J1も第10節。全体の状況が見えてくる頃かなと。

ゴールデンウィークの終盤に入った頃合わせてきた様に、3連勝と波に乗る柏との通称餅ダービー(Jリーグ同期会)
こちらも公式戦では浦和戦の1敗のみと好調を維持した状態での日立台の試合。

序盤からプレスが速いレイソル。セレッソも速い方ではあるが更に速い。
足元はこっちの方が少し上手いかな。

正直あまりお付き合いして欲しくない。
メリハリをつけるから90分維持出来るんであって、若いレイソルのテンポに合わせたら終盤が厳しい。

しかし、日立台の硬めかつ凸凹のあるピッチでお互いにボールが落ちつかない。
イージーミスが普段より多く、ホームのレイソル側ですらミドルパスのバウンドが合わないシーンが散見される。

ここが正直1つポイントだったと思う。
プレス回避が出来ない。
普段なら気にならないようなパス回しが球足が速く、またバウンドが大きくなるシーンが目立ち消耗の激しい試合だなと。

レイソルは大谷がよく効いていた。
両ボランチ、特にソウザがやり辛そうにプレーをする中で甘いパスを次々と拾って攻撃に繋げていた。

それでも大きなピンチはなく前半が終了。
終了間際のチャンスは杉本のシュートコースが甘い。

また気になったのは山下のところ。
ビルドアップ下手だから狙いどころになってるのが1つ。
不用意にポジションを空けるのが1つ。

これに関しては木本を見てからずっと感じていることだが、落ち着きと足元の技術が違いすぎるのがなぁ…。

ヨニッチがクリスティアーノと潰しあってる状態でとてもフォローに入れないので普段よりも危険度は格段に高かった。

後半も入りの流れは変わらず。
しかし12分、唐突に丸橋のクリアボールがクリスティアーノに跳ね返り失点。

丸橋を責める気にはならないかなぁ。
クリアが相手に当たるシーン自体はよくある上に、あんなに勢いよくゴールに跳ね返ることなんて殆どないわけで。
ただ、試合としては致命的ではあった。

枠内に殆どシュートを打たれることもなく、失点したことはこの後のプランを大きく狂わせた。
状況的には大阪ダービーに近い状態だが、両サイドバックや両ボランチに対する負荷があの試合の比じゃなかったこと。
それから、レイソルは既にクローズの手順がハッキリしていること。

ディエゴ→細貝→鎌田とまさにプラン通りをきっちりやられることになるわけだが、ここまで勝ちパターンのハッキリした相手にビハインドを負うことも無かった為、非常に大きな失点だった。

ディエゴが入りクリスティアーノと2ヶ所で起点を作り始めると、奪い所が難しく2ndボールの回収率が一気に落ちた。
ここで関口と木本を投入。
2ndを拾えなくなったことで前ではなくワイドで起点を1つ作ること。
また、左に入ったクリスティアーノのフォローを考えても関口の投入は妥当。

ソウザは相手の戦術、ピッチコンディションの両面で90分持たないだろうという意味で木本への交代も正解。
プレーに落ち着きがあり、高さも損なわない意味でも妥当な交代と言える。

実際交代した両名のパフォーマンスはチームにはプラスだった。
この後レイソルは細貝が入る。

守備の芽を摘んでは最終ラインに戻していて本当にビハインド時の相手としては嫌な選手だなぁと。(褒め言葉)

終盤松田→田中にして3バックに変更。
パワープレーに入る。
レイソルは鎌田を入れて受ける。

杉本のファールのシーン、清武のシュートのシーン。
惜しい場面はいくつか出来たが、そのままタイムアップ。

3/4以来2ヶ月振りの公式戦敗戦。
レイソルは堅かったが、最終局面での詰めの甘さが敗因だろう。

水曜日のルヴァンカップは面子総入れ替えだろうし、週末のサンフレッチェ戦と合わせてホームでの連戦。
その次の週は週中の試合も無い。

今日の試合は足腰へ負荷のかかる試合だったと思うので回復に努めて欲しい。

GW周り7連戦は5試合を消化して2勝2分1敗。
なんとか残り2つ勝ちたいところ。



余談
今日は10節消化したリーグ戦の話。
10試合消化して4勝4分2敗。
一桁順位を目指すと言って始まった今年のシーズンここまでは大体丁度目標ぐらいの結果。

未消化のヴィッセル・ジュビロ・マリノスの結果次第では10位までは落ちる可能性がある。
(流石にベガルタが得失点差11を引っ繰り返すのは現実的ではない)

残る上位陣との試合はFC東京とヴィッセル戦のみ。
ここからは下位相手に勝ち切れるかどうかの試合が増えてくる。

実際甲府、札幌のアウェー2試合は共にドロー。
内容で上回っていただけに、ブロックを敷いて固めてくるであろう下位相手の戦いは一筋縄じゃないだろう。

交代でちょくちょく怪我人は出ているが大きな影響もなくユンジョンファンのマネージメントは今のところ大満足。
最も結果を出したレヴィーですら毎年開幕からの10試合は調整と言いきる指揮官だったわけで。

去年の惨状からよくもまあチームを整えたものだ。

今日の試合では敗因を作ってしまった丸橋だが、去年の出来とは比較にならないプレーを今季は見せているし、右の松田に関しても同様だと思う。
ソウザ山口のポジションも大きく改善された。
前線も試合を追うごとに崩す動きが戻ってきたと感じる。

今季は残留争いに怯えることはないかなと。