フットボール マンション

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タグ:曽我部

こんにちは。
今回はSC相模原 2015シーズンふりかえりを書きました。
プロ契約、アマチュア契約が混在するチームですので、何をもって良い評価、悪い評価とするかは難しいところでありますが、個人的感想をつらつらと書き連ねました。

非常に熱心な方が多いクラブなので異論は多々あると思います。
あくまで1人の人間がシーズン14試合観戦して感じたことである点、予めご了承ください。
12月は総括、まとめの時期ですので、みなさんもブログ等でやってみてはいかがでしょうか。

監督
辛島啓珠

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今シーズン新たに指揮を執った辛島監督。
守備戦術に定評があるという前評判も聞こえてきたが、開幕当初は上位をキープするも、夏場に全く勝てない時期を過ごし、最終的にシーズン3試合を残してチームを去った。
戦績は33試合 15勝6分12敗 49得点45失点と、課題の守備は課題のままとなってしまった。

今シーズンのSC相模原はスカスカになるバイタルエリア、前後分断、セットプレーの守備がままならないなど、ピッチ上には攻守に渡って問題が満載であり、守備戦術が得意な辛島監督への期待は高かった半面、それらを解決できない監督への煮え切らない思いを抱くことも多かった。
それでも、J2昇格を狙う上位3チームに次ぐ4位でのフィニッシュ、鳥取・富山のJ2経験チームより上位という結果の土台を築いたのは確かであり、前年の6位を上回った点は最大限の評価をされて然るべきだ。


指導者としては、戦術家であり、やや自己完結型の監督であったと感じた。
モチベーターとしては、後任の松原監督に軍配が上がるだろう。

松原良香
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前任者の辞任を受け、3試合限定の監督としてシーズン最終盤の指揮を執った。
非常に細かな約束ごとと、選手へ訴えかける訓示によってチームに規律と一体感をもたらした。
特にDFラインからFWまでのコンパクトなポジショニング、個々人に責任を問うボール奪取と守備でのスライドを徹底し、戦績は3試合 2勝1分0敗 10得点6失点。

辛島監督時代、間延びした布陣で個々の判断により連動しないバラバラなボール狩りを行っていたが、松原監督就任以降、連動した激しいディフェンスからカウンターを繰り出すパターンが見られるようになり、見ている側にも明らかな変化を感じられた。
次年度も継続指揮を期待したいが、12月1日現在未定である。
先日、SD就任が発表され、来季からは監督とは違った立場からSC相模原に関わることとなった。

選手
FW
高原直泰

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今シーズン10番を背負い、33試合2386分に出場し、6得点。
決してゴール数は多くないが、ホーム町田戦での芸術的なゴール、YSCC戦のFKやU22戦のループシュートなど、記憶に残るゴールが多かった。
SC相模原において圧倒的知名度とキャリアを誇る元日本代表FWであるが、かつてのように前線に構えるのではなく、中盤に降りて、もしくはサイドに流れてポスト役、パスの出し手、ドリブル突破を狙う崩し役など、様々な役割をこなしていた。

彼が在籍しているだけで得られる広告効果は計り知れないものがあったが、2015年シーズンをもって退団となることが先日発表された。

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井上平
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優しい顔をした必殺仕事人。
33試合に出場し、主にヘディングで8得点を決めた。
ストライカー、セカンドトップ、2列目のアタッカーとしても機能する柔軟性とボールスキルが特徴的であり、175cmと決して高身長ではないが、ヘディングゴールの多いことから相手の裏を取るポジショニングのうまさも光る。
いわゆる”うまい”選手にありがちな、体力面での不安が若干あるので90分フル活動は望めないのが残念である。
また、試合からまったく消えてしまうこともあり、好不調の波がある。

