フットボール マンション

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カテゴリ:ジュビロ磐田

皆さんこんばんは。
夜磐です。

ちょっと遅くなってしまいましたが、前節のレビューです。

ジュビロ磐田 1-1 ガ

oi


このところ目まぐるしくシステムを変更しまくっている磐田さん。
中断空け2試合は1アンカーシステムを導入してきたかと思ったら
前節の鳥栖戦は中断前までの3-6-1を持ち出し、そしてこのガンバ戦では
オーソドックスな3-5-2を採用。
とりあえずあの理解しがたい新システムには早々に見切りをつけたようなので
そこは評価したいです。ただし、そのシステムの浸透に費やした中断中の
キャンプは無駄になってしまって残念ではあります・・・。


■試合について
さて、試合です。
G大阪はあからさまに前半を捨ててきました。
解説の市川が「ドイスボランチの片方は攻撃参加してもいいんじゃないか」と
指摘していましたが、宮本監督は意図的にボランチの攻撃参加を抑制して
いたのではないかと私は予想しています。点は取れなくても失点だけは防ぎ、
後半に攻撃力のある選手を投入して1点取って勝つ、というゲームプランが
見て取れました。磐田さんが前半から攻めていたように見えたのは、
磐田さんの攻撃が良くなっていたからではなく、G大阪がリスクを避けて
重心を下げていたからでしょう。

後半に入るところで遠藤を、後半途中からアデミウソンを投入したことで
G大阪の攻撃は明確に加速。シンプルに裏を狙う攻撃に対し磐田は成す術がなく、
後半はG大阪が磐田を蹂躙しました。
そして37分にセットプレーからG大阪の先制ゴールが炸裂。
この時点では、G大阪のゲームプランは完璧と表現して差し支えありませんでした。

それだけに、最終盤に同点ゴールを献上したのが致命的でした。
93分まで完璧だったゲームプランは、ラストワンプレーにより崩壊。
G大阪としては、これ以上なくもったいない試合になってしまいました。
この試合は、G大阪が勝つべき試合でした。

宮本監督は、就任からわずかにも関わらず見事にチームを掌握しています。
現実的なゲームプランを立案し、それを実現するために選手に落とし込み、
それを選手が忠実に遂行するという理想的なサイクルを確立。
宮本監督の仕事は、現時点で完璧といえます。
G大阪はここから一気に上向いていくのではないでしょうか。


■磐田さんについて
確かにこの試合に関しては磐田さんがゴールに迫るシーンもありましたが、
チャンスこそ作れど明確にG大阪GK東口を脅かしたシーンは皆無で、
一見惜しく見えるシュートも真正面だったりタイミングが単調だったりと、
見た目に反して東口はイージーに防いでいました。
磐田さんの攻撃は、G大阪に完璧に対応されたと表現して差し支えありません。

今季の磐田さんは、去年以上に得点力不足が深刻です。
得点力不足というとFWのシュート技術が槍玉にあげられることが多いですが、
今の磐田さんはそもそもFWに満足にシュートを打たせられていないという
問題があります。チャンス自体が作れていないんですよね。

去年はこういう状況の時は、アダイウトンのゴリ押しカウンターや
俊輔のセットプレーで点を取りムサエフのワイパーで守って流れに関係なく勝点を
稼いでいたのですが、今年は皆いなくなってしまったので、
悪い流れをなかなか断ち切れなくなってしまっています。
この試合でも新里が足首を捻って負傷退場しており、場合によっては
長期離脱がありえる状況。さすがに主力級選手に毎月のように
シーズンアウトが出ては、まともにサッカーやるのはちょっと難しいですよね。

ただ、こんなことを言っていたら内閣官房副長官殿から
いない者をあてにするな、今は残ったものでやれることをやるだけだ!」と
怒鳴られてしまいますし、現在健全に頑張っておられる選手達に対して
敬意を欠くと思うので、これ以上は言葉を飲みます。




inai
仰る通りで。



今日は以上です。

1日に!2つも!レビューを投稿だよ!

