スポナビブログに2009年9月27日投稿された記事です。
現存する限り、もっとも古い投稿事です。
懐かしいので転載します。




VVVのホンダといえば、オランダでも知名度と注目度はそれなりらしい。
しかし、その知名度は一部でなかなか上昇気流に乗れないVVVの現状を<u>担保</u>としているからこその知名度、注目度の高さなのかもしれない。
そこを乗り越えることが出来たとき、ケイスケ・ホンダはさらにワンステップ上に進むことができるだろう。

↓最新試合についてのニュース
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20090927011.html?from=rss&amp;genre=soccer

国内リーグは8節が終了し、勝ち点8の18チーム中13位である。
(9位から14位までが勝ち点8で並んでいる)
実際はVVVだけが1勝で、他のチームは2勝していることを踏まえれば、なんとか留まっているという表現が正しいのかと思う。
しかも、他のチームより消化試合が多いという点から、さらに順位が加工することは言うまでもないだろう。


じゃあ、VVVは何が悪いのか。
といえば、もちろん守備について言及せざるを得ないだろう。
16失点はリーグワースト(20失点)のRKCよりはマシだとしても、ブービー賞をローダと分け合っている。
現状では機能しているとは言い難い守備を何とか立て直す必要があるのは毎節ハイライトでしか確認していない主にもわかる。


もちろん、昇格チームというものはタレントの力量や層の厚さという決定的なハンディキャップを抱えているものだ。
そこをうまくやりくりしていくこと、それこそが監督、DFの腕の見せ所というものではないだろうか。
昇格チームだからしょうがないとスケープゴートにしてしまうことは好ましくない。


一方、攻撃は3位ユトレヒトの10点を上回る12点だが、開幕2戦だけを見ても取って、取られての出し入れの激しい試合が多く、相手を圧倒した勝利というのはない。
そうは言っても、カラーブロやホンダの個人技、右サイドからのコンビネーションの仕掛けなどは上位チームにも確実に通用する攻撃パターンを持っているのも確かであり、上記の記事によればホンダは厳しいマーク遭い、個人技を発揮できなかったとある。
これはある意味でVVVにとって追い風になるだろう。
その理由はホンダという選手の持つ怖さにある。


ホンダという選手は常にシュートをイメージしており、ゴールを奪うために自らの才能を最大限に発揮したいと考えている。
そして、彼には抜群の破壊力を持った左足とヨーロッパで通用するフィジカルの強さを持っている。
VVVでは、このホンダの特性を最大限に生かすために、昇格チームにありがちなガチガチの守備的戦術の縛りから彼を開放している。
それゆえに彼は自分自身の守備におけるタスクを必要最低限に抑えることが出来るために攻撃に全力を持って望めており、結果を出している。
相手選手にとって、VVVの攻撃時にホンダにボールを持たせることはすなわち失点につながる可能性がもっとも高く、ホンダはもっとも警戒すべき選手なのである。


もし、今節のように非常にきついマークを受けたとき、ホンダをある意味で犠牲にした崩しがVVVにできたら、ホンダ自身が自らへのマークや警戒を逆手に取ったプレーをすることができたなら、、、
そのときはヨーロッパにケイスケ・ホンダここにあり、VVVにホンダありといわれるときがくると確信している。