前回の投稿から二ヶ月以上たってしまった。そろそろ更新がないと家賃の取り立てとか追い出しとかが怖くなってきたのでフラっと遊びに行ったJ3のことでも書いてみることにする。



2014年4月20日(日)
明治安田生命J3リーグ第7節
SC相模原vs藤枝MYFC




布団にしっかりとリトリートしていた日曜の朝、前々から行きたかったJ3の日程がふと気になり調べる。13:00から相模原のホームゲームがある事を知り、時計を見ると10:30。よし、速攻だ!と、愛するチームがやられたら一番困る堅守速攻スタイルを用いて相模原ギオンスタジアムへ向かうことにした。



相模原ギオンスタジアムへのアクセスは公式HP内にまとめてあるページ(http://www.sc-sagamihara.com/wp/archives/17294)があるが、最寄りの原当麻駅まで電車で行くことはあまりおすすめできない。名前だけでローカル線だと判断できるJR相模線は運行本数が少なく、さらに駅からスタジアム徒歩20分かかる。
JR横浜線に乗るのが楽な方は古淵駅か相模原駅からバスで、小田急線が楽なら相模大野駅からバスで行けばいいのではないかと思われる。
また、車で行く際は三人以上で相乗りしていくと先着100台は駐車場が無料になるサービスもあるので覚えておいて損はないだろう。

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ということでスタジアム到着。



スタジアムグルメでは一番人が並んでいたケバブとその場で生地を伸ばすところからやっていた手作りピザを購入。
ケバブは並んでいた割に何か特別美味しいわけでも安いわけでもなかった(決してまずいわけでも高いわけでもないが)。
それに対してピザは美味しかった。普段からシンプルなマルゲリータなのだが、この日は店主がうっかりバジルを忘れてきてしまいシンプルさに更に磨きがかかったものであったが、その分価格を安くしていたので直径30cmほどのピザのクォーターカットがなんと300円であった。

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(ピザの写真を撮り忘れたので”普通の”ケバブの写真)



スタジアムの周囲を歩いていると、とにかく東京Vからレンタル移籍中の高原を推していたのが目に入った。
スタジアム以外でも相模原市内では高原が大きく写ったポスターがところどころに張ってあり、またこの日は高原デビューキャンペーンとして中学生以下の子供はバックスタンド入場無料。高原から直接サインを入れてもらえるユニフォーム付きメインスタンド入場券は、彼の背番号31にちなんで31000円というちょっとアグレッシブな価格設定。
一年間のレンタル期間が終わったらどうなるのかは分からないが、広告価値も高く戦力としてもリーグトップレベルのストライカーなので、このチームの宝として大事にして欲しい。 



試合はその高原のゴールで50分に先制する。右サイドからグラウンダーでファーまで抜けてきたところを落ち着いてワントラップしてから流し込んだ。
しかし10分後の60分、相模原MF三幸のあまりにも雑なパスミスを藤枝MF谷尾が奪ってそのままゴールまで一直線、同点とする。
決勝点は85分の相模原。MF菅野からFW高原を経由してのパスに抜けだしたMF曽我部のクロスが相手のオウンゴールを誘発。3000人を超す観客の前、2-1でホーム三連勝を飾った。



相模原のフォーメーションは4-4-2。4-4のタイトなブロックで奪いきり、サイドハーフの曽我部と菅野がボールを持った時にはスピードのあるドリブルや精度の高いパスがあり、そのタイミングで中央ではFW2枚と逆サイドハーフ、更にボランチを1枚プラスした4人が一気に突っ込んでいく攻撃に迫力があった。特に7番の菅野は面白かった。



ここで細かいスタッツはこちら~と誘導しようと思ったのだが、相模原の公式HPの試合結果のページには数枚の写真とほんの僅かな情報しか載っていなかった…
キャプチャ
写真以外の情報はこれと対戦相手チーム名とトータルスコアだけ。そもそも結果は2-1だったのに得点者として名前があるのは先制点の高原だけ。
政令指定都市にきれいなスタジアムがあってスタープレイヤーもいるのだから観客を呼ぶポテンシャルは十分にある筈。だからこそ、この残念な点に目がいった。ついに出来た『おらが街のJクラブ』にはこれからも注目していきたい。

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試合後には選手とハイタッチも出来る。やはりここでも高原への注目度はすごい。


最後に公式のハイライト動画は埋め込めないようなのでURLだけ貼っておくことにする。
https://www.youtube.com/watch?v=g9rGCO55T5Q