皆さんこんばんは。
熱き情熱と魂で日本を駆ける漢、夜磐です。

あけましておめでとうございます!

はい、というわけでですね、年が明けまして、
2016年を迎えました。
今年もこうしてFBMで執筆ができるというのは
幸せなことですねぇ。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、本日は元日でしたけれども、
お馴染みの天皇杯決勝が行われまして、
ガンバ大阪が浦和レッズを 2-1 で下し
見事連覇を成し遂げました。
ガンバ大阪の皆様、心よりお祝い申し上げます。

日付は2016年の元日ではございますが、
この試合は 2015 シーズンの最終試合に位置づけられています。
ということで、名実共に 2015シーズンが本日終了したことになります。
なので、ここで一つ、昨年見に行った試合の総決算を
してみようと思います。
冗長になりますが、お付き合いよろしくお願いします。

さーて、この記事を読んでいる方が見に行ったのと
同じ試合はあるかな?



1月3日
第93回全国高等学校サッカー選手権 3回戦
@ニッパツ三ツ沢球技場

第一試合 静岡学園(静岡) 3-0 東福岡(福岡)
共に高校サッカー界で数多くの実績を持つ名門同士の対決。
緑のシズガクvs赤のヒガシという鮮やかなコントラストがピッチ上に描き出された。
どちらも譲らない我慢比べの試合となったが、後半半ばに静岡学園が
セットプレーから先制すると、その後同点に追いつこうと重心を前掛かりにした
東福岡に対して静岡学園がカウンターを仕掛け2得点を追加。
3-0で静岡学園が勝利した。スコアは差がついたが一進一退の素晴らしい試合で、
両チームに内容ほどの差はなかったように思う。
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第二試合 日大藤沢(神奈川) 3-0 開志学園JSC(新潟)
名門対決となった第一試合から一転、第二試合は新興勢力同士が激突。
地元・日大藤沢が前半のうちに3得点を挙げ、その後のJSCの反撃を完封した。
日大藤沢は余裕のある試合運びを披露しており、後半は意図的にペースダウン
していたように見えた。第一試合と同じスコアでもこの試合は
対戦したチームの間に少し力の差があったのかもしれない。
JSC は完成度の高さこそ披露したが、いかんせん相手が悪かった。
日大藤沢は続く準々決勝で静岡学園を下し、同校史上初のベスト4進出を果たしている。
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2月28日
FUJI XEROX SUPER CUP 2015
ガンバ大阪 2-0 浦和レッズ
@日産スタジアム
毎年おなじみ、Jリーグ開幕の号砲を鳴らすゼロックススーパーカップ。
昨年三冠を獲得した絶対王者ガンバが、完封で浦和を下した。
非サカオタの友達とくっちゃべりながら見ていたので、
試合内容はあんまり覚えていないが、宇佐美はやはり別格だった。
スタジアム前の広場で「全国のJクラブのご当地グルメが集合!」的な
企画をやっていたのだが、静岡おでんの屋台に磐田の旗が
立っていたのを見て腰を抜かした。静岡おでんはどっちかっていうと
清水の方のような・・・。しかも思いっきり旗が立ってんのに
静岡おでんは売り切れていた。
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4月5日
J2 第6節
横浜FC 2-3 ジュビロ磐田
@ニッパツ三ツ沢球技場
今季の磐田初観戦。雨の三ツ沢で2点差をひっくり返す大逆転勝利を収めた。
かなり劇的な勝利だったのだが、世間の注目は勝利を収めた磐田ではなく
この試合で先制ゴールを決めJ最年長得点記録を更新した三浦カズに集中。
磐田の失点シーンがお茶の間に繰り返しお届けされるという悲劇が発生した。
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4月18日
J1 1stステージ 第6節
FC東京 1-2 サンフレッチェ広島
@味の素スタジアム
元磐田の前田遼一を見に味スタへ。前田がスタメンじゃなかったのでズッコケた。
試合は、FC東京が開始直後に先制するも広島がすぐに同点に追いつき、
試合終盤に逆転ゴールを奪って広島が勝利。噂の浅野君は本当に凄かった。
ちなみに前田は残り10分で途中出場したが、大した仕事はできず。
電柱役にされていて、他のチームだとこんな扱いになるのかとちょっと凹んだ。
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4月26日
J2 第9節