ということで、皆様こんばんは。
夜磐です。

マッチレビューを書く時間がないなら試合見ながら書けばいいんじゃね!?
という思いつきの元、試合を見ながら書いていたメモをベタッと貼り付けます。
最後に総評を書いて、今節のレビューとしたく。

0-0 ジュビロ磐田

またスコアレス。



■前半
スタメン見た時は新システム持ち出してきたと思ったが、
DAZNでの選手紹介では旧システム。どっちだろう?
鳥栖はトーレスと金崎を出してきた。勘弁してくれよ・・・。

磐田さんはどうやら新システムではなく4-5-1をやってきてる模様。
どうでもいいけど今日は通信状況が悪い。さっきからDAZNが頻繁に止まる。
鳥栖は・・・なんだこれ?4-3-3?

3分、鳥栖のセットプレー。原川が蹴ってくる。
ファーサイドで小野がヘッドであわせて枠外。
大貴は競ってたけど見失ってた。
原川はいい選手だよなぁ。欲しい。

大貴がヘッドで金崎に落としてピンチ。
大貴、今日大丈夫か?なんか変だぞ?

トーレスには祥平がベタ付きしてる模様。

10分、磐田のFK。
今年は全然セットプレー入らない。これもイージーにクリアされた。
鳥栖守備堅ぇ。

15分、鳥栖CK。普通に防いだ。
ミスから献上したCKだったので決まらなくて良かった。

トーレスにロングパスが飛ぶだけで慌てすぎ。
体勢が有利なら繋がれることはないだろうし、
イージーに対応していいよ。

小野が松浦にショルダータックル。レイトだし普通にファウルだろうに
なぜかノーファウル。なんやねん(笑)

今のところ守備のミスマッチはおきてないけど、攻め手もない。
点が入る気配がほとんどしない。
まぁ、鳥栖戦はいつもこんなもんだよな。

カウンターにいこうとしたところを奪われて原川にシュート打たれる。
シンプルに出しちゃえばいいのにって思うけどなぜかそうしない磐田さん。

一方的な鳥栖ペースになってきた。
磐田さんは守備は悪くないけど攻撃が絶望的すぎて
守備にリソースを割けさせられずに圧を受けてる。
FKを獲得したが、これまた簡単に防がれた。
続けてCK獲得も、川又のシュートは明後日の方向に飛んでいく。
磐田さん、ヤバい。

鳥栖が選手もサポも判定に不満っぽいけど、体勢作ってるとこにレイトで
当たりにきてるからファウルとられるのは仕方ないと思う。

鳥栖の流れるようなサイドアタックでピンチ、大貴がクリア。
今のは危なかった。鳥栖が攻撃の形を作ってきた。
立て続けのCKでニアでトーレスヘッド。危ない危ない。
さらに裏に抜けたトーレスに綺麗に縦パス通ってまたピンチ。
この時間帯は非常に怖い。

鳥栖が前掛かりになったところで裏を突く川又と松浦。
アダイウトンがいればこういう時に最後まで完結できるんだけどね・・・。

38分、鳥栖のFKからCKのセットプレー連打。
原川、珍しいキックミスでボールが流れる。どうした?

