フットボール マンション

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2015年12月

反省会の季節がやってまいりました。

先日掲載した、

【ポンチョビ】「2015 J1リーグ『年間』順位予想」という企画がありましたので・・・。

の反省会の記事になります。

記事の内容を順々に引用しつつ反省及び振り返りを行っていきたいと思っております。

今回は、リーグ全体の部分に触れた箇所に関しての振り返りになります。

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「2015 J1『年間』順位予想 座談会」 資料

作成者:ポンチョビ    2015.2.7


①    2015年J1リーグ『年間』順位予想

1位  浦和レッズ
2位  川崎フロンターレ
3位  ガンバ大阪
4位  FC東京
5位  鹿島アントラーズ
6位  名古屋グランパス
7位  ヴィッセル神戸
8位  サガン鳥栖
9位  柏レイソル
10位  横浜F・マリノス
11位  湘南ベルマーレ
12位  サンフレッチェ広島
13位  アルビレックス新潟
14位  ベガルタ仙台
15位  ヴァンフォーレ甲府
16位  松本山雅FC
17位  清水エスパルス
18位  モンテディオ山形

※おおまかなグループ分け
A(勝ち点60以上)    浦和、川崎、ガンバ
B(勝ち点55~60前後) FC東京、鹿島、名古屋
C(勝ち点45~55前後) 神戸、鳥栖、柏、横浜、湘南、広島、新潟
D(勝ち点45未満)    仙台、甲府、松本、清水
E(勝ち点20~30前後) 山形


※    降格チームは、松本、清水、山形としたが、仙台、甲府もほぼ差は無いと言って等しい。

取り敢えず、順位についてはひとまず置いておくとして・・・、

ここでは太字にしたグループ分けに注目したいですね。

私の戦前予想だと、勝ち点60オーバーが3チームでした。
この書き方をしている以上、Aのグループが勝ち点60台での優勝という見解で、45~55辺りにチームが集中するという予想をしていたようです。
この辺りは、ここ数年の接戦具合とACLによる上位陣の苦戦を考慮していたものだと思われます。

で、実際どうだったかというと・・・。

S(勝ち点70以上)     広島、浦和
A(勝ち点60以上)     ガンバ、FC東京
B(勝ち点55~60前後)  鹿島、川崎、横浜
C(勝ち点45~55前後)  湘南、名古屋、柏
D(勝ち点45未満)     鳥栖、神戸、甲府、仙台、新潟
E(勝ち点20~30前後)  松本、清水、山形

※ 「前後」というワードが紛らわしい感じですが大目に見てください。


まずは、4年ぶりに勝ち点70オーバーのチームが2チームも出たということ。 
(新たに「S」ランクを作りました)

ここ3年は、勝ち点65すら超えてこない状況だったにも関わらずここで一気に2チームが飛び抜ける形になりました。
これは本当に予想外でした。

また、浦和・ガンバ・鹿島の3チームは、ACLも兼ねる状況でありながら(敗退のタイミングは異なりますが)、最終的には前年と同水準もしくは前年以上の勝ち点を積み上げている形になっており、確実にチームとしての地力を付けていることを改めて証明した形になりました。

一方、例年であれば、「C」ランクに該当する勝ち点45~55という勝ち点50付近に一つの固まりが出来る傾向があるのですが、今回は勝ち点48の湘南の一つ上が、勝ち点55の横浜になるという結果に。
※ ちなみに、勝ち点45~54までのチーム数を比較した場合。
・2010年・・・6チーム (川崎・清水・広島・横浜・新潟・浦和)
・2011年・・・5チーム (鹿島・広島・磐田・神戸・清水)
・2012年・・・9チーム (横浜・鳥栖・柏・名古屋・川崎・清水・東京・鹿島・磐田)
・2013年・・・7チーム (東京・清水・柏・名古屋・鳥栖・仙台・大宮)
・2014年・・・5チーム (横浜・広島・東京・名古屋・神戸)
・2015年・・・3チーム (湘南・名古屋・柏)


