この記事は、『【Jリーグ座談会】『2015年 J1リーグ 順位予想&展望』 ~前篇~』の続きになります。
⇒ まだ前篇を読まれていない方は、是非前篇の記事をお読みになってからこの記事をお読みください。
後篇は、どちらかというと「今シーズンは苦しいシーズンを送りそうだな~」というチームのお話になります。
記事を上げる側からすると、反響が怖い部分はありますが、まあ、予想ですから。
お願いですから、気楽に読んでください^^;
※ 以下、録音した議論をほぼそのまま記載します。
(ただ、分量の関係上一言一句全て拾っているわけではありません。)
ちなみに、各々の発言の頭に誰の発言か分かるように記号を付けています。
・taku ・・・「taku」
・昴 ・・・「昴」
・ポンチョビ (国王)・・・「ポン」
じゃ、前書きは短めにして、早速本編に行きましょう。
------------------------------------------------------------------------------------------
taku: はい、後半戦ボトムハーフの順位予想が始まりまーす。降格ゾーンには赤線を入れていただきました。
(拍手)
昴 : 降格ゾーンじゃないよ。
taku: 降格の危機ね。降格してしまいそうな・・・。
昴 : しまいそうな。う~ん。
taku: 順番が違いますね。
ポン : そうなんだよ。
昴 : 別のリーグみたいになってる。
ポン : ただ・・・そう、なんか、甲府は残るっていう共通認識があるんだよね。
taku: 1番人気松本、2番人気山形みたいな…ね。3番人気清水みたいな
ポン : 松本と山形はみんな共通か。で、俺と昴さんが清水で、takuさんが仙台。迷ったけどねぇ。
昴 : うん、迷った迷った。
taku: ぐちゃぐちゃにいきましょう。まぁ、まず辛うじて降格のラインまで乗らなかったようなチームは、湘南?
ポン : ま、そうだね。
taku: 新潟。
昴 : うん。
ポン : ほい。
taku: そういえば、柏の話はまだしてないですね
昴 : してないしてない。
【湘南ベルマーレの話】
taku: じゃあまず湘南から、行きましょう。湘南は…昇格組の中で一番強いです。
昴 : まぁそりゃ間違いないです。
ポン : そりゃね・・・。
昴 : あんな差ついて…。
ポン : そう、負けはないけど…。
taku: 一番強いけど・・・アレ通用するのかって言われると…。
ポン : それはちょっとあるんだよね。
昴 : そうだね。
taku: ある程度は通用する気はしますよ。その…1年間やっぱできなかった。
昴 : 落ちたね。
taku: 永木が怪我したぐらいから本当に、難しくなっちゃって・・・で、トップのウェリントン、J2だと収まるんだけど・・・。
ポン : ウェリントン様様なところは正直あった。攻撃の部分に関しては前線でも、苦しくなったら下がってきて受けて、自分で捌くっていうのを全部やってくれて。それが今年居ないっていうだけで、これはちょっと…まぁ居なくなりそう、か?まだね、確定まではいってないから、まぁ多分ダメなんだろうけども。それだけでも攻撃の形は一からとは言わないけども、考え直さなきゃいけない部分がかなりあるんじゃないかな。そこに対する藤田?。藤田なのか既存の選手なのかわからないけども。
taku: 一応藤田ともう一人18歳ぐらいの・・・。
ポン : 外国人も取ってるけどねぇ。今の段階でウェリントンクラスの働きを期待するのは流石に酷かな?
taku: 去年が、借りて強めていくのがあって、昇格も出来た。今年勝負するためにはキープしなきゃいけない部分が少なからずあったんですよね、CBの丸山君取られちゃったけど。J1でもある程度成績を残さなければいけないので。柏からもう1回選手取り直したり・・・。
ポン : 高山ですね。
昴 : 高山、結構期待してる。
taku: 高山と菊池と三竿と永木が左で作れる攻撃は、かなり迫力がある。でも、永木君抜かれたら全て終了するので、今回どうなるかなぁというところ。本人も今回はやっても次はわからない・・・。
ポン : 声が掛かっていないはずはないですよね。間違いなく。
taku: でしょうね。レッズは欲しいんじゃないですか。
ポン : 欲しいですよ。いただけるものなら、あのようなタイプは。
taku: 他にも欲しいチームたくさんあるんじゃないですか。ガンバも欲しいしマリノスも欲しいだろうし、広島とかなんかも欲しいと思うよ。広島は今更になって工藤君とってましたよ。永木君の方が欲しいと思うけど。
昴 : 湘南を落ちる予想はできないんです。湘南を落ちる予想しちゃうと下が決まっちゃうから。
taku: 湘南を落ちる予想にすると、降格するチームが4チームになる。
ポン : 今年の予想は本当にそうで、俺の場合東京の上位もそうだし、結局消去法に近いところがあって、言い方が非常に悪いけど。
昴 : うんうん。
ポン : 予想の仕方としては良くないんだけども、レッドラインから下のチームのイメージが自分の中では少し厳しいかなと思っているので。湘南がそれを下回るかっていうとそのイメージが沸かない。
taku: 実際さ、レッドラインで明確に勝ち点が分かれるわけではないと、自分の予想の中では思っているんだけども…多分下3つはダントツに悪いんじゃないかな。甲府清水あたりはぐちゃぐちゃっとして…
昴 : 今年だよね。
taku: そうそう、そんな感じ。今年を踏襲した形になると思っているので、そこらへんのメンツは同じでもどこまでがどうっていうのは違うと思うんですよね、個人個人で。
ポン : ちょっと引いてみようか。
(ちょっと見づらいけど、グループ分けです。)
(ポンチョビ・・・「湘南・広島・新潟」「仙台・甲府・松本・清水」「山形」)
(昴・・・「湘南・柏」「鳥栖・甲府」「仙台・清水・山形」「松本」)
(taku・・・「柏・新潟」「湘南・甲府・清水」「山形・仙台」「松本」)
昴 : 全然違うね。だから意味合いがちがってくるんだよね
taku: 最下位のチームって、恐らく今年の徳島並にホームでも勝てないんじゃないかな。
昴 : 徳島までいかないまでも20。
taku: まぁ20でしょうね。30越えてこないでしょう。
昴 : 絶対ない。
taku: 30って単純勝ちだけ考えても10勝しないといけないわけで、5勝なら15分けしなきゃいけないので・・・、まあかなり厳しいかなと。パターン的にJ1で8か9位で、丁度3等分なんですよ、勝ち負け引き分けが。
そうすると13位ぐらいで負けの数が圧倒的に多くなってくるんで・・・。勝ち点が取れる取れないって話になってくると甲府が勝ち点取れるっていう予想は、勝てないんだけど引き分けは絶対ある。清水が山形とか仙台より上なのは勝てる試合が絶対あるんですよ。山形と仙台は、勝てない。
ポン : でも清水は負ける試合は増えるんじゃないの?