服部康平
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身長188cmとスケールの大きな選手であり、今シーズンもっとも大きく成長した選手でもある。
18試合の出場で3得点とチーム内では3番手、4番手の選手ではあるが、大卒2年目のシーズンは主にポストプレーで評価された。
一生懸命なプレースタイルで多くのファンに愛されている。
課題はオフザボールの動き、ゲームテンションの管理でまだまだ荒削りで後先考えないプレーが多く、まったく機能しないことや前半でガス欠になることもあった。
私的に、これからの活躍に期待したい選手の1人である。

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樋口寛規
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2015シーズン、チーム得点王。
かつて高校サッカーで大暴れしたFWも高卒で入団した清水エスパルスからレンタル移籍を繰り返し、23歳の今季は4チーム目であるSC相模原で主にFW、右SHでプレーした。
31試合出場、11得点と数字上は申し分ない成績を残したが、その内訳は固め打ちが多かった。
松原監督就任後3試合で5得点、毎試合ゴールを決め、新監督の戦術に一番適合したといえるだろう。
去就は12月1日現在不明だが、高原退団後エースストライカーの第一候補である。

非常に高いシュート意識、素晴らしいスピード、裏への抜け出し、献身的なディフェンスが持ち味である一方、トラップや右足でのシュートを封じられたときに弱さを見せた。
理想とするのは、エスパルスの大先輩である日本代表FW岡崎のようなプレーか。

12月8日開催の合同トライアウトに参加し、残留の可能性が少なくったようである。

タレス
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シーズン途中で加入した元ブラジル世代別代表選手。
うまいのか、うまくないのかイマイチわからないプレーを見せることもあるが、左サイドから切れ込むドリブル、トラップすると見せかけて裏へ抜け出すプレーなど、自らの型を持っている典型的なブラジル人。
14試合で4得点と実績はやや物足りないが、26節から31節にかけて6試合4得点とプチブレイクを果たした。
シーズン最終盤はコンディション不良に陥ったが、出場すれば魔法を見せてくれる。


レオジーニョ(写真無)
とにかく足が速かった。
中盤のセンターに類まれなパスの出し手がいないSC相模原においては、その才能を持て余してしまった。
得点はわずかに2点であり、11試合出場後JFLのマルヤス工業に移籍した。
10代に見違えるほどの容姿でありながら、既に子持ちのパパであり、移籍時は公式発表を待たずに本人がSNSで移籍を発表するなど、何もかもが早かった。


MF
曽我部慶太

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多くの女性ファンがいる相模原のプリンス。
2012年の加入以降、SC相模原の攻撃陣をけん引してきた。
今シーズンは主に左SH、右SH、時にボランチ、トップ下とさまざまなポジションで起用された。
36試合出場、7ゴール11アシストを記録し、J3屈指のタレントであることを改めて証明した。
試合中、熱くなり精神的なムラが見られることも減り、安定感のあるプレーが増えた。
一方で、彼にチャンスメイク、ボールの預けどころ、崩し役、フィニッシャー、セットプレーキッカーと多くの役割が大小さまざま与えられており、チームとして依存度が非常に高い選手である。
仮に長期間の離脱となれば、チームが受ける影響は計り知れない。
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須藤右介
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今シーズン限りで現役を引退する大型ボランチ。
ヴェルディ出身らしく、たしかな足元の技術があり、前線に上がってのプレーも苦にしない。
前任監督の時から中盤でトロと多くの試合でコンビを組み、出場時間もフィールドでは曽我部、トロに次いで多い。
アウェーAC長野パルセイロ戦での逆転ゴールは記憶に残る得点だった。
現役引退発表後の試合では、上がって来たSBの外側を回り込んで走り込みチャンスメイクをし、果敢にシュートを狙うシーンも見せ、ホーム最終戦では先制点の起点となるなど、充実のパフォーマンスを見せた。

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鈴木健太
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チーム旗揚げの頃から在籍しているSC相模原のレジェンドプレーヤー。
2013年に長いリハビリから復帰を果たしたが、今年はまたケガに泣き、フル出場はわずか1試合に留まった。
中盤のどこでもプレー出来るマルチなプレースタイル、パスワークを加速させる確かな技術を備えた選手である。