⇒ 名古屋さん。2012年から4年連続のご登場になります。


ここ数年と比較すると、上位と下位に結構開きがあったのかなと感じることが出来ます。
しかしながら、ここ数年続いていた『勝ち点20にも届かない最下位』というチームは出てこなくなり、最下位の山形でも勝ち点24を稼げた結果になりました。
もちろん、モンテディオ山形というクラブ自身の努力の賜物だとは思いますが、2014年にJ2で14敗していたチームが翌年のJ1で勝ち点24を稼いできたというのは注目しなければいけない点かなと思います。

じゃあ、来年はどうか?という話はまだ早すぎるかと思いますが、そこまで大きな変化は無いのかな~と今の段階では予想をしております。

『注目すべき3ポイント』+1

1、層を厚くする補強を敢行した浦和が、リーグは当然。ACLも視野に入れてやりきることが出来るか。
⇒ やるしかない。
2、J2史上最高のインパクトを残した湘南だが、ガンバのようにはいかないとみているが、降格は無い。
(詳しくは、湘南コメントの所で)
3、サカダイさんのパクリじゃないけど、今年の名古屋はやはり怖い。
・名古屋が怖いというのもあるが、全体的に上位陣(浦和・ガンバ・鹿島)以外の動きが今シーズンは少なすぎる。
・そういう意味で、積極的に即戦力を補強している名古屋、西野さんも2年目で上積みはあるだろうし、怖くないわけがない。
4、1と矛盾する所はあるけど、やはり今期のACL組はさらにキツイ。それでも…。
・3月はそれほどでもないが、4月と5月で14試合(決勝トーナメント進んだ前提)。
・秋なんかもっと悲惨。ナビスコも優勝目指すし、当然ACLも勝ちぬく気でいるので…。
⇒ 9月7試合。10月7or8試合。
⇒ 年間一位じゃない場合は、ここからチャンピオンシップが始まることになる。
(1回戦…11/25。準決勝…11/28。決勝…12/2・12/5)
⇒ こんなんACL組は過労死しちゃうわ。
・残念ながらこれに天皇杯が加わることになります^^;

それでも、ACL組が上位じゃないかなというくらい、ACL以外のチームに目立った動きが無さ過ぎる。

~「1」に関して~
・浦和は、結果だけ言えばやれてない。
しかし、年間で勝ち点72を稼いだ事実に関してはしっかり評価すべき。
それでも、ACLの戦い方に関しては、チームとしてどこまで注力していたのかは正直疑問が残る。

~「2」に関して~
・まあ、まさにその通りだったかなと。(詳しくは、湘南のところで触れます)

~「3」に関して~
・2014年の上位陣に対抗していきそうなビックリ枠をひとつ選べと言われれば、それは名古屋を選びたくなるでしょうと。強力な前線のタレントを操る矢田旭が完全にブレイクすると思っていた。

~「4」に関して~
・一番厳しかったのはガンバさんになるのかなと思います。9月と10月は共に月間で7試合をこなさなければいけない状況になりました。CSが準決勝からになりましたのでCSは3試合で終わりましたが、それでも秋口以降の日程はかなりの過密具合。スルスルと勝ち上がっていったように見えましたが、結構大変な努力と調整があったのではないかなと勝手に思っております。

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一時間目ということで、短くこの辺までにしておきましょう。

実際、私の順位予想どうでしょうか。

例年の予想と比べると結構当たってるな~という感じもあります(この程度でも)が、あるチームに関しては大変失礼な順位予想になっている所もあり、「俺はどういうコメントを書けばいいのだろうか」と頭を悩ませております。

二時間目からは、各チームに対するコメントへの振り返り+感想を書いていく流れになります。

それでは、二時間目の記事でまたお会いしましょう。


ポンチョビ

【ポンチョビ】「2015 J1リーグ『年間』順位予想」の反省会~二時間目~

今更ながら、JFL最終戦vsホンダロックSC戦のお話です。

夏に初観戦したアスルクラロ沼津の試合も最終節。
今年のうちに3回も足を運ぶとは、まさか思いもよりませんでした。
vsFC大阪 vsソニー仙台

J3昇格の可能性は消えてしまいましたが、勝って笑って今シーズンを終わりたいものです。

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 今回は先日購入したユニフォームを着て参戦しました!