川又のファウルの貰い方がうまい。
キムミンヒョクにカードを出させた。
往年の師匠を思わせる仕事ぶり。

前半終了。スコアレス。
どちらかといえば鳥栖が優勢。磐田さんはかなりきつい。


■後半
後半。両チーム選手交代はなし。
磐田さんはシステムもそのまま。

いきなり鳥栖にサイドをぶち抜かれる。
後半も胃が痛い45分になりそうだ。

小野が抜け出してシュート。決定的だったが残念そこは
カミンスキー。壁を作って跳ね返す。守護神やべぇ。

川又、せっかくクロスが通るもボーっとしてて気付かず
チャンスをフイにする。おい川又、君の仕事は点を取ることだぞ。

トーレスが裏抜けしてGKと1対1、ループシュートをカミンスキーが阻止!
カミンスキー大先生、大好きすぎる。

後半はなんかどっちも元気になって攻撃態勢。
磐田さんとしてはこういう試合の方がいいかもしれない。

後半は鳥栖がシンプルにトーレスに放り込んでくる。
磐田さん、こういうの苦手だから守備は本当にきつそう。
そして鳥栖CK獲得。入りそうな雰囲気がちょっとある。
やばそう。
と、思ったがやばくなかった。むしろカウンターでチャンス作った。
やりおる。

鳥栖はせっかくのトーレスを空中戦大作戦要員でしか使わないのは
なんとももったいないんだけど、それ以外での可用性がそこまで
高くなさそうなので、これしかないのかもしれない。

63分、鳥栖CK連発。
でも入らない。今日は原川のキックがイマイチ合ってないのだろうか。

上原は今日もよくボールサイドによく顔を出してる。
絶対的とまではいえないけど、さすがの存在感。

新里、ロングパスを中途半端な対応でCKに。
これは良くないプレー。新里は普通にやれてるのに、この間の鹿島戦の
パスミス以降、妙にハラハラするプレーをすることがある。
普通にやればいいよ、普通にさ。今まで通りに。

磐田さん、山田に代えて大久保。
山田はここ2試合途中交代でかなり良かったんだけど、今日はあんまり
存在感がなかった。藤枝東出身ってそういうキャラが多いの?

さて残り20分。
前半よりはどっちも点取りそうな気配あるけど、あと一押しが出ない。

72分、またまた鳥栖CK。
クリアも繋いでまたCK。これで鳥栖9本目。
さすがにあげすぎ。入らないとはいえ。

松浦に代えて荒木。
たぶん同じタスクをそのまま。
磐田は大久保投入から全然攻撃の形を作れてない。
形見せていこうぜ。

鳥栖はなんかもう磐田にはどんだけ持たせてても怖くねーよ、みたいな感じ。
実際それで間違ってないんだよなぁ。

意表を突いた田口のミドルシュート。狙いは凄く良い。
今日一番「おっ!」って思ったシーン。

ゲッ、豊田がくる!これは嫌だ。
入っていきなりポストプレーで存在感を発揮された。
この時間でギアを上げてくる鳥栖。

磐田さんはなんか攻撃が合わない。
なんか大久保が入ってバラけたような感じすらある。
大久保がミスってるわけじゃないんだけど、一気に攻撃モデルを
失ってしまったかのような、そんな感じ。

オロオロしている新里。鹿島戦のあれが本当にトラウマなんだろうなぁ・・・。

上原に代えてコースケ。
上原は今日も普通に良かった。
頼むぞコースケ。

せっかくセットプレーもらったのにイージーに渡してカウンター食らうという
アレな流れを披露。こういうのはダメ。

ロスタイム3分。
なんかもう動かない気がしてきた。

予想通りスコアレス。


■試合の感想

どちらかのサポじゃなかったら見るのが苦痛な試合でしたね。
どちらも攻撃が拙くて、偶発的にしかフィニッシュにいけないので
試合としての娯楽性は非常に低かったな、と。

鳥栖はあれだけあったCKがほぼ全て得点の気配無く跳ね返されたのが
なんとも痛かったですね。正直、上げても問題ないよ、くらいの
気持ちになっていました。キッカーの原川が今日はちょっと
イマイチキックがあってなかったかもしれません。
セットプレーあるぞ、と思わせておけば磐田にプレッシャーを
かけられたんですけどね・・・。
ただ、後半シンプルにトーレスを使うようになった作戦は適切でした。
あれで何回かチャンスを作ったのですが・・・磐田のGKが
カミンスキーなのが不運でしたね。

