こんにちは、ようやく先週故障中のPCが直り、久々の投稿となります。

今回は、試合…では無く、三島市で行われたコチラのトークショーに参加してまいりました。 
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夢 ACTION 『一度きりの人生』 
日本サッカー界のトップを駆け抜け今も挑戦し続ける2人をゲストに迎え、夢を抱き続ける大切さ、自ら行動を起こす大切さから、スポーツと夢及びまちづくりに関してのトークイベント。

奇しくも、前日の7日に沖縄で沖縄SVの会見をしたばかりの高原直泰氏には、特に大きな注目が集まりました。


受付開始の18:00過ぎに会場に到着。平日ながら既にロビーには沢山の人。年配の方から女性、サッカー少年に至るまで年齢層も様々でした。
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会場に入ると、 SC相模原の今シーズンの試合をまとめたPVがエンドレスで流れてました(笑)
曽我部選手がドフリーでヘッド外したシーンは外してあげなさいよw 
場内では「本日満席の為、前から詰めて座ってください」とのアナウンスが、実際イベント開始時刻の19:00には会社帰りの方々も集まりほぼ満席になりました。

一通り、祝辞等があった後、いよいよイベントが始まります。大雑把ではありますが、進行の流れに沿って書きたいと思います。
※本イベントは写真撮影OKという事で、少しだけブログ用に写真を撮らせていただきました。
 
まず、この日トークを進めるコーディネーター役の藤田義行氏、SC相模原代表である望月重良氏がご登壇されます。
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 藤田氏は、三島市の商工会議所青年部・副会長。
そして、数々のアスリートの治療もされているトレーナーの方です。詳しくはコチラからどうぞ  
望月氏とは高校時代から、高原氏とはドイツHSV時にはドイツにパーソナルトレーナーとして滞在され、この日の主役2人とは旧知の間柄と云った所でしょうか。

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そして、J3・SC相模原代表の望月重良氏です。
もう引退されてから何年も経っているので、若い世代では知らない人も多いかもしれません。
プロフィールはコチラ  

話はSC相模原を創設される所から始まります。
恐らく、この事は望月氏の著書やSC相模原のサポーターの方々が僕よりよほど詳しいでしょう。
特発性大腿骨頭壊死症という国の特定疾患を患い選手を引退、監督かコーチでもやるかと思ってた頃相模原で友人と食事をしていた際。
お酒の席ではあったが店の大将に「相模原は何もないから週末に子供を連れていける様なサッカーチームだったりを作って欲しい」と言われ、お酒の席でもあり冗談かとは思ったが何度も真剣にお願いされた。
その後、 改めて相模原市について調べてみたが、ポテンシャルがあると感じ、監督業の夢を一旦封じ、県3部からJリーグ入りへ…大変な苦労をしたが7年間駆け抜けてきた。

最初の試合、観客は50人前後だった。それが今はギオンススタジアムに毎週3,000人のお客様が来てくれている。
県リーグに参戦し結果を残していく事で、行政に何かをお願いしたりされたり。徐々にではあるが地域に認めて頂いて来た事。
SC相模原というサッカーチームが地域や相模原市に1つのツールとして地域振興出来る存在でありたい等、スポーツでの地域振興について語ってくださいました。


更にここで、三島市の産んだスーパースター高原直泰氏が登場し3人でのトークが始まります。
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前日に沖縄SVの会見を那覇市でしたばかりの高原氏。自ずとその話が出るのか…注目が集まりました。
プロフィールはコチラ  

高原氏の話は、まず中学生で地元三島市を離れ清水市にサッカー留学する所から始まります。
小学生ながらに母親(父親に言うのは怖かったらしい)に清水の中学(東海大一中)に行きたいと決断し伝えた事。
私学の学校、更に毎日駅まで送り迎えしてくれたエピソードから夢を持つ子供への親の愛。
「子供の頃は当たり前だと思っていたけど、今思うととてもありがたかった。」と両親に感謝している事。 
*この日は高原氏の親御さんも会場に居たらしいです。 

ジュビロ磐田に入団、周りが上手くてちょっとトラップやパスをミスすれば周りがミスしなから目立つ。練習から必死でやった。当時のジュビロは練習からそれが当たり前のチームだった。高いレベルに身を置くことの大事さ。
(高原が加入した頃、ジュビロ磐田は黄金世代、ブラジル代表のキャプテンも居れば、代表選手も沢山)
アンダーエイジでは世界と対等に戦えている自信があった、だから早く海外へ行ってそれ以降に付く世界との差を埋めたかった事。
ポーランドからフランスへ移動の飛行機でエコノミー症候群になり、日韓W杯に出られなかった。W杯を経て世界へ羽ばたくつもりであったが、頭を切り替えこの年にJリーグで得点王・MVPに2冠を取りアピール。HSVと1860ミュンヘンからオファーを受けHSVへ移籍した。
※エコノミー症候群が日本で認知され医者に行くと感謝されるらしい 

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望月氏の清水商業時代等も引き合いに出し、
「うまいやつとやれば自分も上手くなるよね。手は届かないんだけど、距離が縮まる感じ」
「失礼な話だけど、下手な奴とは練習しなかった(笑)」

等、笑いも絡めながら質問コーナー等話は進む…

挑戦する原動力は?
 望月氏「向上心」  高原氏「好奇心」

悩んだら誰に相談する?
 両氏「自分で決める。相談しない」

壁にぶつかったら?
 高原氏「サッカーで壁を感じたことがない。まだ俺が下手くそなだけもっと練習する」


で、皆さん注目の沖縄SVの事ですが…まぁ話してくれました。

元々、柔道の野村氏、ラグビーの福永氏らと競技問わずに育成出来る環境を作るプロジェクトを考えていた。(この点に関しては以下の記事を参考にしてください)
沖縄SV立ち上げの高原は「代表兼監督兼選手」…県3部スタートも将来的なJリーグ入り視野  
 
その中でまず、モデリングケースとして沖縄SVを立ち上げる事になった。
また沖縄を選んだ部分にも、地元での育成という部分に対する思いを感じさせた。
現地の方々と話をさせて頂いた際に、「優秀な子達が地元を離れて県外へ出ていって行ってしまう。」地元の受け皿になるチーム・施設を作りたい。そう言った思いもある様でした。
トークの中で藤田氏が「本当、高原さんは地元の三島市を愛してる」と言った通り。沖縄の現地の人達の地元愛を受けれるチームになって、ゆくゆくSC相模原と対戦出来るクラブになると良いですね。

高原氏が新たに踏み出した挑戦・夢の話。そして望月氏の今後の夢はSC相模原をもっと、そして相模原市を世界にアピールできるクラブにしていく

といった感じでお二方の未来への夢をうかがい、聞きたい事はまだまだ沢山ありましたが90分という楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。


何ともうまく伝わらない文章で申し訳ないです。
今回は、夢ACTIONと題しテーマに基づいた(夢・行動・地域振興)点にフォーカスし話が展開されてました。 

トークイベント等に参加するのは初めてでしたが、またこういったイベントがあれば参加し私自身もまた刺激を受けたいと感じました。

今回この様なイベントを無料で開催された三島市商工会議所青年部の皆さまに感謝です。