先週、
【ポンチョビ】 オルカ鴨川FCの試合を初めて見に行きました。
という記事を上げてから数日が経ちました。

そして、9月4日、チャレンジリーグ順位決定戦第2節が行われました。

大和シルフィード VS オルカ鴨川FC (大和ゆとりの森)
~なでしこチャレンジリーグ順位決定戦 第二節~



藤沢市の湘南台という隣町に住んでいる私の家から車で10分足らずです。
この、超近場とも言える場所での試合観戦というのがなかなかなかったので、結構新鮮でした。
(たぶん、今回来ていたオルカ寄りの人間では最も家が近いんじゃないだろうか?)


まあ、知っている人は知ってると思いますけど、神奈川県大和市という自治体は、女子サッカーに対する理解が深い街でして、自治体のホームページにも女子サッカーに関する情報が記載されており、女子サッカー絡みのイベントを何度も行ってきている実績があるそうです。
女子サッカーのまち大和
有名どころでは、川澄さんだったり上尾野辺さんなどが大和市で育っていった選手だったりします。
(その影響もあってなのか、湘南台の飲食店にもなでしこ選手のサインが掲示してあるお店が結構あったりします。)


スタジアムに来てまず思ったのが、芝の状態が非常に良さそうだということ。
(ちなみに試合終了後に近くのコーナー付近の写真を撮りました・・・。)

メインスタンドにはオルカ側に1ブロックのみ与えられておりまして、そこはほぼ満員に。
私はスタンドの最上段にいたのですが、傾斜はほぼ無いに等しく、遠いサイドの位置関係の把握は難しい部分があります。
ただ、トラックがなく、ピッチとの距離は非常に近いのでその点での面白さはあります。


暑かったですね。というか日差しがキツかったです。
首元とか足とか結構日焼けしております。
真昼間の試合でしたので、ペース配分、プレスの強度設定などはかなり難しい感じになるだろうなと思っておりました。


スタメンです。

(リザーブの河邉さんの漢字変換を間違えております。大変申し訳ございません)

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図解するとこんな感じです。
先週のバニーズ戦は左サイドバックに石井さんが入っておりましたが、今回は村岡さんが抜擢されておりました。
前半は、その左サイドで展開されることが多くなります。


ハーフタイムにツイートした文章です。
ちなみに、村岡さんはフル出場でした^^;凄い!
シルフィードのシステムは基本4-4-2のように見えたのですが、右サイドハーフが結構高い位置を取ることが多く、時折3TOP?と見間違えたくなるくらい、オルカの左サイド側から攻撃を仕掛けてきます。

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この右サイド松山さんが本当に高い位置をとるんですよ。
GKからのゴールキックだったりパントキックもほとんど松山さんを狙って蹴ってきます。
当然、左SBの村岡さん、CBの柴田さん、また一列前にいる左SHの佐藤さんはこの対応に追われ続けることになります。結構キツかったと思います。
おそらく、「オルカの左サイドを狙う」というものではなく、この「右サイドからの崩し」がシルフィードの特徴の一つなのかなとこの試合を見る限りは思いました。
もしかすると、オルカが左サイドバックを弄ってきたのは、この特徴に相対するためのもの?その辺りは流石に2試合見たくらいじゃ分かりません。

バニーズ戦では苦しんていた中盤のプレスに関してですが、
中盤の圧縮具合は、それほどでもなかったかなと思います。
先ほども書きましたが、今回の気温状況であれば中盤での厳しいプレスを長時間続けていくことは、難しいだろうなと思いました。
そんな状況を利用してなのか、オルカのボール回しはバニーズ戦のそれよりもスムーズに展開できており、ボランチの松長朋、永木が前を向いてボールを保持できる回数も結構あったように思います。
しかし、ピッチに水を撒いているわけではないので、ボールの走りが若干悪く、中々スピード感のある展開になりきらないケースが多く、決定機の創出まではたどり着けないパターンが多かったです。
ツイートしてますが、何とも惜しいなと。
また、シルフィードの守り方に関しても、最終ラインの裏抜けに対する警戒心は高めに設定しているように見受けられました。その辺りも決定機を中々作りきれなかった要因の一つかなと思います。

そんなこんなで、前半は0-0。

それでも、基本的に試合の流れを握っていたのはオルカ側であり、焦る必要は微塵もないなという前半ではありました。
逆に、勝ち抜けのためには是が非でも勝ち点3を取っておきたいシルフィードの方が、焦りが出てくる可能性があるよなという展開ではありました。


後半に入っても基本的にオルカが支配する流れは変わりませんでした。

そして・・・。


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まあ、雑に表記するとこんな感じです。
平野さんがファーの位置からニアサイドに向かって走り込み、クロスに合わせる動きを展開。
当然、マークしているDFもGKもその動きに注意を払うわけです。
そこに出てくる村岡さんからの斜めのクロス。(あれ、狙いはクロスだったと思うんだけど、もしゴールを狙ってたなら凄い)
平野さんは触れませんでしたが、逆にそれがGKを惑わせることにもつながり、そのままゴールへ。
単純に縦に入るのではなく、斜めに入ること(ボールも人も)で相手の処理を難しくさせる効果もあるわけで。