磐田さんは、もうなんかどうでもいいから次頑張って、としか(笑)
大久保が入った途端に攻撃の秩序が崩壊するのはちょっと気がかり。
良し悪し、ではなく、大久保が入ることで制限解除されて
各々がやりたいことを勝手にやってるような感じになってしまって
いるんですよね。ちゃんと連携しないと点なんか取れませんから、
それでだいぶ終盤の攻撃をつぶしたような気がします。
荒木も異常に球離れが悪い悪癖出てましたしね・・・。
一方で、あの妙ちくりんなシステムを放棄したことで
守備の堅さは若干ですが持ち直しました。
カミンスキーありきが前提ではありますがね。

ただ、新里がちょっと心配。なぜ彼はあんなにオロオロしているのでしょう。
中断前は堂々としていたものだったのに、なぜかここ3試合くらい
自分のところにボールが飛んでくるとバタつくんですよね。
そろそろ結果にダイレクトに影響してきそうなんで、メンタルケアは
ちゃんとしてほしいと思います。

今日は以上ッス。

皆さんこんばんは。
夜磐です。

もはや手遅れな感じもしますが、コンサドーレ札幌戦について、
サクッとレビューします。
ああ、もう鳥栖戦当日だよ!レビューが間に合わない!

幌 0-0 ジュビロ磐田


試合の結果は、ご周知の通りスコアレスドロー。
終始札幌が圧倒する展開だったので、札幌としては勝っておきたい
試合だったと思いますが、残念そこはカミンスキー。
磐田の守護神の大活躍により、得点を奪うことができませんでした。

磐田さんは前節同様、中断中に仕込んできた新システムを持ち出してきましたが、
これまた前節同様に機能不全を起こしました。
案の定というべきか、現状ではサイドへのケアがほとんど機能していませんね。
攻撃時ですらWBの背後のスペースには警戒が必要なのに、
相手ボールの状況でWBがサイドをがら空きにして最前線までプレスに
参加しているわけですから、リスクがあるのは当然です。
要は、それに対するリターンが現状では皆無なのと、
そのリスクを低減する仕組みがないのが課題でしょう。

札幌としては磐田が未成熟なサッカーをやってくれたおかげで
前半から一方的に攻める展開になりました。
磐田がこのシステムを放棄した後半20分以降も若干持ち直されつつも
チャンスは多く作っていたので、1点だろうがなんだろうがとにかく
点を奪って試合を決着させておくべきでしたね。
ジェイのPK失敗が痛手でした。

磐田さんは・・・ちょっと深刻です。
新システムの完成度がまだ低いのは私も見て取れるんですけど、このサッカーの
精度が高まってうまくいくイメージが全く掴めないんですよね。
もちろん、私は外野から見ている素人ですし、日々のリソースを
注いでる監督以下チーム関係者の方が、現状は正しく認識されているでしょう。
それゆえ、私からシステムの是非を問う意味はありません。
しかしそれでも、言いたくなってしまうこの現状。
「このシステム、本当に大丈夫?」と。

今はもう、あーだこーだ言わずに見守るしかありません。
磐田さんの勝利を粛々と願いつつ、今週末も観戦します。



皆さんこんばんは。
夜磐です。

ワールドカップによる中断を終え、J1が再開となりました。
我らが磐田さんは、絶対王者鹿島とホームで対戦。
中断前に連敗を喫していた磐田さん。
中断期間中に新システムを導入し、再開初戦を迎えました。

ジュビロ磐田 3-3 鹿島アントラーズ

整列

例によって仕事が忙しくて試合を見られなかったのですが、
帰宅後にディレイでフルマッチを観戦したので、感想をば。


■試合の流れ
序盤から鹿島が攻勢。サイドを制圧し、磐田を激しく攻め立てる。
セットプレー崩れから磐田に先制を許すものの冷静に反撃を行い、
前半のうちに同点、後半の立ち上がりには逆転に成功する。
磐田はシステム変更を行い、一時は再逆転するものの終始鹿島の
攻撃を抑えることができず、終了間際に同点に追いつかれて終戦。
3-3で引き分けとなった。



