皆さんこんばんは。
常にクールで真面目な男、夜磐です。

昨日、ジュビロ磐田の試合を見に、フクアリへ行ってきました。
2015 J2 第9節 ジェフ千葉vsジュビロ磐田です。
首位攻防戦ということで注目が集まったこの試合、
1万5000人もの観客が来場しました。

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写真は撮りませんでしたが、フクアリ名物の喜作のソーセージを頂きました。
過去に2回ほど食べたことがありましたが、今回は初めてタッパーを持参。
たくさん入れていただきました♪(´∀`*)<店員さんアリザッス
試合前に食べきれなかったので、タッパーの蓋を閉じて保存。
帰り道で合流した高校時代の友達の胃の中に収まりました。
喜作のことを知らなかったぽいですが、「ウメー!」と言ってましたよ。

 
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相変わらず見やすいスタジアムですね。

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メインスタンド。

■試合の経過
序盤から一方的な千葉ペースでした。
磐田は千葉ゴールに近づくことさえままならなかったのですが、
前半21分にジェイが敵を背負いながら反転シュートを決めるとい
スーパープレーを披露し、磐田が先制。
その後はずっと千葉の攻撃を凌ぐ磐田、という展開が続きました。
後半は千葉の攻撃がさらに冴え渡り、何度も決定的なシュートを打たれて
しまいましたが、カミンスキーが度重なるスーパーセーブでゴールを死守。
逆に後半ロスタイムに、前掛かりになった千葉の守備が手薄になった隙を突き、
途中出場の松井がボレーシュートを決めて磐田が追加点をゲット。
磐田が 2-0 で千葉に勝利しました。


■試合の感想
格下チームが必死に守り、少ないチャンスをモノにして勝つという
典型的なジャイアントキリングの展開だったと思います。
現時点でのチームとしての完成度は千葉が圧倒的に上回っていますが、
それが勝敗に直結しないのが、サッカーの難しいところ。

千葉は磐田に崩されたシーンがほとんど無く、攻撃では何度も磐田を崩して
決定的なシュートを放っていたので、2失点完封負けという結果に対して
理不尽さのようなものを感じていると思います。
内容だけ見れば、千葉が 4-0 の大差をつけて勝利していてもおかしくない試合でした。
そんな敗北必死の試合をひっくり返したのがジェイ、カミンスキーの2人の個人技。
ゴール前という要所において、唯一磐田は千葉を上回りました。
勝因は、そこにあるんじゃないかと思います。


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■千葉について
強かったですね。去年の時点で強いなと思っていましたが、
まさかそこから更に強くなっているとは・・・。
森本と佐藤勇人という2人のレギュラーを欠いてこれだけ圧倒されたとなると、
次に当たる時にはどれだけボコられてしまうのか・・・。

前線からしっかりとボールを取りにいけるのは、かなりの強みだと思います。
この試合は終盤でちょっとバテちゃってたみたいですが、
時間帯によって使い分けられるようになると、相手としては相当嫌なのではないでしょうか。
決定力については、無いとは思いません。今日はカミンスキーが絶好調だっただけで、
決定的なシュートは何本も放っています。

攻撃面では今季対戦してきたどのチームよりも強いんじゃないかと思いますね。
後期の対戦までに、もう少し互角に渡り合える要素を用意しておかないと、
次は洒落にならないくらいの大敗を喫しそうです。
しっかり準備していきましょう。
 

■試合後に感じたこと
ジュビロサポーターとしては心臓に悪い試合でしたね。
虎の子の一点を、ギリギリのところで守り続けるという
精神的にかなり負荷のかかる展開を70分間も見守っていたら、そりゃあ疲れます。
特に磐田は去年まで、リードしていても終盤に同点、逆転されることが多かったので、
その恐怖もあって滅茶苦茶ドキドキしてました。

結果的に最後の最後で追加点を奪って試合を決定付けたわけですが
この松井のゴールが滅茶苦茶気持ちよかったんですよね。
ちょうどゴールが目の前だったんで、よく見えたんですよ。
キーパーの手から逃げるような軌道で、矢のように鋭く突き刺さったボレーシュート。
松井大輔のベストプレーを挙げろ、といわれたら、個人的にこのプレーを
挙げることになるでしょうね。それくらい気持ち良いゴールでした。

もう何度目かわかりませんが、今年のジュビロ磐田は本当に去年とは違うなと思います。
千葉のゴール裏に「今年の俺等は違う」と書かれた弾幕が
張られていましたが、去年と違うのは千葉だけではありません。
我々も、去年から明確に変わっています。そう、千葉に負けないくらいにね。

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正直、去年関塚氏が監督に就任して以降の千葉の勢いを羨ましく思っていました。
しかし、我々も千葉と同じように変化し、成長している確証を、今節で得ました。
もしかしたら、もう羨ましく思う必要は無いのかもしれません。
 
夜磐