日本時間午前1:00に始まったユーロ2016予選のスロベニア対イングランドの試合でJリーグでプレーする2人の選手がそれぞれ得点する活躍を見せた。
共にスロベニア代表の選手で、J1名古屋グランパスに所属するFWノヴァコヴィッチとJ2ジェフ千葉に所属のFWペチュニクだ。

この試合は2-3で惜しくもスロベニアは勝利を逃したのだが、ノヴァコヴィッチは先発出場で見事な先制ゴールを決め、ペチュニクは途中出場で2-2に追い付く同点ゴールを決めている。(なお、この試合にはJ1浦和レッズ所属のズラタン選手も招集される予定だったが、怪我の為に辞退している。)

この試合に臨むにあたり、ノヴァコヴィッチはスロベニアの国内メディアの質問に次のように答えていたようだ。


(日本からスロベニア、ヨーロッパへの長距離について)「もちろん長距離の移動は辛いよ。でも、久しぶりに帰国して家族や知り合いの顔を見る。それだけで戦う力が沸いてくるんだ。」



スロベニアという国は旧ユーゴスラビアの分裂によってできた国である。1991年に誕生した人口200万人程の小さな国だが、既にW杯には2回出場している。2002年のW杯では、グループリーグは韓国で戦うにも限らず、直前の合宿は日本の岡山県美作で行っている。


旧ユーゴスラビアといえば元日本代表監督、ジェフ千葉(当時市原)を指揮したオシム、そして名古屋グランパスで 選手監督として在籍したピクシーことストイコビッチという世界的な名手がJリーグで活躍していた。彼らは国民的英雄であり、彼らのようになりたいと日本に活躍の場を求める東欧のサッカー選手は少なくない。



ヨーロッパから遠く離れた日本でプレーするスロベニア代表選手の活躍は、良いプレーをしていればどの国でプレーしていても代表選手に選ばれるという道を示してくれることとなった。そして、結果として日本の、Jリーグの価値を高めることにもなったのではないか。