7/12(水) 遂に明日、アスルクラロ沼津は天皇杯3回戦でJ1のクラブと対戦する。

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相手は横浜・F・マリノス Jリーグ創設時のクラブ。いわゆる「オリジナル10」と呼ばれるクラブでそしてこの天皇杯でも数々の歴史を紡いできた名門中の名門である。

◆Sail On Numazu  Sail On Sunshine◆
今シーズンJ3という新たなるステージへ船出したアスルクラロ沼津。
そして、J3と共にもう1つの舞台への切符ももぎ取った。それがこの天皇杯である。

◆J3のライバルを倒し手に入れた全国への切符◆
まず、この切符を争ったのがJ3「静岡ダービー」のライバル藤枝MYFC
【you@あず】全速前進ヨーソロー!スルガカップ決勝・アスルクラロ沼津vs藤枝MYFC【アスルクラロ沼津】
これからお互いに切磋琢磨し、清水・磐田の背中を共に追いかけるであろう藤枝MYFC。
静岡県代表の座をかけた戦いは、両チームにとって新たなる1ページとなった。
試合終了後、アスルクラロコールで送り出してくれたMYFCのサポーター。
桜咲く季節、アスルクラロ沼津は静岡を代表して天皇杯への船出を決めた。

◆友を越えろ!サウルコス福井戦◆
初めての天皇杯。1回戦は福井県代表のサウルコス福井
【you@あず】天皇杯1回戦 アスルクラロ沼津vsサウルコス福井
対戦する福井。かつてアスルブルーのユニフォームを身に纏い、共に愛鷹で戦った仲間達がアスルクラロ沼津の前に立ち塞がった。
今は違う色のユニフォームを着て勝利を目指し戦った盟友。彼らを越え、掴み取ったのは格上京都サンガF.C.への挑戦権だった。

◆西京極での歓喜。京都サンガF.C.戦◆
最悪の天候でのスタートだった。交通機関は麻痺し、現地に参戦出来なかった方もいた。かつてJ1にも在籍した京都サンガF.C.。失う物は何もない挑戦が幕を開けた。
【you@あず】天皇杯 京都サンガF.C. vs アスルクラロ沼津【ジャイアントキリング】
同日に開催された、いわきFCや筑波大学のジャイアントキリングで話題を随分と取られてしまったが、アスル戦士達は京都に全てをぶつけて戦った。そして、J1への挑戦権を手に入れる。

同郷のライバルを、かつての友を、そして格上を破り掴んだ12日の横浜は正に「はばたきのとき」だ。


●心強い援軍●
京都戦の時もそうだったが、応援には頼もしい援軍が駆けつけてくれる。
それは、かつて戦ったJFLの仲間であったり、戦い敗れていったライバルであったり、今アスルに見に来てくれているラブライバーの方達であったり。
動機はそれぞれ違うし、思いの深さも様々応援の仕方も様々かもしれないが、共に声をあげ背中を押してくれる姿は心強い援軍である。12日のマリノス戦でも、初めて観に来る方も含め多くの方が足を運んでくれそうである。これほど力強い事はない。


■マリノス戦はゴールではない■
相手はJ1トップカテゴリの強豪。胸を借りるつもりで挑戦する明日の試合。ただこれはゴールでは無い
歩み始めたJ3での舞台、そしてこの天皇杯。全力で真っ直ぐ走っていくその中で、アスルが今何が出来て、どこまでマリノスに通用するか?楽しみでならない。

アマチュア時代からアスルと共に戦い続けたサポーターの方々、大切な想いを乗せ歓喜も涙も共に戦ったであろう横断幕にとっても夢見た大舞台。
そこに新たな力や想いが、表現は違っても加勢する。共に背中を押す仲間たちと最高の舞台になる事を願う。

そして、この試合はアスルクラロの終着点では無い、勝敗関係なく未来へのステップとなり歴史に刻まれる通過点。輝こう!アスルクラロ!