皆さんこんばんは。
お久しぶりです。
夜磐です。

先日、NHKスポーツ番組アカウントにて
サッカーのベストイレブン投票を開催していたので、
私も投票してきました。



今回はその内容をサクッとご紹介します。

なお、選出にあたっては、ジュビロ磐田に所属したことがある選手は除外しています
贔屓チームは除外した方が、実効のある内容になりそうだなと思ったので。

ではスタート。


■GK
中村航輔
現役の柏レイソルの守護神。磐田が病的に苦手にしているGKで、
レンタルで福岡に所属していた時代を含めてこの選手が
対戦相手として出ている試合では磐田はほとんど負けている。
その点では因縁深いGKなのだが、それらの恨みを自覚してなお
強烈な尊敬と憧憬を抱かせてくれる選手である。
とにかく点を取らせてくれないプレーぶりは、ゴレイロを志す
私の理想の姿。好み込みで、歴代最高のGKだと思う。

■DF
松田直樹
御存命であったとしても、私はDFには彼を選ぶ。
エピソードに事欠かないキャラクターの強烈さを含めて、
敵ながら割と好みな選手であった。守備に関しては、
ハードなプレーをする選手に目を引かれるもので。。。
ただ、この選手はただ激しいだけではなく、ボールタッチも
非常に巧みだった印象がある。トラップとかキックとか、
恐らく純粋にサッカーが上手い選手だったのだろう。

岩政大樹
磐田の怨敵。DFながら対戦するたびにCKからヘディングシュートを
ブチ込んでくるので、いつも「またお前か!」と
絶叫させられたものである。特に2008年のアレは痛かった。
そんなわけでベストイレブン入り。当時は本当に厄介だった。
脳筋タイプかと思いきや、引退後は解説者となり戦術解説の
書籍も出版している。読んでみたところ、非常に読みやすかった。
戸田といい、ハードなタイプの選手はこういう方向性に
いきやすいのだろうか?

アンデルソン・リマ
2004年に新潟に在籍した右サイドバック。在籍1年ではあるのだが、
当時Jリーグを見ていた人であれば強烈に記憶しているであろう。
快足をカッ飛ばしてサイドを疾走、速射砲のようなクロスの雨を
敵陣に降らせたかと思いきやカットインしてゴールを強襲。
極めつけはFKで、これまたとんでもない威力と精度。
試合終了間際に新潟がFKを獲得した途端に交代で登場、
決勝点となるゴールをブチ込んだこともある。
この「代打FK」は、当時のJリーグファンの話題を攫った。
敵ながら是非とももっと見たかった選手であった。

ドゥトラ
非常に厄介だったFマリの左サイドバック。
絶え間なくサイドを上下動しており、攻撃でも守備でも
ドゥトラのサイドにボールがあるときは常に彼がそこにいた。
そんな彼の姿を評した当て字は「動虎」。
なんともうまく表現したものである。
好不調の波が小さく、常に安定した出力を誇っていたことも
厄介さを加速させた。スタメンの中に名前を見つけるたびに
「うげ、こいつ出るのかよ」と頭を抱えたものである。

■MF
遠藤保仁
選手としての説明は不要だろう。特定の試合で徹底的にやられた
というわけではないのだが、常にハイクオリティなプレーを
披露しているので、遠藤にやられたとしても「ヤットかぁ」と
諦めがついてしまう。パサーでありながらキック以外の
駆け引きでも相手を苦しめられるのが凄いと思う。
代役を探すことが難しい選手。ヤットの前にヤットはなく、
ヤットの後にヤットはない。

阿部勇樹
いろんなポジションでの実績がある選手ではあるが、個人的には
ボランチで選出したい。磐田視点でもこの選手には何度も手痛く
やられているが、この選手を語る上で外せないと思っているのが
2010年の南アフリカW杯。日本代表にとって非常に重要なファクターと
なったあの大会で、最も代役が利かないタスクを務めたのが
この選手だった。選手として非常に高次元である点、および
Jリーグでの実績も歴代屈指である点を前提として、上記の観点を
含めてベストイレブンには絶対に加えたい。

石川直宏

FC東京でド派手な活躍をしていたアタッカー。攻撃的MFといえば
長いJリーグの歴史の中でも海千山千のポジションなのだが、
たくさん見てきた中でも一番凄いと感じたのは好調時の石川だった。
切れ味鋭いドリブルで敵の守備を切り裂き、強烈なシュートを
ゴールに突き刺す。「サッカーが上手い人」という単純なイメージを
もっとも派手に体現していたのが、この選手だった。
本当に、怪我さえなければ。。。と、敵ながらとても惜しい。

小笠原満男
フィジカルが凄いとか、キック精度が極端に高いとかわかりやすい
凄さがあったわけではないのだが、常に試合に勝利するために必要な
プレーを選択し、対戦相手として見ていると非常に嫌な選手で
あったので、選出させて頂いた。相手のメンバー表の中に名前が
あると非常にウンザリした選手の一人。なんか嫌だ、という選手の
筆頭格である。嫌だ嫌だと書いてはいるが、褒め言葉なので。

■FW
久保竜彦
コイツサエイナケレバ。



ワシントン
あの中沢佑二を引きずりながらゴールを決めるという衝撃の
デビューを飾った大型FW。そのインパクトを損なうことなく、
Jリーグでプレーしている間は常に観客に衝撃を与え続けた。
磐田も頻繁に被弾し続けており、当時は客席で途方に暮れた。
あんなの、どうやったら止められるんだよ・・・。
他のどんなFWよりもこの選手が厄介だと思った。



はい、以上です。
選手としての質だけではなく、磐田にとって厄介であったこと、
またインパクトがあったということが焦点になっていますね。
対磐田戦だけで語るなら絶対に赤嶺が入ってくるのですが、
選定基準はそこだけではないので(笑)


それでは~ ノシ