taku: 負ける試合は増えるでしょう。ただ、引き分けが無いとおもう。最初から3-0で負ける試合か、1-0で勝てる試合かどっちかだと思う
ポン : チームとして割り切れないからだと思うよ。
taku: 大人なゲームが出来ないから。
ポン : そうそうそう。甲府みたいなやり方が出来ないだろうから。
【ヴァンフォーレ甲府の話】
taku: 城福さんほど思い切りの良い交代が出来ない新監督なので、どちらかと言えば保守的なタイプの考え方で、良ければいじらない。良い変化を求めないで良ければいじれないという監督が就任したんで去年通りとは予想しちゃいけないんだけど。
昴 : でも試合を殺せるからね。
taku: そう。それはありますよね。守備の考え方が、「ストロングポイントを潰すタイプの監督」から今度は、「ある程度質量と物量をもって潰すという監督」に変わったので、ちょっとは違うんだけど・・・。チームとして戦えるベースはある。
昴 : 引継ぎできると思うんで。あるものを上手く。
taku: 互換性がないわけではないんでね。
ポン : ただセンターバック2枚抜けてるからね。青山と佐々木がね。山本しか残ってないから。
taku: あぁ・・・。
昴 : あぁ・・・。
ポン : ほぼ3人で1シーズン回したわけじゃない。ほぼ3人フル出場で・・・。山本も1回退場して出場停止したぐらいで、青山も年間通してフル出場みたいなところあるし・・・。そこから2人分捕られちゃいましたーってなって、前はクリスティアーノ居なくなって・・・。戦い方としては去年と似たというか、あのスタイルしかないと思うんだけど・・・、それで本当に今年もJ1の連中を止め切れるのか?って言うとちょっと怖いのかなっていう部分がある。
taku: バックは怖いですけど、フォワードは前に突貫小僧気味なアドリアーノが入ったとして・・・、ウーゴとかにイメージ近いのかな?って。
昴 : アドリアーノって戦術にはマッチしない代わりに置いとけば何点か取れる。
taku: ゴチャッとした中から行って来い!みたいな展開にはなると思う。
昴 : 取れる勝ち点をきっちり殺し取れば残留はできるのじゃねーかなって。そもそも下が下なんで・・・。
ポン : 俺も落ち切るところまではしなかったんだけど、その2枚抜けちゃったっていうのがそんなに簡単な話ではないんじゃないかなって。守ることに重点を置いてたチームでね、3枚中2枚抜けちゃいました!っていうんじゃ・・・。新しく入ってきてるのが誰だかよくわかんないけど。蓋開けてみたらおやおやおや?となる可能性はある。
【松本山雅FCやモンテディオ山形の話】
taku: 言っちゃ悪いけど松本はかなり厳しいと思うよ。チームの戦い方としてはアリだと思うけど、選手としての差がデカすぎると思う。
昴 : 松本って反町の湘南が上がってきたパターンと同じだとおもうんだよね。
taku: 勝てないと思います。山形は勝てる試合は無きにしも非ずだと思います。
昴 : それが足りるかどうかっていう話しだよね。プレーオフ上がりのここ数年の流れを考えると・・・。
ポン : 山形はJ2で去年14敗してるんですよ。徳島が昇格前にJ2で15敗でその前の大分が13敗で札幌が11敗してJ1に上がってきてて、基本的にJ2で14敗してきちゃってるチームでは・・・。根本的な戦い方云々として、物量としてどう考えても厳しいのかなと。松本は二桁は負けてないから・・・。キーになる選手抜けても山形と松本で10以上は開いてるから、松本の方が、まだ粘れるんじゃないのかなっていう気はしてる
taku: 松本と山形の見たときにJ1である程度形として成功できるパターンを持ってるのは山形かなぁ、攻撃の質はある程度あったんだけど、守備の質が本当に低いんで・・・。
昴 : 俺は単純にクラブとしての経験値的なもので山形を上に見てるから・・・。
taku: 経験者の数ではね…J1経験者の数…あと監督。監督の差だと思う。仙台の順位予想は、俺はやりすぎたかな。
【ベガルタ仙台の話】
昴 : 仙台清水ちょっと割れてるんだよね。仙台って俺も最初やばいって思ったの。選手みてみたら意外といるじゃんっていう感覚がね。あったんだよね
ポン : 俺は逆に居ないじゃんって。仙台で心配なところは、去年アーノルドを監督に持ってきて、「俺たちも自分たちのサッカー!」をみたいなことやってみたら全然ダメで、渡邉監督に変えて昔の手倉森スタイルじゃないけど、少しその路線に戻りつつあったんだけど、前目の選手が全員居なくなったんだよね。
taku: 今はウィルソンだけ?
ポン : 実質ウィルソンだけ。赤嶺、武藤、柳沢って全員出しちゃって・・・、サイドで運動量誇ってた太田も出しちゃって、総とっかえしちゃうのはどうなの?あまりにもちょっと弄り過ぎっていうか、ウィルソンしか残ってない。
taku: 加入選手に目新しさはないね。抜けていくばっかりで。残ったのは・・・梁勇基
ポン : 梁勇基が今年前で出るのかって言われると、富田とコンビ組んでた角田が抜けたからね。梁勇基が下がるんじゃないかっていう話も聞こえたりする。
昴 : 下げれないんだとおもうんだけどね、梁勇基って。
taku: 試合みてるとね、結構低いよ。
ポン : 結構低い位置来るんだよ。
taku: 仙台がイケイケの頃の梁勇基ってトップ下ツーシャドーのポジションまで行ってることはあったけど、チームのボール循環が上手くいかないと下がってきちゃって・・・。彼もやっぱりチームの中でルーニー的なものを求められてて、ビルドアップから攻撃の最後まで絡まなきゃならない中で負担がすごい増えてて、去年は怪我してたってのもあるけど正直・・・噛み合わない。申し訳ないけど、昨シーズンのハイライトはセレッソと派手な試合したのしか見てない・・・でもあの試合もいい試合じゃなかったよ。
昴 : いい試合とか去年の夏以降1回も見てなかったよ。いや、ごめん夏まで見てもなかったわ(笑)。
taku: 単純に見てる側がエンターテイメントとして盛り上がれる試合だっただけで・・・。まぁ(セレッソが)負けちゃったんだけど…。
昴 : 負けましたけど。
taku: まぁマリノスもやられちゃったんすけど。赤嶺にやられちゃったんすけど。
昴 : あぁうちもちょっとやられたんだけどね・・・(笑)。
taku: しかも怪我が復帰して速攻やられちゃったからね。恐ろしい・・・もう居ないからね。物量的に完全に抜かれたなってのがあって、終わったなって。清水が上に来た理由は1個だけ。仙台はもう今スタメンにいる選手が高齢化も進んでてガツって落ちるけど、清水はいくらでも変えられるから。
昴 : いやぁ~仙台はね、ウィルソンなんだよ。ウィルソンがいるってのがおっきい。清水に関してはノヴァコが抜けたってのがおっきい。
taku: それでもパフォーマンス下がったよ、ウィルソン。ケガやってからすごい下がったと思う。
ポン : 来日、当初はほんとに止まらなかったからね。
taku: それがちょっとねぇ…見てたらタイプが全然違う選手に見えたね
昴 : しょうがないね。
【清水エスパルスの話】
taku: ただ清水はね、問題点は監督がどうしようもない。
昴 : そうなの?