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会場は、前回の愛鷹ではなく、富士総合運動場。高速道路を降りてすぐ!アクセスは良い。
 
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スタジアム前ではちょっと話題に上がっていた古紙回収BOX 

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 ひと際目立っていたゴリ推しソフト麺!

で、ソフト麺食べたのかって?(聞いてない
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 食べませんでした(笑)かわりに、前から気になっていた富士のピロシキ専門店が出店していたのでロシアンピロシキを頂きました。

話が少し前後しますが、会場で当日チケットを購入。ユニフォームにタオマフだった為にSTAFFのおbお嬢さんにソシオ会員を勧められました。(実際、グッズやチケット代を考えれば間違いなくお得!来年は考えよう…)
あれ?遠くから「アスールクラロ!ドドンドドンドン」って聞こえる

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マッチプログラムの中にこんな物が入っていました。
先ほど掲載したコチラの記事で、トークセッションについては書いてあります。良ければ見てください。

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試合は過去見たロングボール主体の2試合とは対照的な中盤をしっかり構成し押し上げていく展開の沼津。
選手のプレーの幅も夏に見た時とは全く違うと感じました。これはチームの成長なのかな…?

結果は、早々に先制すると1点返されたものの追加点を奪い2-1で勝利。

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試合後のセレモニーでは監督が昇格出来なかった悔しさを滲ませていた。

余談ではあるが、以前takuさんの相模原の記事で大学生がアンケート調査をしていたという記事があったが、この日の試合でも消費に関するアンケートを大学生が行っており、スタンドで声をかけられた。
 【taku】明治安田生命J3リーグ第31節 SC相模原対カターレ富山 

生憎、試合終了後トンボ返りで仕事に向かわなければならず、協力出来なかったがJFLの会場においても、こういった取り組みがある事に少し関心した。


冒頭でも触れたが、まさか今年3試合、更にユニフォームを購入する程アスルクラロ沼津の試合に足を運びドップリとハマるとは思わなかった。
比較するつもりは無いが、応援する清水エスパルスとはまた違ったJFLならではなのかもしれないがスタジアム、サポーターの良さ。居心地の良さがあり魅かれた。(無論、清水には清水のスタジアム、サポーターの良さがありそちらも当然好きである。)

これで今年の現地観戦は終了だと思うが、このチームに今年出会えた事は私にとって足を運んだだけの価値のある収穫だったのではないだろうか。

オマケ。楽しい動画を揚げてくださっていた方が居たのでご紹介
 

こんにちは、ようやく先週故障中のPCが直り、久々の投稿となります。

今回は、試合…では無く、三島市で行われたコチラのトークショーに参加してまいりました。 
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夢 ACTION 『一度きりの人生』 
日本サッカー界のトップを駆け抜け今も挑戦し続ける2人をゲストに迎え、夢を抱き続ける大切さ、自ら行動を起こす大切さから、スポーツと夢及びまちづくりに関してのトークイベント。

奇しくも、前日の7日に沖縄で沖縄SVの会見をしたばかりの高原直泰氏には、特に大きな注目が集まりました。


受付開始の18:00過ぎに会場に到着。平日ながら既にロビーには沢山の人。年配の方から女性、サッカー少年に至るまで年齢層も様々でした。
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会場に入ると、 SC相模原の今シーズンの試合をまとめたPVがエンドレスで流れてました(笑)
曽我部選手がドフリーでヘッド外したシーンは外してあげなさいよw 
場内では「本日満席の為、前から詰めて座ってください」とのアナウンスが、実際イベント開始時刻の19:00には会社帰りの方々も集まりほぼ満席になりました。

一通り、祝辞等があった後、いよいよイベントが始まります。大雑把ではありますが、進行の流れに沿って書きたいと思います。
※本イベントは写真撮影OKという事で、少しだけブログ用に写真を撮らせていただきました。
 
