フットボール マンション

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2017年08月

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こんにちは。
8月も残すところ数日となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
ここ数日、夏の疲れが溜まっているなと実感し私は過ごしています。

さて、8/26(土)に都田サッカー場で開催された
JFL2ndステージ・第6節 HondaFC vs 東京武蔵野シティFC
の試合を観戦して参りました。

実は先々週のアスルクラロ沼津とのトレーニングマッチで初めてこの都田サッカー場に足を運びましたが、やはりHondaFCは強いなぁと。
TMを観戦されていたアスルクラロ沼津のサポーターの方とも話で出ましたが、「HondaFCがあるだけで、J3で上位だろうが調子に乗らず、もう一度謙虚な気持ちに戻れる」
その通りだなぁ…と感じます。
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アスルクラロ沼津のTM時の写真

天皇杯でもJ1で現在6位のジュビロ磐田相手にPKまでもつれ込む試合を展開したアマチュア最高峰のHondaFC
普段J1等を見ている方々には馴染み無いかもしれませんが、アマチュアでは別格の強さ。
かくいうアスルクラロ沼津もJFL時代1度も勝つ事は出来ませんでした。

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余談が長くなりましたが、試合当日は夕方に都田サッカー場の近くに駐車しました。
公式戦での観戦は初めてだった為、ホームページで駐車場を確認。
時間がキックオフ30分前だった為、少し離れた所を選択しました。

小さな看板で「HondaFC」と書かれただけの簡素な誘導看板。
サッカー場正面の駐車場には警備員が居ましたが、自分が停めた方は「どうぞ自由に」といった感じが何ともJFLぽいなぁと思いました。(写真撮り忘れた)

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まずは当日券を買いました。この日は一般の方はメンスタンドのみの開放。
チケット代が、なんと800円。グッズコーナーでパッサーロ師匠のタオマフが1,000円。タオマフの方が高かったw

■JFLだなぁと感じる景色
入場するとメインスタンドの下にスタグルとグッズ販売のブースがありました。
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スタグルは写真のお好み焼きのお店と、肉巻き(500円)を買った(ポテトやかき氷等も取り扱っている)2店舗のみ。
クラブのグッズもあんな感じで販売してました。

更にこんな企画も

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画伯w 抽選で日本代表vsオーストラリア代表戦のペアチケットが貰えるとかなんて太っ腹!


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選手紹介のパネルには会社で所属してる部署が書いてあったり


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前節の写真プレゼントは良いですね!これは嬉しい!

出店が沢山並んでたり、人でごった返したり、J1の様なきらびやかさは無くとも、町のお祭りみたいなちょっとした「遊びに来た」という非日常感が何となくJFLに来た!という気分にさせてくれました。

J3に上がって、我らがアスルクラロ沼津も昨年からアスルキッチンもお店が増えたり賑やかになったけど、初めて来た時は売店にアスドラの販売、アスルプリン…出店も3・4店舗だったなぁ。と何か懐かしく感じました。

■あの北沢が絶賛?都田サッカー場

昔のFOOTxBRAINから。9:28辺りから

都田サッカー場はバックスタンド含め4,000人収容の決して大きなスタジアムではありませんが、雰囲気・ピッチの近さも素晴らしいスタジアムです。
ホンダ都田サッカー場wiki

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ちょっと行ってみたくなりません?(笑

試合は前半HondaFCが先制したものの、東京武蔵野シティFCもカウンターから同点。
東京武蔵野シティFCは奪い所とプレスに行かない所をハッキリさせてメリハリのある対応をし、前線にシンプルに当てる事が効果的で、前半途中までは互角の展開だったと思いました。

対するHondaFCは基本として左から展開。縦に4枚走らせて、スルーパスが出るなら右SBとCBの間。
左の突破も中央を使う場合もパス&ゴーを多用し、中を固められたら右にCBの1枚が上がって目先を変える。ベースになってる攻撃はそんな感じ。左右に振られずどこまで耐えるか、そこからどうカウンターを食らわせられるかは結構カギだと思いました。

後半に入り、HondaFCの中盤のプレスが一気に加速。また、前半泳がせていたエリアで東京武蔵野シティFCがプレスに行き始めてしまった事で、試合は大きく動きました。
ショートカウンターからHondaFCが2点決めると、運動力が落ちた東京武蔵野シティFCは、流石にそこから返す力は残っておらず終わってみれば5-1とHondaFCが圧巻の勝利。


