フットボール マンション

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先日浦和レッズの槙野選手のツイートが大きな話題になりました。
当該ツイートは既に削除されておりますが、簡単に言えば判定に対する不満を動画付きでUPしサポに問う内容でした。

まず判定について個人的な見解から
該当の試合は事後確認になったものの動画を見た時の感想は、「ファールだなぁ」というもの。

ガイドラインでは「コーナーキック時に」「ゴールキーパーの動きを」不正な方法で妨げた場合はファールを取るとなっております。
接触の激しさに関わらずコーナーキックでGKのバランスを崩す行為があった場合はファールということです。ジャッジに不当な部分は見当たりません。

批判について
・副審は最初はオフサイドのつもりで上げて誤魔化す為にオフサイドにしたのではないか
これはありえません。現地動画より副審は上げるときにフラッグを左手に持ち替えております。
この場合はオフェンスのファールのジャッジ。オフサイドならそのまま右手でフラッグを上げるシーンです。主審の対応は直接フリーキックを示している為、2人とも初動でファールと認識していることになります。

・副審のフラッグを上げるタイミングが遅いのではないか
これについては副審はどちらの利益になるかを見極めた上で旗を上げるという基準があります。
例えば権田が倒れたとしてもDFの跳ね返しからカウンターになれば止めた場合には明確に不利益になるわけで。鳥栖に利益にならないと判断してから上げる必要があるわけです。
結果は見ての通り。鳥栖にとって利益にならない状況になった為、上げた。これもガイドライン通りの振る舞いですね。

・鳥栖の得点シーンもファールではないか
そもそも全く別の話なので触れる必要もないのですが、確認したところGKとの接触ではありませんでした。その為、上記とは完全に別の基準で話す必要が出るでしょう。
該当シーンについてファールと取るかどうかは審判の裁量です。
ファールにする審判もいるでしょう。
ただ、前半28分の高橋選手を掴み倒したシーンを目の前で流していることを考えるとフィールドプレーヤー同士のコンタクトについてはかなり流す方に基準が取られています。
上記のシーンをファールとする場合基準を揃えるのであれば、28分の掴み倒したシーンについてはPKになるだろうと。
基準はブレていないというのが見た側としての感想です。

今回の問題で浦和側の不満が大きいのは前節の今村主審の問題が大きいのだと思います。
今村主審はCKをほぼ止めており、それに対して今節は(フィールドプレイヤーについては)流す審判だった。基準の落差が激しく不信感が募っていた部分であったことが大きいと思います。
尤も、高橋選手が掴み倒された段階でPKを与えられてもやはり批判はされたでしょう。どっちに転んでも正当性を欠いているとは言えないシーンではありますが。


さて、本題はここからです。
私個人は槙野選手にそれほど批判的な感情はないのですが、今回のケースは話が別です。
SNSで審判の判定をサポーターに投げかける行為というのは選手として明らかに取るべきではない行為です。
試合中に熱くなることはあるでしょう。揉めるのもわかります。
終了直後に審判と話をする。これも問題とは思いません。

しかし彼の行為は審判団を無視して自らのサポーターに裁量を求めたわけです。
これはリスペクトを欠いている以上に、今後の試合運営に支障をきたしかねない行為です。

そもそもSNSでの彼のフォロワーの大半は彼の賛同者です。今回のケースで言えば浦和サポーターが多いわけで、不利な判定を受けたサポーターを煽り審判への批判に油を注いだわけです。

正直これについては罰則を定めるべきというのが個人的な意見です。
今回どうするかというのは別としても、試合の度に各試合で不服な判定を選手が動画で上げ始めたら収拾がつきません。サポーターがやるのとは次元の違う話です。

余談ですが、Jリーグは今季こんな動画を上げています。

リーグとしても誤審を含めて認めて公表していこうという姿勢を出しております。
開幕戦から勝ち点を大きく左右する誤審があったりするわけで勿論審判の質の向上は必要でしょうが、その為の取り組みを色々と行っているのも確か。

そういった中で槙野選手の行為は想像力が欠けていると言わざるを得ない。
仮にジャッジがミスであったとしても許される行いではありません。
むしろ多くの人がファールと取れるシーンだったのが幸いなくらいでしょうか。

本当にはっきりと誤審だったとしたら騒動はこのレベルじゃ済まなかったかもしれません。
選手のSNS利用についての教育は協会側ももう一歩踏み込む必要がある時期になったのだと思います。