taku: プレシーズンマッチはあんま評価しちゃいけないけど、スカパーニューイヤーカップみてて、J2のチームって仕上がり早いんですよ。
昴 : そうだね。
taku: だからJ2のチームと試合してるのを見て判断するっていうのは、ある意味どれくらいまで練習が進んでるかっていうのを見れるんですよ。今日見てて、磐田戦を。もう全然ダメだったよ。
ポン : 相当ひどかったらしいね。
昴 : Twitterでもちょっと見たわ。
taku: 2-1の負けでしたからね。酷いな!って。大榎さんは選手を育てるユースの指導者としては長い経験あるけど、トップチームでは少し時間が掛かるかもね。
昴 : 清水は何でそのままになっちゃったの?
taku: 受けてくれる人がいないんじゃない?・・・。
昴 : いない・・・、いないな。
taku: あとは前の監督(ゴトビさん)が、選り好みするタイプの監督でその時期に良い選手を手放してしまったので・・・。枝村なんてやっと帰ってこれたけど。
昴 : 枝村も大分コンディション落ちたね。
taku: コンディションは落ちたね。それでも今日のニューイヤーカップ見てて一番面白い選手は枝村だったね。
昴 : やっぱり枝村なんだ・・・。いやみてて面白いんだよ。
taku: 所謂イングランド的なBOXtoBOXできるセンターハーフで攻撃においていろんなことが出来て、いろんなことに絡めるタイプの選手、とっても貴重なタイプ。問題点は一番前のところが1人いなきゃいけないんだけど、今日は18歳のFWの子が出てた。
昴 : へえ~。
taku: 良かったんだけどね。その子の自体はね。チームの完成度的にはちょっと低い・・・、かな
ポン: ちょっと迷走しすぎかなって感じかな。
taku: その中で主力に逃げられてしまうという。
昴 : ゴトビの時に8人ぐらい一気に抜けたもんね。
taku: 極端過ぎますよねやり方が。大榎さんも仕方がないと言うか、可哀想な立場でもあるんだけど・・・。いまいち本物になりきれてない感というか、やりくりして終わりな感じ。
ポン : 「面白い子いるよね!」で終わっちゃってるパターンがここ数年目立つからさ。
昴 : 伸びきらないんだよなー。
taku: 石毛君とかもあのままで・・・。
ポン : 石毛も河合もここままじゃ・・・。
昴 : 大前ですら代表に絡んでいない。
taku: 何年か前にこのメンツ界隈であった瀬沼君ブームはなんだったんだろう。
昴 : うーん。
ポン : 瀬沼もレンタルで出ちゃったもんね(愛媛FC)。よくわかんないね、何のために戻したのか。
taku: それでも少しずつ少しずつなのかなーって。
昴 : 今年はねー、勝ち点差1あったんです大宮と。来年て考えると俺は残れなかった。
taku: 危うい・・・なぁ。
昴 : 去年より今シーズンの方が残留争い楽だとおもう。楽っていうのはラインが低いっていう意味で。
taku: そうだと思う。
ポン : 同じく。そうだと思う。
taku: 難しさは格段に低いと思う。
ポン : 普段の年だったら甲府より、14位から下はみんな落ちる予想にしたくなっちゃう感じかな。
昴 : なんとなくわかるよ。
ポン : 普段の年だったらね
taku: そりゃそうでしょう。
昴 : そうそうそう。
【アルビレックス新潟の話】
taku: 次は新潟ですかね。強いチームと当たっていきなり強くなっちゃったりするのがっていうのが特徴なのに、陰でだんだん萎んでいってる・・・。
昴 : 新潟は残留争いが激しい年に輝くチームだから(笑)。今年は全然輝かずに10位ぐらいに居るとおもうんだよね(笑)。
ポン : 今年は田中亜土夢でちゃったけど、レッズには抜かれてないからね。あとガンバとかにもさ(笑)。主力の退団選手が今年は少ないからある程度はね。
昴 : フロントはしっかりしてるイメージだよね。
taku: あとは左サイドに山本だとか、安定してきてるよね。
ポン : 去年からの連続性が作れるから・・・。右サイドは松原君もいる。ただ、ここはフォワードがよくわからないというか、鈴木と新外国人次第かな。降格の危険性は下が酷いからそんなにないかなとは思うけど・・・。ここから上はあるかなっていうと、どうだろうね。レオ・シルバがもっとハイパーになるか(笑)。
taku: まぁレオ・シルバはあのレベルのチームで言うと2人分の働きをしますからね。
ポン : ほんとそんな感じだからね。
taku: 去年の直接フリーキックゴールNo.1。
昴 : やばいよ(笑)。
ポン : おかしいよ(笑)。
taku: とうとうそこかと。お前は何でも出来るのかと(笑)。それで話してないチームが1つ。柏さんなんですけど。
【柏レイソルの話】
昴 : そうだね、言われてみれば。
ポン : 俺9位に入れてたのか。
昴 : 去年4位だからねー。ちゃんとデータ取ってきた。
taku: 内容的には自分もしっかり算定してます。ACLが始まるので始動が早いって考えるとまず1個マイナス。監督にとって時間がない。しかも交替。主力補強したけど。
昴 : なんだろう。抜けてるイメージなんだよな。
ポン : 高山、橋本の縦のラインが抜けちゃったのは結構いてーかなって思うんだよね。
taku: 主力補強はしたけど、抜けたところに出来てなくてあぶれちゃってんじゃんって思うの。レアンドロいて、クリスティアーノいて、工藤いて、そこに武富と大津が入ってくるっていう時点でどうすんだよって。
昴 : そこじゃねーだろっ!感はある。
taku: そう。そこじゃねーだろっ!感は凄くある。
ポン : 橋本の所は山中君戻してでおしまい的な感じなっちゃってるから。
taku: それだけだと無理だと思うよ。ACLとかでいったらそこは絶対務まらないところなので。
昴 : まずはプレーオフ残るかどうかってところが一番大きくてさ。
ポン : どことやんの?
