今季のJリーグ「助っ人ブラジル人トリオ」と聞けば多くの人が
名古屋グランパスを思い浮かべるであろう。
元ブラジル代表のストライカー・ジョー、10番を纏うガブリエル・シャビエル、そして長身DFのホーシャ。
漫画GIANT KILLINGの名古屋グランパレス・ブラジル人トリオを彷彿とさせる助っ人トリオは話題を呼んだものの、名古屋はここまで苦しいリーグ戦を戦っている。
(4/26現在 2勝1分7敗とJ1最下位)



そんな中、助っ人ブラジル人トリオを擁しリーグ首位を走るクラブがある。
J3リーグ・ガイナーレ鳥取だ。

FWのレオナルド、中盤にヴィトール・ガブリエル、そしてかつてガンバ大阪、清水、京都、大分、仙台、甲府でもプレーしていたフェルナンジーニョを今シーズンから補強。

昨年J3リーグ最下位という成績から一変。前節のYSCC横浜戦こそ敗れたものの、ここまで首位を走っている。

■外国人補強を可能にした鳥取の取り組み■

J3鳥取、首位躍進のカギは『ズワイガニ』? 岡野GM期待のブラジルトリオが5戦9発大暴れ

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私が応援するアスルクラロ沼津はまだまだアマチュア契約の選手も多く、外国人選手の獲得は当分先の話かもしれないが、海産物など資源的な部分で地元と密着しやれる事が同様にあるのではないか?参考になるのではないか?と思い記事を読んでいた。



■昨年のJ3リーグが影響?外国人補強■
昨年のJ3リーグ。
J2ライセンスを持たないブラウブリッツ秋田アスルクラロ沼津の躍進がJ2ライセンスを持っているクラブに少なからず火をつけたのは間違いないと感じる。

また、J2昇格を勝ち取った栃木SCが外国人獲得には大きな影響を与えている。
昨年の栃木SCはシーズン途中でネイツ・ペチュニクを獲得。J3では反則クラスの身体の強さで強烈なインパクトを残し、中位から浮上J2昇格へ大きく貢献した。

現に今年のJ3リーグには
ギラヴァンツ北九州にかつて札幌や名古屋、鹿島、甲府、松本にも在籍していたダヴィ。
鹿児島ユナイテッドFCには甲府や湘南、札幌でプレーしていたキリノ。
とFW陣にJ1での経験のある外国人選手がJ3リーグに戦いの地を移している。

また、少し話が外国人からは逸れるが
SC相模原に加入した成岡翔、谷澤達也、FC琉球に加入した播戸竜二と経験のある攻撃的な選手が加入。

上のカテゴリでは中々活躍が難しくなってきた選手も中にはいるかもしれないが、J3ではまだまだ脅威となり得る選手達。鳥取のブラジル人トリオを含め、今年のリーグを彩るのは間違いないのではないか。


■アスルクラロ沼津・GW連戦は正念場!■
そんなブラジル人トリオをホーム愛鷹に迎え撃つアスルクラロ沼津。
先週は天皇杯予選のスルガカップで藤枝市役所にサブ組中心ながら5-1と快勝。
5/13に全国への切符をかけ絶対王者HondaFCと対戦するのだが、対戦前にはJ3リーグ三連戦が待っている。

まずは4/28 vsガイナーレ鳥取
・ホーム愛鷹に首位鳥取を迎え撃つ首位攻防戦。共にリーグ戦ここ2試合、引き分け、負けと勝利から遠のいているが1週間のブレイクがどう影響するか。

次は5/3 vs藤枝MYFC(藤枝開催)
・GWに敵地での静岡ダービー。意地と意地がぶつかり合うこの試合も激戦は免れない。

最後は5/6 vsガンバ大阪U-23(万博開催)
・G大阪U23は昨年こそ振るわなかったが、今年はここまで3勝2分2敗と勝ち越している。
 昨年も吹田で2-3とギリギリでの逆転勝ちをしている故、油断は禁物である。

その三連戦の後にHondaFCとの試合が待ってる。
んー………めっちゃ楽しみ!

まずは目の前の相手から1戦1戦、日々のトレーニングから全力で戦ってくれるアスル戦士達に期待。