日本代表について書いたところで、今回は避けられないドイツについてのお話。

正直GLから毎試合書くつもりだった。
前回同様にそれはもう丁寧に。
私生活の忙しさはあれど結局書かずに終わった原因はとても書く気になれないフットボールを見せられたからという以外に答えようがない。

とても見返す気にはなれない3試合だが、簡潔に。
まずメキシコ戦で露呈した問題について。

このチームの構造的な欠陥は2016から変わっていない。

守備面に於いては、クロースとケディラの裏。ウイングの如く上がる両サイドの背後。
これが同時に発生することがわかりやすく致命的な欠陥の1つ。
攻撃面に於いては、前に人数をかけることによってスペースを必要とするプレーヤーが圧死すること。
そんな状況でのヴェルナ―とドラクスラーの同時起用は網にかかる海老のようなもの。

メキシコ戦においては、ヘクターが起用できずプラッテンハルトになったことも更に状況を悪くした。
明らかにヘクター程信用されていない様子が見て取れた。実際効果的なプレーは殆ど出来ず。

それぞれの問題についてレ―ヴは第2戦で一応解決を試みた。
ルディとロイスの起用。そして後半頭からのゴメス投入。
ルディは不運にも負傷退場。ギュンドアンに変更せざるを得ず、2センターの裏の問題は外的要因にて解決不可能に。
ゴメス投入でヴェルナ―を押し出す形はメンバー内では妥当な策だったと思う。
解決不可能になったカウンターに怯えながらも後半開始直後に追い付き、その後押し込むことに成功。
ただここでボアテングが致命的なミスを犯し退場。
攻守両面で彼の欠場は3戦目に大きな影を落とすことに。

いずれにせよ勝たねば事実上の敗退が決まるこの試合、1人少ないながらクロースの神業でどうにか勝ち点3を捥ぎ取った。

さて3試合目。レ―ヴが並べたのは明後日の方向を向いたメンバーだった。
何故かサイドのゴレツカ。不安定だったエジルがトップ下。一番前にはヴェルナ―。
再びクロースとケディラのコンビ。
ボアテングのいない状況で致命的な大穴を全開。

やべえ…と思った人は多いだろう。
結果は御覧の通り。これ以上語りたくもないというのが正直なところ。

2006年以降のレ―ヴのサッカーを見てきた中で一番気になるところが1つ。
「テンポフットボールどこへ消えた」
これ。

EURO2016では既に消えていた。
W杯2014にはあった。

今大会のドイツの攻撃は相手が引くのを待ってからよし崩すぞというプレーばかり。
相手の戻りが速いのは勿論だろうが。
重心を下げボールを渡すという戦略が以前は出来て今回は出来なくなっていた。

ヴェルナ―が活きるのはそういうチームだったはず。
そして奇しくもコンフェデを獲ったチームにはそれが出来ていた。

2016EUROでは出来ていない。
2017コンフェデでは出来ていた。
2018W杯では出来なかった。

押し込むパターンならヴァーグナーは必要だった。
また、ルディの負傷が痛かったとはいえ、もう1人守備的なボランチは必要だっただろう。

有り得ない話だがシュティンドルとマイヤーがいればなぁとか考えてしまった。
必要ポイントとはずれるけども。
あと本職右サイドバックは必要かもしれない。
キミッヒのビルドアップの能力は素晴らしい。
ただ、守備の選手としてはラームと比較するのもおこがましいレベルだろう。

様々な課題を放置し理想を追求して殴り続ければ勝てると思っていたレ―ヴは大きすぎるしっぺ返しを食らった。3チームとも肉を切らせて骨を断つかのごとく、攻撃を浴びながらも致命傷を避けてドイツに致命傷を与えた。

史上初のグループステージ敗退。
戦後ドイツがベスト8以下で消えたことは無く、この結果はフットボール史における大スキャンダルである。結果だけを見ればW杯史上最悪のドイツ代表が今回のチームだったということになる。

W杯に於いて理想に殉じて死ぬほど下らないことはない。「俺達のサッカー」の末路はここにあった。

大会後の体制がどうなるのかはわからない。
個人的には体制ではなく思想の問題だろう。

コンフェデ王者、U-21 EURO王者の若手選手を多数抱えたこの国がこの後どこに向かうか。
それは今後のドイツ代表コーチ陣の思想に掛かっている。

皆さんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

前回の記事の通り私は現在の日本代表の評価及び、監督・会長の判断の評価は結果のみで行うと発言しておりました。
そして判断基準はGLを突破するか否かでのみ行うとしております。
結論から言います。今回の監督交代は成功だったと。

