フットボール マンション

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FC東京以外の全てのチームが露骨にセカンドチームで挑んだルヴァン杯では公式戦初勝利を挙げたものの、リーグ戦は開幕から2分1敗。

開幕戦 磐田との塩試合 スコアレス
第2節  浦和のホーム開幕戦 完敗
第3節  鬼門札幌ドーム 追い付かれてドロー

とはいえ、昨シーズンからは明らかに色々と整理されてきました。
恐らく尹監督はキャンプ入りから頭を抱えたことでしょう。

何の組織も存在していないことに。
最後まで個々に頼ったずるずるサッカーでプレーオフとはいえよく上がれたよ本当に…

そしてキャンプ期間のほぼ全てを守備の整備に費やした結果、磐田戦を見たセレッソサポは衝撃を受けた。
ちゃんと最終と中盤の2ラインが出来ていることに。

しかし、実践経験のロクにないピュアな2ラインは約束事を守りつつ試合で対応する訓練が足りておらず。
磐田戦は相手の拙い攻撃に助けられたものの4-4-2殺しのミシャ式には完全に破壊され、札幌にはミスマッチを作られる等まだまだ時間がかかりそう。
ジンヒョン負傷により明らかにパフォーマンスが劣る丹野を使わざるを得ないのも痛いところ。

また、攻撃面では未だ整理が出来ていない為、3試合で得点はセットプレー(というかヨニッチの頭)のみ。
一番気になるのはポジトラの遅さ。

単に上がりが遅いというよりは1つ下げるプレーが余計だと感じる。
カウンターに入っても中盤で1つ落としが入り相手にブロックを作られるシーンが目立つ。

まあ開幕戦はともかく2戦目は埼スタで3戦目は鬼門のアウェー札幌なのでそれほど悲観するような状況ではないと思うのだが…。(去年の札幌ドームは稲本にぶち込まれて敗戦)

4節はホームでサガン鳥栖戦。
鳥栖もあまりチーム状態は良くない。今後の日程を考えてもここで勝ち点3が欲しいところ。

開始10分足らずで山下が怪我で交代のアクシデント。
木本が入るのだが、この試合の木本は正直山下より良かった。

一番の差は最終ラインからの配球で、ジンヒョン不在でヨニッチ頼みだった後ろのボール回しがかなり改善された。
要所で入る縦パスも悪くない。

一方鳥栖で目を引いたのはイバルボだろう。
そもそも何でJリーグに来たのかわからないぐらいの注目選手。
流石鳥栖さん札束持ってますね

今日の印象は豊田より怖い。
豊田の方が嫌らしいが、単純な怖さはこっちの方が上。

まだ合流直後で途中で下がったものの、馴染んで来たら本当にやばいなぁというのが正直な印象。
正直鳥栖戦がこのタイミングで良かった。

鳥栖はこっちの攻撃にきっちり対策を入れていた。
攻撃=ヨニッチのCKのヘディングということでヨニッチに3人ぐらいが付いてくるのは流石に笑いが止まらなかった。厄介だなフィッカデンティ

それでも得点はCKから、零れてきたボールを一旦清武が収め落ち着いてファーサイドへ。
木本の折り返しから山村。

山村の献身が報われて良かった。木本は正直オフサイドだが。

得点後の山村の感じどこかで見たと思ったらうちに居る時の枝村
何だかんだ馴染んで楽しそうで残ってくれて良かった。

ここから山村をCBに下げて5バックに変更。
前で身体張って先制点挙げたと思ったら今度は後ろで守れとかブラックすぎる

ここからずるずる下がっていく悪い癖は抜けず。
終盤は鳥栖に何度もセットプレーを与える展開。

何とか耐えきってゲームセット。
ラストプレーはゴールがら空き→しっかり狙う→外すという酷い有様だったのでまともな選手だったら追い付かれてたのは内緒

開幕4試合で1勝2分1敗はプレーオフ出戻りのジンクスを破って残留を目標と考えるとまずまずなのではなかろうか。
少しずつ整理されてはいる印象。
清武・山口がお国に呼ばれて行ってしまうが、間は空くのでチームの整備は次戦までにもう少し進められそう。

6月中盤ぐらいには仕上がってくるかなぁという目線で開幕から見ているので現状まずまずと思ってはおります。
何せ、一番下の立場で札幌や清水のような去年の積み重ねもないので…。

