週休5日最終日の私にとって最後のイベントである。
チームとしては4月は、引き分けすら許されないゲームが続くのが現状である。

試合としては、チームのやり方、方針はブレがなく4-1-2-3図の説明はここでは不要である。(いつもの奴)

攻め方
毎度おなじみボランチの清水にボールを預けてそこからサイドバックのオーバーラップ(縦の動き)で攻めるスタイル。これが基本的な攻める。そこからのポストプレーなり裏の抜けだしはある。起点を抑えられない限り「攻撃の血液」は常に循環される

守り方
コレといった決まりごとがないのがこのチームの現状。前の記事の様にアミティエの「潰す核弾頭」みたいなものは存在しない(戦術にショートカウンターがない為)サイドに追いやり、時間をかけて相手の攻撃の芽を狩る。 
それをする事によりお留守番の人数を減らし、ロングボールを送り、上手くDFとGKの間に落としカウンターで点数を取る。
これがチームの守り方である。

試合
試合はすぐ動く。清水が上手く舵を取りながら中盤の前にパスを回し、FWのフィリピーニョが相手DFのウラに抜け出し1対1になるが決め切れられず。
しかし、そこで得たコーナーキックを中村が押し込み先制 。こうも幸先良く先制するとは思わなかった。しやはりフィリピーニョは反則なのでしょう。

しかしその後すぐにフィリピーニョが負傷退場(11分交代)怪我から復帰の川西がその位置に入る。
悲劇は続くものでコーナーのチャンスからDF水谷の負傷…脱臼で交代。脱臼はクセになるので今回は時間がかかるであろう水谷→木下この時点で29分

前半30分足らずで交代カードを2枚も切る事になってしまった。勝っているとはいえ正直しんどい展開である。 

36分 木下からの放り込みを相手DFがクリアするものの#14須ノ又のキャノン(ミドルシュート)が発動し追加点を奪う。「攻め方」が功を奏した形になった。
前半は終始支配しながら2-0で折り返す 。
MIOは3-4-2-1のスタイルでゾーンで守る訳でもなくマンマークする訳でもなく中途半端な感じが見られた。 
攻撃も何もない、なにも出来なったという内容。 

後半は 元FC大阪の谷本を投入し中盤のバランス・展開力強化を図る。しかしこれがうまく機能しない。

FC大阪は「守り方」を忠実に守りそこから「攻め方」できっちり攻めるが、MIOが上手くラインコントロールを行いオフサイドでしのぐ。
MIOも反撃をしたいので、元FC大阪松永を投入。彼にボールが渡るとやはり怖いし、MIO自体ワクワクさせるのではないかな?と思わせるプレーが見れたと思う。正直なぜ先発で出ていないのかが謎である。

83分オフサイドを何度も取られていた川西がやっと抜け出し3点目をあげそのまま試合終了。
 
MIOの敗因は3人で攻めて7人で守るを遂行したが抑えられなかった事とFCの約束事のないダラダラDFにまんまとハマりカウンターを食らった事。
松永を先発だったらもう少し面白い展開になっていたのでは?と思う。
筆者自身松永は敵としてはやはり嫌だし、FCの弱点もきっちり理解しているしそこを突く事も出来る選手だった。

FCは勝ち点3を確実に積み上げて 5勝1敗1引き分けで得失点差で4位の位置にいている。
直近の予定としては4/26岡山 4/29ロック 5/3八戸と下位チームに当たるので取りこぼしはダメ。
沼津までは負けが許されない内容になると思う。
怪我人大量でしんどいのだが、なぜかこの位置。選手層の厚さがわかるのでこのまま突き進んでほしい。

補足事項:今日の試合交代枠が2つ30分で失った事でもう少しサボルというかセーブする事をイレブンは覚えてほしい。
川西は復帰ゲームで結果がほしいのはわかるが、須ノ又、塚田、タリッキ、清水このあたりが常時フル回転だったので、そこは気になった所である。
26日から中2日長距離移動込みの中3日とたてつづけて試合があるのでコンディション管理が勝負になってくる。

PS#17番高橋選手5月復帰予定!