未だ止まぬ協会や選手達への批判は、個々の感情に過ぎないので好きにすればいいと思う。
ハリル監督を続けていたらどうだったのか。これは無意味な議論に過ぎない。
あくまで田嶋会長は「GL突破の確率を上げる為に指揮官を交代させた」
結果としてGLを突破した。

監督交代の目的自体は完遂された。
これが現実。

ハリル監督だったら誰が呼ばれただとか、ハリル監督でも突破したかどうかとか。
ハリル監督だったらベルギーorイングランドに勝てただとか各々持論を述べるのは自由だが確認の方法はない。

監督交代を機に協会批判を強めて日本の試合なんて見ないと言いだした多数の自称サッカーフリークや3連敗は確実だと言い切って批判する準備をしていた人間にとって今回の結果は歯軋りしたくなるのかもしれないし、引っ込みがつかずにあの手この手で攻撃したくなる気持ちも分からなくないが。

それとは別にこんな意見をよく目にする。
西野監督で勝っても未来に繋がらない。将来の為にハリル監督で行くべきだった。
これがよくわからない。

そもそも勝とうが負けようがブツ切り4年で終了の現行のやり方で、長くともW杯終了までで終わったハリル体制が3ヶ月伸びたらどう将来に繋がるのか。
これは元々の協会の体制の問題でもあり、今回の短期的な判断とは別の問題である。

尤も日本に腕のある外国人監督が4年以上のスパンで来てくれるのかどうかは正直わからない。
継続性だの将来への財産だのを語れるような権限は少なくとも今の代表監督には与えられていない。どう転んだってあと3ヶ月でサヨナラ。
8月以降の新監督は全く別の代表を作るだけのことだ。

そもそも裁判結果も出てなかったアギーレを追い出した時点で継続性という観点で言えばブラジル→ロシアとしての今の代表は正当性をとっくに失ってる。
ハリルもまた緊急で代打として呼ばれていたことを大半の人間は忘れているのかもしれない。


同時に選手批判の声も強くなっている。
クーデターだ何だと正直下らない。

選手はそれぞれの立場で意見を言うものだ。
そしてピッチ上での決断は監督が下し、体制については協会が下す。
協会が下した判断で選手が批判されるのはおかしな話だろう。
監督が変わった結果状況が良くなる選手も悪くなる選手も居て当然。
そういったプラスとマイナスの中で最終的に結果が出るかどうか。
ただそれだけのこと。

今大会の選手の評価は今大会のピッチ上のプレーで行われるべきだろう。

更にもう1つ、今の日本代表は4年後の日本代表の為のものではないということを理解するべきだ。
今選ばれてる選手は目の前の大会に勝つ為にやっている。
4年後勝つ為の実験台になる為に試合をしているわけじゃない。
次の為に○○を入れるべきなんてのは目の前の大会に掛けている人間に礼を欠いている。

中島、堂安、久保らが外れたことをクローズアップする声もあるが、彼らの誰がスペインで2年ポジションを守り、ドイツでCLに継続的に出るクラブで主力として活躍したのだろうか。
或いはオランダで3試合1ゴール以上のペースで活躍していたハーフナーマイクを呼ぶべきだと彼らは叫んだだろうか。代表選考に於いて西野監督の選択は最大公約数的なものだった。
特に激戦区の2列目についてはトップリーグを理解している人間のみの選出。

結果として今の代表は日韓・南アに並び歴代最高記録のベスト16に立った。

ここから先どうなるかはわからない。
既に行われたベスト16の2試合は皆モンスターに見えるレベルだった。
そしてベルギーもそこに引けを取らないチームだ。

どう転んだとしても応援ぐらいはしてやりましょうや。
今彼らを批判したってマイナスにしかならない。

そもそもスポーツの人気が一時の空気に左右されてしまうこの国で、結果を無視した批判を繰り返すことは監督交代より遥かに凶悪な形で日本サッカーの死に繋がる。
Jリーグという足場が出来たことでそう簡単に終わることはないだろうが…。
Jリーグ以前の日本を生きた人々にとって、それはきっととてつもなく恐ろしいことなんじゃないかと私は思う。

