フットボール マンション

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カテゴリ:ジュビロ磐田

皆さんこんばんは。
夜磐です。

今週も仕事が忙しくてリアルタイムでは試合を見られませんでしたが、
ディレイでフルマッチを見ることはできたので、感想をば。

柏レイソル 1-2 ジュビロ磐田
得点者
)江坂
磐田)山田、川又


araki



■試合の感想
前半は珍しく磐田が攻勢に出ていました。
先制点のシーンでは柏の攻撃スピードに千切られてしまったのですが、
同点に追いついた後は磐田の方がチャンスは多かったです。
ただし、後半は柏が一方的に攻め込む展開。
柏の伊東純也がキレキレで、マッチアップで常に優勢に立ち、
サイドの深い位置でボールを受けて攻撃の基点になりました。
磐田はこの伊東の対応に四苦八苦。最終ラインを下げざるを
得なくなり、中盤を制圧されてボールを終始柏に支配されました。
いつ柏が得点を奪ってもおかしくない感じだったのですが、
柏がラストの精度をやや欠いてしまったことでスコアが動きませんでした。

柏としては、後半に攻勢に出ている時間帯で勝ち越しておかなければ
いけませんでした。やり方に問題があったわけではないので、
やっている方としても見ている方としても、スコアに対して
納得しきれない部分があると思います。

伊東純也のキレは寒気がするほどでしたね・・・。
ゴール方向に向かってドリブルでもパスでも相手のマークを外せる選手は
非常に有用性が高いと思います。その点で、この試合の伊東の
インパクトは非常に大きかったです。


■磐田さんについて

非常に苦しい試合だったので、よく勝ったなぁという印象です。
病的に苦手な中村航輔相手から2得点も奪えるとは。
今季の磐田さんのパワーバランスが不思議です。

得点パターンは、いつも通り人数をかけて守った後のカウンター
だったんですけど、前半に同点に追いついた後は珍しく
ボールを持ちながら崩すというスタイルを展開しました。
山田と松浦の2シャドーが前節からキレていて、この試合でも
かなり良かったおかげかもしれません。敵陣であれだけ
ボールを動かせれば、重心は自然と前方に傾きますよね。

後半はいつも通りの守ってカウンター。
30分近く自陣の押し込められながら、よく耐えたものだと思います。
上記の通り、伊東にサイドを思うがままに使われてしまったのですが、
中央で何とか跳ね返しました。身体を張ったシュートブロックが
何回あったか、数えるのも億劫になるほど。
結果的に逆転勝利できたことで、守備陣が報われて良かったです。

決勝点のシーンについては、柏の守備を1枚ずつズラすことで
川又vs小池というミスマッチの状況を作れたのが肝でしたね。
荒木が個人技で1枚剥がし、ニアに中野が飛び込んでもう1枚釣れた
のが大きかったです。シュートに関しては、今日は良い方の川又で
良かったですね。ダメな時の川又は、どんなに簡単な状況のシュート
でも枠に飛びませんから・・・。この試合ではシュートをきちんと枠に
飛ばし、ポストプレーもうまくこなせていました。いつもこうなら、
磐田の成績はもう少し安定するんですけれどね・・・。



以下、今日は選手何人かに個人的にフォーカスを当てます。


■荒木大吾の凱旋試合
決勝点をアシストした荒木は、柏U-18出身。凱旋試合となった
この試合で、逆転ゴールをアシストするという見事な活躍を見せました。

大学を経由して入団した磐田に入団した荒木ですが、そのキャリアは
現在まで順調とはいえません。大怪我による長期離脱を二度も経験し、
万全の状態でも屈辱のインアウトを味わわされたりするなど、
入団から現在まで苦しい時間を過ごしています。
期待値の表れなのか名波監督から苛烈な仕打ちを受けることもあり、
見ている方としては潰れてしまわないか心配になることも。
この試合についても、当初は遠征メンバーにすら入っていなかった
ようです。
だから、こうして活躍する姿を見ると、なんだか親心のような
気持ちを抱いてしまいます。良かったなぁ、と。