まず、この日トークを進めるコーディネーター役の藤田義行氏、SC相模原代表である望月重良氏がご登壇されます。
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 藤田氏は、三島市の商工会議所青年部・副会長。
そして、数々のアスリートの治療もされているトレーナーの方です。詳しくはコチラからどうぞ  
望月氏とは高校時代から、高原氏とはドイツHSV時にはドイツにパーソナルトレーナーとして滞在され、この日の主役2人とは旧知の間柄と云った所でしょうか。

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そして、J3・SC相模原代表の望月重良氏です。
もう引退されてから何年も経っているので、若い世代では知らない人も多いかもしれません。
プロフィールはコチラ  

話はSC相模原を創設される所から始まります。
恐らく、この事は望月氏の著書やSC相模原のサポーターの方々が僕よりよほど詳しいでしょう。
特発性大腿骨頭壊死症という国の特定疾患を患い選手を引退、監督かコーチでもやるかと思ってた頃相模原で友人と食事をしていた際。
お酒の席ではあったが店の大将に「相模原は何もないから週末に子供を連れていける様なサッカーチームだったりを作って欲しい」と言われ、お酒の席でもあり冗談かとは思ったが何度も真剣にお願いされた。
その後、 改めて相模原市について調べてみたが、ポテンシャルがあると感じ、監督業の夢を一旦封じ、県3部からJリーグ入りへ…大変な苦労をしたが7年間駆け抜けてきた。

最初の試合、観客は50人前後だった。それが今はギオンススタジアムに毎週3,000人のお客様が来てくれている。
県リーグに参戦し結果を残していく事で、行政に何かをお願いしたりされたり。徐々にではあるが地域に認めて頂いて来た事。
SC相模原というサッカーチームが地域や相模原市に1つのツールとして地域振興出来る存在でありたい等、スポーツでの地域振興について語ってくださいました。


更にここで、三島市の産んだスーパースター高原直泰氏が登場し3人でのトークが始まります。
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前日に沖縄SVの会見を那覇市でしたばかりの高原氏。自ずとその話が出るのか…注目が集まりました。
プロフィールはコチラ  

高原氏の話は、まず中学生で地元三島市を離れ清水市にサッカー留学する所から始まります。
小学生ながらに母親(父親に言うのは怖かったらしい)に清水の中学(東海大一中)に行きたいと決断し伝えた事。
私学の学校、更に毎日駅まで送り迎えしてくれたエピソードから夢を持つ子供への親の愛。
「子供の頃は当たり前だと思っていたけど、今思うととてもありがたかった。」と両親に感謝している事。 
*この日は高原氏の親御さんも会場に居たらしいです。 

ジュビロ磐田に入団、周りが上手くてちょっとトラップやパスをミスすれば周りがミスしなから目立つ。練習から必死でやった。当時のジュビロは練習からそれが当たり前のチームだった。高いレベルに身を置くことの大事さ。
(高原が加入した頃、ジュビロ磐田は黄金世代、ブラジル代表のキャプテンも居れば、代表選手も沢山)
アンダーエイジでは世界と対等に戦えている自信があった、だから早く海外へ行ってそれ以降に付く世界との差を埋めたかった事。
ポーランドからフランスへ移動の飛行機でエコノミー症候群になり、日韓W杯に出られなかった。W杯を経て世界へ羽ばたくつもりであったが、頭を切り替えこの年にJリーグで得点王・MVPに2冠を取りアピール。HSVと1860ミュンヘンからオファーを受けHSVへ移籍した。
※エコノミー症候群が日本で認知され医者に行くと感謝されるらしい 

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望月氏の清水商業時代等も引き合いに出し、
「うまいやつとやれば自分も上手くなるよね。手は届かないんだけど、距離が縮まる感じ」
「失礼な話だけど、下手な奴とは練習しなかった(笑)」

等、笑いも絡めながら質問コーナー等話は進む…

挑戦する原動力は?
 望月氏「向上心」  高原氏「好奇心」

悩んだら誰に相談する?
 両氏「自分で決める。相談しない」

壁にぶつかったら?
 高原氏「サッカーで壁を感じたことがない。まだ俺が下手くそなだけもっと練習する」


で、皆さん注目の沖縄SVの事ですが…まぁ話してくれました。

元々、柔道の野村氏、ラグビーの福永氏らと競技問わずに育成出来る環境を作るプロジェクトを考えていた。(この点に関しては以下の記事を参考にしてください)
沖縄SV立ち上げの高原は「代表兼監督兼選手」…県3部スタートも将来的なJリーグ入り視野  
 