昴 : 全然確認してないや。
(『AFCチャンピオンズリーグ2015 東地区プレーオフ2 柏レイソル 3-2 チョンブリFC(タイ)』)
昴 : 柏って他のチームよりACLちゃんとやってるイメージある。
ポン : 基本的にやりたがるでしょ。
昴 : うん。
taku: 攻撃陣は強いんですよ。前だけ見れば。
昴 : レアンドロ、工藤って考えたらね。
taku: クリスティアーノと大津とレアンドロ並んだ時にこいつら絶対誰も守備しねーよって思うんですが。
ポン : いやぁまぁそうだね(笑)。また工藤が点を取れないシーズンになっちゃうな。
taku: 工藤も代表と縁がなくなっちゃったんで・・・。
ポン : 貴重なタイプなんだけどねー。
昴 : 本当にそう。
taku: 貴重なタイプだと思うよ。工藤は、代表に要る。
昴 : 気が利くからね。
taku: 武藤とかよりは全然使いやすいと思う。
ポン : ほんとほんと。
昴 : 武藤はちゃんと合う形を作らないと仕事しないもん。
taku: 彼はアジリティとかが優れてて、サイドハーフ上がりのフォワードで、純粋なフォワードじゃないし。
昴 : 相方がコロコロ変わっても工藤はちゃんと仕事するからね。
taku: ポジションっていうか自分のいる位置で仕事が出来るからね。結局、柏はどうなんだろうなぁ。
ポン : いやぁ大変だと思うよやっぱり。
taku: 3センターだったよ予想が。茨田と狩野と大谷っていうのがサッカーダイジェストの予想だった気がする。
ポン : 3センター?4-3-3でもやるの?
昴 : 狩野使うの?
taku: いやそれがね、無いと思うんです。
昴 : まだ栗澤の方が・・・。
taku: 去年せっかく出てきた若い選手がいるんですよ。多分使わないで終わっちゃうんじゃないかなぁ。やっとレアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルからの脱却っていう変革の年ではあるので・・・。首脳陣の考え方としては結果がどうなるかは別として判断は早いですよね。2~3年前まで優勝争いして、ガンガン戦ってきたチームの中では一番切り替えが早いですよね。広島とか横浜に比べれば新陳代謝の速度はすごく早い。
昴 : ユースがつよくてさぁ。そこからの流れをいれようとしてるから。
ポン : 下がしっかりしてるからね。若い子は自前でどんどん出てくるから。
taku: 大切にするところを大切にしてる。
昴 : 4~5人あげたんじゃなかったっけ?下から。
ポン : まぁね。吉田さんが自分でやってたところだからね。
taku: なんたって日本人のCB,SBできっちり若いうちから主力として使える選手が長らく居てくれるっていうのは大きい。
昴 : 柏は結局割り切れるのかどうかっていうのをさ、夏まで成績でなくて、正直落ちて2~3年後っていう考え方もありなのか、それとも、今年もある程度成績出さなきゃなのよっていう考え方なのかで大分違うから…
ポン : これは、結果を出しに来てるんじゃないの?そうじゃなきゃクリスティアーノは取らない。
昴 : うーんまぁ確かに。
ポン : 大津とクリスティアーノを取ったのはもう完全にACL取りに行ってんだなって思った。
taku: 大津はリハビリ枠的な部分もあるんじゃないですか。今シーズン当たりワールドカップも終わったので、無謀なヨーロッパに移籍した連中が戻ってくる時期だと思ってるんで、昨シーズンの永井とかも含めて、小野裕二とか、そろそろ出れてないメンツ、大迫だったり。
ポン : 大迫はちょっとあるかなーと思ったんだけどね。鹿島がこういう状態だからね。
昴 : 大迫本人が超嫌がりそうだけど。
taku: 本人は嫌がると思いますけど。色々選手が帰ってくる要素はあると思うので・・・。これからわかんないよねーってヨーロッパのマーケットが動いたときに。
ポン : 取り敢えず、レンタルで戻させてのちほど完全みたいな形?とはいっても・・・。
taku: 下位のチームにはあまり関係ないとおもうんですけどね。
ポン : まぁその話は。
昴 : 関係ないからね。
taku: 去年甲府が阿部拓馬をとって、ダイジェストに載ってたのは10日間の合宿を3泊4日に変更して資金を捻出したって書いてあったから。
昴 : へぇー。クラブ単位で金作ったってことだよね。
taku: そう。欲しい選手の為には我慢しなきゃいけないところがあるってことだよね。
ポン : すげーな。
taku: それを言えちゃうのもすごいよね。
昴 : そうだよね、チーム全体のことだからね。
taku: だから期待値高いよね。例えば、帰還組では指宿が新潟帰ってきたのはフィットしてて良いよね。
ポン : そうか、指宿がいるのね新潟。指宿・武蔵・ラファエルロペス・達也か。
taku: 鈴木武蔵ねぇ…移籍するような気もするんだけどね・・・。
昴 : いや無理でしょ。
ポン : したがってるんでしょ。
昴 : したがっていてフランクフルトに行ったらしいんだけどね
ポン : ダメだったんでしょ。
昴 : うん、だめだった。でも、新潟には合ってる。
taku: パス出してくれる人多いからいいんじゃないの?山本、成岡、レオ・シルバいるし。
ポン : 逆にここで結果だせなかったらダメだよ。
【サンフレッチェ広島の話】
ポン : 実は、広島はもっと下にしちゃおうかなともちょっと思ったんだよね。他のチームとの兼ね合いでこの位置においたけど、感覚的にはもう少し怖いというか心配な感じはする。
昴 : 足突っ込んじゃうぐらい?