Jリーグが中断に入りすっかりご無沙汰しております。
代表のゴタゴタもあり、当ブログ内の記事もすっかり止まっているようで…。(個人的には何人かがそれぞれ書くことを期待してたんだけど(笑))

過去のW杯前の討論会が懐かしいなと。
皆それぞれ年を取って家庭や仕事があるので中々若い頃のようにはいかないですが。

個人的に代表のことは書きたかった。
そして個人的にはこう書くつもりでいました。

結果を求めての監督交代だと。
そういうのであれば評価は結果だけで行おうと。
GL突破が出来るかどうか。今回の日本代表の評価はそこだけで行う。

会長も元技術委員長(現監督)も結果が出れば称賛してもいい。
結果が出なければ責任を取ってくれ。

どれだけいいサッカーをしても勝てなければ意味がないし、どれだけつまらないサッカーだろうが結果が出ることが大事。
W杯とはそういう大会で、日本代表は常に4年毎に次のW杯で結果を出すことを目指してきたはずだと。
だから結果が出るまで批判をする気はないし、結果が出たらそれに応じたリアクションを取る。

かつて杉本健勇がフロンターレからセレッソに戻ってきた時にも似たようなことを考えた。
数字でチームに貢献するのであれば今批判しているサポーターなんてどうでもいい。
個人的には歓迎するしそのポテンシャルは十分にある。
帰ってきた杉本はそれでも半年近くかかったが、エースの離脱によって突如目覚めた。
気づいたらJ1で20ゴールを決めた。
ユース卒で20ゴールを決めた人間はJ全体でも柿谷と杉本ぐらいだったはず。

話が逸れた。
要は結果しか求めない。つまらない試合を繰り返していたが結局はガーナ戦もスイス戦も見た。
とにかくつまらないし弱かったけれども。

パラグアイ戦のスタメンを見て久しぶりに前向きに試合を見る気分になった。
2009のセレッソを見ていた人間であればその並びだけで期待せざるを得ないのだ。
控え組と言われてもどれだけチームがつまらない試合を繰り返していても。

乾と香川がスタメンで並べばきっと楽しくなる。
9年前にセレッソサポが夢に見て、アギーレ体制の一瞬だけしか採用されなかった揃い踏みがW杯まで残り1試合のこのタイミングでようやく実現した。

パラグアイ戦は各個人の役割が整理され、チームもコンパクトに保った状態で試合が出来た。
苦言を呈すのであれば遠藤と東口だったが監督はハーフタイムで入れ替えた。

遠藤は量もポジショニングも悪くないのだが質の部分はやはり足りてない。
基本的に遠藤は無事これ名馬なタイプで勤勉なので必要な動きはきっちりやっているのだが…。
山口からのサイドチェンジをコーナー際できっちり収めたまではいいのにそこで時間をかけて失うのが非常に勿体無い。

東口に関しては飛びだしで1つミス。
そして失点シーンはシュートを打たれる直前に逆ステップを踏む痛恨のミス。
勿論柴崎の緩い対応もあったが逆ステップを踏まなければ反応は間に合った。
ノーチャンスという声もあるが、足の運びを見ればはっきりミスとわかるはず。
そのワンステップがなければ東口を含め代表のGK陣なら掻き出せただろう。

さて、後半2人が入れ替わりチームは更に状況が上向いた。
得点シーンは最終ラインから。
山口が降りて来て昌子にボールを出すと入れ替わるようにするすると昌子が持ち上がる。
ギャップに顔を出す香川に楔が入ると回り込んだ乾にはたく。
そこから持ち込んで決めた乾のゴールはセレッソのラストマッチを思い起こさせる中央を破ってのシュート。
更に右サイドから出たボールを香川がヒールで流してまたも乾。
流れるようなプレーは久しく代表では見なかったもの。
そしてかつてセレッソで何度も見たもの。

全てが懐かしい。当時と変わらないプレー。アイデアが実現して結果に繋がる感覚。
違うのは2人がもう30前後になり、代表のユニフォームを着ていることぐらいだろう。

試合は柴崎のCKがオウンゴールを誘い3点。
しかし中村が長い距離のミドルを許して1点差に詰められる。
Jでもミドルの対応がよろしくない中村だが、ここでも案の定。
ただそれ以上にグラウンダーのクロスが前を素通りしたシーンの方が余程不味かったけども。
GKは横並びの印象。

最後は香川が点を決めて締め。直前のビッグチャンスが身体の向きと逆にボールが入って打ち上げた時にはずっこけたけど逆にここでは躱して股抜きでGKの逆は突くんだよな…。

