こんにちは。

皆さんは、最近何かと話題のチーム”アスルクラロ沼津”というチームをご存知でしょうか。
アスルクラロ沼津は名前の通り、サッカー王国静岡県の沼津市をホームタウンとするチームです。
現在J3の1つ下のカテゴリであるJFLに所属しており、2014年にはJ3に昇格するチャンスがありましたが、年間順位が8位で終わり昇格が叶いませんでした。
2015年9月、元日本代表FW中山雅史がアスルクラロ沼津で電撃的な現役復帰をすることになり、大きな話題になっています。


そんなアスルクラロ沼津の試合を見に行ってきました。
この日は年間の集客目標をクリアするため、今節は5,000人を集めよう!!という試合でした。


道中、先行したサッカー仲間から「駐車場がヤバイ!!」という連絡が入りました。
沼津で東名高速道路を降りて、愛鷹広域公園に向かうとどんどん山を登っていきます。
『大丈夫か??』
少し不安になりましたが、駐車場の案内看板があり係員に誘導されました。
車を止めて振り返って写真をパシャリ!!

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車すっご!!

ちなみに、先日購入したミラーレス一眼のデビュー戦でもあります。


仲間が購入してくれたチケットを受け取り、入場列に並びました。
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どこもかしこも人があふれていました。
アスルクラロサポーターの「今日すごいわ、、なんだこれ、、、」という反応がとてもリアルでした。

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入場すると選手の顔写真が掲示してありました。
SC相模原のバックスタンドでもこういった掲示が見られます。
とても親切ですよね。

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元SC相模原のFW鈴木。
同じく元SC相模原MF鈴木もいますが、写真は撮り忘れました。

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コンコースにも売店がありました。
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最近、ロック総統、ティガーマスク、全力さんなど多くのサッカークラブで名物サポーターの存在がフューチャーされています。
アスルクラロ沼津には、”アスルドダック”というどこかの千葉県で見たことがあるような風貌のサポーターがいます。
なんという圧倒的存在感でしょうか。

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ソニー仙台側ゴール裏から見たピッチ全体。
山の中らしく景色は非常に牧歌的な様子です。

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愛鷹全体図。

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試合前、スタンドの様子です。
この時は3,000人はいるだろう、、と思っていました。
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アスルプリン、というスイーツを購入しました。
キャラメル味、ブルーベリー味の2種類のソースがありますが、最初の1口はそのまま食べてみてください。
バカうめえから。
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この試合、中山雅史はベンチ入りもせず。
試合前にアスルクラロ沼津への加入挨拶があり、感極まったお隣さんからは「ゴーン!!」の声。
花道を取り囲むカメラマンたちはまるでJ1の試合のようです。

そういえば、武藤フィーバーのときのFC東京もすごかったなぁ。
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記念撮影にもカメラマンが群がっていました。
注目度の高さをうかがわせましたね。
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試合が始まって気がつきましたが、コアサポたちは遙か向こうのバックスタンド側。
メインスタンドには別動隊がいるわけでもなく、多くの一見さんと子どもたちはスティックバルーンを思い思いに振り回していました。
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試合中コアの応援がハッキリ聞こえず、メインスタンドでは点が入らない展開に徐々に飽きはじめる子どもたち。
ピンチやチャンスには声をあげても、多くの時間をロングボールの蹴り込み合いで過ごしてしまったこともあり、もうひとつ盛り上がりがあっても良いかなと思いました。

後半にはメインスタンド、子どもたちが声出しを始め、「アスール、クラロ!!」の大合唱。
周囲の子ども、大人も乗っかりメインスタンドに一体感が生まれ、これぞ生観戦という雰囲気が出来上がりました。


試合はアスルクラロが先制するも、ソニー仙台も追いつきました。
アスルクラロは多くの時間を押し込まれる展開となり、守備への対応で攻撃がままならず、ミスのスポーツらしく”事故”が起きない限り得点を奪うのは難しいように思えました。
DF陣では3番、西村が安定感のあるプレーで奮闘し、途中投入の13番 松尾、28番 鈴木らの活発な動き出しが攻撃に変化を与えようとしていました。
中盤の7番、 鈴木は独特のリズムがあり、ロングボールを蹴りがちな展開の中でショートパスをつなぎ、人と人を繋ごうとしますが、攻撃での手詰まり感からか、結局前線に蹴り込んでしまい、FWがDFを背負っては潰される形になっていました。

SBの5番が上がってくると、攻撃に幅が生まれシュートに持ち込めることが出来ていた印象でしたので、SBがどのように攻撃に関与していくかが整備されれば、攻撃の精度と速度が上がっていくと思いました。

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最終的には1-2で敗戦となりましたが、多くのサポーターは最終盤にあった同点のチャンスに一喜一憂したことと思います。
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28番 FW鈴木選手は他の選手が引き上げていく中も、試合後のサイン攻めにあい、丁寧に受け答えしていました。

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そして、入場者数は驚きの8,337人!!
素晴らしい!!
ゴン中山効果それだけではないだろう。


こないだのSC相模原が2,500人(´・ω・)
相模原には高原、森、元代表選手、代表クラスが2人もいるのにな(´Д`)
沼津市の人口は20万ちょい、相模原市は71万人。
何が違うんだろうね?

沼津市は相模原市に隣接する厚木市とほぼ同じで、相模原はその3倍以上の人口です。
例えあの8,000人の多くがタダ券(あったのかな?わからん)や一見さんであっても、この人数を結果として得たことは素晴らしい成果だと思います。



試合後、関東キー局の取材を受けて改めて中山雅史の存在の大きさを感じました。



すぐ帰宅せず、中銀スタジアムで行われるヴァンフォーレ甲府VSアルビレックス新潟の試合をハシゴするために車を山梨へと走らせました。

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1時間ちょっとで中銀スタジアム付近に到着です。
バックスタンド裏に近い民間の有料駐車場にINして、お腹が減ったので夕飯を探しにいきました。

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イベントブースではマラニョンがサイン会を行っていました。

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気になるスタグルは色々ありましたが、どれも並んでいるようで、めんどくさくなってしまいました。
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仲間が購入したパン、マカロニ、ベーコン、ソーセージの乗ったプレートです。
とってもおいしそうですね。

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中銀スタジアムに来るのは、約2年ぶりです。
その試合では石原がとてつもないビューティフルゴールを決めていた記憶があります。
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試合が近づき、コンコースを歩く人もまばらになってきました。
バックは人が歩くと意外に揺れるます。
今回は指定席を購入しましたが、1人1人のパーソナルスペースがちょっと狭い気がしました。

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コレオが行われました。

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試合は0-0で終了。
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甲府はやれること、やりたいことが一致しており、それ以外に得点への活路を見いだせない様子でした。
一方、新潟はボールを素早く回しながら、甲府のスライドのギャップを突こうとし、23番山本のサイドではSB川口も攻め上がり、甲府の阿部翔平をほぼ完封。

甲府は失点しないためのプランを取り、新潟は大きくリスクを取ることもなく、最後まで得点は生まれませんでした。
それでも見応えのある試合をしていたと思います。
ただ、見応えのある試合=良い試合=サポーターが満足するわけではなく、バックからは汚い野次がバンバン飛び交っていました。





試合のディテールはもう少し色々語りたい部分があったのですが、とりあえずは一旦終わります。
疲れて眠くて、もう限界です。


では、それでは。