ポン : うん。結構厳しいのかな~って。石原、高萩抜けたのもそうだけど・・・。そもそも、若い子は出てきていてチームの完成度もあって、それでも成績は上がってこなくて、どちらかというと下降線というか。
昴 : 正直高萩の出方は衝撃だった。
ポン : だからさっきtakuさんが「変革は1~2年後」って言ってたけど、下手したら今年のシーズン中にやるんじゃないかなって。
taku: まぁ森保さんは積極的にやってますよね。
ポン : 今やってるのも結局ミシャのスタイルがあって、それを継続する上でどうするか、っていうベースがあってのことだから、森保監督の自分の趣向というかスタイルがきちんと表現出来てるか、落とし込めてるか、っていうともしかしたら違うんじゃないかなっていう部分があるんで、そこに対するテコ入れみたいなものを春先の成績如何では手を付けて・・・。実際、僕なんかは下手したら今年のキャンプでそれをやるのかなーって気もしたけど。どうもそんな感じも見えないんで・・・。佐々木翔を取ってきてる辺りも・・・。その辺がちょっとわからないんだけど、そうしないと自分が道連れでその内首切られちゃうから、このままやってるといずれ・・・。自分の保身の為にも、そろそろ脱却じゃないけど、本格的な大工事をする必要があるんじゃないかなと。やらないとずるずると・・・。
昴 : 3バックじゃない広島が全然イメージ湧かないよね。もう寿人は去年から出る時間ガクっと落としてたんだよね。
taku: あと彼…ミキッチ。
昴 : 代わりに石原を上げてたんだけど、居なくなっちゃったから、じゃあ浅野君?
taku: 浅野君と…野津田くん、あと皆川君か。
ポン : 多分広島からすると工藤とドウグラスを取ったけれども、首脳陣というかチーム的には彼らはあくまでもサブじゃないけど保険的な役割みたいな。どっちかと言えば浅野、野津田で行きたいと思うんだよね。
昴 : 行きたいんだとおもうんだよね、それは。
taku: それは柴崎晃誠が去年いたのと同じ理由だと思う。
昴 : 生え抜きの若手二人並べてってなるよね。
ポン : もうそこへシフトしてきちゃうんだったら、もう思い切って、やり方も縛らないほうがいいんじゃないかなーって。だから俺はこの春のキャンプはチャンスだったんだじゃないかって個人的には思うんだけど、塩谷とも5年契約結んじゃうしさ。
taku: よくわからないのはね、左サイドもさ、ここ数年いろんな選手試してるよね。なんでそこそんなに試してる?
ポン : そうそうそう。だからなんかちょっと定まらないようなぁっていうか、今までの成功例に縛られて思い切った手が打てないって凄い感じる。
taku: だから思い切って4-4-2にしてしまって。
ポン : ほんとにそれぐらいやっても。
昴 : ちょっと見たいね。
taku: 皆川と、浅野君で2TOP。野津田君は右サイドに置いといて左は柏で。
昴 : 駒はいるからね。
taku: うん、いるね。
ポン : 後ろはいるよ。
taku: まぁサイドバックは元々ウィングバックが出来る選手がいっぱいいるから。
ポン : サイドバックは別にね、塩谷と佐々木に挑戦させてもいいって。
taku: そういう意味ではファン・ソッコを出しちゃったのは大きいよ。
ポン : そりゃそうなんだよね。
taku: ここでファン・ソッコ出しちゃってどうすんのよ。鹿島は要るのかって思ったよ。
ポン : 完全に、バックアッパー用でしょ。
taku: ACLのためだとはいっても、ちょっとズルいでしょう。
ポン : ちょっとズルいって思うよ。そのあたりを加味しても広島は心配。
昴 : 下げようがなかったところもあるんだよな。
ポン : そう。どっちかっていうと僕の場合は下げようがないってのが強かったんだけど。変える時期までもう1年も待ってられないと思うんだけどね。去年結果が出なかったっていうのはかなり痛いと思うんだけどなぁ。そんなに簡単な話じゃないような気がするんだけどな。
【Jリーグを見ていく上で、注目したいポイント!】
taku: まぁここで話題を少し変えて、Jリーグを見るためにここを見てくれっていう3つのポイントを上げて欲しいという話しがあったので挙げていこうと思ったんですけど、見どころっていう形で1つはあげてもらおうかなと。
『ポンチョビ:日程の話』
ポン : 日程のところが気になる。最後のチャンピオンシップのところ。休憩中に昴さんとも話したんだけど、さっき浦和のホームページをみたら、J1の最終節が22日なんですよ。これ年間勝ち点が1位じゃないとCSの1回戦が25日、準決勝が28日、決勝が2日、5日と。シーズン最後に中3日が5連戦ってくると、これはチームの力云々もそうなんだけど、どうやって勝ち抜くかは難しいというか、層が厚くないと・・・特にセカンドステージ優勝してここを取ろうなんてことを考えるチームが出てきた場合、1個も抜けない。シーズン途中ならまだしもみんなヒーヒーいってるシーズン最後にこれがくる。そしてこの前には天皇杯だなんだっていうところもあったり、9月10月ナビスコ絡んで連戦が重なってきて、チャンピオンを決めるにしては年間勝ち点1位のチーム以外にとっては相当のハードルになるのではないかな。
(ポンチョビの資料より抜粋。)
昴 : 全然関係ないけどこの間の累積ってどうなのかな
taku: ちょっとそれはわかんないけど・・・。なんでこんなシステムにしちゃったのよ。この2ステージ制のチャンピオンシップって。
昴 : なんでさぁ1戦じゃダメだったのかってとこだよね。年間王者がってのもあるけどさ(笑)。
taku: 2ステージ制は、とりあえずこの場では是非を問わないとする。とりあえず良いとする。チャンピオンシップの制度がクソ設定過ぎて・・・なんで中3日で何試合しなきゃいけないのか。サッカーで中3日で試合をするっていうのは、とんでもなく難しい。そりゃヨーロッパのリーグでやってるけど、日本人的な観点から言って、『11月25日水曜日・・・見ない。12月2日水曜日・・・見ない。12月5日・・・忘年会だから見ない』。こんなパターンだよ、世の中はね。どうなってんだよと思うよ。
ポン : これ普段だったら12月5日のところがJ1の最終節になるんだけど、CSが入ったことによって2週間前倒しになってるんだよね。それで他のところにもこの歪っていうのが出てきちゃってるんだよね。
taku: これJ1最終節までの監督契約だったらこの後もう一回短期契約すんの?それとも?。ほら、よく天皇杯前でブラジル人帰ったりするじゃん。勝ったら居てくれるかもしれなけどさぁ・・・やだよって帰っちゃうパターンだってあるわけでしょ。ないでしょうこれは・・・。
昴 : 日程が詰まっちゃうんだよね。最終節自体がさぁ例年より2週間ぐらい早いんだよ(笑)。
ポン : 2週間早い。
taku: でこれ多分Jリーグアウォーズかなんかやるために後ろの日程さらにケツが決まってるから・・・。
ポン : この1週間後の12日の後ろがアウォーズでしょ。
taku: で、この間に11月の、あれACLの結局どっかで入ってきたでしょ?
ポン : ACLの決勝がね、これ11月の21日なんですよ。
昴 : え?
ポン : で、ACL決勝が11月21日になる場合、ACL組のJ1最終節っていうのは11月の前半の週のどっか水曜日にぶち込むしかない。
昴 : やるしかないよねぇ。
taku: クソつまんねぇじゃん、これ!!
