レッズがスルガ銀行杯に出る影響で22節で唯一の繰り上げとなったこの試合。

ワールドチャレンジと同じ日程に出来ないのだろうかスル銀杯。
前倒しの影響で余所がサマーブレイクでリフレッシュする間もお互い疲弊していく感じ…。

ルヴァンでプレーオフに回ったり天皇杯残ってたりするのが悪いと言われればそこまでだが…。

レッズと言えば2節で文字通り粉砕された相手。
今季は僅か2敗な上、レイソル戦の負けは丸橋のあれによるもので
文字通り完敗したのはカップ戦含めこの試合のみ。

当時の印象は最終ラインにプレスを掛けられれば…というもの。
阿部の介護で誤魔化しているが、最終ラインは勿論西川もわりと足元怪しいし…。

ただ、今のレッズは絶賛崩壊中である。
目に見えるような壊れ方をし出したのはジュビロ戦以降。

ただ、戦績を見ると埼玉ダービー以降ずっと怪しい。
ダービー以降の10試合で勝ったのは18位アルビレックスに2回、17位サンフレッチェに1回のみ。

そもそも開幕から見ても調子がいいチームに勝ったのは5節当時連勝中だったヴィッセル戦ぐらいなもので、強豪チームにはまあ勝ってない。
レイソルに続いて前半で敗れた相手はきっちりと叩いておきたい。


レッズのスタメンにはズラタンが。武藤じゃないのかよくよく考えたら高さ対策かも。
セレッソは清武負傷後のいつもの並び。

開始6分で試合が動く
CKから西川が中途半端に弾いたボールを山口が拾うとソウザへ。
ソウザのミドルが柏木に跳ね返ったボールに水沼が反応。
水沼のクロスは関根に当たってコースが変わるも、杉本が流し込む。

このシーンレッズ守備陣は詰めた関根以外何故か全員棒立ち。
森脇と柏木が手を挙げて謎のオフサイドアピールをするが、きっちりラインを見てポジション取ってた水沼は当然オンサイドなので…徒歩でアピールする前に守備に集中すればいいのに…。
結果的に杉本はフリーで流し込むだけに。

再開直後にまたゴールが生まれる。

リスタートからGKまでボールを戻したレッズに対して前からプレスをかける。
西川から柏木への縦パスを山口が突いて山村が攫うと山口→ソウザと繋ぐ。
ソウザはキープから外の柿谷を選択。
柿谷のクロスから杉本のヘディングは槙野に当たってゴールへ。

酷かったのは西川→柏木の縦パスとマークが完全に外れていた杉本。
マークは槙野かなぁ…遠藤からは杉本見えてないし。

ここまでを見る限りなんで西川先発なんだろうかってレベル。
クリアは半端、縦パスが相手の起点。
ボール全部蹴らせて止める面で勝りそうな榎本にやらせる方が失点減りそう。

いずれにしても2点連続でゴール前の1トップがフリーという有り得ない状況を見るとレッズの崩壊の原因もわかりそうなものではある。

10分にも杉本山村柿谷の3人で決定機が生まれるもシュートはポストに弾かれる。
もうちょっと外側に跳ね返ってれば山村が押し込めたのだが…。
柿谷のスルーパスは上手かったけどなんであんなにニアゾーンがぽっかり空くのだろう。

いい流れで2点取れたのだがここからチームがずるずる下がると18分に失点。
森脇の対角へのロブをラファエルシルバが落とすと興梠がシュート。
ジンヒョンが弾いたボールをズラタンに押し込まれる。

興梠にシュートを打たせたくなかったところ。ラファエルシルバの完璧な落としはこの試合の好プレーの1つ。

前半既に2-1だが27分リードを広げる。
興梠に入ったボールをヨニッチと挟み込んで山口が奪うとそのまま縦にドリブルしてミドルシュート。

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ボールを奪ったシーン。何故か顔を押さえる興梠とプレスに行くか一瞬迷う柏木。

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迷った仕草は見せたが棒立ちで山口の侵入を許す柏木。
この段階でバイタルがぽっかりのまま。

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慌てて少し離れた位置から飛びだした遠藤。
オフサイドの基準をずるずる下げる槙野。

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上の写真と何も変わらない興梠・柏木。
飛び込んでくる遠藤より早くシュートモーションに入る山口。
槙野が下げていくラインに合わせて飛び込む準備に入る杉本と水沼。

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結局ほぼフリーで前向いてシュートを撃ってきっちり決めた山口。
このシーンはレッズの守備の問題点がくっきり。

というか若手が身体投げ出してるのに何故かサンフレッチェ脱出組は緩い。
もう一つ疑問なのが守備で阿部があまり効いてない。

春先にボコられた時は阿部のボール回収が実に見事で敵ながら惚れ惚れしたのだが。
こういうところ埋める為に阿部がいるのではなかったのかと思うのだが、この試合はソウザ山口の方が余程ボールを拾えていた印象。

そして35分に更にもう1点。

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中盤でボールを拾った山口からソウザ

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杉本に縦パス
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一旦ソウザに戻す
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サイドの柿谷に渡す
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ソウザに戻す
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杉本に縦パス
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飛び込んで来た丸橋に落とす
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杉本にスルーパス
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1対1をブロックされる
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丸橋が逆サイドの水沼に展開
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クロスから丸橋トラップしてシュート。

この流れで追加点。
レッズのお株を奪うような崩しと水沼のピンポイントクロスでリードを広げる。

丸橋があそこで胸トラップしてるのはクロス被った森脇の位置取りがまずい。

これで4-1。セーフティリードと言える状況になったはずだった。
しかしATにラファエルシルバにミドルシュートで失点を許す。

3人でプレスかけてるのに叩き込まれるのはコースが潰し切れてないなぁと。
特にヨニッチの足の出し方は反省点。

前半終了時点で4-2。
相手の監督はここで2枚代えて勝負に出る。
一方夏場の連戦への消耗を考えたのか指揮官は後半試合を殺しにかかる。
早い段階で山村を最終ラインに下げブロックを作る。

クロスやセットプレーは弾き返せる。
スペースは潰す。

相手が最終ラインまで攻撃に参加してきたときに適宜カウンターを入れて3バックを足止め。

正直言って後半はエンターテイメント性には欠けただろうが指揮官の思惑通りに進んだことは間違いない。
打ち合い上等になりそうな空気を止め2点リードを維持しつつカウンターを最後まで遂行しタイムアップ。

上位陣でセレッソだけが1試合多く消化する状況になる中で、きっちり3を積めたのは非常に大きい。
直下のライバルチームに対して勝たなければ引き離されるという状況を作れたのは大きなプラス。

次はルヴァンカップのプレーオフ。
アドバンテージをきっちり活かしてベスト8に残りたいところ。