前半戦最後の相手はFC東京。

こちらは前節清武が負傷。全治8週間。
相手は大久保が負傷。こちらも長期離脱の模様。

スタメンは水沼。サイドバックの松田も含め右サイドは古巣との試合に。
FCはウタカ・永井の2トップ。
個人的には大久保よりも速い2枚、とりわけウタカが先発の方が嫌だなぁと。
そもそも大久保はイマイチFCにハマってない印象が…

関係者席には香川乾の姿が。
近くに居たFCの元監督原さんは見なかったことにしとこう。


前半から試合をコントロールしていたのはセレッソ。
技術の差は前半から見せられていたと思う。

ただ、攻撃中の不用意なロストからのカウンターで失点。
サイドが上がり切った状態で中央で奪われたのは不味かった。

最後はGKとFW2枚を作られる酷いシーンだった。

失点してもテンポは大きく変わらず。相変わらずボールは支配。
押し込むも数度の決定機を決められず後半へ。

柿谷のヘディングは決めないと駄目なシーン。

前半終了間際に森重が負傷交代。
山村に対して競りに行ったところ着地に失敗した様子。
代わって入ったのは丸山。
あれ、この選手前に代表呼ばれてなかったっけ

後半になっても展開は変わらず。
同点ゴールは57分。中央でのパス交換から杉本が右サイドに展開。
受けた水沼がすかさずゴール前に上げると杉本が飛び込みヘディングを決めた。
まるでマーカーなんて居なかったかのような強さを見せる。
水沼のクロスも絶妙な位置に決まった。
すげー距離のワンツーだな

直後には同じ2人が柿谷の決定機を演出するもこれは決まらず。
続いてFCのカウンター、抜け出した永井のループシュートは枠上。
正直ほぼやられてたが助かった。

同点になってからの数分は決定機の応酬に。
特にヨニッチ対ウタカのシーンは見応え抜群。ヨニッチに軍配が上がりコーナーキックに逃れる。
これを跳ね返すと、左サイドに転がったボールをCBの山下が飛びだして拾う。
ここから一気にカウンター。
セレッソの選手が5人前に雪崩込む。
ボールを運んだソウザは右サイドの水沼に展開。
大外から回る松田に対して水沼は外ではなく中のスルーパスを選択。
GKとの1対1になった松田は脇の下をすり抜けるシュートを決め逆転。

右サイドの水沼松田のホットラインで勝ち越しのゴールを奪った。

FCは中島→阿部
これに対してセレッソは山村を最終ラインに下げる。
FCは更に東→前田
これに対してセレッソは杉本→澤上。
試合を殺しに入る。

83分、更にCKのカウンターから追加点。
丸橋が自陣から長い距離を運ぶとシュートも相手のブロックで零れる。
更に柿谷との関係から抜け出すも掻きだされたボールは松田の下へ。
松田はボールを落ち着けて中央のソウザにパス。
数メートル前に運ぶとGK手前でショートバウンドする見事なミドルを叩き込んだ。
今季ソウザはミドルシュートを警戒されてコースを潰されていたのだが、FCの選手の脚が完全に止まった。

直前に脚を痛めていた柿谷は関口と交代。
更に89分には2アシストの活躍を見せた水沼が福満と交代。

ATにはカウンターから山口→関口→ソウザと繋ぐカウンターを見せるが山口とソウザが譲り合い防がれる。
左で手を挙げた福満使って欲しかったなぁ。

このまま3-1で終了。

試合後に香川と乾(と乾の息子)が選手達をハイタッチで出迎えているシーンが凄く良かった。
ちゃんと勝ち試合を見せられて良かったなぁと。

今更だけどレンタルなのに水沼に出場禁止要項を付けなかったFCさんには感謝しかない。
今日の右サイド2人はうちで楽しくやってくれてると思う。

暫定首位浮上。
但し、勝ち点2差のアントラーズは消化試合が1つ少なく、順当に行けば前半戦は2位ターンになりそう。

アントラーズは日程が1日不利な上に連続アウェー。守護神の負傷や首位攻防の疲労もあるので、有利な条件が揃ったガンバが上手く付け入ってどうにか勝ち点を取ることが出来れば首位ターンの可能性もある。

