お久しぶりです。
夜磐です。
先日、私用で御茶ノ水に訪れた際、時間があったので
文京区本郷にある日本サッカーミュージアムに行ってきました。
日本サッカー協会(JFA)が所有しているビル、通称 "JFAハウス" 。
JFA の事務局が入居しているこのビルのフロアの一部がミュージアム化され、
2003年に一般向けに公開が開始されました。
私も10年近く前に一度訪れたことがありましたが、それ以降は
仕事でJFAを訪問することはあってもミュージアムに行くことはなく、
今回が本当に久々の入館となりました。
御茶ノ水駅からJFAまでの道は、"サッカー通り" と名付けられており、
こんな標識もあります。JFAが勝手に建てたものではなく、
御茶ノ水駅から徒歩数分ほどで到着。
もちろん快く協力。
ミュージアムは地下フロアに開設されているため、入館したフロアから
階段を降りてミュージアムにアクセスします。
階段を降り切ったところに、なぜかジュビロ磐田のポスターが。
次にホームに行けるのはいつになることやら。
地下フロアには、"Jリーグコーナー" があり、Jクラブのグッズで彩られています。
Jリーグファンなら、これだけで堪らない光景でしょう。
キャスターが名波さんだったこともあってやたらと磐田さん贔屓の印象があり、
一時期は毎週よく見ていましたね。
長寿番組だっただけに、終了してしまったことは非常に残念です。
Jリーグコーナーのすぐ近くに、"日本サッカー殿堂" のコーナーがあります。
これまで日本サッカーに貢献した多くの先駆者が掲額されています。
黎明期からの貢献者の方々全員が対象となっているため、恐縮ながらさしもの私も
存じ上げない方々が非常に多いのですが、最近殿堂入りされた方はさすがに存じ上げています。
また、こちらの方も磐田ファンとしては外せません。
さることながら、引退後にジュビロ磐田の前身となるヤマハ発動機サッカー部に入閣し
実業団の強豪に押し上げ、スーパーバイザーとしてジュビロ磐田の誕生に多大な貢献を
果たされた実績が物語る通り、クラブのフィクサーとして非常に敏腕でありました。
ジュビロ磐田にとっては聖人にも等しい存在であり、荒田忠典元社長と並んでチームの父とも
言える方です。シャッターを切らずにはいられません。
あと、こちらの方も殿堂入りされていたんですね。
Jリーグコーナー、および日本サッカー殿堂の区画は無料で入場できますが、
ここからはいよいよ有料ゾーンに入ります。
このミュージアム自体が、日韓W杯の記念館としての意味合いもあるのです。
大会で活躍したドイツ代表GK、オリバー・カーンの像がありました。
等身大なんでしょうか。めっちゃデカかったです。
こんなのがゴールを守ってたら、点を取れる気が全然しませんね。。。
ミュージアム内には、いろんなコーナーがあります。
サッカーとの出会い。
過去の試合を鑑賞できるブースもあります。
この日は、先日のロシアワールドカップの日本代表vsベルギー代表の試合が放送されていました。
また、このブースには3Dディスプレイなるものがありました。
動画ではちょっと見えづらいんですけど、空中に映像が浮いているような感じで表示され、
こちらは、日本代表のロッカールームを模したユニフォーム展示コーナー。
1998年フランスワールドカップ。井原とゴン中山。
この頃はナショナルテンプレートがなく、チーム毎に個性があって面白かったですね。
次はフェアプレーのコーナー。
こちらはフェアプレー憲章。
長らくサッカーを見てきましたが、ちゃんと把握していなかったです。
これ以降も、歴史的な展示物を数多く拝見することができました。
元国際主審の上川徹さんが着用されたユニフォーム。
上川さんは、名波さんの引退試合で主審を務められた方で、
捕らわれのとび丸。
ワールドカップトロフィーのレプリカ。
02年ワールドカップの頃、これを見学するためにメイワン(浜松ローカルトーク!)の
企画展として、オリンピックサッカー企画展が開催されていました。
28年ぶりの出場となったアトランタ世代を牽引した前園と川口。
我らが田中誠さんが、しれっとアトランタ世代の顔として紹介されていました。
なんかちょっと面白かったです(笑)
紹介は以上です。
かなりたくさん紹介しましたが、これでも全展示の中のほんの一部です。
展示点数は非常に多く、見応えは半端じゃありません。
今回の記事をご拝見されてご興味を持たれた方は、是非とも時間を確保頂いて
ご訪問されることをお勧めします。
サッカーファンであれば、必ずや満ち足りた時間を過ごせることでしょう。