ポン : これほんとね、浦和のホームページスマホで見てもらえば日程分かるけど、米印が12個ぐらいついてるんですよ。
※ 2015年浦和レッズ試合日程。(浦和レッズホームページより) をご参照ください。
taku: 米米CLUBかよ。
ポン : 「ACLで勝ち進んだ場合は11月の何日か何日になる可能性があります」とかね。そんなんばっかりなんだよ。
taku: 予定が立たない試合を最後にぶち込まれてさ、年末だぜ?日本で言ったら一番忙しい。ふざけてんじゃん、こんなの。
ポン : オフィシャルには載ってますけど、ACLなんちゃらがってずーっと出てますよ。
taku: もう読む気がしないな。
昴 : なーんか2試合とかに出来なかったんかね。2ステージやるのはいいんだよ。ファーストステージ優勝ありました、セカンドステージ優勝ありました、年間優勝ありました。それでいいのに年間2位と3位を入れるからわけわからんことになる。
taku: あれでいいじゃん、昔あったチャンピオンシップ。
ポン : せめてあれぐらいで良いと思うんですよ。
taku: まだ覚えてますよサッカーJリーグ見始めてすぐにレッズとマリノスがやった試合とかすごい面白かったよ。アレックスのよくわかんないフリーキックとか.
ポン : これだったら2と4を消してさ、3のところが11月28日(土)が第1戦で、12月5日(土)が第2戦で良いわけですよ。
昴 : そうだね。
taku: しかもこれさ、ACLの決勝もし21日に勝ったとするじゃん。CS決勝やって多分この週の次くらいから速攻でトヨタカップでしょ?
ポン : そうだよ。クラブワールドカップのこと書かなかったけど、そうだよね。
taku: もしそれワールドカップのやる年に当たってみ?物理的に出来なくなった時に天皇杯とナビスコかなんか、削れないよね?
ポン : 削れない。
昴 : 天皇杯、ナビスコは無理だよ。削れないよ絶対に。
taku: なんでこんなにしちゃったのよ・・・。つまんないっていうかさ。試合たくさん観れるのは嬉しいよ?でも、単純に何がしたいのかがわかんないよ。
ポン : どう考えても12月2日と5日の試合っていうのははっきり言って、サッカーとして良い試合というか強度の高い試合が観れるかっていうと難しそうだよね。
昴 : 間違いなく無理(笑)。割と一方的な試合になる可能性が高い。
ポン : 年間勝ち点1位のチームが一方的に・・・。
taku: それ天皇杯も入ってくるんでしょ?
昴 : もちろん。あれ今年の天皇杯って決勝いつやるの?
ポン : 元旦じゃないから12月のどっかじゃないの。それも入るわけよ。多分11月のところにリーグ戦ちょっと空きがあるんで、多分そこに天皇杯が入ってくると思うのよね。だから三冠って言葉は多分死語になるよ。
(何を言ってるんだお前さん。天皇杯の決勝は元旦です!!)
taku: これでもし天皇杯ナビスコリーグ取って年間優勝とって3冠だとするじゃん。そしたらこれ取ったチームは伝説になれるとおもうわ・・・。
昴 : いやほんとに。
taku: その代り何人かの選手はキャリアが終了すると思うけど。
ポン : (笑)。
昴 : そこなんだよなぁ。
taku: これなら日本なんていないでさっさと海外移籍した方がいいじゃん。
昴 : (笑)。
ポン : ほんとにACLが罰ゲームになっちゃうよね。またそういう論調になっちゃうよ。
taku: 11月代表戦あるじゃん、必ず。
昴 : ある。
ポン : それはあるね。
taku: どうすんの・・・?
昴 : 予選でもしかも時期的には。
taku: アジアの予選とかでしょ。無理じゃん・・・。これチャンピオンシップは来年にやって、再来年ぶっ潰すっていう方針じゃないと無理でしょ。これを物量的にこなせないもん。
ポン : こなせないよ。だから2チーム持たないと1年間もたない。そういう意味では浦和の獲得の方向性ってのは間違ってないんだけど、こんなものを前提に作ってほしくもない。制度は制度だからしかたないけど・・・。
昴 : ローテーション出来るほどの金があるチームなんてないんだから…ほとんど
taku: 甲子園の日程よりキツイと思う。
ポン : ほんとそう思う。
taku: 多分選手が勝てて良かったって言わないと思う。終わって良かったって言うと思う。
昴 : あ~、ほっとしましたってね。
taku: やっとこれで休めますって、休めねぇな…。これでACL勝っちゃったら。
昴 : そうだよ。クラブワールドカップ。
ポン : 実際、ACL勝ち進んでると9月10月はすごい日程がまた詰まるんですよ。
taku: 天皇杯が元々に戻ったとして1月1日だとするとそこまではやるわけじゃん。10日間ぐらいオフがあったとしても、1月10日ぐらいにはまた始動し始める。
昴 : そうですね。
taku: あぁこれダメだと思うよ。
ポン : ACL勝つ抜くとね、これぐらいなんだけど、この前の9月が7試合ナビスコ準々決勝だから。それも勝ち抜くと、10月も7か8試合になっちゃうんですよ。中3日でずーっと。下手すると9月10月11月12月って4か月間ほぼ中3日みたいな。あ、やっと今週1週間空くってたまに。浦和もガンバも鹿島もはそういう可能性ある。
taku: ACLのチームはさ、ナビスコも天皇杯もスーパーシードじゃないと無理だろう。
(勉強不足はいけませんね。ACL組は準々決勝に進んだ場合、4回戦からみたいです。)
天皇杯全日本サッカー選手権大会 大会形式等の変更について(2014.11.13)
昴 : そうだね。ナビスコはシードっちゃシードだけど…
ポン : 逆にだからチャンピオンシップいれたいんだったら良いか悪いかは別としてJ1のチームを減らすしかないよ。
taku: まぁねー。
ポン : 18チームで11月の第3週?。
昴 : そしたら日程大分空けられるもんね
ポン : そしたらまだ中休みがね、まだ作れたりね。余裕を日程の中で作れるから。あとはナビスコの準々決勝をファーストセカンドにしないで1発にするとか。ちょっとそういうところで調整をしないと、それこそ「継続的にリーグを引っ張るビッククラブ」とか、たまに言うけどそんなものは出来ないよこんな制度じゃ。優勝しては潰れ、優勝しては潰れを繰り返しになっちゃうから。
taku: じゃあ、そうなるとJ1リーグを削るしかないよね。さらにJ2のチーム数を調整するときにJFLに落とすっていうブランド力の低下を下げるために、J3ってのが受け皿として必要っていうね。
昴 : そんで実際J3ができましたと。J2を18ぐらいまで落とすべきだと思うんだそもそも。J1と同じぐらいにするべきだと思うんだ。
ポン : 今J3ていくつチームあんの?
taku: 10いくつかな、えーと今回2チームぐらい増えたので・・・。(13チームです。)
ポン : まだ18いってないんでしょ?そしたら全部均等ぐらいに出来るよね?