この試合に限らずですけど、サイドの位置から斜めの形で入るボールは、結構効果的だなという印象を持ちました。
深い位置まで切り込んで上げて行くのも大事ですが、どんどん早い段階で中央へ送り込んでしまうというのもやり方としてはありなのかな~とも思っていたりしなかったり・・・。

特に、平野選手のようなスピードを持った選手もおりますので、GKとDFの間にバンバンボールを供給して競争させちゃうのもプランの一つとしてはアリなのかな~と。少なくとも縦関係でのよーいドンだと通用するチームは限られちゃうので、よーいドンするにしても走らせ方の工夫はしていきたいねと。


後半途中にアナウンスがありました。
まあ、半数近くはオルカサポーターだったように思います。

追加点が取れる流れではあったと思います。
ただ、後半に4人の選手交代を行ったシルフィードと2人しか行わなかったオルカ。確かに、いい流れではあっただけに必要以上のテコ入れは避けたいという意向もあったかと思いますが、この暑さで交代枠を残す必要性があったのかは個人的な疑問。
シルフィードのスタメンは足がだいぶ止まっておりましたが、交代選手がそれを補おうと奮闘。
後半のラストには少しドキッとするような場面もありました。


バックスタンドというか芝生席ですけど、試合前からず~っと下部組織の子達と思われる方々が声出して応援し続けてたんですよね。
いや、この暑さで中々できることじゃないですよ。
変にカッコつけたツイートしたかったわけじゃなく、本当に凄いと思ってみてましたよ。

で、実際試合の方での個人的なMVPですが、ゴールを決めた村岡さんも選びたかったですが、やはりDFの柴田さんかなと私は思いました。
(実は、自分と同い年です^^;)
シルフィードが結構長いボールも使ってくる中で、一つ一つミスなく処理し続けており、尚且つ両サイドバックの裏のスペースも必要であればしっかりカバーリングに回る。対人能力の高さも存分に示しており、1対1の局面ではほとんど負けてなかったと思います。
今回の出来は本当に素晴らしかったと思います。


チャレンジリーグ順位決定戦を2連勝でスタートしたオルカ鴨川FC。
2位以上は確定しており、最悪でも入れ替え戦は確約されてる状況ですが、やはりここまで来たら一位で通過したいところ。
来週は、ホームで静岡産業大学磐田ボニータとの試合になります。
なんと、あの松木安太郎氏もゲストで来るとのこと。

どうすっかな~。ここまできたら3試合全部見ちゃうのもありなんだよなと思いつつ、土日両方共サッカー観戦というのもあんまりなんだよな~と。

まあ、時間が合えば行くんじゃないでしょうか。ここまで2試合見たわけですからね。

ちょっと見届けたくなりました。



~おまけ~ (試合と関係はございません)



まあ、恥ずかしいくらいに偉そうなことを書いております。
(そもそもお前できんのか?という声が聞こえてきます)
ただ、これを記事で取り上げたのは、その技術の話ではありません。

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青が選手で、黄色がコーチです。
右、左に一人ずつ配置しており交互にクロスが挙げられてきます。
選手はそれに合わせるために走り込んできてダイレクトで叩き込む練習。
ボールの種類は蹴り分けを行っており、それに対応する判断の早さも求められる練習になります。
ただ、出来ればサイドからの配球ポイントを両サイド共に1箇所ないし2箇所ずつくらい増やしてボールを入れられたら面白いんじゃないかなと、素人ながら勝手に思っておりました。

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まあ、クロスを蹴る人間はコーチに限定する必要はなく、サイドを主戦場とした選手に任せてもいい訳です。
斜め後ろから入ってくるボールを合わせるのって難しいですよね。
だからこそ、プレッシャーのない状態で、アーリークロスに合わせる感覚、タイミングを研ぎ澄ませておく必要はあるのかなと思ったり。


~最後にもう一つだけおまけ~

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これ、オルカ鴨川がやる試合前の円陣なんですが、彼女たちは完全な円を作らないみたいなんです。
この円陣に加わりたくても加われない人、控え選手だったり、スタンドにいる選手だったり、サポーターだったり。。。
(実際、右端の選手は右腕をバックスタンドに伸ばしており、その先には応援団がいるわけです)

直接取材して確認したわけでもないですが、「全員で戦うんだ」という強い意思をこの円陣から私は感じましたし、とても暖かくて良い円陣だなと思いました。
どこかほかのチームで前例があって取り入れたものなのか、彼女たちが考えて始めたものなのか分かりませんが、ぜひ続けて欲しい慣習だなと思いました。

前回の、バニーズ戦の記事に入れたかったのですが、写真を撮り忘れてしまっていたので、今回は紹介いたします。


ではでは、また今度

ポンチョビ