Jリーグの無い退屈な日々にそろそろ飽きが出てきた今日この頃。

セレッソは一足早く公式戦が始まります。(一番早かったのはレイソルだけど)
去年初タイトルなわけでゼロックスに出るのは当然初。

とはいえルヴァン決勝と同じ相手。
埼スタでの決勝もここ数ヶ月で三度目、全て神奈川勢。食傷気味なのは否めないところ。
監督自体秋口辺りにピークを持ってくるタイプだし(昇格時の鳥栖が尤も顕著だったが)、5枠の交代で後半はテスト感満載だろうからとあんまり期待せずに観ることにしたのだが…。

折しもインフルエンザにかかり自宅観戦に。ようやく熱は引いたけど。

セレッソは昨シーズンのベストメンバーからソウザ、木本が不在。どちらもベンチ外。
対するフロンターレはエウシーニョベンチ外、大島控えスタート。

木本のベンチ外は直前に決まったこともあり、GKを除けばフィールド5人。
アクシデントがなければ全員出場することに。

ルヴァンの再現を思わせる試合は入りから思わぬ展開へ。
序盤、両サイドからコンビネーションで崩すセレッソと押し込まれて前へロングボールを蹴りこむフロンターレ。

柿谷の足の調子は天皇杯よりは良さそう。
天皇杯の時はシュート打つだけで苦悶の表情で替えられてたが…。
今日はボールが足元に収まる。
サイドに引き出す動き等技術で攻撃に幅を与える。

ソウザ不在の影響はありつつも、山村がある程度カバー。
山下も気合の入ったプレーで木本の不在を感じさせない。

前半8分 ゴール前に飛び込んだボールに対して柿谷とソンリョンが接触。
柿谷脚引いてるけど審判によって黄色出ても仕方ないかなぁと。
判定はカード無し。脚引いてるのを考慮してだと思われる。

柿谷が時折見せるおかしなところから伸びてくる脚は身体能力の為せる業ではあるんだけど、加齢でイメージとズレが大きくなった時が怖いなとここ数年。

セレッソペースで試合が進み得点も時間の問題だろうと思って見ていた。
そして前半25分台の約1分間試合を支配し先制を奪った。

起点になったのは車屋のクロスをカットした山口。
そこからサイドに流れる柿谷にロングボールを展開。
そして→丸橋→柿谷→清武→丸橋→柿谷→清武→丸橋と繋いでクロス。
これはゴール前でクリアされてタッチを割る。
スローインの丸橋から
受け取った清武は山口とワンツー。
清武はヨニッチに下げるとヨニッチから松田に展開。
松田は水沼に縦パスを入れ、水沼のサポートに山村が入る。
ボールを受け取った山村は水沼とワンツーで抜け出すと中央の杉本にグラウンダーのクロス。
クロスを受け取った杉本の落としから山口のミドルシュート。

左で作り崩し右に展開して崩しポストプレーからのボランチのミドルは絵に描いたような崩し。
山口のマークを外したのは中村憲剛。馬力の違いもあり、前に入った段階で勝負あり。

山下以外の9人がボールに絡み、ワイドに開く動き、トライアングルのパス交換、2つのパスアンドゴー、CBの展開、FWのポストプレー、ボランチの飛び出し。
基本に忠実でもあり多彩でもあったこの1分間だけで観る価値があった。

先制後は試合が落ち着く。
ゴールの匂いがしない時間が続く。

ルヴァン決勝もそうなのだが、タイトルマッチの川崎は何かゴールの匂いがしない。
そもそも枠にシュートが飛んでこない。たまに来るときは正面。

程なくして前半終了。
交代枠5枠や開幕前ということもあり、テスト色の強い後半にシフトしていく。

セレッソは柿谷をドンヒョンへ交代。
フロンターレも大久保大島2枚投入。

実況「大久保は(FC東京を出て)フロンターレに戻ってきて楽しくて仕方ないんだとコメントしています。」
視聴者(そもそも何で暗黒のFC東京に移籍したんだよ…)

後半開始早々に大久保が魅せプレーを披露。更に飛び出しからゴールに迫るも守備の対応でゴールキックに。
そのGKから追加点。
ドンヒョンと奈良の競り合い(双方触れず)。
杉本がネットに競り勝つ。
清武が縦に抜け出すと抜かれた田坂は両手を挙げて謎のアピール。
フリーになった清武が落ち着いてニアに流し込みリードを拡げる。

千切られて謎アピールをした田坂は4分後に懲罰(としか思えない)交代でピッチを去った。

その間ドンヒョンが不用意に車屋にぶつかったことでPKを取られ、2-1に詰められる。
(え?あれで倒れちゃうの?)的な表情をしても駄目。
倒れる相手はあれで倒れるし倒れたらPKでも文句は言えない。
ぶつかった後車屋は何故か1回上に飛びあがってるけど後ろからなのでアウト。

試合はボールを持つフロンターレとカウンターを狙うセレッソの展開が続く。
ドンヒョンはプレスをサボらず技術も高い選手だった。

60分を過ぎ、尹が高木福満の準備を始めた頃、カウンターから清武の外を回ろうとした杉本が何故か清武に激突。
首と脇腹辺りを痛めたっぽい清武は予定通りに高木と交代。
福満は水沼とチェンジ。

清武はクロスの精度が、水沼はフィジカル面でもう一つコンディション上げられそうな出来。

交代出場の高木はスキルと視野を見せ、杉本にプレゼントパス。
杉本は盛大に打ち上げる。
健勇は今日は精度の悪いシーンが目立つ…ネズミの除去からだしまだ慌てなくていいけど。

フロンターレの交代は阿部→長谷川。
個人的には三好の方が好きだったんだがレンタル修行。フロンターレ的には長谷川なのかな多分。

78分にはやはりカウンターから。
ドンヒョンの絶妙なスルーパスに飛びだす高木。
落ち着いて決めて3-1。本当に2人ともいい選手。

フロンターレは家長→知念。これで交代枠を使い切る。
家長はまだもう少しコンディション整えてからという印象。

セレッソは再び2枚替え
丸橋→田中
杉本→秋山
これで5枠終了。
山村下げて5バックの形。
シーズンと同じ形のテスト。

試合はそのまま終わるかと思いきや、山村が盛大にやらかす。
そもそもCBで使われなくなったわかりやすい要因的なプレーというか判断ミスというか。

こういうタイミングを見逃さない大久保先生と2点差ですっかり抜けてる守備陣。
1点差に縮まり嫌な流れを福満の熱量で断ち切ってそのまま試合終了。

スコア以上に完勝だった印象。
そして大体イメージ通りのフィジカルコンディション。

今季はW杯の中断もあるので1つピークをGW辺りに持ってくる感じ。
もう少し上げられる部分が各選手見える中でそれほどマイナスが表に出ていなかったのは位置取りの仕込みが万全だったからと見える。

特に先制までの各選手の距離感はほぼ完璧と言っていい。

ここからACL2試合があって開幕戦に入る。
代表組を抱えてW杯も含めかなりハードなシーズンになるだろうが、一先ず怪我なく開幕を迎えて欲しいところ。