西野体制初勝利。そしてそもそも初ゴール。
スイス戦後の夢も希望もない状況ではなくなったかもしれない。

ベンチでニヤニヤ足組んでる長谷部とかチームが点を取るごとに苦虫を噛み潰したような顔をする本田とか悲壮感たっぷりで試合に入ってきて左サイドの攻撃を止めた宇佐美とか色々気になる部分はあったが。

後半のスタートメンバーはおおよそ不満はなかった。
2失点の守備陣はと言われても柴崎と両GKの個人的な問題でDFラインのミスとは言えない。
柴崎にしても戦術的に貢献度が高いので1失点(及びやばいロスト2回)については差し引きでどう見るかは難しいところ。そこまでネガティブではない。

GKについては結局何がベストなのか答えが出ないまま。
誰かが飛びぬけているわけではないので。

酒井高徳の左が特に攻撃の部分で長友より貢献度が高いかもしれない。
山口乾と上手くボールを回していて無理に上がらないのが好印象。
長友よりはガタイもあるので乾と並んだ時の高さの問題についてもカバーできる。
実際サイドの裏を狙うロングボールに上手く対処していた。

両CBは吉田槙野よりコンパクトだった。
山口を含め、チームを間延びさせないという意味では槙野吉田長谷部より優秀かもしれない。
チームが間延びし始めると山口のプレーエリアの広さは仇になりがちなので、間延びしたサッカーをやりたいなら長谷部の方が傷が少なそうだが…。ビルドアップを考えても吉田槙野なら長谷部は欲しくなるところではある。ただチーム全体のコンパクトネスは望めなくなる。

武藤は右サイド問題を解決出来そうだった。
原口の右はカットインした後の展開が期待出来ず本人も迷うプレーが多く本来なら左に置きたいところ。
結局右サイドでタスクをこなせる選手が陣容におらず。
しかし前で使うよりハマっていた印象。
岡崎はスペースを作る動きが2列目各選手との相性が良く味方の動きを引き出していた。
もう少し前線の4人を見たかったのが本音だった。

勿論スイスからは割り引いて考える必要があるが。
パラグアイと同様W杯に出られずモチベーションもそれほど高いとは言えなかったガーナに完敗した状態からはかなりマシになったと言えるだろう。

何よりも代表に求められるのは結果だから。

いずれにしてももうW杯は目の前。
また4年振りに眠れない1ヶ月が始まる。

3月の代表ウィークからの公式戦11連戦という苦しい戦いが終わった。
怪我人が戻っては増えという苦しい状況が続き5連勝のあとは連敗。1つ取り戻してからは更に連続ドロー。前節ようやく勝利しようやく連戦が終了。

5連勝の間はよかったのですが、ベガルタ戦は清武が個人で破壊したに過ぎず、V・ファーレン戦も柿谷、丸橋、高木がそれぞれ圧倒的な個性でゴールを捥ぎ取った形。
どちらも内容的には負けてもおかしくないゲームだった。
そういった個があるということ自体は素晴らしいことなのだが、サッカーの質は去年の終盤からは程遠く…
ようやくリカバリー以外のトレーニングが出来るこの期間は非常に大きな価値があるはずだった。

相手は首位独走中のサンフレッチェ。
このチームを止めることは既に今季のリーグの至上命題となっている。
最速記録で勝ち点を積んでおり、80超えペースという異常事態。
団子リーグと揶揄されているJ1でこの独走は過去に例がない。
既に勝ち点差を考えれば引き分けは許されない水準だ。

勝ち点3を詰める以外にトップを狙う方法はない。

待望のソウザの復帰はなく、ドンヒョンが先発。
清武、杉本が復帰したものの…。

試合は開始5分に動いたはずだった。
山口が奪ったボールは清武、丸橋と繋いで再びバイタルで待ち構える山口へ。
ここで1つ溜めて右に飛び込んだ松田へのベストなパス。
松田も杉本も当てるだけのプレーで先制した…はずだったが、オフサイドの判定。
映像を見る限り際どくなくオンサイドだが、ノーゴール。

開幕戦でも同じような形で誰がみてもオンサイドを取り消されている。
いずれも決まればエースのゴールでチームが乗って行ける状況でという。
今年は持ってないなと思うシーンが少なくない。