その中でまず、モデリングケースとして沖縄SVを立ち上げる事になった。
また沖縄を選んだ部分にも、地元での育成という部分に対する思いを感じさせた。
現地の方々と話をさせて頂いた際に、「優秀な子達が地元を離れて県外へ出ていって行ってしまう。」地元の受け皿になるチーム・施設を作りたい。そう言った思いもある様でした。
トークの中で藤田氏が「本当、高原さんは地元の三島市を愛してる」と言った通り。沖縄の現地の人達の地元愛を受けれるチームになって、ゆくゆくSC相模原と対戦出来るクラブになると良いですね。

高原氏が新たに踏み出した挑戦・夢の話。そして望月氏の今後の夢はSC相模原をもっと、そして相模原市を世界にアピールできるクラブにしていく

といった感じでお二方の未来への夢をうかがい、聞きたい事はまだまだ沢山ありましたが90分という楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。


何ともうまく伝わらない文章で申し訳ないです。
今回は、夢ACTIONと題しテーマに基づいた(夢・行動・地域振興)点にフォーカスし話が展開されてました。 

トークイベント等に参加するのは初めてでしたが、またこういったイベントがあれば参加し私自身もまた刺激を受けたいと感じました。

今回この様なイベントを無料で開催された三島市商工会議所青年部の皆さまに感謝です。 

皆さんこんばんは。
夜磐です。


昨日、カワウソJ1昇格プレーオフを見に大阪へ行ってきました。

早朝に家を出て、新幹線に乗車。
登場から8年、今やすっかり東海道の顔になった N700 系です。
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この電車はグリーン車なら全席、普通車なら
窓際の席にコンセントがついているので、
スマホを弄りまくっても充電ができて便利です。

車体傾斜機構を搭載しているこの電車は、カーブに入ると
ダイナミックに車体を傾けながら駆け抜けていきます。
新幹線は「速度を感じないほど内部はゆったり」とよく
表現されますが、カーブに入って車内が傾いた瞬間だけは
ああ、今、爆速で走ってるんだな」と実感します。


さて、スマホを弄りながら新大阪に到着した後は、
御堂筋線、中央線と乗り継いで大阪港へ。
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第一の目的、カワウソ鑑賞を果たすために
海遊館へやってきたのです。

館内の割と最初の方にカワウソはいました。
偶然にも食事の時間に立ち会えたので、
両手掴みで荒々しく魚を食べるカワウソの姿を見られました。
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それ以外にも、
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カピバラとか

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ペンギンとか
見ました。

帰り際には、一緒に連れ立ってた人からカワウソのマスコットを貰って大満足。
試合前の海遊館、お勧めですよ!


海遊館を堪能した後は、なんばにある「551蓬莱」で昼食。
名物と名高い豚まんをいただきました。
マジで美味!
ついでに食べた炒飯も美味しかったです。


昼食をとった後に、いよいよ長居スタジアムへ。
DSC_1626
今回、磐田が関わっているわけでもないのに
わざわざ大阪までプレーオフを見に来た最大の理由は、
長居スタジアムに来てみたかったからです。
今まで長居スタジアムには一度も来たことがなかったんですよ。

長居スタジアムといえば、サッカーファンには馴染深いスタジアムです。
セレッソ大阪の本拠地としてはもちろんのこと、
日本代表の国際試合やチャリティーマッチなど、様々な試合の
会場として使用されてきました。
特に、02W杯で、日本代表が初めてW杯で決勝トーナメント進出を
決めた舞台になったことは、このスタジアムを語る上で欠かせない事実ですよね。
馴染み深いが故に、以前から長居には一度行ってみたいと常々思っていました。

ちなみにチケットなのですが、
ちょっとした幸運からメインスタンドの前から2列目という
超見やすい座席のチケットを入手することができました。
最前列は柵が視界を遮るせいか発売していない模様なので、
実質2列目が最前列でした。
で、このアングルです。
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近い。