武蔵野シティFCは、立ち上がり良いサッカーをしていたが、90分を戦うという意味では現実的では無かったのかなぁと感じました。
また、後半立て続けに2失点して一気に疲労も出た時間で叱咤出来る選手が居なかったのもちょっと大きかったと思います。
HondaFCは勿論強かったですが、そういった点に力関係以上の差が出てしまったのかな?と思う試合となりました。(HondaFCの交代で入った選手含め、全選手が最後まで集中を切らさなかったのは流石でした。)

沼津だと尾崎キャプテン辺りが怒鳴り鼓舞するし、そういう面で声をかけたりケアしてくれる中山選手や伊東選手らベテラン。等が居るのは有難い事だなぁ。と感じたりもしました。


HondaFCの試合を観ると、どうしても今のアスルクラロ沼津でここを倒せるのか?勝つならどんなサッカーをやればいいのか?などと考えてしまします。
来年の天皇杯では、アマチュアシードでは無くなるでしょうから(筑波大が躍進している為)きっとまた静岡県予選で立ちはだかる事でしょう。


試合の中身、そして会場の雰囲気と「日本のサッカーはJリーグだけではない!」という所を見せてくれたHondaFC。リーグは違えど同じ県内、いつか勝ちたい相手のホームで素晴らしいサッカーの景色を見る事が出来ました。

皆さんこんばんは。
夜磐です。

本日、DAZNでジュビロ磐田-ヴィッセル神戸の試合をリアルタイムで見ました。
結果は2-1で磐田が勝利しましたが、試合中と試合後の出来事、
それに伴う周囲の反応のせいで、磐田が勝利したにも関わらず
当方大変に気分が悪く、気が立っておりました。
なるべく言葉が悪くならないように気をつけますが、
本記事内で強い言葉遣いになっている可能性があります。
それを踏まえたうえで、ご閲覧をお願い申し上げます。


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ジュビロ磐田 2-1 ヴィッセル神戸
得点者
磐田)川又、松浦
神戸)ポドルスキー


試合の流れは省略。

■試合について
異様な空気の中での試合でしたね。
お互いに上昇気流を掴もうとする、非常に神経質な状況で迎えた試合。
試合中の様々な要素により、剣呑な雰囲気となりました。

立ち上がりに神戸が攻め込む機会が多く、ハーフナー・マイクのシュートが
クロスバーを直撃するなどピンチが多かったのですが、次第に磐田が盛り返し、
最終的なスタッツでは磐田が神戸を上回りました。
神戸は、後述のジャッジミスの件を境に守勢に回りましたね。
特にやり方を変えた印象はなかったのですが、出足が急に鈍りました。
ただ、その中でも小川慶治郎のスプリントを中心に時折ゴールに迫るシーンを
作っており、常にゴールを伺う姿勢を見せました。

後半に入ると、神戸が狙い通りのカウンターで先制。
小川慶治郎の突破から、ドフリーのポドルスキーに渡った時点で勝負ありでした。
前半からの狙いを結実させた形です。
ただ、その後にすぐ失点したことで、神戸は勢いをすぐに失ってしまいました。
直後に致命的な形でボールを失い、カウンター返しで同点。
そのまま磐田に押し込まれ、79分にはフリーキックで逆転されました。

あと、神戸の選手達がやたら主審に対して抗議をしていたんですけど、
腕を使って競り合うならまだしも相手の身体を引っ張って行動を阻害したら
そりゃあファウルになるんじゃないかと思います。ポドルスキーとマイクが
かなりストレス貯めてたんですけど、あれはJリーグだからというわけでは
ないんじゃないかと思いますね。


■誤審の件
さて、各所で注目を集めているハンド見逃しの件。
枠内に飛んでいたアダイウトンのシュートを、神戸DF渡部が右手を使って
弾き出しました。Pエリア内の意図的なハンドで最低限PK、
決定機会阻止の非紳士的行為で退場すら十分にありえるシーンだったのですが、
主審の判定は退場はおろかPKですらないCKでの再開でした。
当然、磐田は選手だけでなく監督やコーチ、スタッフも含めて猛抗議。
副審を含めてジャッジの正当性を追及しましたが、判定が覆ることはなく、
磐田は手に入れられる可能性のあったアドバンテージを無碍にされました。




