J1リーグは木曜日、いよいよシーズン最終節を迎えました。

年間勝ち点1位に川崎を振り切った浦和が輝きました。
また、例年通りそれ以上に盛り上がりを見せていたJ1残留争いは闘莉王復帰で残留へ望みを繋いでいた名古屋が残念ながら湘南の前に力尽きクラブ史上初のJ2降格となりました。

そのJ2では、逃げる札幌、松本の背中を清水が爆発的な攻撃陣を持って追撃中。自動昇格争いも後3試合どのチームも最後まで落とせない展開になってきました。
また、J2の残留争いも群馬、山形、北九州、金沢、岐阜とまだまだひっくり返る可能性を残し、J3では栃木と大分が優勝争いの真っ只中。

Jリーグはいよいよ終盤、正念場といった様相です。

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■大混戦はJリーグだけじゃない!JFLも大混戦!
まずはこの画像を見てほしい。
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※JFL公式HPより
これは第13節終了時点での年間通算順位である。
ご覧頂けるように、1位~6位まで大混戦の中アスルクラロ沼津は戦っている。

以前、ブログ内でも紹介させて頂いたが、J3への昇格条件にJFL4位以内という条件がある。
サポーターの方のこの手書きの看板通り『毎試合が天王山』なのである。

■決戦はトリック・オア・トリート
そんな一戦必勝の試合を前にも、スタジアムを楽しめるのがアスルクラロ沼津の、そして日本のスポーツ観戦の良さである。
この日は10/30。世の中はハロウィンで盛り上がっている。勿論それは沼津サポーターとて例外ではない。
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この日は皆でコスプレをしてミニパレード。子供たちが楽しそうでした。
「トリック・オア・トリート」と声をかけるとお菓子が貰えたようで、 集まる集まる。
途中、この日ベンチ入りしていなかった選手たちが物販のテントでグッズや運営の手伝いをしているのですが 、そこでも選手に「トリック・オア・トリート」とやっていて微笑ましかったです。
右にいる緑色の得体の知れない生き物は沼津市非公認ゆるキャラの「ヌマちゃん」 なんとユーチューバー
※一部顔が映ってしまっているお子さんにはスタンプを貼らせていただきました。 

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みんな大好きアスルドダックさん。
富士山はんぺんというお店で買物をしていた時に練り歩いていらっしゃったので写真を取らせていただきました。ポーズも決めて頂き感謝。
この後、メインスタンドも仮装軍団が練り歩き、見に来ていた一般のお客さんにもお菓子を配ったりしたようです。

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この日も屋台が凄い!

昨年の【you@あず】『縁』 8,337人が足を運んだ、アスルクラロ沼津vs首位ソニー仙台【JFL】

この時も威勢の良いおねぇさんがお客さんの呼び込みをやってましたが、この日も出店されていた餃子のお店の店員さんが「美味しかった!」と言ってる子供と何とも心温まるやりとりが見られました。

サッカーの試合も大事ですが、サポーターが主体となって行ったハロウィンのイベントや、こういった屋台での賑わいや楽しさは「あそこに行けば何か面白い事をやってる、楽しい事が待ってる」といった来たお客さんへの満足や期待に繋がって大事な事だなと改めて思いました。

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今日も回る肉!

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 清水エスパルスの試合でもお馴染みのあの店!

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 富士山はんぺんは、その場でフライヤーで揚げてくれる。これはイワシ風味(他にも色々ありました。)

■ヴァンラーレ八戸、市川大祐選手出場

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この日嬉しいサプライズが一つあった
長年、清水エスパルスで活躍した市川大祐選手がヴァンラーレ八戸の選手として先発出場した事だ。

先週に現役引退を表明。彼にとって現役生活最後の静岡凱旋に立ち会えたのは、アスルクラロ沼津と共に清水を応援する自分にとっては嬉しいサプライズだった。

実際、記事にはしていないが富士開催でのvs東京武蔵野FCとの試合、そしてさらにHondaFCの試合と、沼津の試合には磐田、清水のサポーターであろうサッカーファンが数多く駆けつけている。(駐車場で両クラブのマグネットリボンを付けた車をよく見かける)
この日もヴァンラーレサポーターの所にはオレンジ色の市川選手の横断幕(これは八戸サポーターの方の物かもしれないので詳細は不明) 、更にメインスタンドでは市川選手のゲーフラを掲げる方がいらっしゃった。

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最近はどうも沼津の試合ではメインスタンドが性に合わなくなってきた。この日もバックスタンドへ移動。
とりわけ熱心に声を張り上げ応援するといったスタイルで試合を見るわけではないのだが、ここら辺から眺めているのが最近は落ち着く。

途中、友人と合流。彼は普段J1の試合を見ていて、自身もサッカーを競技としてする人間なのだが
「今の遅かったな」とか「そこでパス出ないのか」とか
何となくだが、そういえば自分も初めてJFLを観戦した時に全く同じ感想を持ったな。と思いだした。 

 ■試合は1点で決まる。
試合に関しては、沼津が左サイドバック辺りから右へ対角へ長いボールを送る事が有効だった。
恐らく今まで見た中で、右サイドの尾崎選手が長い距離を走る回数が一番多かったのではないだろうか?
2度程、最終ラインのボールを掻っ攫われてピンチを招いたが失点に繋がらず助かった。
中々得点を奪えなかった沼津であったが、左から上がったボールを9番中村亮太選手が決め待望の先制点。
この後も危なげなく試合を進め勝ち点3を掴んだ。

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