こんばんは。
明治安田生命J3リーグもいよいよ最終節。アスルクラロ沼津は首位栃木SCとの頂上決戦を残すのみとなりました。
シーズン当初、誰がこんなドラマチックな展開で最終節を迎えると想像が出来たでしょうか?
最終節を前に11月のホーム2試合を振り返ってみたいと思います。

アスルクラロ沼津のホームゲームのラスト3試合は何と言っても
前半戦、アウェイでATに悔しい思いをさせられた3チーム
が立ちはだかる事になりました。

11/ 5 vsSC相模原(前回対戦:5/ 7 2△2 後半50分ジョン・ガブリエル選手に同点ゴールを許す)
11/19vsFC琉球 (前回対戦:5/13 2△2 後半47分富所選手に同点ゴールを許す)
12/ 3vs栃木SC (前回対戦:4/16 1●2 後半48分西谷選手に決勝ゴールを許す)

中でも相模原・琉球と2試合連続でのAT被弾は精神的に堪えた人も多かったと思います。
【you@あず】vs相模原、vs琉球 2試合をどう見るか【アスルクラロ沼津】

11.5 第30節・SC相模原戦

2017-11-05-11-09-44
2017-11-05-11-10-04

この日は何と言っても愛鷹ハロウィンリベンジ!と題して、前週大嵐で中止になったハロウィンパレードがハーフタイムに行われ、多くの人が仮装してスタジアムに来場されました。
前日まで日本シリーズもあった為、横浜DeNAやらのコスプレに思い思い色々な衣装でスタジアムを楽しみます。

ハロウィンの仮装も昨年まではアスルクラロ沼津のサポーター「沼津ダラーズ」の皆さまが企画してやってこられた物ですが、今年はチーム側から「ハロウィンイベントやろう!」とういう告知もあり。こう言った試合以外の部分でも積み上げてきた物が一つまた新しい形を産んだという点は素晴らし事だと思います。



2017-11-05-11-59-12
2017-11-05-12-43-27

2017-11-05-14-00-47
アスルマスクさんにも作ってきた「みかんコスプレ」を被ってもらいました。

2017-11-06-23-04-58
2017-11-05-12-59-32

恒例のハーフタイム寝そべり撮影会もこんな感じに仮装や「ひものん」というゆるキャラが登場し盛り上げてくれました!
注目は「ぬまヅール」というキ●ールの仲間です。

2017-11-05-11-34-40
ダックさんはいつもの変わり果てた姿に変身

話が前後しますが、この日もバス入り応援から参加しました。
2017-11-05-10-36-55
バスからは相模原の長身FWジョン・ガブリエル選手対策かDFの渡邊志門選手が登場(バスで来るのはベンチ入りまでのメンバーのみ)
志門選手と言えば、激闘の天皇杯で京都サンガのケヴィン・オリス選手を封じた外国人キラー。
思わず心の中で「おぉ!」と思いました。これはまた新しい守備のオプションが増えましたね。

◎今日の愛鷹オススメグルメ◎
バス入りも終わり軽くご飯タイム。
この日は御殿場インディアさんのサモサとストロベリーラッシー
2017-11-05-12-22-20
2017-11-05-12-22-12
以前カレーを食べて紹介したことがあるお店ですが、この日は以前アスルマスクさんにオススメして頂いたラッシーを注文。
色は当然綺麗な桜色

軽く食べた所でゴール裏の芝生席へ向かいます。見下ろす様に先ほど入り待ちをしたクラブのバスを見るのですが
2017-11-05-11-36-26
手前のSC相模原のバスが立派!アスルクラロ沼津のバスは後ろのマイクロバスです。

アスリートの大男達が、クラブハウスから近いとはいえ、あんな小さなマイクロバスに乗って来ていると感じると、まだまだクラブの小ささを感じます。
ただ、これからいつか立派なバスでバス入りを迎えられる日が来るのかな?という楽しみもあります。

また、試合前には現在長期離脱中の鈴木淳選手(前所属:SC相模原)のチャントが歌われ、鈴木選手も手を振っていました。


2017-11-05-11-48-45

2017-11-05-13-01-32

■ガブリエル封じと立ち塞がった川口能活■
試合は前半から沼津のジョン・ガブリエル封じ。先発した渡邊志門選手やボランチの沓掛選手らが前で仕事をさせず。
攻撃面では右からファーへのクロスを多用し、長身の相模原DFの裏を太田選手らが狙いますが、中々結果には結び付きません。

後半、「勝負所」と吉田監督は前澤選手を投入。直後に決定的なヘッドを放ちますが、これを富士市出身の相模原の守護神・川口能活選手がファインセーブ。
同じタイミングで相模原は普光院選手を投入した為、前澤選手のサイドを思うようにはさせてもらえずそのままタイムアップ。スコアレスドローで試合を終えました。

試合後はバス前で相模原の川口能活選手。アスルクラロ沼津の中山雅史選手をお互いのサポーター入り乱れて出待ちと、お互いレジェンドを擁するチームらしい光景が広がっていました。