ポテンシャルの高さは、俊輔にすら認められるレベル。
今回の活躍を境に、もっと活躍してくれることに期待しています。



■松浦が先発出場継続中
この試合で6試合連続の先発となった松浦。磐田在籍暦の長い
松浦ですが、その大半をスーパーサブとして過ごしており、
ここまで先発が続くのは記憶にありません。

理由としては、選手としての特性もあるのですけれど、
数試合続くとパフォーマンスが落ちてしまうという彼の
悪い意味での特徴が挙げられます。

それが、ここまでの6試合はパフォーマンスが落ちておらず、
キレは試合を追うごとに増加。この試合でも、鋭いドリブルで
相手をかわし、山田の同点ゴールをお膳立てしました。
アダイウトン、中村俊輔というシャドーの1番手が揃って離脱している
状況の中で、彼のブレイクスルーは非常に頼もしいです。

もともと松浦が好きな私にとって、今の姿は喜ばしいこと
この上ありません。是非とも今の調子を維持してほしいです。


今日は以上です。


皆さんこんばんは。
夜磐です。

この試合のレビューの前に、試合中にギレルメが起こした暴力沙汰につき
横浜Fマリノスの関係者やサポーターの皆様に大変申し訳なく思います。
私が起こした事件ではなく、私は磐田の関係者でもありませんが、
磐田を応援する身としてはさすがに看過することはできません。
何よりもまず、謝罪を。磐田のギレルメが、本当に申し訳ございません。


さて、まずはレビューです。
このところずっと忙しくて、セレッソ戦をディレイでも見損ねて
次節のレイソル戦もそうなりそうな状況の中で、このマリノス戦だけは
現地に足を運ぶことができました。
舞台は、2008年以来勝った事がない日産スタジアム。
2003年最終節の苛烈な記憶もあり、磐田としてはあまりいい記憶がない
スタジアムです。苦手な相手、苦手なスタジアムで磐田さんはどう戦う。




F 1-3 ジュビロ磐田
得点者
)仲川
磐田)松浦、田口、田口


DSC_0672


■試合の感想
ボールを支配して能動的に崩そうとする横マリと、重心を下げて失点を
防ぎながらカウンターを狙う磐田という非常にわかりやすい展開でした。
ボール支配率 64対36、パス数769対279という数字に、その展開が
よく表れています。といっても磐田さんはある程度の狙いをもって
この展開に持ち込んでいるので、ボールを支配されること自体は
磐田さんとしては問題はありません。相手が中盤で前を向こうとする
ところで入ろうとするところでボールを奪ってシンプルに縦に、という
狙いは高精度に実行できていました。
前半の2得点はどちらも狙いがハマッた形であり、監督のプランニングの
賜物と言っても差し支えはないでしょう。

翻って守備では、自陣の深いところで何度か内側に向かってマークを
剥がされてピンチを招くシーンが何回かありました。
今季、清水-横マリ戦をDAZNで拝見した時にも、横マリが相手SBの背後を
狙う場面が何度かあったので、チームとしてあの形を狙っているのだと
思われます。
磐田の守備陣が踏ん張って中央で跳ね返して失点は防いでいましたが、
後半に入ると横マリが前掛かりになったことで受ける時間がさらに増えて
サイドからもかなり攻め込まれてしまいました。
横マリとしては一方的に押し込んでいた後半の立ち上がりで1点でも
取れていればかなり違っていたのでしょうけれど、ここで決定力を欠いて
いるうちに磐田に3点目を取られてしまい、勝敗は決してしまいました。

あの3点目は、GKの飯倉の問題というよりもチームコンセプトの問題だと
思います。今季の横マリはGKをビルドアップに参加させる方針を
採用しているようで、マイボール時のGKの位置はかなり高いです。
プレス外しには有効な手段ではありますが、この試合のようにGKの
キックミスがなくても中盤でボールを奪われるだけで大ピンチになります。
横マリとしてはそのリスクを承知であのスタイルを採用しているはず
ですが、傍目には有効に機能しているようには見えませんでした。
磐田は飯倉のポジショニングについて狙いをもっていたようで、
前半から飯倉の背後を狙うロングシュートを何回か放っていました。
その中であの3点目だったわけですから、あの3点目は偶然ではなく
必然だったと思います。