今回の判定は、明確な誤審です。
映像にはっきり残っているので、これに関しては議論の余地はありません。
主審が見えなかった、というのは往々にして起こりえることなので、
それに対しては仕方ないと思うのですが、副審、または第四審含めても
誰一人正しい判定を主張できなかったのは、判定の経緯としてはどうなのかなぁ、と。
誤審は起こりえる、気持ちを切り替えて戦うことが大事というのは、
サッカーの世界に限らずスポーツの世界でよく言われる鉄則です。
しかし、試合の流れを左右する重要なシーンで、職務怠慢甚だしく
成果を無碍にされては、ストレスが溜まることは道理。
この判定を巡って試合が長時間ストップしたんですけども、
磐田贔屓であることもあって、気持ちはよくわかりました。

審判団への信頼がこの一件で失われてしまい、試合中に信頼回復が
できなかったため、試合終盤まで試合は大荒れ。終了間際に
神戸の中坂が退場を命じられ、試合後にはポドルスキの大暴れをきっかけに
両チームが入り乱れ、ポドルスキにイエローカードが提示されるという、
最後まで後味の悪い試合になってしまいました。
ハンド見逃しの誤審も大問題ではあるんですけど、それ以上に試合を
コントロール不能な状態に陥らせたことの方が問題としては深刻なのでは
ないかと思いますね。単発の誤審なら、損をすることがあれば得をすることも
あるので、一概にストレスを貯めるわけではありません。
ただ、主審が試合をコントロール不能に陥らせ、不必要に荒れた展開に
させてしまうとしたら、それは絶対に再発を防がなければいけない事。
勝敗だけではなく、選手の安全性にも関わります。
その点で、今日の審判団は残念ながら裁定者として落第です。

勘違いされがちなんですけど、今回のケースで、この日の審判団に対して、
自分は「二度と試合を裁くな」と言う気は全くありません
人間だから誤審は起こりえる、という気持ちは今でも変わりません。
ただ、誤審と職務怠慢であることを、審判委員会ではなく審判団本人達が認識して、
再発防止に務めてほしいとは思います。
過去、Jリーグで誤審が発生した時に、誤審であることが明確にされなかったり、
特に対応がない
といったケースが非常に多いように感じています。
Jリーグの審判が批判されがちで信頼をなかなか得られないなのは、
誤審の有無よりもその後の対応が良くないからなのではないか、と。

謝罪も賠償もいりません。
ただ粛々と事実を受け止め、向上に努めてほしいですね。


■ジュビロ磐田について
いやー・・・よく勝ちました。
プレー以外の部分でファイトしなければいけないことが多くて
選手達は非常に消耗したと思いますが、最後までよく戦い抜きました。

中村俊輔が試合直前に体調不良で欠場となり、代替案として川辺を
ボランチからトップ下に一列上げてボランチに上田康太を起用。
立ち上がりはかなり苦しかったのですが、途中から盛り返し、
先制された後もテンションを下げずにすぐに同点。
松浦を投入して川辺をボランチに下げていつもの形にシフトしてからは
ほぼ一方的な試合展開を見せ、最後は逆転にまで至りました。

積み重ねたシュート数は20本、そのうち枠内14本という攻撃精度。
翻って被シュートは7本、枠内は3本という少なさでした。
パス本数、支配率共に神戸を大幅に上回っており、
内容的にも圧倒したと言ってもいい試合だったと思います。


神戸との対戦では、どのチームもポドルスキー対策に注目が集まるのですが、
この試合はポドルスキーが勝手にブレーキを踏んでいてくれたので、
とりわけポドルスキー対策は目立ちませんでした。
小川慶治郎に対しては好き勝手やられてしまいましたが、
それ以外の部分ではよく封じていましたね。

川又はシーズン二桁得点。今季、何度もコンビネーションゴールを
奪っている川辺からのスルーパスでのゴールというのが良いですね!
上田康太からアダイウトン、川辺と縦パスを何本も繋げて中央を
貫くペネトレイトは、見ていて気持ちがいいです。

そして、俊輔不在の中での松浦の直接FKが炸裂!
松浦のFKが決まるのは、少なくとも公式戦ではこれが初なのに、
そうとは思えないほど絶妙のコースに、絶妙のスピードで飛びました。
あれは、いくら韓国代表GKといえど止める事は不可能でしょう。
さすがにあのゴールは自宅でガッツポーズが出ました。
ああいう試合だったからこそ、絶対に負けられないと思っていました。
その想いを結実させてくれたあのゴールは、ダレかけていた私の
熱意を呼び起こさせてくれるに十分でした。
DAZNの解説で、清水範久さんが「ただの逆転ゴールではない」と
話していましたが、本当にその通りだったと思います。
いろんな想いが乗った、スーパーゴールでした。