ジェフ千葉 0-2 ジュビロ磐田
@フクダ電子アリーナ
昇格を争うライバル千葉との直接対決。内容では一方的にボコられながらも
ジェイの得点力とカミンスキーの守備力にモノを言わせて勝点3をもぎ取った。
ジェフのゴール裏に「ロマンティック2015」という弾幕が張られていたのだが、
あれにはいったいどんな意味が込められていたのだろうか。
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5月5日
AFC アジアチャンピオンズリーグ2015
グループステージ 第6節

鹿島アントラーズ 2-3 FCソウル
@カシマサッカースタジアム
11年ぶりのACL観戦はよもやの鹿島。
勝てば次ラウンド進出というわかりやすい条件で迎えたグループステージ最終節。
3年ぶりに訪れたカシマスタジアムにてやや鹿島寄りの信条で試合を見ていたが、
鹿島は先制ゴール虚しくソウルに競り負け敗退。なんとも残念な結果となった。
試合後、ブチ切れた鹿島ファンが、スタンドからスタジアム内部に突入しようとして
警備員に止められているシーンに遭遇。
行為の是非はさておきとして、いつか我々磐田もACLのグループステージ敗退に対して
殴りこみたくなるくらいの怒りを感じてみたいと思った。
もつ煮は相変わらず滅茶苦茶美味しかった。
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5月17日
J2 第14節
大宮アルディージャ 1-1 ジュビロ磐田
@NACK5スタジアム
序盤を争う大一番。千葉戦に続き、一方的にボコボコにされた。
圧倒的に押されながらもセットプレーからジェイが先制点を叩き込み、
サポーターは千葉戦の再来を大いに期待したが、今季を首位で終えることになる
大宮はそこまで甘くはなく、きっちりと同点に追い付いてきた。
さらに終了間際には大宮にPKを献上し敗北寸前まで追い詰められたが、
このPKをカミンスキーが止めチームを救済。ギリギリで勝点1を獲得した。
「カモーン!」と叫んでPKを止めたカミンスキーがカッコ良すぎた。
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6月28日
J3 第18節

町田ゼルビア 2-1 横浜スポーツカルチャークラブ(Y.S.C.C)
@町田市陸上競技場
初めてのJ3観戦は、町田で行われた横浜線ダービー。
序盤からチームとしての完成度で上回る町田がYSCCを攻めたて、
後半に先制。しかしその後追加点を奪えずにいると、
YSCCにワンチャンスをモノにされて同点に追いつかれた。
うわー町田やっちゃったな~と思っていたのだが、
同点ゴールの直後に今度は町田が勝ち越し点をゲット。
もっと早く決めてたら楽に終わってたのに、というのは言ってはいけない。
競り勝った町田が貴重な勝点3を手にした。
ちなみに、この試合では夜磐にしては珍しく一人でスタグルを食した。
名物と名高い角煮カレーだ。本当に美味しかったので、
皆様も町田市陸にくることがあったらぜひどうぞ。
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7月18日
J2 第24節
ジュビロ磐田 1-0 ジェフ千葉
@ヤマハスタジアム

前期終了時点でやや調子を落とした磐田と、後期に向け復調を狙う千葉の、
今季二度目の直接対決。この時点で自動昇格圏争いから脱落しかけていた千葉は、
自動昇格を狙うためにはこの試合には絶対に勝たなければいけなかったが、
GKがジャンプして伸ばした手のさらに上から叩き込むというジェイの驚愕の
天空ヘッドの餌食となり敗北。再びジェイの前に撃沈した。
この試合で敗れた千葉はその後ズルズルと調子を落とし、最終的には
自動昇格圏どころかプレーオフ圏からも脱落。
千葉を沈めたという点では、磐田にとってはターニングポイントとなる試合だった。
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7月25日
J1 2ndステージ 第4節
川崎フロンターレ 3-2 清水エスパルス
@等々力陸上競技場