まあ残留してプレーオフ制度は無駄と言われないようにして欲しい。
一応あれで終盤まで盛り上がったり集客増えてるのは確かだしなぁ…。

お久しぶりです。

ブラジルW杯のような毎試合レビューが出来ればと思いつつ、時間が取れない為今回はレーヴドイツEURO2016版の戦術について簡単に書くことでお茶を濁します。

ブラジルW杯でドイツが取った戦術は撤退守備であり、状況に合わせてボール保持を譲りカウンターにも対応できるスタイルでした。同時にセットプレーをかなり重視しております。
これは前年に3冠を獲ったハインケスバイエルンでよく見られたものです。

従来のレーヴはテンポフットボールを掲げ速いパスワークで支配していく形だったのですが、ブラジルでの戦術がハインケス式に依ったのには大きな理由がありました。
それはブラジルの気候です。

テンポを上げてハイプレスを行うサッカーは自らの首を絞めるだけになる為、ハインケス式に見られたサイドハーフがサイドバックの後ろまでカバーに入るサッカーを選ぶことに。

何故か就任1年目を終えたグアルディオラ式との融合が取りざたされましたが、実際のところペップバルサが中心に残っていたスペインはグループで消えており、所謂ティキタカのポゼッションサッカーはブラジルの気候とはミスマッチだったように思います。


さて、前置きはここまで。
ブラジルの気候であれば引くサッカーは効果的でした。コスタリカの躍進やオランダが見せた超守備的戦術等は典型的な例だったのではないでしょうか。

しかし今回の舞台はフランス。
当然慣れた気候の中で、それぞれが持ち味を出した戦術を選択出来るようになり、重心を下げることのリスクも増えます。

バイエルンが中心のドイツ代表はやはりバイエルンの戦術の影響を受ける形でW杯後様々な形を試すことになります。
顕著だったのはサイドバックをインサイドに入れる等のグアルディオラのバイエルンが取り入れた形。
しかしW杯後のドイツ代表にはアラバもラームもおりません。
0トップを含めた様々な戦術を実際にはGLまで試すことになります。

ペップバイエルンが今回のドイツ代表に生んだ2つのプラス要素はボアテングとキミッヒです。
ミュラーやノイアーは元からミュラーやノイアーです。2010からスタイル自体に大きな変化はありません。
ゲッツェは明らかに伸び悩みました。
他のスターティングイレブンは殆ど無関係。

ボアテングのパス能力は恐ろしく成長しました。
元々左に居るフンメルスが楔のパスがやたらと上手いのですが、ボアテングはまるでアロンソでも乗り移ったかのようにロングボールを正確に蹴り込む名手に変貌しております。

それから右SBの定位置を得ようとしているキミッヒ。
ラングニックの掌握下のライプツィヒにいたこの若者が今回のEUROに間に合ったのは間違いなくグアルディオラが明らかに厳しい試合でも起用を続けた結果でしょう。(結果的にシーズン中バイエルンにとっていくつかのマイナスがあったことは否定できませんが…)

今回のドイツで一番のミソになっているのは攻撃時の2-2-2-4。
ライプツィヒで、ラングニックは中央の2-2-2-2+両サイドの位置取りでゲームをコントロールする戦術を試しておりましたが。
北アイルランド戦、スロバキア戦、ヘクターとキミッヒが異様に高い位置を取っているのがわかるかと思います。
ヘクターが毎試合走行距離でトップを走っているのは偶然ではないでしょう。(SBだから当然と見る向きもありますが、SBがインサイドに入るスタイルだとここまで数字が伸びません。)

ただ、ラングニックやクロップ、シュミットに代表されるような猛烈なGプレスからのショートカウンターを用いてはおりません。
戦術的な志向はグアルディオラのスタイルに近いです。

今シーズンブンデスリーガでは、同様にシュツットガルト軍閥式のチームにグアルディオラ式の志向をミックスさせたチームがありました。

トゥヘルのドルトムントですね。
ボールをコントロールしつつサイドバックが高い位置を取るのは今シーズンのドルトムントのスタイルに近いです。
何故シュメルツァーとギンターを招集しなかったのか。その回答は未だに出てきません。
しかしヘクターとキミッヒが健在であればその懸念は不要だと現状が証明しているのも確か。

