フットボール マンション

『フットボールマンション』は、各住人に一つのカテゴリー(部屋)を与えており、その中で自由に執筆活動をしております。 初めて当サイトにお越しくださったお客様は、是非、右記カテゴリーより『はじめに』及び『住人の自己紹介』をお読み頂ければ幸いです。記事の更新情報は公式ツイッターアカウントから随時発信されますので、是非フォローをお願い致します。

タグ:大前

完勝」 今日の試合は完璧な勝利だったと思います。
 2016-06-12-13-00-24



 前回投稿した6/4(△0-0 vs水戸) 6/8(○1-2 vs町田) そして今日6/12(○3-0 vs横浜)
短いスパンで続いた3戦を2勝1分で乗り越えた事も素晴らしかったと思います。

 2016-06-12-11-19-27
今日は本当に暑かった。腕が今も日焼けで真っ赤。自分も水分補給多めでしたw

 2016-06-12-12-23-13
後援会ブースエリアには大前選手にメッセージを書くコーナーなんかもありました。
また、試合前、そして勝利後には清水サポーターから大前元紀選手のチャントが歌われました。
「大前元紀、大前元紀、伝えたいこの気持ち~」 
流石に勝利後のこのフレーズにはくるものがありました。

その大前選手が抜けた場所に先発で入ったのは金子翔太選手。
今日は前線から執拗なプレスをかけ、相手に嫌がられる存在だったのではないでしょうか

 2016-06-12-12-25-57
この日は横浜FCはキング・カズが先発出場(前半42分に小野瀬選手と交代)
ただ、脅威になる様なシーンはありませんでした。地元凱旋という事で先発出場だったのかもしれませんが、出来は良いとは言えなかったでしょう。
ただ前半途中から完全な清水ペースになった際、プレーが切れた時に何人か選手を集めて確認していた場面では流石ベテランといった印象でした。

試合後、エスパルスの金子選手や村田選手が一緒に写真を撮ってもらっていました。流石生きるレジェンド。。。

 2016-06-12-14-54-51

今日、良かったのは大前選手を欠いても結果を残した攻撃陣よりボランチ以下守備陣だと思います。
河井選手は、あの身長(166cm)ながら190cmある相手FWイバをふっ飛ばしてボールを奪うシーンまでありました。また、中盤でコンビを組んだ六平選手も要所に効いたチェックから3点目の村田選手のゴールに繋がるパスを供給。
DF陣も3戦通して良いパフォーマンスを発揮していた左サイドの松原后選手、復帰した三浦弦太選手は強気にラインを押し上げ、キャプテンマークをつけた犬飼智也選手はハイボールを跳ね返し、川口尚紀選手は枝村選手とサイドの距離を計りながらケア出来ていました。
そしてゴール前には杉山力裕選手がしっかりと立ちはだかる。

今日は本当観ていて失点する気配というか心配を殆ど感じませんでした。このタフな3連戦通して1失点だけという結果は本当今後に向けて大きな結果だと思います。

2016-06-12-16-57-06
この点に関しては、試合終了後にエスパルス・ドリームプラザで行われたサポーターズパークにて三浦選手、松原選手が語ってくれていました。
雰囲気も良くなり、試合中を含め選手間で意見のすり合わせ も多くなっているというのは良くなってるんだな。と感じさせられました。

2016-06-12-15-10-13
 
2016-06-12-13-57-23
 
2016-06-12-15-07-18
 

おまけ

今日、エスパルスのトレカが発売で3パックセットを買いました。
2016-06-12-19-44-39
だだ被り!

