フットボール マンション

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タグ:中村俊輔

皆さんこんばんは。
夜磐です。

Jリーグ開幕前の悲喜交々が日本全国から聞こえてきておりますが、
サッカーを愛する皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて本日、タイトルに書きました通り、2月9日に文藝春秋より発売されました
中村俊輔 サッカー覚書』を読みました。

俊輔


普段はこういうハードカバーの本はあまり買わないんですけど、
この手の本ってサポが買わないと売り上げ低迷しちゃうんで、
お布施のつもりで買いました。
俺たちの10番の本の売り上げを低迷させるわけにいかねぇ。
今まで俊輔の本は一度も読んだことなかったので、ちょうどいいかなと。

目次見てたら開幕前に読んだほうが良さそうだったので、他に読もうとしている
本と序列を一旦入れ替え、昨日今日で読了しました。


内容は、いろんなテーマについて俊輔が無軌道に語っている感じですね。
Number に掲載された記事を集めて単行本化したものらしいので、
冊子としての秩序はありません。短編集を読んでいる感覚に近いです。


昨年一年間、「我らが選手」という目線で俊輔を見続けて、
磐田に加入する前は知らなかったいろんな要素を知りました。
その新たな発見のルーツがどこにあるのか、ということが、
この本に書いてあり、「なるほど、そうだったのか」と膝を打つ思いでした。

他にも読み応えのある内容があるので、磐田ファン、俊輔ファンの皆様も
是非ご一読してみてはいかがでしょう。少なくとも退屈はしないと思います。

現在、Number Web に特設サイトが解説されているので、まずはそちらをご覧ください。
注文もサイトからできますよ^^

http://number.bunshun.jp/articles/-/829765
(『中村俊輔 サッカー覚書』特設ページ)
俊輔特設


次は、開幕前にシーズンレビュー書きます。

・・・・余裕があれば(笑)


皆さんこんばんは。
夜磐です。

昨日NACK5スタジアムで、大宮アルディージャvsジュビロ磐田の
試合を観戦してきました。

試合は、既報の通りジュビロ磐田が2-1で勝利。
磐田さんは今季初勝利です。

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今宵の話題は、試合の感想というよりも、
先制点となった中村俊輔のFKについてです。

開始直後の前半4分、ゴールまで約17メートル、中央左寄り。
ファーサイドに向かって放たれたボールが、
鋭くネットに突き刺さりました。



磐田サポが陣取るゴール裏とは反対側のゴールでしたが、
NACK5スタジアムは反対サイドでもよく見えますので、
ボールがゴールに収まる軌道がよく見えました。
FKを獲得した瞬間にスタンドが一気に「中村!」と
期待するのがわかりましたし、きちんとその期待に
応える中村俊輔は、FKについては本当に凄いな、と。
決まった瞬間のスタンドは、先制ゴールという事実に沸きながらも
散々期待していた中村俊輔のFKのゴールを見られたという
独自の興奮も多分に含まれていました。
今季の磐田の公式戦初ゴールであると同時に、
彼個人の磐田移籍後初ゴール、しかも貴重な先制点ということで、
いろんな要素が絡んでいたこともありますが、
彼のFKには独自の空気感があるようです。
おそらく横浜FMのファンは散々に味わっている感覚でしょうし、
磐田ファンの自分も味わうことが出来て、非常に光栄です。

中村が蹴る前の太田の跨ぎにピッチ上の誰一人引っかかっておらず、
「あれやらなくても入ったな」と勝手に思っていたのですが、
あれは大宮GKの加藤の様子を伺うために中村が太田に
お願いしたとのことで、加藤の反応が速いのを見て、
蹴るコースを変えた模様。
いろんな駆け引きを経たが故に、本人曰く「コースが甘かった」
キックでもゴールになったのでしょう。

ゴールを決めて自陣に戻りながらこっちのゴール裏に
向かって拳を突き上げる彼の姿を見て、胸が熱くなりました。
ようこそ磐田へ。俺たちのイ中間、中村俊輔。


■川又も初ゴール
この日は中村だけでなく、川又も移籍後初ゴールを決めましたので、
そちらについても言及。一応、この試合の決勝点はこちらでしたしね。

 

川又はアップのシュート練でもぜんぜん当たっていなかったので、
今日は当たっていないのかと思いましたが、相手のミスを逃さず
しっかりと追加点を決めました。
インタビュー記事を読んでいると、テレビで見せる明るい一面とは裏腹に
ストイックなメンタルを持っている印象を受けるので、
初ゴールが遅れたら自分でプレッシャーを強めるような気がしていました。
なので、ここで結果を出すことができて、チームとしては
もちろんですが彼自身にもよかったと思います。

ゴールシーンについては、大宮の菊地のミスの要素が非常に大きい
気もしますが、川又が身体を張って突進しなければ
ゴール前に持ち込むことはできませんでしたし、ミスを
逃さなかったことに胸を張っていいと思います。
後半のチャンスを決めていれば、タイムアップを待たず
この試合は決まっていましたが、それは次以降に
とっておくことに致しましょう。

彼もゴールを決めた後、ユニフォームの胸のエンブレムを
アピールしながらスタンドに駆け寄ってくれました。
ただのパフォーマンスだとしても、こういう姿を
見せてくれるのは、サポーターとしては嬉しいものです。
ようこそ磐田へ。俺たちのエース、川又堅碁。