決まっていればもう少し楽な展開だったのだが…試合は徐々にサンフレッチェペースに。
押し込まれた前半を何とか堪えてスコアレスで後半へ。

後半開始直後に今度はアクシデント。
清武が負傷交代。
彼も今季は本当に持ってない。
フル出場した試合は1つもないという状況。

ここで高木が投入。
元々この交代はプラン通りではあったが前倒し。
15分ぐらい後の予定だったはずだが。

しかしこの交代後シンプルに右サイドの裏にロングボールを入れるカウンターが出るようになる。
シンプルにスピードで飛びだす高木のプレーは戻りの速い広島DFを崩そうとしていた清武よりも効いていた。
そして先制点はGKのパントキックから突然訪れた。
ドンヒョンが頭でそらしたロングボールはそのままDFの裏へ飛び込んだ高木へ。
高木はスピードを落とさずにコントロールするとプレッシャーから遠い左足に持ち替えGKの股を抜くゴール。
技術とスピードを兼ね備えた高木の素晴らしいプレーでリードを奪うと、僅か3分後には再び高木。
相手のクリアボールを胸で収めると、迷いなく右足を振り抜いた。
このシーンでクリアボールに対してサンフレッチェは完全に脚が止まっており、誰もプレッシャーに行けず。
この時点で勝利を確信した。

この試合では各々がよく我慢をした。
批判を浴びるであろう2トップにしても不当な取り消しを受けた杉本、先制の起点になったドンヒョンどちらへの批判も不当だろう。
認められていれば山口松田杉本の評価点は0.5から1点は変わっていたはずだ。
オスマルと山口の関係も良くなっている。

W杯明けまで時間があり、チームは負傷者と戦術を取り戻すことが出来る。
夏に入ったときようやく監督が今年やりたいサッカーが見えてくるはずだ。
ひとまずACLと怪我人に泣きつつ14試合消化で去年より2ポイント少ない状態で中断に入る。

まずは去年より上を。
ここから6試合で5勝1敗でようやく追い付ける。
かなり厳しいペースだがやれなくはない筈だ。それでもサンフレッチェはまだ遠いのだから。

余談1
過去に所属したチームの試合で解説する戸田氏が正直嫌いだ。
誤審で消えた先制点に対して「もっとオフサイドだと言わせないタイミングでボールを出せば良かった」
いや、あのタイミングだから綺麗に崩れたわけで。1つタイミングが早ければ松田の横パスが綺麗に通る確率は落ちただろう。オンサイドであるのは明白であり、判定は残念だったが素晴らしい崩しだった。山口のパスのタイミングを非難するには当たらないプレーで副審が誤ったとしか言いようがない。

先制点に対して「その前のパトリックのところがPKだったかもしれない。判定の問題があった。」
直前のパトリックのシーンでPKを取る主審は殆どいないだろう。

セレッソのチャンスシーンは全てDFを褒めるコメント。
確かにサンフレッチェは良く組織されたいいチームだった。
しかし戸田氏のコメントは興醒めだ。

J2時代エスパルス戦でも同じ感情を持ったことがある。
リカルドと山村のゴールで2-0で勝った試合。
その試合でも戸田氏の柿谷へのインタビューは
「セレッソは狙い通りのサッカーをやらせて貰えず苦しかったですよね?」
という旨のもの。
柿谷の返しは「まあ楽な試合とは思っていなかったけど逆から崩すのが上手くいって良かったと思います。」
という旨のもの。
何が気に入らないかっていうと結論を押し付ける質問の仕方が心の底から気に入らない。

正直ネガティブな解説や居酒屋解説の方が数倍マシなんで。
サンフレッチェおよびエスパルスとの試合で戸田氏を起用するのはマジでやめて下さい。
普段は試合見てても解説自体耳に入らないけど久々にウンザリ。

余談2
さて、いよいよW杯。
日本代表はゴタゴタしてる中、W杯期間中は今回もマンシャフトおじさんになりそう。
4年前からは私生活も随分変わったので当時のように連日リアルタイムは厳しそうだが…。
↓は前回大会での一連の記事のまとめ

トーマス・ミュラーと同世代どころか誕生日も3週間程しか離れていないので、彼の年齢=自分の年齢なわけで。20、24とセンセーショナルな活躍を見せた彼がクローゼの記録にどこまで近づけるのか非常に楽しみなところ。
4年後もまだ狙える年齢だけに16には出来るだけ近づいておきたい。(カタールという環境はかなりハードなので今回稼ぎたいところ)

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