悲劇的な弱さとまで揶揄されていた清水の様子を伺に等々力へ。
実はメインスタンドが新築された等々力には初入場だった。
序盤に川崎が先制し、このまま川崎がボコっちゃうのかなぁと
思っていたのだが、清水の怪物FWウタカが2得点を叩き込み、
なんと前半のうちに清水が逆転。
なんだよ清水強いじゃん、と思った。思ったのだが・・・。
後半に川崎が怒涛の反撃で清水の守備陣を木端微塵に粉砕、
悠々と2得点を奪い再逆転してしまった。
逆転に次ぐ逆転で、スタンドの温度も最高潮。面白い試合だった。
てっきり清水は完全に崩壊しているのかと思ったが決してそうではなく、
一応組織としてのまとまりは維持していた。一時とはいえ川崎相手に
逆転したことは胸を張ってよい。ただ、せっかくラインをあげてコンパクトに
しているのにバイタルエリアでボールを持っている相手に
まったくアプローチをかけないとか、徹底的に狙われボロボロにされていた
右サイドバックの枝村を放置したりとか、不条理な事象も散見され、
壊れてはないけどうまくもいかんよなぁという印象を受けた。
それでも磐田よりは強いけど。
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8月29日
J1 2ndステージ 第9節
川崎フロンターレ 1-3 鹿島アントラーズ
@等々力陸上競技場

川崎-清水戦の翌月、再び等々力へ。
今度は新しくなったスタンドから観戦した。
鹿島は監督が交代して以降連勝しており、この試合でも好調を維持。
3得点を叩き込み、敵地で川崎を撃破した。
鹿島はセレーゾ前監督の時から動きが格段に良くなっており、
あの鹿島でも良くない監督の元では動きも悪くなるんだなぁと
不思議な感覚を覚えた。
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9月20日
J2 第32節
ジュビロ磐田 0-0 愛媛FC
@ヤマハスタジアム

攻める磐田と守る愛媛という構図で、愛媛に作戦を遂行されスコアレスドロー。
プレーオフ進出を争っていた愛媛は、勝点3の必要度の点では磐田と同等だったと
思うのだが、それでも引き分けでオッケーというポリシーの元、守りきられてしまった。
この試合の愛媛の守備の完成度は見事の一言。
選手単体の能力はもちろんのこと組織力も高く、J1並の守備だった。
なので、後のプレーオフでは実は密かに愛媛推しだった。
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10月3日
JFL 2ndステージ 第10節

アスルクラロ沼津 1-2 ソニー仙台
@愛鷹広域公園多目的競技場

ゴン中山現役復帰の報を受け、沼津の試合に緊急参戦。
沼津の試合を見るのも、ソニー仙台の試合を見るのも、愛鷹に行くのも初という
初めて尽くしの遠征となった。ベンチ入りの可能性もあったゴン中山だったが、
結果的にベンチには入らず、試合前のあいさつと試合前のトレーニングのみ登場した。
それでもゴン効果は抜群で、スタンドには今季のJFL最多の8000人が来場。
JFLとは思えない異様な盛り上がりの中で試合が始まった。
押し気味に試合を進めていたのはソニー仙台だったが、耐えていた沼津が
後半に一瞬の隙を突いて先制。サポーターと共に歓喜に沸いた。
しかしJFL開幕当初からJFLに所属し続けている経験豊富な名門ソニー仙台は
慌てることなく反撃を開始。後半半ばに同点に追いつくと、
後半ロスタイムにラストプレーで逆転ゴールをゲット。
劇的な展開で、ソニー仙台が沼津を下した。
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10月3日
J1 2ndステージ 第13節
ヴァンフォーレ甲府 0-0 アルビレックス新潟
@山梨中銀スタジアム

2年ぶりに訪れた中銀スタで、残留争いの大一番を観戦。
新潟は「磐田の一軍」と呼ばれるほど元磐田勢を多数擁しており、
磐田ファンの自分としては見ているとノスタルジックな気分になる
チームであるが、磐田一軍化した後も何故か試合を見に行っておらず、
それどころか新潟の試合を生で見るのは11年ぶりという有様だった。
ちなみに甲府にはマルキーニョス・パラナがおり、それも驚いた。
試合はお互いに攻め手を欠き、スコアレスドロー。
得点は入らなかったが、互いの狙いと思考が行きかう緊迫した良い試合だった。
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10月10日
J2 第36節
水戸ホーリーホック 1-1 ジュビロ磐田
@ケーズデンキスタジアム