初めて足を踏み入れた長居スタジアム。
以前から好評は耳にしていましたが、
予想を上回る素晴らしさでした。
試合でもチームでもなく、スタジアムに感動したのは久しぶりでしたね。

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自分がこのスタジアムで気に入ったのは、
手入れが行き届いて綺麗な状態が維持されていたこと、
スタンドの構造、そして建造物としての美しさです。

落成から間もないスタジアムであっても、掃除などの手入れがされていない
スタジアムは、どこか薄汚れていて不衛生な印象を受けます。
その点、この長居スタジアムについては、少なくとも自分が見た部分に
ついてはメンテナンスが行き届いており、清潔感を感じました
二つ目のスタンドの構造については、スタンドの傾斜と高さが
絶妙なのではないかと思った故に書きました。
スタンドに程よく高さがあるので逆サイドまで良く見えますし、
角度もあるので前の座席の人の頭も気になりません。
そして最後の、建造物としての美しさ。
日が沈み、屋根に取り付けられたライトに照らされた長居スタジアムは、
それはもう美しかったです
婉曲した屋根やスタンドが、どことなく柔和なイメージを持たせるのでしょうか。
理由はわかりませんが、とにかく綺麗だと思いました。

DSC_1648


あと、このスタジアムで感じたのは、一層式スタンドの良さです。
最近の巨大スタジアムというと二層式のスタンドが主流ですが、
層を隔てられない全一層の長居は、二層式のスタジアムよりも
熱気を孕みやすいのではないかと感じました。
とりわけ両チームのサポーターが醸す迫力は凄まじく、
両ゴール裏に陣取る彼らの姿が、まるで壁であるかのように感じました。
二層式スタンドの声が上から降ってくる感じ、あれはあれで好きですが、
一層式のスタンドも悪くはないなと再認識しました。

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試合は、周知の通り1-1の引き分け。
年間順位で上位に立っていたアビスパ福岡が昇格を決めました。

福岡の選手、スタッフ、そしてサポーターの皆様、
おめでとうございます。
今年3タテ食らった借りは絶対に来年返させてもらいますよ。


試合は、最後まで白熱していて面白かったと思います。
開始直後からどちらもテンション高くて飛ばしに飛ばしており、
「最後まで持つのか?」と心配になるほどでしたが、
どちらのチームも最後まで集中力を切らしませんでした。
十分に見応えのある試合になってくれたので、
見に行った甲斐がありました。


セレッソはプレーオフ決勝進出が決まって以降、
外野からあれこれ言われて心中穏やかではなかったと思います。
俺らはいつまでシャーレ(笑)って言われたら許されるんだろう・・・
そんな中で迎えた試合で、福岡に勝るとも劣らないクオリティを
見せたセレッソは賞賛されて然るべきですし、
ましてや「ざまあみろ」などと言われるような理由はないと思います。
昇格こそ逃しましたが、セレッソは最後まで戦い抜きました。
選手もファンも、堂々としていてほしいと思いますね。

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試合後、少しだけ知人と雑談をした後に新大阪駅へ。
ギリギリでしたが指定券を取っていた電車に間に合い、
再び爆速で東京に帰りました。


日帰りのドタバタ小旅行でしたが、大阪は非常に楽しかったです。
来年はガンバの新スタを見にまた行くので、
次はもう少しゆっくりしてやろうと思いました!