■試合の感想

逆転に次ぐ逆転ということでエンターテイメント性は高かったですが、
磐田としては問題点が多く浮上した試合となってしまいました。

まずは、中断中に仕込んできたという新システム。
3バック1ボランチということで、2013年の記憶がフラッシュバックして
不安しかありませんでした。配置としてはこんな感じだったようです。
スタート

上記の戦術の肝としては、後方からのオーバーラップを武器とする
田口と上原の武器をより生かすために、彼らの後ろに宮崎を
配置することでリスクを低減させることのようですね。
どちらかが積極的に前に飛び込んでいくことで、クロスが上がった時に
中の枚数を増やす狙いがあったものと思われます。


ところが、しかし。
上記のシステムは鹿島相手に全く機能しませんでした。
両サイドの小川と桜内が相手のサイドバックに当たってたんですけど、
対面する西と安西からの配球を阻害することができず、
WBの裏をバンバン使われてサイドが決壊しました。
恐らくチームのモデルとしては、WBの背後はボランチからストッパーが連動して
当たることになっていると思うんですけど、連携が全然できてなくて、
簡単にボールを持たれては突破され、サイドを散々に使われました。
あまりにもボールを持たれてしまったため、前半の途中からは自陣の深くまで
ノープレッシャーで招き入れてしまうことになり、完全に蹂躙されました。
厳しい言い方になってしまいますが、システムとしては大失敗でしたね。
鹿島に決定力があったら、前半のうちに3点くらい入っていたと思います。

翻って、先制点のシーンではシステムの長所がいい意味で出ました。
サイドからのクロスに上原がフリーで飛び込んであわせたんですけど、
以前まででありましたらあそこに上原が入り込む仕組みはありません。
その点では、まるっきり無意味だったわけではありませんでした。

ただ、弱点があまりにもはっきりと出てしまったので、成功か失敗かと
聴かれたら完全に失敗といわざるを得ません。



後半になってもこの状態が続き、「この試合やばい」と私は思っていたのですが、
さすがに後半15分になった段階で名波監督も下記のとおりに配置をシフト。
要は、それまでのやり方に戻したということですね。
交代


この配置変更により磐田が安定性を取り戻し、攻め込む機会が増えました。
いけるかな、という空気が出ていたんですけど、その空気を敏感に察した鹿島が
ゲームスピードを落としファウルなどでゲームを頻繁に止めることで
その空気をつぶそうとしようとしたので、さすが鹿島だな、と。
同じことをするチームはたぶん他にもあると思うんですけれど、鹿島はそういうのを
違和感なくやってくるんですよね。これがチームとしての経験値でしょう。

ただ、この時点で自分はあまり心配はしていませんでした。
慣れた配置に変更すればそう簡単に決壊することはなくなりますし、
その状態でまだ磐田のベンチには山田、山本、中野といった選手がおり、
仮に鹿島に守備を固められてももう一段階ギアを上げることができます。
残り30分になってようやく勝ち目が出てきたな、と思いました。

しかしながら、その矢先に新里の驚愕のパスミスで鹿島に逆転ゴールを
献上してしまったので、思わず頭を抱えました。
失点の流れ、タイミング、どちらも最悪の失点。
なんでよりによってこのタイミングで…。
この失点でこの試合は終わったと思いました。


しかしながら、この時、鹿島の陣地で面白い現象が起きていました。
鹿島の守備陣が、松浦を見失い始めていたんですよね。

なにがあったのか、というと、話をシステム変更前まで巻き戻します。
磐田は後半途中まで自陣に釘付けにされていたんですけど、カウンターを
狙って松浦だけはずっと前線に残していました。
前線のサイド寄りに位置取ってボールを受けようとしていた松浦ですが、
松浦はドリブラーでありながらスペースがあると活躍できないという
J全体でもかなり特異な性質の選手であり、そのタスクではほとんど
輝くことができませんでした。
松浦の魅力は、相手がブロックをセットしているエリアに単騎で突っ込み
スペースのギャップを突いたりすることにあり、いくらスペースがあっても
サイドでは全く生きないんですよね。