SBがかなり高い位置を取り、両CBもハーフラインまで押し上げている中、4試合のクリーンシートは驚異的です。
ダブルボランチは守備面で信用できるタイプではないのですが、現状はそれをあまり感じさせておりません。

イタリア戦、ポイントになるのは両サイド。

左はドラクスラー+ヘクターが。
右はエジル+キミッヒが。

押し込めるのか押し込まれるのかが大きな鍵になります。
イタリアの両ウイングバック+CB1枚との勝負になるシーンが増えるかと思いますが。

ドラクスラーの侵入、エジルミュラーラインでの破壊。
クロースのセットプレー。
両CBからの崩しのボール。

無数のルートを上手く使い崩すことが出来れば好調のフィニッシャーに最後を託すことも可能です。

本大会前、数十年振りの勝利を上げたイタリアを相手に。
幾度となく敗れてきた先達のリベンジを。

クリンスマン政権後ベスト8以下での敗退はありません。
ここで06以降最悪の悲劇が起きなければ、4度目が見えてくることになります。

今シーズン初めての現地観戦に行ってまいりました。
町田での試合が気を抜いてたところチケットが完売してしまったこともあり、中々現地に行く機会がなかったのですが、人生初の日本平に参戦。

非常に見易いスタジアムで気候も良く、道中には沢山の桜が咲いていい景観だと思います。

さて、ここからは試合内容。

セレッソは茂庭の怪我によりCBは田中。残りは現時点でのレギュラーメンバー。
前節から変わらず。

試合前、チェックポイントにしていたのは2点。

・エースとされる大前とマッチアップするのは本職ではない田中。
・恐らく交代で出てくるであろう村田とマッチアップになる丸橋の守備面の不安。

まずスタメン発表時に驚きだったのは村田が先発だったこと。
丸橋の守備面での不安を考えれば60分過ぎ辺りの投入が一番厄介だと感じていた。

試合が始まってからの印象は最初の想像とはかなり違うものでした。

・オーストラリアの重戦車 ミッチェル・デューク(スタジアムアナウンスより)

開始から明らかに1人だけ厄介だったのはこの男。
最初の競り合いで山下と潰れるシーンを見た時に危機感が湧きました。

同様のシーンを作られ山下が潰れた時に、周囲の飛び込みが「あれば」危険だろうと。(結果から言えば大前・村田がセカンド-ボールにゴール前で飛び込むシュートを打つようなシーンは試合を通して一度もなかった。)

これに対する対策は早く、山下ではなくソウザをまず一度ぶつける形にしています。
それでもデュークはポストプレーで何度となくボールを繋いだが、後ろに山下が余っているという点でリスク回避は出来ていました。

デュークは大前とポジションを入れ替える。
競り合う対象はソウザから山村に。

問題は山村がソウザ以上にハイボールに強いことであり、結果デュークはサイドや中盤など少し低い位置で起点を作るようになりました。

結果的にデュークは何度かチャンスを作り、チーム最多のシュートを放っておりますが、ゴールに繋がることはありませんでした。

・デュークの交代は妥当だったのか

この試合の交代策を語る上で恐らく一番の肝になる部分。
直後の失点とその後の決め手の無さもあり、批判の強い部分ではあるでしょう。

デュークのこの一連の動きは走行距離に出ており、交代時点では村田に次ぐ距離になっている。
また、地上戦で縦への走りを繰り返している村田と違い、縦横無尽に動き、山村・ソウザ・山下と競り合い続けているデュークは明らかに交代時点で疲弊していたように見えました。