3点目が決まった後は、磐田はさらに守備にシフト。
ギレルメの余計なファウルでPKを献上して1点を失い、さらに
そのギレルメが退場して数的不利になったことで、重心は
さらに下がりました。試合後に田口が言っていましたが、
この時点で点差が1だったら試合はわからなかったですね。


■磐田さんについて
ギレルメの退場については別項で触れるとして、あれさえなければ
磐田としては非常に良い試合でした。試合を通して試合前の狙いが
ほぼ実現して、常に優位な状況で試合を進めることができました。

3点目は、個人的に非常に好きなゴールです。
ああいう風に、「入るか!?」っていう緊張がちょっと続いた後に
「入ったー!」ってなるのが、得点が入った時の喜びをより大きく
させてくれます。手前サイドへのゴールというのも良かったですね。

この試合で当方、久しぶりにゴール裏でがっつり応援に参加しました。
跳んで叫んで、非常に疲れましたが、その分だけゴールが入った瞬間や
タイムアップの時に味わう歓喜は爆発的で、すごく楽しかったです。
試合後には足が震えて、声も掠れてしまいましたが、その痛みすら
心地よかったです。


DSC_0674



■ギレルメの退場について
冒頭でも簡単に触れましたが、改めて触れなければいけません。
この試合で退場を命じられたギレルメが激高、ピッチ上で横マリの
喜田選手を蹴り飛ばし、さらに口頭で抗議をしたスタッフに
肘打ちを食らわせるという前代未聞の大暴れをしでかしました。

ギレルメが開幕前からメンタル面で難しさがあるのは、
開幕前のキャンプの時点で噂されていました。
開幕前シーズンレビュー:磐田さんの2018年はどうなってしまうのか
↑上記参照
とはいえまさかこんな大暴れをするとは予想外でした。

確かにJリーグでは、誤審が非常に多いです。
特定のレフェリーが誤審を繰り返しているという、非常に頭の痛い
問題もあります。当方としても、どうしても好きになれない
主審がいます。ただし、どんな理由があろうとも暴力行為はいけません。
ましてや相手に暴力を振るうなど論外です。味方ならいいというわけでも
ありませんが、今回の件はいろんな意味で論外だと思います。

チームにはギレルメに対して厳罰に処することを望みます。
勝利が最優先でありつつも、Jリーガーはプロアスリート。
どのような処分が下されるのかはわかりませんが、
ギレルメには粛々と受け入れてもらうしかありません。




その上で、ギレルメの暴力事件とは別として、あの一連のシーンで
何がどうなっていたのか、今でもよくわからないんですよね。

あの場面で起こっていたことを思い返してみます。

1.磐田のチャンスシーンで川又と飯倉が衝突、飯倉が昏倒
2.横マリがカウンター発動、ユンがドリブルで運ぶ
3.小川大貴がスライディング
4.主審が笛を吹いて試合を止める。
5.ギレルメが怒ってボールを高く蹴り上げる
6.主審が副審と会話。
7.主審がギレルメを呼んで会話、警告。今日2枚目で退場。
8.ギレルメが喜田に挑発されたと勘違い、暴走開始。
9.ギレルメがピッチから引きずり出される。
10.飯倉が立ち上がる
11.ドロップボールで試合再開、金井が磐田にボールを返す


"4"で主審が試合を止めた時に、小川大貴のファウルをとられたと
思ったんですよ。主審がボールの方を指差していて、小川大貴が
主審に両手を広げて「何もしてない」とアピールしていたので。
DAZNでも解説の戸田氏が「あ、ファウルを取ったんですか」と
話しています。ただ、再開がドロップボールで、しかも横マリから
磐田にボールを返したので驚きました。小川大貴のスライディングは
ファウルではなくて、飯倉が倒れているから主審が試合を止めた
ということなんでしょうか?

