おはこんばんにちわ
久々に活字に触れる機会があったので感想を記事にしてみようと思い、何年振りかにログインしてみました。
今回読んだ本は岩政大樹著「PITCHLEVEL 例えば攻撃がうまくいかないとき改善する方法」
かつて鹿島で背番号3を背負い守備をけん引、その後タイ、ファジアーノ岡山でプレー。現在KSL(関東サッカーリーグ)の東京ユナイテッドでプレイングコーチとして活躍されてる岩政選手が書いた本です。

本の構成は岩政選手がピッチ内外で感じたことが7つの論点、その中に39の考察で書かれています。自分が在籍していたチームの事だけでなく他チームの選手のことも取り上げられているので他サポにも勧められます。(ただし2008年の33節鹿島vs磐田、2016年昇格PO岡山vs松本山雅でトラウマがある方々はご注意ください。)
サッカー関係の本ってこれとオリベイラ監督の本しか読んでないのですが、この本に関してはとにかく試合中の駆け引きややり取りが事細かに書かれています。その中で感じたことを理論的かつわかりやすくに説明されていて読んでいて面白かったです。
それだけでなく戦術面、技術面に関する考察もあり、かなり納得する部分もありました。
この本を読むとサッカー観戦の観点がちょっと変わるかもしれません。
個人的に刺さったのは「めんどくさいを選ぶ」という文面でした。
めんどくさいと思ったことをやる・・・そうすることで大きく成長できる。
私自身もめんどくさがりでめんどくさいことはひどく疲れるのでやりたくない性質の人間ですがこれを読んで少しでもめんどくさいことはやっていかないとなと感じました。
この他には日本代表への思い、サポーターの事、今後の自分のキャリアの事が書かれており内容の濃い1冊となっています。

最後に...
Twitterの方でも岩政選手がつぶやいていましたが今年がプロサッカー生活最後になるかもしれません。
その雄姿を見たい方は是非スタジアムに足を運んでみてはいかがでしょうか。
拙い文章ですがお付き合いいただきありがとうございました。