清水の敗因は交代、というよりは交代前に先制出来なかった部分。
それから後述する失点シーンの細かなディティールにあります。

・大前元紀の90分

この試合完全に消えていた清水の便宜上のエース。

前述した通り彼のポイントはミスマッチになる筈でした。
目の前の急造CBを躱しさえすれば得点機を作ることは出来た筈なのですが…。

まず最初の問題として、仕掛けるシーンが殆ど見られなかった。
基本的に横パスとバックパスに終始しました。

この試合で僅かに仕掛けたシーンでは田中、それから松田陸に難なく止められていたのは確かですが…。

デュークとのポジションチェンジの時には対面には山下が入りました。
少なくともこの試合に関して言えば、山下は大前より明らかに格上に映りました。

デュークが動き回り始めると、ポストプレーでボールが来てもシュートに向かうシーンは見られず。
デュークの交代で起点を失うと完全に試合から消失してしまいました。

仕掛けて破れない大前元紀ならそこに居る価値はないでしょう。
テセデュークの先発の方がまだ可能性があったかもしれない。

・セレッソに於ける左サイドの攻防。

もう一つのポイントであった村田・丸橋の対面。
ここでセレッソが立てた対策はシンプル。

スピード、フィジカル共に村田に勝るブルーノに対応させる。

村田にブルーノをぶつけ、丸橋がスペースを潰しました。

開始3分のシーン
村田1

手前に居るのが村田。
その奥にブルーノであり、右に映るのが丸橋。

村田2

パスを受けて縦に行く村田を追うのはブルーノ。
丸橋はカバー。

村田3

ブルーノは見切れているがボールを奪い丸橋に渡しました。
サポートもなく、きっちり対応出来ています。


17分のシーン。

村田4

少し遅れていたが、対応するのはブルーノ。

41分のシーン。

村田5

3分のシーンのリプレイのようですが別のシーンです。

ブルーノは小柄だが、スピードとフィジカルがあり献身的であること。
彼の特徴が如何なく発揮されたのが左サイドの攻防でした。

丸橋との縦の関係も試合毎に改善されており、彼の献身は丸橋の攻撃参加に繋がっています。

関口が控えている為、飛ばしてもある程度安心出来る陣容になりました。

上記のように3つの攻め手を封じたセレッソですが、得点シーンはどのように生まれたのでしょうか。
簡単に言えば、リカルドがターンしてシュートするほどの余裕が生まれたのは何故か。

・リカルドのゴールシーン

さて、ここも画像で振り返りましょう。

リカルド1


右下には起点になったリカルド。
サポートに杉本、更に中には柿谷。
この段階で守備の枚数は十分に足りていますし、リカルドがゴールを決めるシーンに繋がるようには全く見えません。

リカルド2

杉本に下げたシーン。杉本を挟み込もうとするDFと左側にサポートに来ている山村が映っております。

リカルド3

挟まれそうだった杉本は当然山村にパス。
柿谷は一度動き出したもののボールが出ずに動き直しに入ります。
同時にリカルドが少し中に動いてますね。
画面では更にサポートの松田陸。
奥にはブルーノですが枚数は十分に足りています。

リカルド4

山村が更に松田に下げました。
柿谷とリカルドが並んでおり、リカルドのマークが近くについています。
柿谷のマークは柿谷が動き直すのを見て少し中央寄りに。

リカルド5

さて、問題のシーン。山村が松田からリターンを受けております。
柿谷が一瞬外に逃げる動きを行った結果、リカルドについていた三浦が外に釣られております。

問題の1つは山村のマークだった竹内が外れて前を向けていること。
そしてもう1つは当然リカルドがフリーになっていること。

この間に何があったのか。
リカルド追加

一瞬前の写真。
柿谷が動き出しており、三浦がついていきます。
ここで松田のパスフェイクに釣られた竹内がコースを切りに動いてしまいました。
しかし、ビョン ジュンボンはスライドする素振りがありません。

リカルド6

結果フリーのリカルドへ。
しかしここから彼は予測不能の行動に出ます。

リカルド8

心の声(なんでターンしたのにディフェンスに向かってドリブル入れてるんだこいつ…)
しかしそれでも間を詰めないビョン ジュンボン、そして振りぬいた左脚。

リカルド9

俺は流石にスタンドで声を出しました。
「(あそこでドリブル入れてもブロックもされずにゴールが決まるなんて)嘘だろ」と。

ここまでチャンスを潰し続けたリカルドの貴重な先制弾はこうして生まれました。
断じて彼の個人技ではなく、個々の動きと対応の不味さが重なって生まれた必然のゴールでありました。

しかし最初の写真のシーンでボールを残し起点になったリカルドのプレーは素晴らしく、彼の献身的なプレーが生んだゴールなのは間違いないです。

スカパー実況「ちょっとエスパルスとしては寄せが甘くなりましたね」
視聴者(そうだな、ぽっかり空いたな)

スカパー実況「このリカルドの…非常に高い決定力!」
視聴者(こいつここまで何を観てきたんだろう…)