昴 : あとはナビスコが全部ホームアウェイのノックアウトにする。とスリムになるよね。
ポン : 予選リーグをなくしてね。
昴 : リーグ長いんだよなぁ。
ポン : だからACL組がね、単純にトーナメントのスーパーシードになればいいから。
taku: あとは2ステージ制でもチャンピオンシップじゃなくて。ホームアンドアウェイの差はあるとしても、前期リーグは半分ホーム半分アウェイになるように組んで、そしたらばーって線引いて勝ち点で真ん中から上で残りのリーグ戦をもう一度ぶち当てる。
ポン : 今年のなでしこリーグみたいな感じか。
taku: オランダのプレイオフリーグみたいな。確か2部のチームが昇格するためにプレイオフをするためにリーグ戦やるみたいなのがあったと思うんだろうけど。それを持ち込めば、勝ち点で否応なしに切られちゃうからね。もちろん上の方は少な目ね。奇数にするとおかしくなるから。
昴 : あと4~5年するとさぁ、数年前にちょろっとでたJプレミア化って真面目な議論になるよ。だって落とすって言って落とせないわけじゃん。そしたら上げるしかないじゃん。そのチーム上がりました。結果J2が3部になりました。みたいな流れを作らざるを得ない可能性があるんだよね。
taku: そうなっちゃうよね。ただそれをやっちゃうと、その枠組みの中であった一番よくわからないで構想でアジアリーグってあったよね。J1リーグの上からのチームでそっちに大きな枠組みで入れて、ACLみたいなリーグ戦を転戦しながらやるみたいな。
昴 : ヨーロッパがずっと議論してるやつだね。
taku: やってるよねヨーロッパスーパーリーグって言ってるね。G14だか何だかが言ってるけど。
昴 : 成立するわけねーんだよ。
taku: もう今となっては発言力のバランスもとれないだろうから。
昴 : 経営力というかクラブのパワーバランスもだいぶ変わっちゃってるからね。
ポン : 如何せんこのやり方でやるには試合数が多すぎる単純に。
昴 : そうだね。
【得点王とか注目選手の話から、もう何か適当な感じに・・・。】
taku: ACLの議論ってわかんないのもあるけど、しても不毛だなって思うんですよ
昴 : 勿論。
taku: 今の現状じゃ日本が勝つのはちょっと難しい。日本のルール面を話すのは非常に有意義な部分があるね。
taku: 得点王何か正直一緒だろうよ。だって大久保嘉人だろ。
昴 : パトリック、パトリック。
ポン : 石原だよ。
昴 : パトリックだって!。
ポン : 直樹だよ、石原直樹。
taku: 金のバケツ賞は、やってもいいかなって思ってる。
昴 : シーズンラストのとこで座談会やってもいいじゃん。
taku: 監督部門と・・・。
昴 : あぁ~
taku: あとは今期注目選手あたりで今回の話は終わりにしようと思うんですけど
昴 : もう時間が時間だねぇ。
taku: ちょっと簡単にいきましょう。今期注目選手!。僕はね・・・居ない。っていうか若手って言われてるとなんかね、どれも一緒だなって。この間の金曜日にある人とも話したんですけど、「結局今のJ1ってのは大久保嘉人と中村俊輔と遠藤をみていれば大体話通じると」。やっぱりニュースターの大きなインパクトっていうのは日本ではあんまりなくて、海外に早く出ちゃったりとかが多いんですよね。そんな中、どこを議論していく余地もなく・・・。
ポン : あんまね、注目選手は議論っていう議論じゃないからね。
taku: あ、1つね、2ステージ制チャンピオンシップ導入がチャンスになりそうなチームはどこですか?っていう質問があったんですよ。それね、ダントツでね、ヴィッセル神戸です。
ポン : そうだね、ヴィッセルとFC東京のその2チームでしょうね。年間通じてだと力が・・・。
昴 : ハーフシーズンで見るんだったら新潟。
ポン : あぁまぁそうか新潟もそうだね
taku: それはあれでしょ。2シーズンの中で・・・俺の場合は神戸は2シーズンやるから、ハーフシーズンで結果が出る可能性もあるし、トータルでみても有利になりそうなのはヴィッセル。単発だとFC東京とかでそうだなって思う。
昴 : だからハーフだと、神戸とか新潟とかチャンスあると思るんじゃねーのって思っちゃう。鳥栖は今年期待してないからなぁ。
ポン : チャンスが広がったのはね、それはね、いいんじゃないかなっておもうけどね。takuさんのACL予想が全部負けるって・・・。
昴 : ACL組で結果出せそうなのは戦力がありそうなガンバと浦和なんだけど、ガンバと浦和って鍵を1個壊されると終わるんだよどっちも。だからそこを狙われるとキツイ…なって。
ポン : いやいや、浦和はACL優勝するから大丈夫だよ。余裕余裕!
ポン : takuさん、注目選手に森重書いたんだ?(後、柏木・兵藤・大津を記載。)
taku: 森重はね、すごい期待してて、今日本代表のセンターバックの中で一番だなって。ザックがもっと早く使っていれば、もっと前から呼んで使ってあげるべきだったなってのはあった。柏木は単純に今年どう使えるか。兵藤は去年と同じようにチームの中心になれるか。大津は試合を見て、何で帰ってきたかの理由が知りたい。単純に能力低下なのか、それとも意識的な問題なのか、今帰ってくる必要性はない。むしろなんで去年帰ってこなかったのか。去年帰ってくれば代表入れる可能性もあったとおもうんだよ。いない?そういう人?
昴 : なんだろなぁ、そういうレベルではないなぁ。J2で面白いなぁってのはあるよ。でもそれは今の話題とはちょっと違うから。
taku: (笑)。
昴 : 何で磐田は押谷戻さなかったの?みたいなのはいっぱいあるよ。でもそういう話じゃない。
ポン : とりあえず植田君が化けないかなって思った。やっぱりあのデカくて早く強い規格は中々でてこないから。ちょっと位置取りとかが難しいけど…(笑)そこさえなんとかなれば、10年間代表のセンターバック任せられるから、ほんとそのレベルの素材。
taku: 素材はねぇそれは俺も前見たことある。10年前に。約10年前に日産で毎試合観るごとにこいつは絶対、Jリーグの中でナンバーワンのディフェンダーで、必ず日本代表になるっておもってたんだけど、どっかいなくなっちゃったんだけど、今頑張ってられるので…浦和レッズさん頑張って使ってください。
ポン : あ、そっか。俺、今、田原って言うのかと思った。
taku: ちがうよ!