もしそうなら、この時に主審がちゃんとそれを明瞭にしていれば、
ギレルメが怒ることはなかったんじゃないかと思うんですよね。
さらに言えば、飯倉が後頭部を強打する接触で、なおかつ主審が
そのシーンをきちんと視野に入れてみているわけですから、
飯倉の安全性を考えていくら横マリのカウンターチャンスといえど
試合をそこで止めるべきだったな、と。

ギレルメの行為は言語道断で擁護できませんが、そこに至るまでの
一連の流れ、および審判団の振る舞いについては疑問を抱いています。


今日は以上です。

皆さんこんばんは。
夜磐です。

負けた試合の感想はシンプルにちゃっちゃと済ませちゃいましょう(笑)

ジュビロ磐田 1-2 Vファーレン長崎


■試合の感想
今年磐田に負けたチームはこんな気持ちなんだろうな、という試合でした。
前半耐えて、後半焦れた相手の隙を突いて点取って勝つ、みたいな。
磐田がいつもやっていたことをやられてしまいました。

中途半端にチャンスがあっただけに、決められずにいたせいで
磐田のほうが先に焦れてしまいました。
長崎がファンマを投入するタイミングが絶妙だったっていうのも
あるんですけど、磐田が根負けするのは久しぶりに見ましたね。

長崎は今年ちょいちょい試合を拝見してまして、磐田とやり方が似ている
というのはわかっていました。ただ、アダイウトンやムサエフが
突然シーズンアウトになるというショッキングな事態の中で違うやり方を
模索しなければいけない状況、あるいは色気を出している中で、
長崎はあのスタイルに対して迷いがないので、その点が出ました。

2点目はぶっちゃけ論外なんですけど、ああいうのはもうやめてくれ
としか言いようがなくて、例えば名古屋戦のアレとかみたいに
選手に今後気をつけてもらうしかありません。

ギレルメはだんだん良くなってきたなぁと思っていたのですが、
この試合は良くなくて、後半は特に悪いところがモロに出ました。
プレーがアレなだけならいいんですけど、相手の選手に思いっきり
レイトでぶつかって顔面衝突していたあれはダメです。
飯尾選手が無事でよかったです。大変申し訳ない。


■磐田さんについて

まぁー悪いところが全部出たというかね・・・。
ただ、何度も引き合いに出して申し訳ないんですけど、名古屋戦とか
ガンバ戦に比べれば内容的には悪くなくて、慣れないやり方に
取り組まざるを得なくなっている状況にしてはやれてたかな、と。
特にこの試合は俊輔までいなくなっていたので、メンツ的には
正直かなりしんどかったんですよね。
言い訳がましいですが、今日はもうしょうがなかったと思います。

あとは、今日は完全に相手GKの徳重をのせてしまいましたね。
開始直後にビッグセーブがあって、そこから最後まで安定していました
シュートは積極的に打っていくべきではあるんですけど、
ただその中で相手GKを調子付かせないやり方もあるといいかな、と。
安易に遠巻きにミドルをブチ込んでると、GKは調子に乗ります。
その点で、ちょっと相手を助けたかなとも思います。


完敗でしたが、私は今日はあんまり落ち込んでいません。
次ですよ、次。
名波監督以下、選手達を信用しています。


5/2は日産にいきます。楽しみです。


今日は以上です。


皆さんこんばんは。
夜磐です。

先週末は磐田さんの試合をリアルタイムで視聴出来ました。
敵地に乗り込んで挑むは、ベガルタ仙台。
昨季、極端に相性の悪かった相手に、磐田さんは頑張りました。

ベガルタ仙台 0-3 ジュビロ磐田
得点者)松浦、小川、田口


matsu



■試合の感想
思いの外、といったら失礼かもしれませんが、仙台は予想以上に強かったです。
局面ごとに常に優位な状況を作り、プレス、ブロック構築、セカンドボール回収、
アタッキングサードへの侵入など、攻守の全工程で磐田を上回っていました。
20分くらいまでを見た段階で、「これは強いや」と舌を巻きましたね。