2点目は単純でビョン ジュンボンのヘディングのクリアが小さく、山村の足元に落ちたことが原因でした。

・その後の対応

デュークを交代しポイントを失った清水は、CBからのロングボールが出なくなりました。
セレッソは運動量の落ちたリカルドを澤上に交代。

彼を含めた前線の行動はシンプルであり、CBは放置し、ボランチとサイドに入ったボールを徹底的に狩りに行きました。
CBはロングボールを蹴らず、ただボールを回すだけに終始した為ピンチらしいピンチも生まれず。
この段階で試合は詰み。

最後に玉田を出して試合終了。
今季初の複数点差での勝利となりました。

試合中周囲の席ではこんな声がありました。
「久し振りにサッカーを見ている。去年の蹴鞠か何かとは違う。」

清水的にそうなのかもしれません。
セレッソ的にも今日の試合は久し振りにいい内容が観れたのではないかとは思います。

右サイド、左サイド、ボランチ、センターバックの各ユニットが機能しており、あとは一番前かなと。

久し振りに現地で見た杉本はかなり優秀な選手になっておりました。
守備での対応、競り合い、繋ぎの部分でも改善が見られ、彼の懐を活かしたプレーはやはり素質を感じます。

この試合について2点不満を上げるとすれば、まず審判。
ジャッジが全く安定せず、会場の雰囲気に左右されるなど、現地で見ると特に強い不満を感じるジャッジでした。
コミュニケーションを取らずに止まっている場面で無駄に笛を鳴らし、杉本へのイエローカードの提示の仕方も酷いものでした(判定自体には不満はありません)。

J2だし仕方ない、取りあえず名前だけチェックして今後気を付けておこう。と思ったのですが、確認して驚きました。
プロフェッショナルレフェリーの飯田主審でしたね。

現地で見ていてここまで主審にストレスがあったのは佐藤主審以来2度目ですが…。
改善して欲しいところだなと。

もう1点。
帰ったあと、オンデマンドで見返していたのですが、試合終了後の解説にはかなり不満が強いところ。

スタッツに対する鈴木啓太の頓珍漢な発言。「スプリントは清水の方が多いかもしれませんね」→明らかに少ないデータ公開からのしどろもどろな対応。
戸田の明らかに偏った解説、柿谷に対する結論ありきの質問や質問中の態度等。

ヒートマップを見せてからの質問自体がそもそも意味不明なのですが…。
それを差し引いても、結果を受けてなのか明らかに不機嫌な態度が見えていたのは流石にどうかと。

清水氏のネガティブな解説を沢山聞かされていたセレサポの自分ですら勝利後にあそこまで批判的な態度の試合後インタビューは見たことないのではと思います。

何にせよ勝ち点19
自動昇格の目安になる勝ち点80まではあと61。
開幕で苦戦した町田が背後に迫っており、ペースを落とさず積みたいところ。

また現地に行ける機会があれば、記事を書きたいと思います。

皆さんお久しぶりです。

本当は今節始まる前に書くつもりだったのですが結果遅くなってしまいました。
あくまでも27節終了時の感覚で書いておりますが、28節の情報が混在すると思うのでご了承下さい。

①優勝争い

優勝の可能性は完全に2チームに絞られている。
絶対王者を5ポイント差で追いかける2位ドルトムントの構図。

前半終了時のポイント差は8であり、1試合分縮まっている。
バイエルンは後半のここまで11試合で7ポイント
ドルトムントは4ポイント落としている。

バイエルンは前半戦敗れたBMG戦を残している。

この2チームの勝ち点差はほぼ直接対決の結果に起因している。
バイエルンの1勝1分であり、前半戦の玉砕が大きく響いた格好だ。

この5ポイント差は主要リーグの中でも少ない数字であり、しばしばバイエルンのリーグと揶揄されながらもそれほど差はついていない。

後半戦のドルトムントは国内・欧州を通じて殆ど試合を落としていない。
カップ戦も共に勝ち上がっており、順当に行けばバイエルンとの決勝になる可能性は高い。
どちらも大会は違えど欧州での冒険はまだ続いている。

それぞれ3つの大会で、最後まで頂点を争うことを期待する。

②CL・EL争い

さて、ここまでの2つを除くとCL圏が残り2つ、EL圏がカップ戦の関係で恐らく3つ。
挑戦の可能性があるのは恐らく8位ヴォルフスブルクまでだろう。

今年はかなり上位争いが拮抗しているが、それでも3位を守り続ける首都のチーム。

3位のヘルタは昨シーズンのBMGと同様に少ない失点を糧にこの位置につけている。
後半戦ここまでの10試合で5つのクリーンシートと言えば如何に堅いかがよくわかるだろう。
一方で4つのクリーンシートを許す等、得点力には陰りが見える。
前半戦無得点に終わった試合は僅かに2つである。