11.19 第32節・FC琉球戦
2017-11-17-09-21-34
相模原戦からアウェイ・長野戦の敗戦を挟んで迎えたFC琉球戦。
秋田・栃木ら上位3チームが苦しみ、まだまだJ3は混戦模様。実際1シーズンJ3リーグを戦って思ったのが、下位チームの状態の変化が凄い。夏までとは別のチームの様に良くなってるチームも多く予想が難しい。「これは最後まで縺れそうだなぁ」と簡単に思っていたのが相模原戦からこの試合位でした。

2017-11-19-10-55-13
さ、そんなわけでみんな大好き「ひものマッチ」
2017-11-19-11-35-27

沼津のひものは最高ですよ。「ひもの界のレアル・マドリーだから」とかふざけてスタで言ってた次第です。
2017-11-19-11-32-58
当然この日も「ひものん」が応援に駆けつけてくれました。
ひものんの何が凄いって、90分応援に参加する所です。




2017-11-19-08-27-06
2017-11-19-08-27-14
2017-11-19-08-30-11
また話が前後しますが、この日も朝は恒例の沼津港「丸勘」から、ブリ丼におかわり自由のお味噌汁。
外で富士山と沼津の海を眺めながらこれで600円。安すぎる…

朝から今日もアスルサポの方々と港で遭遇。1年間、僕なりに積み重ねてきた縁の一つで、この街ではサッカーに限らずよく知り合いに遭遇します。
2017-11-19-11-55-21

2017-11-19-11-55-28

2017-11-19-11-56-03
ウェルカムボードコーナーも「ひもの」について!




この日もバス入り待ちへ
年に一回の「ぬまづ!ひもの!」チャントの練習からバス入り待ち

2017-11-19-11-34-26
以前から雨で中止になっていたダイハツさんからのアスルクラロ沼津のラッピングカーも贈呈されました。
痛車が沢山走っている今の沼津の街でも存在感を放ちたい所。ダイハツさんありがとうございます!

2017-11-19-11-40-51
愛鷹の入口からは沼津の海まで見えます。左側に淡島も映ってるけどわかるかな?
今年ずっと僕はALL沼津で試合に臨みたいと思っていました。
そんな訳で、絵師のteikunさんに絵の利用をお願いしていたゲーフラをこの日初お披露目させました。

2017-11-19-11-12-20
2017-11-19-12-40-02
2017-11-19-11-09-31
ゲーフラに「We NUMAZU」と入れたのは個人的にそんな想いがあったからでした。

勝利とかそういう事以上に、このチームは沼津のチームなんだよ。というのが表現したかった(色が黄色で最終戦使えないという今の悩みを除く)

「ひものん」もそうですが、今の時代色々なキャラクターが全国各地にいます。
このキツネの「あげっこ」ちゃんも沼津あげつち商店街のキャラクター。そういう何かが良い方向へ化学反応してくれたら嬉しいし、みんなで戦いたいね。

2017-11-19-13-00-42

■勝ちたいという気持ち■
激しいぶつかり合いの試合となった琉球。
サッカーというのは気持ちだけでは勝てない。でも気持ちが無いと勝てない。
この日の沼津は「勝ちたい」という気持ちが凄く伝わってくる試合でした。流れは途中から完全に沼津が掴んだという印象。苦しい苦しい試合でしたが、もぎ取ったPKで虎の子の1点を守って勝利。
最後の防戦の展開でGK大西選手がビッグセーブから吠えたシーンはかっこよかった。



■12/3 愛鷹最終決戦へ■
11/26の結果を受け、最終節は首位攻防。勝った方が優勝の大一番となる事が決まりました。




アスルクラロ沼津の吉田監督はインタビューで
「優勝という事が言われますが、一日一日を大事にする」「日常、選手は日々の練習の中で大きな石を積み上げてきている。」
そう言った趣旨の発言をしている。

そして、ここまで積み上げた勝点は58
今年最後の試合は3ポイントを絶対に積み上げなければならない!

ただ積み上げてきた物は、今年だけ、選手やスタッフだけでは無い。
他のチームもそうだが、沼津もこのチームに土台の石を積み、Jリーグ入りを積み上げた方々がいる。
1年を通して、Jリーグという新しい舞台、規約の中でクラブ運営、気持ちよく試合を観れるように支えて下さったボランティアスタッフの方々の積み上げ。
昔からこのチームの楽しい応援を積み上げて下さったサポーターの方々、新しく1年間共に戦ったサポーターの方。

優勝というのは、そういった積み上げてきた物が1つの形として成果を挙げる時なのかもしれない。

最終戦はどんな結末になるのか?

それはまだわからないけど、勿論優勝を掴み取りたい
そして、優勝は決して「終わり」ではない。

色々な人の想いが積み上げてきたアスルクラロ沼津は、未来の空に繋がっていくはずである

GO!ALL!! GOAL!! 前を見て、上を見て、夢を見て。
今こそ、愛鷹の空にアスルという魔法をかける時

publicdomainq-0000930xbv