アウェー全勝中のアントラーズだけにあまり期待は出来ないが…。
次の相手は勝ち点1差のレイソル。
負ければ即ひっくり返る試合なのできっちり勝ち点3を取りたいところ。
ホームでは未だ無敗。日立台でのアウェーゲームとは違う展開が期待出来るはず。


余談
土曜日は主に残留争いのチームを見ることに。

昼のゲームはコンサドーレ対エスパルス。
エスパルスはチアゴ居ないと厳しいなぁという印象。
チアゴテセデュークが常時揃えば中位も狙えるだろうが、金子が決定機を止められたシーンが全て。

逆に失点シーンはDFもGKもどっちつかずな対応になってしまい…。
コンサドーレはジェイが嵌まれば勝ち点30も狙えるかもしれない。

レッズ対サンフレッチェは馬鹿試合に。
どちらも失点シーンは守備棒立ちコースがっぽりでフリーで打ち込まれている。
前にはいるけど詰めてないとかそもそも完全フリーだとか…。

抜かれた後で脚投げ出すのは本当に無意味なんだがサンフレッチェの守備対応は対戦したときから変わってない印象。
丹羽が入ったら改善するだろうか。今の守備陣よりは少なくとも身体張るよね流石に。

そしてアルビレックスとジュビロ。
カウンターに怖さはあるものの決めきれないアルビレックス。
対するジュビロは俊輔川辺ラインから先制。

この2人本当噛み合ってるよなぁ。
というかムサエフ川辺の関係といい川辺が優秀すぎる。
サンフレッチェに貸してあげたい。
更に櫻内のミドルが入るとあとはジュビロが試合を落ち着けて難なく勝利。

アルビレックスはどこから手を付けていいのか正直わからない。
カウンター志向はいいとしてもそもそも耐えきれないのが。

アルディージャとヴァンフォーレは見てないので割愛。
結局日曜出勤であまり見れなかったんだよね…

一先ず前半戦終了。
勝ち 鳥栖(H) 横浜(H) 鹿島(A) 川崎(H) 広島(H) 大宮(H) 神戸(A) 新潟(H) 仙台(A) 東京(H)
分け 磐田(H) 札幌(A) G大阪(H) 甲府(A) 清水(H)
負け 浦和(A) 柏(A)

10勝5分2敗 勝ち点35
正直言って出来過ぎではあるものの、チームが固まらない序盤に落とした勝ち点を考えればこれ以上を狙えるチーム状況ではある。
当初の目標であった一桁順位は悠々と達成できるだろう。
ここのボーダーは勝ち点50辺り。
清武は負傷しているが元々稼働率が高くないこともあり、水沼関口が十分にスタメンを張れる能力もある為大幅な戦力ダウンにはならずに済んでいる。
ジンヒョンや山下等、スタメンクラスの離脱も上手くカバーし、ルヴァンカップも勝ち残る等正直経験がないほど順調に来た印象。

控えには関口を筆頭に走れる駒が揃っている。
スタメンも運動量は多く前半戦を見る限り基本的に走り勝っている。
夏場走れなくなる心配はそれほど必要なさそう。

内容的にハードだったのは浦和、柏、神戸、仙台辺りか。
チームが固まっていない状態だった開幕3試合目まではともかくそれ以降は基本的に試合はコントロール出来ていたと感じる。
ただし、柏・神戸・仙台については時間帯によって押し込まれるシーンも。
無得点の試合は開幕の磐田と柏の2つ。
無失点試合は7試合。

この辺りで無失点試合をもう少し増やしたい。
試合数以下の失点は上出来ではあるが。

去年は何だったんだろうなぁ本当に…。

前半のMVPはソウザ。
杉本山村やヨニッチも捨てがたいがピッチの広い範囲をカバーし、対人の強さを発揮した赤毛のブラジル人がベスト。

ルヴァン杯プレーオフと天皇杯は恐らく完全ターンオーバーだろう。控え組もアピールのチャンスでありモチベーション高くプレーしてくれている。
浦和側の都合によりダービー前に突っ込まれた22節が厄介だが、スタメンクラスの日程だけで言えば週1ペースを維持という感じ。

あとは未定試合の日程を早く下さい。