試合については以上です。


■勝点40オーバー
神戸に勝利したことで、勝点が42となった磐田。
J1残留安全圏の目安とされている勝点40に到達し、目標達成です。
名波監督が常々、「目標は勝点40、まずはどれだけ早くそこに
到達できるか」ということを話していますが、まさか8月のうちに
その目標を達成するとは思っていませんでした。

というか、開幕前は年間通して勝点40に届くかどうかも不安に
思っていました。開幕直後はチームがあまり良くなかったこともあって、
しばらくその悪い予想は抜けなかったのですが、夏場の連勝で一気に
私の悪い予想を振り切り、早期の目標達成となりました。

どうやら、リーグが現行体制になってからの2005年以降、
磐田としては最速ペースのようです。
今季はやたら順調だとは思いましたが、まさかこれほどとは・・・。

俊輔を中心としたサッカーが形になって、その中で他の選手が
成長をして、俊輔がいない試合でも結果を出せるようになった。
この成長こそが、ここまで順調に勝点を積み上げられている
要素なのではないかと思います。

現在磐田は、選手層の充実という新たなテーマに直面しています。
でも、今の磐田ならその課題も克服してくれると感じさせてくれます。
名波浩監督の下、一歩一歩進んでいく磐田。
このステップの積み重ねの先を、是非とも見てみたいと思います。


今日は以上です。

皆さんこんばんは
夜磐です。

先週末、磐田さんが2位のセレッソに挑みました。
例によって試合が見れなくて、今週時間を作って
少しずつ見ようと思っていたところ、磐田サポの間で
この試合の評判がやたら良かったので、つい先ほど
予定を前倒してフルマッチを拝見しました。

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ジュビロ磐田 1-1 セレッソ大阪
得点者
磐田)川又
セレッソ)杉本


■試合の感想
お互いに隙を作らない、緊迫感のある試合でしたね。
テンションを下げるようなミスがなく、両チーム共に
クオリティの高さを発揮したと思います。

前半に磐田が攻勢に出るシーンが多かったのですが、
セレッソの守備が非常に効果的に機能していました。
磐田の最大の武器である川辺の飛び出しに対して
常にゾーンでブロックを作ることで対応し、
アダイウトンに対しても同じようにスペースを消す守備で対応。
逆に川又に対しては、多少スペースを与えてもシュートの
タイミングさえフリーにさせなければいいと割り切るなど、
磐田の選手の特性に対応した守備を披露します。

そんな中でも磐田は、アダイウトンが身体を張ったり、
サイドを抉ったりして、相手の守備の想定を上回ろうとします。
この辺りの時間帯は非常に面白い攻防でした。

ただ、その状況でも先制したのはセレッソ。
水沼のクロスに対してニアに突っ込んできた杉本が流し込みました。
このゴールはセレッソの攻撃のデザインが見事。
ニアに走りこむ杉本の動き出しの速さとスピード、シュート技術。
杉本にしっかりと合わせる水沼のキック精度。
カミンスキーが一歩も動けなくても仕方ないかと。
杉本に前に出られてしまった大井は悔しがっていましたが、
ミスというほどのミスではないと思いますね。

後半に入るとセレッソが守ってカウンターという狙いを徹底。
磐田は前半以上にやりづらくなりました。
セレッソは少ない人数でも攻撃をやりきってしまうので、
磐田は追加点を防ぎつつ同点を狙わなければいけないという
綱渡りを強いられました。
結果的に、磐田がセレッソに追加点を許さなかったことで
最終盤の同点ゴールというドラマが生まれました。

磐田の同点ゴールは、再び火を吹いた中村俊輔のクロスから。
CKから川辺を経由し角度をつけて俊輔がクロス、
中央で川又がヘッドで叩き込みました。
先週も書きました通り、セットプレーは火力が一定を超えると
相手の守備にミスがなくても得点に結びつきます。
こういうところで得点を奪えるのが、今季の磐田の
予想以上の健闘に繋がっているのではないでしょうかね。

セレッソは優勝するために、磐田は上位戦線に復帰するために、
両チームとも絶対に勝点3が欲しい状況で迎えた試合でしたので、
引き分けという結果はまさに痛み分けでした。
試合終了後、両チームの選手がピッチに仰向けに倒れていたのが
その事実をより強く物語っていると思います。

