれなかったとはいえ、樋口に対して何度も決定的なパスを送りました。

早く、この子を買ってください。

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前半、ツヨシが痛んだ時は久しぶりに藤吉の出番かと思いましたが、結局出場なし。
ポテンシャルでは佐藤に引けを取らないと思うので、決して腐らず練習に取り組んでほしい。
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最後、寺田に代わってRSBに入った小谷は、なでしこジャパンの海堀よろしく不必要な胸トラップで危険を招いてしまった。
時間が少ない中で奪われてはいけないシーンでボールを失ったのは、同時に監督やチームメイトからの信頼を失ってしまう。
慣れないポジションとはいえ、充実の安藝、不動のモービー、出場停止明けの工藤が帰ってくるとスタメン争いは決して簡単ではないでしょう。
ただ、RSBは森以外はドングリの背比べなので、ここで信頼を勝ち得て多くの試合経験を積みたい。
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木下通訳との会話で笑顔の曽我部。
今日の試合、本人には納得がいかない部分は数多くあったと思います。
それでもゴールという結果、90分プレーしたことは本人、チーム、サポーターにとって大きな意味がありました。
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安定感がさらに増した安藝くん。
前に出てインターセプト、体をぶつけてボールを奪うことに特徴があり、スペースカバーも空中戦も得意。
そして、フィードも正確で攻撃のきっかけになれる良いCBです。
今日はクロスを大外で折り返し、得点をお膳立てしました。
自らの能力が疑いようのない実力であることを証明し、監督、他のDFからの信頼を勝ち得たと思います。

自由人 大森 その使用方法を発見されるの巻。
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帰りに眞田珈琲によって、サガミハラテで勝利の乾杯です。
(ここ最近サガミハラテの認知度、人気度が高まってきていると感じます。

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雨が降らなくて本当によかったですね。
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今日の試合を振り返ってみると、、、、
これは重要なことです。
ぜひ、彼らを今年度終了まで、、、そして来年、再来年も相模原に。
彼らは今のチームで必要不可欠な主力になっています。



曽我部が1点、樋口が2点、大森が1点、井上平が2点決められるだけの決定的チャンスがありました。
申し訳ないけど、今日の試合は5点でも少なかったと思いますよ。



では、、、また!!!!!

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