2016-06-12-19-46-25
 増える西部選手グッズ!(ランダムで出るやつ)

2015-09-09-22-39-50

前日から当日午前中に豪雨のごとく吹き荒れた台風の影響は何処へやら、快晴の秋空に恵まれたIAIスタジアム日本平。
この日、天皇杯2回戦 清水エスパルスvs藤枝MYFCの『静岡ダービー』を観戦に行ってきました。
2015-09-09-17-42-21
見ろよ!富士山のやつまだ傘さしてらぁw

天皇杯の観戦は昨年の3回戦、清水エスパルスvsコンサドーレ札幌 (大榎前監督就任2試合目かな?
 【you@あず】天皇杯 清水エスパルスvsコンサドーレ札幌戦 観戦記 
 以来ですね。(←この時、専修大学とかの神奈川県予選の事をすっかり忘れている

今年は『静岡ダービー』これは観に行かねば
myboard
 スタメンはこんな感じ(藤枝の中盤の3枚の配置が、もしかしたらちょっと違うかもしれない)
藤枝は前節で佐藤将也が警告を受け出場停止。
清水は控えにもレギュラー陣が大前・竹内を除き、軒並みおらず完全なサブチーム
(リザーブ:碓井、鎌田、松原、本田、竹内、水谷、大前) 

試合の見どころは、どこまで藤枝が村田を抑えるかと、守ってから久富、大石を中心に攻めるカウンターを藤枝が決められるか。といったところだろうか。

そうそう、そういえば試合前にバックスタンド最前列の写真を撮ってきた。IAIスタジアムは、やはりピッチまでとても近い
2015-09-09-17-26-39
 
開始直後から主導権を握り得点を重ねるエスパルス 
試合が始まると、清水は試合前練習通り長短のボールを織り交ぜ展開する。
特にこの日藤枝のCBに入ったカミンスキー(ジュビロのカミンスキーの兄)は体格には恵まれるものの足が遅く裏への飛び出しには全く対応できない。
恐らく、テセあるいはウタカが先発すると読んだのだろうが、北川や河井とのマッチアップはミスマッチで、清水もそこを徹底して狙っていた。
ケアに左サイドの橋本が追われる為、しばしば村田の前に広大なスペースを与え、結果として前半11分に河井、15分には石毛の追加点を与えJ1とJ3の格の違いをまざまざと見せ付けているかの様な試合となった。

試合を戻したエースの一撃
このまま清水の圧倒したショーが始まるのか?
この時は誰もがそう思っただろう。リーグで苦汁をなめさせられているサポーターも「まぁ格下とはいえ今日はうまく入るね」と一様に胸を撫で下ろしていた。
だが試合はまだ始まったばかりだ。藤枝の10番久富が前を向いてボールを持てる場面が訪れる。外からカットインしてきたが、一度逆サイドの枝本へ、それを難しいパスではあったが、エース大石が左足で合わせて2-1の1点差に詰め寄る。アーリークロス気味の左サイドからのボールをDFを背負いながら左足で合わせたゴールは見事の一言だった。これは櫛引を責められない。
この一撃が藤枝に「俺たちは戦える!通用する!」というエネルギーを与えてしまった。

今季のエスパルスが抱える悪癖が顔を出す 
失点するとあっという間にDFラインがズルズル下がり、MFが下がり、自信無さげに無難なプレーを始める。
これが、今年のエスパルスだ。失敗しても気にしないような図太い選手が居ない。そして、それを鼓舞できるDFや守備的な選手が居ない。
2失点目は中盤からふわりとした浮き球をDFラインの裏に通される。サポーターは「オフサイドだろ!」と主張するが、オフサイドであるか無いか以前に失点直後に前に4枚の選手が流れ込んでくる相手に対し、棒立ちでディフェンスしてしまったDFの意識の段階で失点は時間の問題だったと感じる。
ただ、これが今季のエスパルス。1つの失点が良かったすべてを帳消しにしてしまう。 


前半終了 清水 2-2 藤枝


あー、なんだよこのチーム!なんとかしてくれよー!どうしてウタカベンチにいないんだよー!助けてくれよー!ウタカー!
2015-09-09-19-57-45
 あ、ウタカさん居た!(ウタカなら俺の隣で…