SC相模原の練習、キックオフパーティーとハシゴして、最後は日産スタジアムへ。
インフルエンザの中村俊輔は欠場しても、日韓ワールドカップ決勝の地で見るサッカーはいつも格別なもの。


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試合は0-1の敗戦。
マリノスは開幕を勝利で飾れませんでした。
中村を欠き、アデミウソン、藤本淳吾を失い攻撃のクオリティは明らかに低下しており、今後の修正に注目です。

懐かしい写真が出てきた。
もういない選手ばっかりだ。

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今となっては貴重なマリノスタウンで撮った写真。
中村俊輔に会いたくて1時間以上待ったのを覚えている。
近くを通る俊輔に何も声がかけられなかったし、写真も撮れなかった。
握手はおろか、一歩前に出ることもできなかった。
それでも目の前で見れて満足だった。

今は新横浜に練習場が移動したけど、中村俊輔が現役でいるうちにもう一度見に行っておきたい。

 前編はこちら(http://football-mansion.blog.jp/archives/45883349.html

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 今夜の試合は重要だ。セルティックが勝利を収めれば16強へ望みを繋ぐこととなるが、負ければ敗退が決定する。

 一方、デンマークでビジャレアルを迎え撃つオールボーは、今夜の結果に関係なく突破の可能性を残している。

 興味深いことに、ナカムラはフィールドに立つ際、ベスト16進出のチャンスについて考えないことを重視している。テニス界ではラファエル・ナダルが、試合の重要度を考えずにすべてのポイントを全く同じアプローチで臨むことを求めている。ナカムラも同じだ。

 彼は、「その試合の持つ意味を考えたりはしない。ピッチに出たら、それがグループとかにどんな影響を与えるかなんて考えない」と語る。

「90分間はただの1試合で、勝ち点3としか見てない。他のこと?終わってから考える。目の前の試合に集中したい」

「ホームで試合ができるのは良いこと。多分、自分たちのサッカーがやりやすくなるだろうし、相手は影響を受けるんじゃないかな。テクニックはユナイテッドの方が上だから、ハードワークしないと」

「チームとしては、ポゼッションを上げるってはっきりさせることが必要。個人的には、もっとボールに触って攻撃の面で貢献したい」

 UEFAチャンピオンズリーグにおいて、セルティックの心臓はホームゲームにある。アウェーでは災難な成績だが、セルティック・パークは欧州トップクラスの要塞である。

 これまで6度のCLで、グループステージにてホームのセルティックを破ったチームはバルセロナのみ。時が進むにつれて選手達が変わり、監督も変わったが、セルティック・パークの観衆はそのままだ。

「サポーターが手助けしてくれる」と、ナカムラは口にした。「セルティック・パークがこのような夜みたいになることは、誰もが知ってる。素晴らしい雰囲気で、僕らを後押ししてくれる」

「危機的なのは知ってる。オールド・トラッフォードで負けた分を取り返さなきゃいけない。個人的には、自分のフットボールを見せつけ、違いを生み出したい」

「全員がチームを助けながら個人の仕事もしなきゃいけない。チームで守ってチームで攻める必要がある」

「まとまっていかないと。チームメートを孤立させたままじゃダメ。すべての時間で、チームとしてプレーする」

 今夜の試合は、日本でも注目度が高いものになるとみられる。東京や横浜のどこかで、次のナカムラになる少年がテレビに張り付き、セルティックのヒーローが欧州王者を相手に素晴らしいプレーをするところを見るだろう。

 ナカムラも、かつてはそのような少年だった。20年前、彼はプロになることを夢見て、ACミランやバルセロナがヨーロッパの覇権を争うことに憧れを抱いていた。

 神秘的で魔法のようなフットボールの環境を見て、彼は“こうやったらどうなるんだろう”と考えた。彼が日本とイタリアでプレーした後、セルティックはその才能を世界中に見せつける舞台を提供した。

 引退後にどこで何をしようが、ナカムラはいつだってセルティック・パーク、カンプ・ノウ、オールド・トラッフォードやサン・シーロでの夜を思い出すだろう。彼の思い出は、セルティックで作られるのだ。

 彼は語る。「子どもの頃、サッカーを始めた時には、日本にプロリーグすら無かった。最高レベルの舞台でプレーすることを夢見ていたけれど、プロになった時も本当に海外でプレーするとか、あり得なかった」

「そういうのを全部考えると、これは自分にとって夢の舞台。こういう試合は自分の中にずっと残ると思うし、セルティックのためにベストを尽くしたい」

「ただ点だけをとりたいって意味じゃなくね。前回ここでやったユナイテッド戦のことというと、みんなFKを覚えていると思うけど、自分にとってはそんなに大事なことじゃない」

「確かにFKを決めたこともそうだけど、あの試合での全プレーのことを考える。いいことも悪いこともね。そこから学べるし。一本のキックじゃなくて、一番大事なのは試合を通じて全部のシーン。そういうふうに考えて成長しなきゃいけない」

 2年前、シュンスケ・ナカムラはピッチへ行き、思い出を作って試合を終えた。我々は、デジャヴを体験できるだろうか…全てにおいてね。

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