北原毅之
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SC相模原、お笑い担当。
シーズンの大半を肩の負傷のリハビリに費やしたが、27節で公式戦復帰を果たすと28節から33節までスタメンとして、ほぼ毎試合フルタイムプレーし、その後も貴重な守備のカードとしてベンチ入りを果たした。
危険を事前に察知し、一度食らいついたら離さないタイトな守備が持ち味。
リハビリ中はピッチ外で多くのファンサービスを実践し、距離感の近い選手として人気を集めた。

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トロ
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ブラジルから来たボール奪取の名人。
圧倒的な守備技術の高さで、ボールホルダーに対して後方からもタックルを仕掛け、ノーファールで奪うなど、活躍の場面の多くはディフェンスである。
プレースタイル上、カードコレクターになりがちであり、接触プレーでの交代も。
また、攻撃面での貢献は高いとは言えず、やや物足りなさを感じる。

ファンサービスに熱心で、名前を呼べば笑顔で応える姿を目にすることが多い。


飯田涼
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ファジアーノ岡山から育成型期限付き移籍で加入したテクニカルな選手。
19試合出場 3得点5アシスト。
加入直後から活躍し、柔らかいボールタッチのドリブル、正確なスルーパス、プレースキックでチームに貢献した。
井上平が2列目起用されたことで徐々にポジションを失い、最終盤3試合では試合の流れを変える交代カードとして起用された。
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黒木晃賢
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シーズン途中に契約解除となり、マケドニアへと移籍した。
現在は帰国しており、チーム練習に参加している。


半田優希
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シーズン途中、ヨーロッパのクラブから加入した高校サッカー界の強豪、神村学園出身の19歳。
今シーズンの出場はなかった。
テクニックに優れ、スピードを生かした積極的なプレスが特徴的な選手。
状況判断がやや物足りない印象であり、技術に頼りすぎで持ちすぎなきらいがある。
笑顔の絶えない、ノリの良いファンサービスは好感度が高い。

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永芳卓麿
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栃木SCからシーズン途中加入したレフティ。
当初、中盤での起用が主な出場機会だったが、シーズン終盤にスタメンを勝ち取り、左SBとしてプレー。
松原監督のコンパクトなサッカーにおいて、DFラインの上げ下げやボランチ、SHへのプレス指示など重要な役割を担った。
相模原に数少ない左足利きであり、正確なセットプレーのキッカーでもある。

DF
成田恭輔

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大学サッカー界の強豪、阪南大より加入した大卒選手。
清水エスパルスユース出身らしく、キック、足元の技術には自信を持っており、左足の強烈なキックが持ち味。
左SB、ボランチ、左SHとして24試合に出場し、4得点2アシストを記録した。
当初、SBとして出場した際は自身の技術を過信したプレーや守備対応のまずさを露呈したが、27節盛岡戦でのロングレンジシュートを決めて以降、途中投入の長距離砲として期待されるようになった。

曽我部のお気に入りなのか、試合のときに2人の絡みが見られることが多い。

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大森啓生
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圧倒的な運動量を誇るSB、主にLSBとして24試合に出場。
11節琉球戦では、自身のサイドを徹底的に攻略され37分での交代を味わうなど、守勢に回ると弱さを見せた。その後、18節に交代投入されると、それ以降試合の終盤にサイドを駆け上がり相手を掻き回すカードとして出場し、23節からは左SBのスタメンに返り咲いた。
絶え間ない上下動を見せる大森は、左CBにSBをビルドアップに使えるパスのうまい選手を配置することでより輝くだろう。
また、中盤サイドの選手がボールを持って大森の攻めあがりの時間を作れるタイプとの相性が良い。