ポン : 田原・・・。ほんと鹿実の時の田原はすごかったからさぁ、「なんじゃこりゃ!」っておもったもん。でも、植田は鹿島だからさ、ものになるんじゃないかなと思って。失敗はしないかなと思ってさ。これが浦和とかマリノスだと心配になっちゃうんだけど。
昴 : 今年なぁ・・・石原かな。石原と高山で。
taku: 高山?
昴 : 高山。面白いとおもうよ。
taku: あんま日本人に居ないタイプだと思う。なんか生粋のサイドのアタッカーなのかなって思ったらそうでもなくて、中に入ってきてやれる。
ポン : そうだね、なんかシャドーもやってる。
昴 : あとは浅野君
taku: そんなに推してるの?
昴 : 浅野君・・・面白いとおもうけど。
ポン : 俺は広島が、浅野と野津田に拘ってダメになってあーもうどうしよーってなってる姿が浮かぶんで・・・。
昴 : 変えてほしいなぁやり方。
ポン : それでドウグラスとか使ってみるんだけどなんか・・・。
昴 : 浅野君、今期ってなるとちょっとアレだけど数年見たいなぁと。やり方変えてくれないと少しね。
taku: パッと自分の中に残る物が去年なかったっていうのが。
ポン : 浅野君?
taku: だけじゃなくて、大体のチームでっていうか
ポン : いやわかるよ、それ。
昴 : わかる。
taku: 発見が少なかった。何か、うぉー!!これすげー!!ってなかった。代表とかみてても目新しいのなかった。
昴 : アジアカップ乾しかみてないから・・・。
taku: 乾君も元に戻っただけっていうか、進化したわけではない。
ポン : それはちょっとわかる。
昴 : わかる。
taku: 上積みを常に持ってるのは本田だけど、ミランで見てるのと代表で見てるのはちょっと違うんだよな…。ミランで見てる方がより本人が生かされてる感じがしてる。まぁ周りのレベルもあるんだけどろうけど。
昴 : なんだろうね。彼って本来使われる側なのに使いたがるんだよね、日本代表だと。自分が動かしたい、けどほんとは動かされる方が活きるっていうのが代表との違いなんだよね
taku: 預け所になったりするっていう役割を与えられてしまったがゆえに、VVVの頃みたいにピッチをがーーっと動き回ってとりあえずシュートを撃ちましたっていう選手ではなくなった。それはある意味良い変化なんだけども、彼が勘違いしないんでほしいのはあるし。ACミランに行ったときに肉体改造でスピードを鍛えたのは彼なりにまだまだ走らなきゃいけないっていうのが。
昴 : まだまだ遅いってずっと言われてたからね。
taku: そこを改善したくて自分でもまだまだドリブル突破がしたいっていうそういう意識があるから、それはいいことだと思うんだけど…方向性的にまだまだちょっと疑問だなって思ういつも。本田の在り方っていうのかな。
昴 : あのねぇ、代表戦で本田の浮き球のパスを見るたびにイライラする。走り込みに。ポンて落とそうとするんだけどなかなか合わない。
taku: 下手くそなサイドバックのクロスと一緒だよね。今はうっちーとか酒井もそうだけど皆利き足で蹴ればある程度角度の付いたクロスって上げてくるけど・・・。本田のあれは・・・。それだったらまだグラウンダーで速いボールを入れてくれよって思うな。
ポン : まだその方が事故る可能性あるね。
taku: 強いボールを蹴るんだったらディフェンダーは本田がシュートすると思うじゃん。そしたらそこから1回持ち出してってのも出来るし・・・。なんかそんなの全然考えてないっていうか、視野が狭いっていうか。考えてるんだろうけど、やってること自体はすんごく単純。
昴 : なんだろうなぁ、本田もだけど香川もなんだよなぁ。視野が狭いかなと思う時がある。ボール持っててさ、ちょっと預ければ良いじゃんってところがなかなか出来ない。本当に出来ることだけやった方が良いよ、って思うことが結構ある。本田にしても香川にしてもなんだけどね。遠藤は割とそうだからね。
taku: まぁ遠藤なんかはね、守備の機会にしてもそうだよね。
昴 : 岡崎にしてもそうだし。
taku: あたりに行っても勝てないとおもったらとりあえず着いていくと。とりあえずプレッシャーを与える。だから出来ることに全力で取り組んでるっていう評価点で行くと、香川とか本田っていうのは酒井高徳なんかよりよっほど下だとおもうんですよ。酒井高徳は自分の出来ることを・・・。
昴 : もう自覚してるからなぁ。
taku: 自覚していて、彼なりに一生懸命やっているからそれなりに好感が持てる。ただ質の問題ではある。
昴 : スキル的な問題だからねその辺は。
taku: それはありますね そんなもんだと思いますね。まぁいいね、そうやって評価してくれる人が居るっていうのは。
昴 : まぁそうだね
taku: 大体こんなところでしょうか。
(ここで、時間切れです。)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
後篇も、この分量で大体1時間半くらいだったと思います。
前篇の記事にも記載しましたが、この座談会企画は毎度のことながら、座談会内での会話を極力変えることなく、ありのままをお伝えしたい意向があります。
故に、一部不適切だったり特定の個人に対して失礼と感じる発言もあるかと思いますが、何卒、ご容赦いただければ幸いです。
また、記事に記載してある情報に明らかな誤り等がある場合は、是非コメント等でご指摘いただければと思います。
今回、下位5チームの顔ぶれは順番こそ違えど、3人とも同じチームが出てくるという状況になってしまいました。
「やっぱりそうなるよね~」と3人で思いながらも、「ただ、この予想通りにならないだろうな~」と言うことも、どこかで分かっていたりします。
毎年全順位を予想してますが、困ったことに本当に当たらないんですよ。
偉そうに言ってしまいましたが、本当にそうです。
昨年シーズン開幕前にどれだけの人がガンバ大阪の優勝を、それこそ3冠獲得を予想出来たか。
予想とまでいかなくても、その可能性だけでも示すことが出来たか。
セレッソ大阪のJ2降格だってそうです。
「何だかんだ落ちない」と言われ続けてきた大宮アルディージャだってJ2に降格です。
今年、我々の予想とは大きく異なる形でJリーグを引っ掻きまわしてくれるのはどのチームなんでしょうか。
最後に、今回の参加者3人の順位予想の一覧表だけ添付して終わりにしたいと思います。
それでは年末、『今回の座談会の記事を見ながらの反省・謝罪座談会』でまたお会いしましょう。
ポンチョビ