仙台はミラーゲームにあまり強くないという特徴があるらしく、この試合では
前線のトライアングルを磐田と同じ1トップ2シャドーではなく2トップ1シャドーの
形にしてきました。ズレを作ってミラーゲームを避けるという狙いだけではなく、
今季磐田が2トップの相手との相性が良くないことも計算していたかもしれません。
ガンバ戦や広島戦を見ていたら、その選択は道理。実際、磐田は仙台の攻撃陣に
大いに手を焼き、圧倒的な劣勢に陥りました。

一方的に押し込まれる中でも磐田の狙いは変わらなくて、当初のゲームプランの通り
とにかく我慢をして失点ゼロの時間を長くして、その中で相手が焦れるのを待ちつつ、
少しずつリスクをおかしていける部分を探していく作業に徹しました。
結果的に前半はスコアレスで凌げましたが、シュートこそ多くは打たれていないものの
失点につながりそうな場面は複数回あり、非常に際どい内容でした。


後半、徐々に前掛かりになった磐田が56分に先制。
先制点のシーンの前に、ギレルメのクロスに田口がフリーで合わせる場面があり、
磐田が少しずつリスクを犯していることが伺えましたが、翻って仙台の
西村にも決定的なシュートを放たれており、先制点の直前まではどっちが点を
取るかの瀬戸際の状況でした。得点シーンは田口のシュートが松浦の目の前に転がる
という幸運によるものであり、仙台にとっては不運でした。

もっとも、点差が1点のみでしたら仙台にとっては十分に逆転できる範囲
だったのですが、1点目の直後に小川大貴のビックリゴールが入ってしまったので、
試合は一気に異なる様相を呈してきました。小川大貴はこれまであんなプレーは
ほとんど見せてこなかったので、仙台の選手がボールホルダーの小川ではなく他の
選手へのパスを警戒するのは極めて合理的。そのうえであんなビックリシュートが
入ってしまったわけですから、仙台としてはまたしても運に見放された形になりました。

あれだけ優勢に試合を進めていたにもかかわらず、立て続けの不運によりたった3分で
2点を失った仙台は、さすがにストレスが溜まった模様。
2点目の直後から、あれだけ精密だったパス回しが乱れ始めたり、主審への抗議で
警告を受けたりと、選手達の振る舞いが一変しました。
その中で、ジャーメインが小川に後ろからスライディングをして蟹挟みを仕掛けた
シーンはヒヤッとしました。気持ちはわかりますが、その結果小川がまた怪我でも
しようものならどうしてもジャーメインのことを嫌いになってしまいますので、
双方のためにああいうプレーは自重していただきたいところ。

結局、2点差がついた後は仙台のプレー精度の低下によりチャンスは作られず、
逆に磐田が中村俊輔のFKから田口が頭で合わせて3点目を奪ってダメ押し。
最終的にスコアは3-0となり、試合は終了しました。

スコアだけ見れば磐田の快勝ですが、試合後の仙台・渡邉監督の言葉通り、
このスコアが相応しい内容の試合ではありませんでした。
むしろ、ここまで内容がスコアに反映されない試合は珍しいと思います。
仙台は、今季ここまで対戦した相手の中で最高の完成度を誇っていました。
上位にいることは決してフロックではありません。
後期での対戦では、大いに警戒が必要でしょう。


■磐田さんについて
この試合に勝利できた要因は、先制するまで我慢し続けた粘りの守備。
相手のミスに助けられた場面はありましたが、90分通して粘り強くやれたと思います。
今季の磐田さんは、同じやり方を一貫しているにもかかわらず試合によって出来に
かなりのムラがあって、良くない時は本当にダメでガンバ戦や名古屋戦みたいに
なってしまうのですが、この試合は良い方の磐田さんでした。
あのガンバ戦や名古屋戦に惨敗しながらこの仙台に勝つなんて、磐田さんの
パワーバランスはいったいどうなっているのでしょうかね・・・。