田村仁崇
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今シーズン限りでの現役引退を発表した。
当初LSBとして起用されたが、期待されたほどの活躍は見せられず、その後は試合終盤に切られる4枚目のカードとして数試合出場した。

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フェアー・モービー

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2014年からチームに所属しているCB。
かつてアメリカ合衆国U17代表として、U17ワールドカップに出場した経験を持っている。(同大会には横浜Fマリノス所属のアデミウソンもブラジル代表として出場していた)
昨シーズンは主力として32試合に出場し、今シーズンは27試合に出場。
やや淡泊すぎるロングフィードや、裏を取られ過ぎる点は改善すべきだが、まだ20歳の若者であり、既に通用している強力な体躯を生かした守備は十分な伸びしろを残している。


小谷祐喜
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セレッソ大阪から加入した可愛い系イケメン。
チーム事情からSBでのプレーもあったが、CBとして多くの出場機会を得た。
シーズン当初はゲームフィットネスが不足しており、試合終盤に付いてけなくなることが多かったが、シーズン終盤は積極的なディフェンスや早い縦パスのビルドアップでチームに貢献した。
足が速い方とはいえないが、正対した相手に対しての守備が強い。
2015年シーズンでレンタル期間を終了し、セレッソ大阪に復帰することになった。

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安藝正俊
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鹿島学園、東京学芸大を経て2013年に新卒加入したCB。
積極果敢な守備を信条とし、DFラインを飛び出しても強くに当たりに行くシーンが多い。
一方、ボールホルダーに食いつきすぎて、自身の裏のスペースを利用されることもある。
178cmながら、空中戦での競り合いにめっぽう強い。
今シーズン、第2クールから出場機会を増やし、第3クールは主力選手として活躍。
ビルドアップは縦への意識が強く、グラウンダの楔のパスをFWへ入れだけでなく、機を見てサイドへのロングフィードも積極的に試みる。
来シーズン、攻撃面ではボールの受け方、受けてから素早く展開することを心がければさらにプレーの幅が広がるだろう。

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寺田洋介
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SC相模原屈指のイケメン選手であり、多くの女性ファンがいる。
攻めあがってのクロス、フィジカルに強さを見せ、CBとしても機能する柔軟性も持ち合わせている。
今シーズン主に右SBとして17試合に出場した。
課題は守備面での積極性に欠けるところであり、当たりに行くのか、行かないのかが曖昧なことがある。
ホーム最終戦のAC長野パルセイロ戦では、フィジカルを生かした激しいプレーを見せ、最終秋田戦では出場停止の小谷に変わりCBとして起用された。
シーズン終盤にそれまでの評価が一変した選手。
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森勇介
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かつての悪童は大ベテランの域に達したが、その悪名を再びとどろかせることになってしまった。
今シーズンは20試合に出場し、2回の退場である。
特に32節レノファ山口戦では言い訳の出来ないひじ打ちによって退場となった。

非常にテクニカルなSBで、35歳になった現在もフルタイム出場が可能であり、若き頃に見せた様なダイナミックな攻め上がりは見ることはできないが、敵陣深くまで侵入し上げるクロスは一級品である。
独特のタイミングで抜き去るドリブルでチャンスを作り出すなど、まだまだ活躍が期待できる。

SC相模原から契約満了が発表された。

工藤祐生
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地元相模原出身のフランチャイズプレーヤー。
今シーズンはケガもあり、ベンチ外で過ごすことも多かった。
また、16節盛岡戦では森勇介と2人で退場してしまい以降33節まで出番がなかった。
17試合出場1得点。



天野恒太
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15節琉球戦で大ケガを負い、シーズンを棒に振った。
9節の福島戦では自らゴールを挙げるなど、攻撃性能が抜群なSBとして右サイドで定位置を掴みかけた。
守備の弱さを突かれた大森に変わりLSBとして出場するなど、チーム内での存在感が増していった矢先の大ケガとなり、非常に残念だった。