プレーの技術・精度・強度
後半、よくザッケローニ前代表監督が「インテンシティ」(プレー強度)なんて言ってたけど、まぁ色々な捉え方はあるでしょうが、この点では圧倒的にこの試合では藤枝の方が上でした。
清水は、後半特に低い位置からの長いボールが増えます。これは中盤以下が守備寄りに吸収されて間延びしているから&前半通用した村田君のサイドが相変わらず大きく空いているから
でも、これ多分藤枝が張った罠だったんです。何回村田君を走らせたでしょうか?何回彼のフォローに周りが走ったでしょうか?
技術的に清水の選手の方が高くても、当然疲労だったり、目的もなく同じエリアから仕掛ければ相手も慣れるしキレは無くなる。切り札になるはずの攻撃のエリアが完全に死滅させられていました。時折見せる攻撃も散発として、もはや開始直後の15分は夢劇場だったのかというレベル。
対する藤枝は、満生や大石が前線で体を張り、中盤は焦らずボールを回し攻撃の準備を整えます。
今年、J1~JFLまで色々見ましたが、感じた一番の違いは『高いレベルの状態をどのスピードでプレー出来るか?』というプレースピードの差でした。
つまり、もうこの時間は藤枝がやりたいペースで試合を作れる状態になっていた。のだと思います。

外してしまった危険選手、久富のドリブル
まぁ、そんなこんなで徐々に清水は牙城を剥がされていくわけです。
そしてとうとう10番の久富がドリブルでマークを振りほどきます。グランダーのクロスを枝本が決めて藤枝が勝ち越し!

 大前投入・しかし立ちはだかったのは藤枝GK朴一圭
失点直後、本当はリーグを考え温存しておきたかったであろう大前、竹内を投入します。
直後に大前は別格の突破を見せますが、シュートはGK朴の正面。
以降も、ポストを叩くシュートを含め、GK朴にしっかり止められてしまいます。藤枝のGK朴一圭はJ3でも屈指のGKだと私は以前から思っております。実際彼の勇気ある飛び出しやセーブが何点か危ないシーンを救っていました。それでも、こうゴールに嫌われるのは今年の清水だな…。
そして、とどめの4点目が藤枝の枝本選手によって後半40分にさされました。

2015/09/09 天皇杯 2回戦 清水エスパルス vs 藤枝MYFC

 まさにジャイアントキリング、藤枝が清水に歴史的勝利
2015-09-09-20-57-19
タイムアップの笛が鳴り藤枝サポーターからは歓喜の声があがります。
クラブの歴史に1ページが刻まれました。
2015-09-09-20-59-33


あれ?俺今年おんなじような光景観たぞ!? あれ…あれ…
iphone 098
まちゅもとやぁあああああまあああがああああああ

試合後は、清水サポーターから挨拶に来た藤枝の選手に
「藤枝おめでとう!」
「次も勝てよ!」

と温かい声援が送られていました。
市川大祐(現FC今治) 
斎藤俊秀(現エスパルスアンバサダー)
と色々ゆかりのあるチームですからね。

そして、彼らのあいさつの前後でサポーターに挨拶するエスパルスの選手には、疎らな冷たい拍手でした…。 

藤枝MYFCは以前見たチームとはかなり変わっていました。
特に枝本選手はこんな良い選手だったのかと、満生、大石が体を張ります。ここ最近の好調はここだなと。時間が作れる事。そして、サボらず縦に走る久富は相手にとって猶予をくれない事。
FWの大石選手は以前よりサイドも含めてよりポストワーク出来る範囲が広がったと思います。
昨年のボックスストライカーの様な働きと同時に、後半の2点を枝本選手が決めたように、彼の作ったエリアだったりを使える可能性も出てきたのかな?と
もしかしたら前半戦鳴りを潜めていたのはこれを会得するためだったのでしょうか?

藤枝MYFCの皆さま本当におめでとう。
そして清水エスパルスはこれでリーグに専念ですね。何よりピッチ内での声が少なすぎる!話せ、もっと話せ!

そんなこんな帰ってきて速攻で書いた記事でした。
お風呂入ってこよっと…では! 

このページのトップヘ