前半は仙台のパス回しが本当にうまくて、プレスが全く機能せず後退守備になって
しまったのですが、一度後退し始めれば磐田さんは回される分にはそこまで
弱くないので、それも良い方に作用したかもしれません。石原あたりにシンプルに
放り込まれた方が磐田さんとしては厄介だったかなとも思います。

個人的に目を引いたのは、最終ラインの新里でした。全体通して、正面で対峙した
相手にはほとんど抜かれていないのではないでしょうか。ああいう風に、単体で
"壁"を作れる選手が最終ラインにいると非常に有用性が高いですよね。
今後とも頼りにしています。

翻って、トップの川又さんは今日は良くない方の川又さんでした。
浦和戦からダービーにかけてはだいぶ復調してきたと思っていたのですが、ガンバ戦で
ああなって以降、一試合挟んでも状態は戻らず。この試合でも決定的なシュートを
放てず、ポストもハマらずで不調が続いています。去年も序盤はこんな感じでしたし、
もともとスロースターターな選手なんでしょうかね。
現状、どうしても代役はいないので、なんとか頑張ってほしいんですけれど。

得点力不足から一転、突如として3点をブチ込んだ磐田さん。
この勢いを、今後の連戦に活かしていきたいところ。



■松浦がやたらと話題になってた件
この試合、実況やレポーターがやたらと「仙台戦に強い松浦」というワードを
使用していたんですけれど、何のことかというと2008年に磐田と仙台で争われた
J1入れ替えプレーオフで、松浦が2試合で3得点を叩き込み磐田をJ1残留に
導いたあの2試合のことを指していたようですね。
matsu2
磐田がチーム史上初の降格危機に瀕した2008年。
あの危機を救ったのは、間違いなく松浦でした。
結局その5年後にチームはJ2に降格してしまったんですけど、
それでもあの時の松浦の活躍は色褪せません。
あれがもう10年前、と考えると、ずいぶんと時間が経ったものだと思います。

ただそれで松浦が仙台キラーかと言われるとそうではなくて、
あれ以来松浦は仙台戦でゴールを決めていないので、
さすがにそれで仙台戦が得意というのは無理があるかなぁと・・・。
もちろん松浦自身もそれは自覚があるようで、試合後のインタビューで
「仙台に相性がいいですね」と言われても、「別に・・・感じていません」と
答えていました。


さすがにこれには超笑いましたけど(笑)

今日は以上です。


皆さんこんばんは。
夜磐です。

先週末のリーグ戦で、磐田さんはホームにサガン鳥栖と対戦しました。
当方、所用のためリアルタイムで試合を見ることができず、
試合後にスコアを確認したら勝っていたので驚きました。
一体どうやって点を取ったんだ・・・。

ジュビロ磐田 1-0
得点者)松浦

松


この試合を見た磐田サポの知り合いから、「前半は見なくても問題ない。
どっちも失点避けて守備固めてただけだから」との発言がありましたので、
その言葉を信用してDAZNで後半だけ見ました。
前半はたぶん、ダービーみたいな感じだったのでしょう。

■試合の感想
後半の感想は・・・典型的な鳥栖との試合って感じですね。
試合後の名波監督のコメントの通り、去年から含めて鳥栖との試合は
ミスをした方が負けという神経質な試合になります。
この試合も同じ雰囲気だったと思います。

試合を分けたのは、両チームのGKの能力差でした。
この試合でも磐田さんはシュートが枠に行かなくて、ポストをかすめたり
クロスバーに直撃したりを重ねる中で数少ない枠内シュートが得点になる一方、
鳥栖は枠内シュートのすべてを磐田のGKカミンスキーにセーブされました。
決勝点となった松浦のシュートは、シュートまでの崩しは見事でしたが、
シュート自体は割と正直なコースに飛んでいて、低いボールに強い
カミンスキーが相手だったら止められていたのではないかと思います。
逆に、カミンスキーのセーブの何本かは、権田では止められなかったかなと。