GK
佐藤健

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驚異的なショットストップを見せるGK。
ハイボールの処理にやや難があるように思うが、近距離から放たれるシュートへの反応はズバ抜けている。
今シーズン、チームとしては失点が多いとはいえ、彼への信頼は揺らぐことが無い。
来シーズンも藤吉と良いライバル関係を築き、互いに高め合いたい。

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藤吉皆二郎
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一昨シーズンとは異なり、シーズン中に出番が回ってくることはなかった。
笑顔が絶えず、他人思いやり、周囲から好かれる存在であり、ベンチ入りメンバーとして、ハーフタイムにロッカーへ戻る選手への労いを忘れない。
チームに欠かせない存在である。
来シーズンも佐藤とのGK争いで互いに高め合っていきたい。
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高木貴弘
試合出場はなく、第3ゴールキーパーとしてチームを陰ながら支えた。
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気がつけば試合から2週間も経ってしまった(汗
しかし、試合に関しては結構覚えている。

前回の第一試合、YSCCと桐蔭横浜大学の記事はコチラから
【you@あず】天皇杯神奈川県予選 第一試合YSCC対桐蔭横浜大学  

少し話は第二試合からは逸れるが、この後神奈川代表になった桐蔭横浜大学は、一回戦を愛知代表・FCマルヤス岡崎敵地で4-1で破り、今日(9/5)に2回戦でJ1・湘南ベルマーレに挑戦する。 

 天皇杯の公式ホームページ
 第95回天皇杯 各地でのダービーが熱い! 
(外部リンク) 

ここにもあるように「見て、やって楽しいサッカー」が湘南相手にどこまで通じるのか注目である。

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さて、本題。SC相模原を見るのは実に久しぶりだ。 
【you@あず】初めてのJ3 藤枝MYFC vs SC相模原(J3ってどんな感じなのか?編) 
【you@あず】初めてのJ3 藤枝MYFC vs SC相模原(試合編) 
いや!懐かしい!2014年の9月かな?

当時は藤枝MYFCに市川大祐選手が居て、高原選手とのベテラン同士のマッチアップに胸が熱くなった。

私はSC相模原を毎試合観ている訳ではないので、この時観たチームとの比較みたいな感じになってしまうかもしれません。
単にたった2試合を並べるのもどうかな?とは思いますが、 思ったことを書かせてください。
対して、専修大学は大学サッカーを席巻していましたが、今年は思った程の成績をリーグで残せていない様子。この試合でも“大きく印象に残る”というシーンは正直あまり無かった(専修大の内容を気になって記事を見た方には申し訳ないがそんな感じ)
前のプレーヤーにボールを入れるという点は一試合目の桐蔭横浜大と同じではあるが、桐蔭横浜大が前線のプレーヤーの高さに入れていたのに対し、専修の方がラインの裏を狙ったり、楔にしたり前後への変化は少し多かったかな位で、全体的にDFまで戦術や対応力の許容範囲がある程度コンパクトにまとまった チームだな。といった印象。

因みに試合は序盤からSC相模原がペースを掴んでいました。
FWの服部、そして初めて見るタレスというFW。ボールを運べる曽我部が前を向いたり抜け出してシュート出来たり 。
惜しいシーンだったのは、服部が最終ラインから抜け出したシーン
 myboard
メインスタンドから観てて、少しファーに流れ気味に見えたんですけどこの段階でもうシュートコース無かったんですよね。
選択肢は3つで
①GKのニア下 ②GKのニア上 ③GKのファーサイド下
結構全部選択肢としては難しくて、ニア下はがっちりポジショニングされてるし、ニア上に打つのはかなり難しい。
ファーの下は腰の回転こそ必要だけど、誘い込まれた罠なのかな?といった感じ。
最初の抜け出しでDFに体を当てて中を向けたらもっと楽だったのかもしれませんが、実際の距離感はわからないので理想論。
服部選手は前回観た時も思いましたが、ガッチリしてて抜き去るスピードよりも競り合いながらチャンスを広げてくれそう。あと何気にヘディング上手ですよね?