それが、システム変更によりいつも通りのピッチ中央でプレーするように
なったことで、相手のギャップを突きまくる長所が後半途中にして
突如として輝くようになった…んだと思います。多分。

鹿島にとって致命的だったのは、CBのコンビが犬飼と町田という若手コンビで
あったことでしょう。急にピッチ中央に現れた松浦に対する対応に苦しみ、
もたついている間に松浦の突破から同点ゴールをブチ込まれてしまいました。
これが昌子や植田だったら、急な性質変更にも冷静に対応したと思いますが、
経験値の少ないコンビでは早急に対応することができませんでした。


その勢いで磐田に逆転ゴールを奪われてしまった鹿島でしたが、その後に
しっかりと同点ゴールを奪ってみせるあたりはさすがの一言。
この試合に関しては、鹿島の攻撃の前に磐田の守備はなす術がありませんでした。



試合としては、完全に鹿島の試合でした。
引き分けに終わってしまった要因としては、遠藤が前半で退いてしまった
アクシデントや、鹿島のCKが何回も見逃されて磐田のGKになってしまった誤審など、
運による要素が大きかったです。なので、鹿島としては納得いかないでしょう。
心中お察しします。


■磐田さんについて

引き分けを拾った磐田さん。満を持して送り出したはずの新システムは、
連動性皆無でまったく機能していませんでした。
これを継続するかどうかはわかりません。あんまりこだわっていると、
2013年みたいなことになると思うので、さっさと見切りをつけてほしくはあります。

数少ないポジティブなポイントとして、上原の存在感を挙げます。
後方からブチ上がってゴールを仕留める姿には、去年の川辺の姿が重なります。
ボールを積極的に奪いにいける要素を含めて、いい選手になったなぁと思いますね。
ガンバ戦では悪い部分が出てしまいましたが、ポテンシャルの高さを
改めて証明してみせました。今後も期待しています。

新里については、あのミスはもう切り替えてほしいと思います。
重大なミスであったのは事実ではありますが、ああいうのは長くやっていれば
誰しも一度はありますし、守備の選手ならなおさら。
視界の外からこられていましたし、仕方ない部分もあったのかな、と。
繰り返しさえしなければ、これ以上は言及する必要はないでしょう。
個人的には、どちらかというと試合の最終盤のクロス失敗の方が気にして
ほしいですね。あれはちょっとガックリきました。


今日は以上です。

皆さんこんばんは。
夜磐です。

今週も仕事が忙しくてリアルタイムでは試合を見られませんでしたが、
ディレイでフルマッチを見ることはできたので、感想をば。

柏レイソル 1-2 ジュビロ磐田
得点者
)江坂
磐田)山田、川又


araki



■試合の感想
前半は珍しく磐田が攻勢に出ていました。
先制点のシーンでは柏の攻撃スピードに千切られてしまったのですが、
同点に追いついた後は磐田の方がチャンスは多かったです。
ただし、後半は柏が一方的に攻め込む展開。
柏の伊東純也がキレキレで、マッチアップで常に優勢に立ち、
サイドの深い位置でボールを受けて攻撃の基点になりました。
磐田はこの伊東の対応に四苦八苦。最終ラインを下げざるを
得なくなり、中盤を制圧されてボールを終始柏に支配されました。
いつ柏が得点を奪ってもおかしくない感じだったのですが、
柏がラストの精度をやや欠いてしまったことでスコアが動きませんでした。