ここからBMG・マインツ、そしてレヴァークーゼンと直接対決が入り、負けられない試合が続く。
チームにとっては正念場を迎えるが、調子を上げており、多くのゴールに絡んでいる原口元気にとっても非常に重要な1ヶ月半になるだろう。

追いかけるはレヴァークーゼン・マインツ・シャルケ・BMG。
この後2強との試合を2つ残しているシャルケは、ここのところチームとしても不安定でかなりハード。

残りの3チームはヘルタを叩けるかがどうかが大きな鍵になる。

ヴォルフスブルクは数字上はELが狙えたものの、エースの引き抜きに始まりVWの不祥事問題等も重なって期待を裏切るシーズンとなってしまった。
とりわけ今節の惨敗は後退を印象付けるには十分な試合だったように思う。
欧州のコンペディションでベスト8に残ったのは立派だったが。

③残留争い
ハノーファーが事実上脱落した27節終了時、17位フランクフルトとのポイント差は9位のケルンで6ポイント。
9チームが降格圏から2試合差に収まる大混戦だったのだが…。

28節が残り2試合の状況で
該当チームで勝ち点3を積んだHSV・インゴルシュタットが1つ抜け出した形。
ダルムシュタットとシュツットガルトがドローで1ポイントを分け合う。
ホッフェンハイムとケルンが直接対決に臨む。

去年を超えるほどの大混戦になりうる状況である。
残り6試合(ケルン・ホッフェンハイムは7)現実的には、残留ラインは36。
フランクフルト・アウグスブルクの3勝は厳しいと見ている。

この観点でいくとインゴルシュタットは当確。
HSV・ケルン・シュツットガルトは王手がかかっている為、ダルムシュタット以下5チームの争いだろうか。

資料

後半は暫定での数字である。
上表を見る限りだとホッフェンハイムの復調が目立つ。
1試合多い点や、後半の内容を考えるともう少し上にいきそうな状況だ。
一方で明らかに数字が落ちているのはアウグスブルク。

フライブルクを思い出すような展開になりつつあるが果たして…。

終盤の鍵を握るのは指揮官を交代したフランクフルト。
直接対決を3つ残し、ノルマは2勝だろうか。
ここで3を譲れば致命傷になる。

この5チームのうち2強との対戦を残しているのはフランクフルトのみ(ドルトムント戦)

余談だが、ツヴァイテリーガの方は完全に3強と化している。
ライプツィヒ・フライブルク・ニュルンベルク。

どこがプレーオフに回ってもかなりの難敵であり、今回は3チーム昇格するのではと見ている。


どの争いも最後まで拮抗した展開が見られることを期待している。




後書き
久しぶりの更新となりました。
全体について書くと内容を掘り下げづらいので数字上の話になっておりますが。
競技に於いて数字と結果は嘘をつかないと私は考えており、内容面については衝動が起こればということで。

このブログで海外について書く人はあまりおりませんが、ここ数年、特に残留争いについてはJリーグ並に面白い珍しいリーグだと個人的には思っております。
昨シーズンに続き今シーズンもひょっとすると複雑な条件が絡み合う最終節が発生するかもしれません。
また、ドイツという地はJ出身の選手が多く馴染みやすい土地でもあります。

浦和出身の選手が複数居たり、ガンバの宇佐美選手がかつて所属したチームが複数あったりと、ハマれば感情移入出来るリーグではないかとは思います。

シーズン後にはEURO2016が控えております。
レギュレーションの変更の影響もあり、かなり新鮮な顔触れとなりました。

ドイツ代表は勿論、久々に出てきた国々の中にはブンデスリーガで活躍する選手が沢山おります。
大会前にチェックしてみると、新たな名手に出会えるかもしれません。

残りのシーズンをそれぞれの見方で楽しんで頂ければ幸いです。


皆さんこんにちは。

昨日のブンデス記事から一転、今回は余興です。

単なるネタ記事なので酒の肴にでもして貰えると。

フィッカデンティ鳥栖就任の記事を見てふと思ったこと。
去年のFC東京ってチーム的には歴代でもかなり順位高かったと思うんだけど何で継続出来なかったんだろう…。

実際調べてみる。
年間順位過去最高タイ。年間勝ち点過去最高。

あれ?武藤抜けてこれなのに慰留出来なかったの?それで鳥栖?