もう一人のFWタレス選手は、前への推進力はあるけど、ボールを預ける意味ではちょっと落ち着かない高原選手みたい。いや、容姿がでは無く、高原選手の代わり。良さも有れば、高原選手の様なベテランの持ち味である巧みなキープでは安定し無さそう。

そんなこんな押してたSC相模原ですが、低い位置でボールを奪われアッサリと先制点を与えてしまいます。(ここはシュートを冷静にニアに決めた専修の選手も上手かった。) 

前半も半ばに差し掛かると、専修も修正し慣れてきたのか、SC相模原の攻撃が機能しない。
前4枚で作る攻撃は、ちょっと機能停止。誰かが持ってもコンビネーションが無いのでギャップが作れない=目の前の相手を止めればいい。

特に、昨年も見たこのチームの心臓である曽我部選手は凄く窮屈にプレーしてるなという印象。
昨年は後ろから佐野というサポートがあったが、このチームの中盤、トロ・須藤はあまり前に顔を出さない。

あれ?須藤ってこんな選手だっけ??もっとサポートして良い選手だったと思ったんだけどな??
と思って、一緒に行ったtakuさんに話を振ったら「須藤は今年来た選手だべ」と
あれ?っと思って去年の記事を読み返したら
KA・N・NO ○
SU・DO・U  ×
あ、なるほど菅野選手(現長野パルセイロ)だったのかと

そんなわけで、昨年の菅野・佐野がサポートしながら中をかき回していた曽我部選手の姿は無く、サイドから何とか打開点を模索してる感じ。(もっとサポート欲しい)

 あと、サイドバックが本当上がらない。それも曽我部選手を苦しめてる。
現代的な、サイドのアタッカーを追い越していくサイドバックと言うより、なんか少し昔のイタリアなんかの守るためのサイドバックって感じ。
ボランチも含めて6枚で守る意味はあるのだろうか?(恐らく、CBの足の遅さへの対策なのかもしれませんけど?)
昨年観た時は、それこそ佐野・菅野が居て、サイドはそれほど攻撃参加しなかったけど(特に左サイドは藤枝MYFCの久富選手の対応に追われていたし)中央から少しずつ押上げ、かき乱してFWが決める。これはすっかり鳴りを潜めてしまったといった感じでした。

YSCCの試合もそうだったのですが、この2試合共に勝敗を分けたのは、運動量でも足元の技術でも無く“柔軟性”だったと思います。

試合は生き物なんて言う様に、90分の中で変化し対応していかなくてはなりません。
そうい意味でJ3の2チームはチームとして対応力の幅という意味で大学生2チームに劣ったかなと思いました。(頑なだったというべきか)
いつも思った通りのゲームプランが出来るわけではありませんし、相手にやられている、通じていない部分は修正しなくてはなりません。

そうしないと、ナントカ榎監督みt(ry …恨み節はやめようw:もはやネタ

この2試合が本当に“ジャイアントキリング”だったのか?そこに関しては疑問が残りました。
カテゴリー的にはそうなんでしょうけどね。
初めて触れましたが、大学サッカーって凄いなぁとも思いました。とか思いながら帰路につきました。

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さて、冒頭にも申しましたが、今夜桐蔭横浜大がJ1湘南ベルマーレに挑みます。
チームのスタイル的にも、正に彼らにとっては鍔迫り合いをする様な随分やりづらい相手になってしまったなとは思いますが、J1相手にどこまで出来るか(他の順天堂大などを含め)楽しみです。

※天皇杯参加チームの関係で大学サッカーのリーグが9日(水曜)に一部開催日変更になっているチームがあります、大学サッカー観に行く方はご注意を 

「お前ん中のジャイアントキリングを起こせ」 

今日はこの辺で

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