柏としては、後半に攻勢に出ている時間帯で勝ち越しておかなければ
いけませんでした。やり方に問題があったわけではないので、
やっている方としても見ている方としても、スコアに対して
納得しきれない部分があると思います。

伊東純也のキレは寒気がするほどでしたね・・・。
ゴール方向に向かってドリブルでもパスでも相手のマークを外せる選手は
非常に有用性が高いと思います。その点で、この試合の伊東の
インパクトは非常に大きかったです。


■磐田さんについて

非常に苦しい試合だったので、よく勝ったなぁという印象です。
病的に苦手な中村航輔相手から2得点も奪えるとは。
今季の磐田さんのパワーバランスが不思議です。

得点パターンは、いつも通り人数をかけて守った後のカウンター
だったんですけど、前半に同点に追いついた後は珍しく
ボールを持ちながら崩すというスタイルを展開しました。
山田と松浦の2シャドーが前節からキレていて、この試合でも
かなり良かったおかげかもしれません。敵陣であれだけ
ボールを動かせれば、重心は自然と前方に傾きますよね。

後半はいつも通りの守ってカウンター。
30分近く自陣の押し込められながら、よく耐えたものだと思います。
上記の通り、伊東にサイドを思うがままに使われてしまったのですが、
中央で何とか跳ね返しました。身体を張ったシュートブロックが
何回あったか、数えるのも億劫になるほど。
結果的に逆転勝利できたことで、守備陣が報われて良かったです。

決勝点のシーンについては、柏の守備を1枚ずつズラすことで
川又vs小池というミスマッチの状況を作れたのが肝でしたね。
荒木が個人技で1枚剥がし、ニアに中野が飛び込んでもう1枚釣れた
のが大きかったです。シュートに関しては、今日は良い方の川又で
良かったですね。ダメな時の川又は、どんなに簡単な状況のシュート
でも枠に飛びませんから・・・。この試合ではシュートをきちんと枠に
飛ばし、ポストプレーもうまくこなせていました。いつもこうなら、
磐田の成績はもう少し安定するんですけれどね・・・。



以下、今日は選手何人かに個人的にフォーカスを当てます。


■荒木大吾の凱旋試合
決勝点をアシストした荒木は、柏U-18出身。凱旋試合となった
この試合で、逆転ゴールをアシストするという見事な活躍を見せました。

大学を経由して入団した磐田に入団した荒木ですが、そのキャリアは
現在まで順調とはいえません。大怪我による長期離脱を二度も経験し、
万全の状態でも屈辱のインアウトを味わわされたりするなど、
入団から現在まで苦しい時間を過ごしています。
期待値の表れなのか名波監督から苛烈な仕打ちを受けることもあり、
見ている方としては潰れてしまわないか心配になることも。
この試合についても、当初は遠征メンバーにすら入っていなかった
ようです。
だから、こうして活躍する姿を見ると、なんだか親心のような
気持ちを抱いてしまいます。良かったなぁ、と。

ポテンシャルの高さは、俊輔にすら認められるレベル。
今回の活躍を境に、もっと活躍してくれることに期待しています。



■松浦が先発出場継続中
この試合で6試合連続の先発となった松浦。磐田在籍暦の長い
松浦ですが、その大半をスーパーサブとして過ごしており、
ここまで先発が続くのは記憶にありません。

理由としては、選手としての特性もあるのですけれど、
数試合続くとパフォーマンスが落ちてしまうという彼の
悪い意味での特徴が挙げられます。

それが、ここまでの6試合はパフォーマンスが落ちておらず、
キレは試合を追うごとに増加。この試合でも、鋭いドリブルで
相手をかわし、山田の同点ゴールをお膳立てしました。
アダイウトン、中村俊輔というシャドーの1番手が揃って離脱している
状況の中で、彼のブレイクスルーは非常に頼もしいです。

もともと松浦が好きな私にとって、今の姿は喜ばしいこと
この上ありません。是非とも今の調子を維持してほしいです。


今日は以上です。


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