野焼きの煙が充満するケーズデンキスタで水戸と対戦。
前半にセットプレーから先制点を決められ追い詰められるが、
終了間際に小林が同点ゴールを決め、這う這うの体でドローに辿り着く。
この勝点1がなかったら昇格もなかったと思うと、小林のゴールが心底愛おしい。
この試合に限らずだが、今季の小林は勝点に直結する重要なゴールを
決めることが多かった。
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11月1日
J2 第39節
東京ヴェルディ 0-3 ジュビロ磐田
@味の素スタジアム

福岡の猛追を受け続ける中で、磐田が乗り越えた最大の試練。
この時点で既に「負けたら抜かれる」状況にあったのだが、
そんな状態で迎えたこの試合で、前半だけで一人退場+ジェイ交代+
交代枠2枚消化というあまりにも敗戦濃厚な状況に陥る。
この試合の前に福岡が勝利しており、ハーフタイムには誰もが
3位転落を覚悟した。しかし後半、方針を切り替えドン引きカウンターに
徹し始めた磐田の選択が的中。後半だけで3点をブチ込み、
数的不利にも関わらず勝利してしまった。
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11月14日
J2 第41節
ジュビロ磐田 0-0 横浜FC
@ヤマハスタジアム

ホーム最終戦。昇格決定の可能性があるということで多くのサポーターが詰めかけたが、
この試合の前に福岡が勝利したためこの試合での昇格決定の可能性が消滅。
やや弛緩した空気に影響されたのか、恐ろしく見ごたえのない試合になった。
互いにリスクを避け、失点をしないための慎重な試合運びでスコアレスドロー。
唯一、横浜FCのシュートがクロスバーを叩いたシーンのみスタンドが沸いた。
要するに、磐田は塩試合どころか敗北寸前だったということである。
さすがにまずいだろそれは・・・。
ただまぁ磐田を擁護するのであれば、この時点で3位福岡とは残り2試合勝点差2、
得失点差で5点の差があり、この試合に引き分けても最終節で勝利すれば、
福岡が異様な大量得点を記録しない限りは昇格が可能な状況だったということだ。
しかも、最終節に対戦する大分はペケ2。横浜FC相手にリスクをかけて攻めるよりも、
大分相手の方が合理的だというのは判断としては悪くない。
実際、この試合で負けでもしていたら昇格はなかったわけで。
なので、やり方と目論みには納得している、という話だ。
この試合はしょっぱかったけどね(笑)
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12月6日
2015 J1昇格プレーオフ 決勝
セレッソ大阪 1-1 アビスパ福岡
@ヤンマースタジアム長居

J1昇格3枠のうち最後の1枠を懸けたプレーオフの決勝戦。
それぞれ一回戦を勝ち上がってきたC大阪と福岡が対戦した。
前半から互角の戦いを続いていたが、後半にC大阪が玉田のゴールで先制。
J1昇格の権利を掴みかけるが、残り5分で福岡の中村北斗が
ボレーをブチ込み同点。試合はこのまま終了、年間順位で上位に立っていた
福岡が、J1昇格の権利を手にした。
会場について、シーズン下位のC大阪の本拠地である長居が会場となったことで
福岡サポーターを中心に物議を巻き起こしたが、別にC大阪が汚い手を使った
わけではないにもかからわずまるで悪役のような言われ方をしていたので、
他人事ながら少々気の毒だった。
この試合を以て、J1からJ3を含め2015年のJリーグは全ての日程を消化。
名実共にこの試合でJリーグが閉幕した。
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以上です。
今年の公式戦観戦数は、19試合となりました。
去年が大体7,8試合だったので、1日2試合観戦が2回あることを
差し引いても去年の倍以上行っていたことになります。
去年が少なかったとしても例年だいたい10~15試合なので、
今年は比較的サッカー観戦が多かった年と言えます。
ちなみに一番多かったのは、大学時代に記録した年間23試合です。
また、今年は総観戦数に対する磐田率が、初めて5割を切りました。
磐田関連試合が8、磐田が無関係の試合が11です。
長年サッカー観戦を趣味としていますが、これは初めてのことです。
良い傾向か悪い傾向かは判断しかねますが、
サッカーの試合をたくさん見られて今年は楽しかったですね。


それでは皆様、今年もよろしくお願いします。m(_ _)m