ただ、試合単体で語るのであれば、面白い試合だったと思います。
どちらかのサポではない人が見ても、ある程度の満足感を得られる
試合だったのではないかな、と。


■ジュビロ磐田について
内容だけで言えば、勝利した先週のガンバ戦よりも良かったと思います。
単純に、サッカーの試合として見ていて面白かったです。

これで直近4試合で2つ目の引き分けとなりましたが、仙台戦と
このセレッソ戦と、ボールはかなり回せていました。
開幕前より、やれることの引き出しは増えてきています。
勝利を逃したことよりも、今はこのチームとしての成長を
嬉しく思いたいですね。

皆良かったと思いますが、俊輔、川辺、ムサエフのトライアングルは
出色の出来だったかなと。特に川辺。この日は守備で大健闘でした。
攻撃面の成長はもちろんですが、今季の川辺の活躍のベースには
守備力の向上が大いに関係していると思います。

もちろん試合に勝てるのが理想ではありますが、
まずは見ごたえのある試合をしてくれた磐田さんを労いたいですね。
今の磐田は、どんな試合でも期待感があって面白いです。


それだけに、荒木の負傷退場が心底残念でした。
サイドにスペースが空き始め、右サイドからのアタックが効果的に
なり始めたところで満を持して登場。積極的なアタックで
チャンスを作っていたのですが、芝に足を取れれて負傷退場。
せっかく調子が上がってきたところでこれは。なんとも惜しい。
小川航基といい、調子が上がってきた若手がいきなり負傷して
しまうのは、残念すぎてどう表現していいのかわかりません。
特に荒木は、去年にも膝をやっちゃっていますしね・・・。
また調子をあげて、共に戦えることを祈っています。


今日はトピックを省略して、以上で終わります。
それでは、次のレビューでお会い致しましょう。

21節のエスパルス戦、仕事の為リアルタイムで見ることが出来なかったのですが、結果と山村負傷によりとても見る気にならず未だに未試聴。

チームは長い長い連戦を終えてようやく少し休みが入りました。

6月半ば以降1週間以上空くことはなく、セビージャ戦・レッズ戦辺りから明らかに疲労の色が隠せなくなってきていたのでここで一段落出来たのはチームとしては良かったかなと。
その分勝ち点的な代償は大きかったがレッズも似たような日程消化してるんだよなぁ。

ACLまであったあちらは結果監督交代まで発生してるのですが選手層は厚いのでまあ。

ブレイク直後はヤマハでのアウェージュビロ戦。
フロンターレとガンバを文字通り粉砕してる後半戦のジュビロはムサエフ川辺を欠いたサンフレッチェ戦の負けが響いて上位戦線からは交代しているものの難敵であることは変わらず。

セレッソは山下が復帰するも山村が離脱。右サイドは田中ではなく松田に戻っている。
山村のところにはリカルド。

試合展開はボールを保持するジュビロと引いて守るセレッソ。
ショートカウンターが怖いジュビロ対策としてはこれでいい。

川辺が飛び込むスペースは殺せている。
あとは中央のフィジカル勝負。

川又とヨニッチ
アダイウトンとソウザ
この辺りの勝負は何度も見られた。

30分辺りまで受け続けるが、そこからボールが持てるようになってくる。
試合が動いたのは37分。

相手のミスで奪ったボールから、水沼のクロスに杉本がワンタッチゴール。
あのコースはカミンスキーもノーチャンス。
前半をリードで折り返すと後半は更にはっきりと引いてカウンターという展開に。
正直完全にプラン通りだったし、夏前と同じ守り切れる空気を感じたのだが…。

中村俊輔の一振りから川又にヘディングを叩き込まれて終盤に追い付かれる。
マーカーだった山下の届かない位置に完璧なクロスに完璧なヘディング。

これがあるから今年のジュビロは本当に厄介。

他の上位陣が軒並み勝利していることもあり、ジュビロとセレッソは共に非常に痛いドローになった。
首位との勝ち点差は4に開いた。

怪我人が増えてきているのはやはり苦しい。
清武山村が9月半ば以降に同時に復帰してくるかなと。
そこまで踏み止まるにはアントラーズが止まってくれそうもない。
次節叩かなければ独走されそう情勢。

来週は大一番。勝てなければ優勝争いからは脱落となる。

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