■磐田について
磐田さんは、前線の選手の運動量が落ちてプレスが機能しなくなった試合終盤でも
最終ラインを押し上げようとしており、シンプルに蹴り込んでくる鳥栖にかなり
チャンスを作られました。カミンスキーの好守と相手のシュートミスに助けられましたが、
いつ失点してもおかしくなく、薄氷を踏む勝利だったと思います。

終盤にああなってしまったら、重心を下げてしまうのも一つの手段ではあると
私は思いますが、名波監督は徹底的にそれをしません。90分間コンパクトに
保ち続けることが理想である故、そのために敢えて我慢をしているものと思われます。
ただ、J1残留ラインが例年より高くなりそうな今季は、勝てそうな時は徹底的にリスクを
排除して実を取りに行ってほしいと私は思ってしまいますね。
もちろん、成長しつつ結果を出せるのが理想ではありますので、それを実行できるので
あれば何ら問題はありません。これについては、名波監督に期待するのみです。

ポジティブなポイントとしては、今季初めて相手のミスに起因しない得点を
奪えたことでしょう。これまでのリーグ戦の得点は、どれも相手の一方的なミスに
起因する得点ばかりでした。それでは、ミスをしない相手からは得点は奪えません。
翻ってこの試合の得点は、相手のミスではなくアイディアをもって相手を崩した
得点でした。久々の得点を奪ったこともそうですし、それと同じくらいこの
得点シーンについては評価できると思います。
こういうシーンをたくさん作っていってほしいですね。

細かい部分で言えば、小川航基が90分やれたこと、カミンスキーが好守を連発したこと、
ギレルメの調子がかなり上がってきていること、松本が点を取れそうだったこと辺りは
この試合における収穫としてもいいでしょう。
とにもかくにも、勝ててよかったです。

試合については以上です。


さて、本日はもう一つ、いつもと違うテーマを。


■日本代表、ハリルホジッチ監督解任
ご存知の通り、日本代表のハリルホジッチ監督が、ワールドカップ本大会直前に
解任されるという衝撃のニュースがありました。

"解任の是非はともかく、タイミングが悪い。"
上記が、自分の目に見える範囲のサッカーファンの反応の最大公約数。
解任という判断の妥当性については人によって意見が割れていますが、
ワールドカップ2ヶ月前の解任については、否定的な意見が多く見られます。

自分も、上記の意見と同じです。
ハリルホジッチ監督体制下の日本代表の試合をほとんど見ていませんし、
練習に足を運んだこともありませんので、解任という判断が正しいか
間違っているかを論じることはできません。ただ、今の時分に至っては
もはや本大会はハリルホジッチ監督に任せるしかあり得ず、
解任など論外だと思っています。

そのうえで、何故ハリルホジッチ監督が解任されてしまったのかを考えてみると、
以前に名波監督が話していた「6:2:2の法則」が思い浮かびます。
名波監督曰く、「チームのうち6割は監督の味方になってついてきてくれる選手。
2割は反抗心を持った反逆児。そして残りの2割は、どっちにもつかない選手。
最後の2割を、自分の方に向けるか反逆に向けるかは監督の技量次第であって、
長く監督をやりたければその綱引きに勝たなければならない」。

ハリルホジッチ監督は、この綱引きに負けてしまったのかなと思います。
田島会長曰く、欧州遠征で4割どころか反逆児が過半数となってしまった
(このコメントの信憑性には疑いの余地が大いにありますが)ことや、
スポーツ新聞で取り沙汰されている選手サイドからの不信任案提出などは、
反逆児の増長を押さえきれなくなった結果かなと思います。

もっとも、今回の件は水面下で様々な思惑が動いての結果のようですし、
一概にハリルホジッチ監督の責任とも言えないように思います。
噂されている内容のどれが真実なのか現時点で私には判断ができず、
本件の根本原因が何なのか特定できないのがもどかしいところ。
この問題については、ワールドカップ後に真相追及が行われるでしょうし、
その過程で真実に辿り着くことを望んでいます。


今日は以上です。


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