以上、大阪遠征記録でした。


夜磐

2012年03月20日の話。
かつてスポナビに書いた記事を加筆・修正したもの。


J2第4節 町田ゼルビア対ロアッソ熊本 in 野津田。 いってきたので簡単な雑感をレポします。 野津田ってどこよ???  って思われる方に説明しますと小田急線鶴川駅から山のほうへ行きます。 チーム名に町田とついていますが、彼らの聖地・野津田は町田駅から新宿へ2駅離れている鶴川が最寄です。※ちなみに急行が止まりません。 聖地は駅からバスでえっちらおっちら20分ちょっとの場所にあるのですが、まぁ、田舎です。 余談ではありますが、町田は小田急線とJR横浜線が交差し、西の渋谷と言われるくらい夜が楽しい、若者の街なのですが、そこから2駅行った駅のさらに郊外となると関東圏では大分アクセス面では難儀な部類です。 ちなみに郊外だけど、もともとが公園にある陸上競技場なので大規模駐車場などありませんので、バスが基本になります。 観戦を考えている人は鶴川駅に試合開始1時間半前には居たいとこです。特にスタグルが食べたい人、席を確保したい人はさらに早くてもいいと思います。 野津田に到着するとまず気になるのが町田サポの声が良く聞こえてきました。どうやら場外で気分の高まったサポがチャントの練習や応援歌を歌っているみたいで雰囲気は良いです。 スタグルはそれなりにバリエーションがあって10近い店舗があります。 ただ、人気店とそうでないところの差がある印象でサポも玄人が多い様子です。 自分は塩唐揚と焼きそばを購入。(唐揚の衣が半生だったorz) 値段も味も合格点だし、この野津田の構造上アウェーサポも食事を買いやすい設置になっています。 チケットは指定席がなく、所謂安い席とそうじゃない席の区分くらい。(当時) 席取りにいくと、ピッチが非常に近くて臨場感があること、ほぼ平行で俯瞰で見たい人にはストレスフルかもしれないと思いましたね。 ロアッソサポーターも50人は居るだろうか、在京ロアッソサポだけではないとの話も周囲から漏れ聞こえてきて、彼らのサポート精神には頭が下がるばかり。 それにしても、このピッチは異常な違和感が、、、、 少しの間なんでかな?と考えていたけど、 気がついたのは、周囲の人の会話にたびたび出てくるホッタテのメディアセンター。 異常な存在感を出しているこの建物は町田が聖地野津田を使うために必要不可欠だった施設とのことだけど、ホントに違和感が、、、
それでも、フロントに選手、サポーターとJ2をココで戦うという意地が感じられた部分でもあるから複雑な気分。 話はそれてしまうけど、今後野津田をそれなりの規模のスタジアムに改築していくとしたらどうするか。 その部分はすごく難しい課題だと思う。 まず、山を削って作った施設ゆえに後背地がすぐに斜面で整地が必要になってくる。特に現在のほぼ平行な視線を考えると、角度のある席が必要になってくる。 次にアメニティで、現状4000人くらいのJ2規模での開崔ではトイレやハンディキャップのある人は仮設や個別対応が利くだろうけど、今後カップ戦で在京J1の中でも動員数の高い浦和を迎えたときにその課題が浮き彫りになってしまうのではないだろうか。 現状ではどこまでの規模を野津田でやっていいことになっているか、わからないけども、絶対に今後代替スタジアムでの開催を余儀なくされると思う。 単純な箱でいえば、昨年ホンダロック戦で使用した麻溝台の方が上等なので、少しの間は我慢のホーム開催があると思います。 ただ、逆に言えばそれだけ準備する時間はあるので計画的に進めてほしいですね。 話戻って、試合の話。 ゼルビアサポーターは家族づれが多くて、自分の隣も赤ちゃんを連れた夫婦で、前列には「卒園おめでとう」をつけた女の子を連れた家族も居ました。 少し離れたところでは同級生同士なのか「何年ぶり~?」なんて同窓会みたいな会話もあり、非常にアットホームな雰囲気を感じました。 みんなゼルビアが大好きで、ただの一見さんじゃないからすごい。 選手はわかるし、チャントもできる、タオマフはぶん回す。 ゴールが入ればタオマフぶん回して、スタンディングオべーション。 意外に年季が入ってるし、恥ずかしさもありません。 ただ、まだまだJFLからのファンやゼルビア関係の何某かできている人が多いので、これからの集客とファン定着には注目したいところですね。 試合のほうは1-0でゼルビアがHOME初勝利。 2連勝と乗ってきました。対する熊本はまだ1勝と苦しい状況。 試合に勝って試合会場を満面の笑みで後にするゼルビアサポの熱のこもった回想をBGMに鶴川まで戻りました。 満足感から小田急線では最寄までうたた寝をしてしまって降り過ごすところでした。 また来週もどこかで、サッカーのあるところで。

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