今更ながら非常に疑問に思ったついでに、各チームの最高到達点に興味が湧いたので過去10年のデータを見てランキング化してみました。(2015シーズンについては年間勝ち点を対象)
最高順位、次点まで。
回数が並んだ場合は差がつくまで載せております。

まずは優勝有グループ

 1位 鹿島アントラーズ   優勝3回 3位1回
 2位 サンフレッチェ広島 優勝3回 4位1回
 3位 浦和レッズ      優勝1回 2位3回
 4位 ガンバ大阪              優勝1回 2位1回 3位4回
 5位 名古屋グランパス    優勝1回   2位1回 3位1回
 6位 柏レイソル      優勝1回   4位1回

まずはここまでですね。
黄金時代を築き3連覇を成し遂げた鹿島、ここ4年で3度の優勝ということで現在黄金時代にある広島。
この2チームで過去10年の半分以上の優勝を占めております。

次いで優勝1回の4チーム。
浦和は年間勝ち点2位を3度記録。あれ?まるで川さ…ry
因みに集計対象のギリギリの2006の優勝チームが浦和。
来年同じことをやった時にここに残れるか見物です。

ACL常連のガンバは降格1回とJ2のシーズンがあるにも関わらず6度3位までに入っております。
鹿島時代と広島時代の狭間で優勝した名古屋、柏が続く形。

最高位2位~4位(棚ボタを含むACL圏内)

 7位 川崎フロンターレ 2位3回 3位1回
 8位 横浜Fマリノス       2位1回 4位1回   5位1回
 9位 ベガルタ仙台        2位1回 4位1回 13位1回
10位 セレッソ大阪         3位1回 4位1回
11位 清水エスパルス  4位2回 5位1回
12位 FC東京                4位1回 5位1回
13位 大分トリニータ       4位1回 8位1回


さて、ここまで。
一時期シルバーコレクターの名を欲しいままにした川崎が当然ながらここのトップ。
その川崎のホームで広島の劇的な逆転優勝を許したマリノスが次点。

わりと波が激しいチームが多く、10位以下の4チームは集計期間中降格経験(即ち16位以下)があります。
大分に至ってはJ3落ちが決まってしまいました。


最高位5位~9位(一桁)

14位 サガン鳥栖           5位2回  11位1回
15位 ジュビロ磐田      5位1回  8位1回
16位 アルビレックス新潟  6位1回  7位1回
17位 湘南ベルマーレ         8位1回 16位1回
18位 ヴィッセル神戸          9位1回 10位2回

ここまでで18チーム。
過去10年でJ1のトップハーフを経験しているのは18チームということになります。
これが多いと見るか少ないと見るかは人によるとは思いますが。

注目は鳥栖でしょうか。J1在籍年数4年で5位2回というのは素晴らしい数字だと思います。

最高位10位~15位(残留圏内)

19位 ジェフ千葉       11位1回 13位1回
20位 大宮アルディージャ 12位3回 13位3回
21位 京都サンガ       12位1回  14位1回
22位 ヴァンフォーレ甲府   13位2回  15位2回
23位 モンテディオ山形   13位1回 15位1回

大宮・甲府の職人らしさが垣間見える数字になりました。
過去10年の最高順位が大宮より千葉の方が上というのは正直信じられない数字です。
ベルデニックとは何だったのか…

流石にここまでくるとJ2の方が長いチームが多いです。

そしてラスト

最高位16位~18位(残留無し)

24位 アビスパ福岡    16位1回 17位1回
25位 松本山雅       16位1回
26位 東京ヴェルディ        17位1回
27位 コンサドーレ札幌     18位2回
28位T徳島ヴォルティス  18位1回
28位T横浜FC        18位1回

該当10年間でJ1のシーズンは2年以下のチームのみになります。

数年J2のチームを応援してるサポーターはわかるかと思いますが、J1に昇格すること自体が偉大なことなのは間違いないです。
過去10シーズン(というか現存するJクラブの中)でJ1を経験しているのは以上の29チーム。
十年一昔と言いますが今見ると特徴が出てたり違和感があったり面白いデータになったのではないかと思います。

また何か思いついたときにでも。

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