フットボール マンション

『フットボールマンション』は、各住人に一つのカテゴリー(部屋)を与えており、その中で自由に執筆活動をしております。 初めて当サイトにお越しくださったお客様は、是非、右記カテゴリーより『はじめに』及び『住人の自己紹介』をお読み頂ければ幸いです。記事の更新情報は公式ツイッターアカウントから随時発信されますので、是非フォローをお願い致します。

2015年06月

こんにちは、昨日のマリノスに続いて明治安田生命J3 2015年第17節 SC相模原対ブラウブリッツ秋田を観戦してきました。


試合開始30分前にギオンスタジアムに到着しました。
小雨で21℃と気温も低く、観戦日和ではありません。
いつもは満車の駐車場も空きが目につき、最近観客動員が落ち込んでいますが、本日は1,700人程度と天候不順によりさらに拍車をかけることになりました。


今日は、先日個人スポンサー「フォルツア相模原」に寄付した特典であるB席チケットをS席にグレードアップしました。(B席はバックスタンド席で屋根がなく、雨を避けれない)
 
2015-05-03-11-34-32

S席観戦のすゝめ
S席はメインスタンドなので、南サイドスタンド側(SC相模原のゴール裏)から、裏手に回ります。
途中、スタジアムグルメが並んでいるので、ここで先に今日の昼ご飯を調達することをおススメします。
(再入場は可能だが、戻ってくるには距離があり面倒くさい)


IMG_2202

いつも通り、眞田珈琲のサガミハラテを頂きました。
少し肌寒い陽気だったので、今日は暖かい飲み物でもちょうどいいくらいでした。

IMG_2205

メインスタンド最後列は後ろにスペースがあるので、傘やカバンなどを置ける便利な席です。
ただ、メインS席は後ろへ行くほど、観戦客のキャラクターが濃くなる傾向にあるようです。
選手がミスをすると、どうしても舌打ちが出てしまうオジサン、フェア・モービーのファミリー、試合より写真を撮ることに全身全霊を傾ける初老の男性、何やら試合メモを取りまくる人、以前は三幸秀稔に熱狂する女性もいました。

いつも近くに座っている老夫婦のご主人は天龍源一郎なみにしゃがれ声ですが、的確にSC相模原のサッカーの悪い点を指摘するので、心の中で『先生』と呼んでいます。


IMG_2203

アジサイのきれいな季節になりましたね。
ゴール裏の壁にはこうしてキレイな花が咲いており、女性や老夫婦が立ち止って写真と撮ったり、見比べてみたりして楽しんでいました。


お腹が減ったらDONカレーです。
チョリソーをのせて750円は安い!!とうなるほど美味しい白いカレーです。
SC相模原的グルメ DONカレー )
IMG_2204


キックオフ!!

秋田は前線で2人が同時に動き出して急増DFラインの破たんを狙ってきました。
相模原対秋田1

この攻めに対するモービー、成田、安藝の対応は非常に安定しており、特に安藝は開始から何度か放り込まれたロングボールを全て的確にヘディングクリアするなど、終始精度の高いプレーを見せていました。

ただ、成田は序盤からボールを持ちすぎるきらいがあり、相手の対応の悪さもあり大きく目立つような穴にはなりませんでしたが、何度か怖いと思うシーンがありました。
相手へのアプローチの早さや対人守備の強さは誰もが認めるところですが、奪った後のプレーの質を上げることが彼の課題ではないでしょうか。
中盤の須藤やトロに何かがあれば、代わりの第一候補は成田です。
監督にアピールする上でも、LSBで起用される中でビルドアップへの貢献や攻めあがりの質の向上を見せていきたいところです。


先制は相模原。
4分に二次攻撃から、寺田が低いクロスを入れ、須藤が押し込みました。
起用に応える働きで幸先の良い展開となりました。

その後は時間の経過とともにブラウブリッツの攻撃が散発的になり、危険なシーンもほとんどなく、飯田涼がさまざまな場所に顔をだし、決定的なパスを何度と狙い、LSBの成田も高い位置に数度侵入し、ブラウブリッツ秋田に次々シュートを浴びせました、、、が追加点は奪えませんでした。

IMG_2207

ハーフタイム。

最近、売り出し中のレオジーニョ、今日も出番はありそうです。
(結局出場せず)



IMG_2209

後半は飯田涼のショータイムになりました。
自ら蹴ったCKから、二次攻撃で目の覚めるようなミドルシュートをたたき込みました。
これで2-0とリードです。

直後、カウンターの起点を潰そうとした寺田がイエローカードを貰いました。
寺田は前半の先制シーン以外では、裏を簡単に取られたり、相手との距離感を掴めずボールを失うなど、精彩を欠いたプレーがあり、試合勘の無さが目立ちました。
今シーズンのRSBは森でしたが、彼はもう1試合出場停止なので、次節では守備面での活躍も期待したいです。

ブラウブリッツも攻撃に修正を加え、SBが中央へスライドした後の大外を使ってきました。
特にRSBの寺田は左サイドで攻略されたことで、全体が左へスライドし、自らの右側にスペースが生まれ、ブラウブリッツの侵入を許しました。(寺田が悪いわけではない
相模原対秋田2



25分に飯田が3点目を決め、試合が決しました。
IMG_2210
IMG_2211

あとはクリーンシートで終わることが一番重要なことですが、SC相模原は試合のクロージングが苦手です。
ブラウブリッツ秋田の米澤に押し込まれ、3-1となり、さらに秋田の猛攻を受けました。
相模原の辛島監督も樋口に代えて井上、寺田に代えて小谷を入れ、これ以上の失点を許さないためにフレッシュな選手、より守備的な選手を投入しました。


その後、プレー中に相模原の選手が痛んだところで、問題が起きました。
味方DF陣からの求めで、MF曽我部がボールを外に出したときに秋田DF江崎がアフタータックルを食らわせ、曽我部も相手を払いのけ、もめ事に発展しました。
直後に鈴木健太との交代でシーンでは、ゆっくり歩を進めたことで審判から警告を受け、監督と握手をすることなくベンチに下がりました。




前節の盛岡戦では、ベテランの森、フランチャイズプレーヤーの工藤が退場し、特に森の行為に対しては2試合の出場停止を受けており、サポーターの心理としては不安を煽られる局面でした。


試合はそのまま3-1で終了。

IMG_2212
IMG_2213

メインスタンドに向かって挨拶する面々。
曽我部はやはり一番端にいて、その表情も最後まで曇っていました。

IMG_2217

彼は何を思うのでしょうか。
可能であれば、あの時のメインスタンドで彼に呼びかけた人たちの声を、冷静になってから聞いてほしいですね。(音源は無いでしょうが、
どれだけ自分がファンから愛されているか、わかってもらえると思います。
(前回の試合記事のおまけで 彼について少し書いています 明治安田生命J3 2015年第14節 SC相模原対ガイナーレ鳥取 )


余談ではありますが、
今シーズンも何度となくチームに創造性とチャンス、ゴールをもたらした曽我部にとっては試練が訪れています。
飯田涼という、キッカーとしても、アタッカーとしても優秀、そして自分よりも若い選手が台頭し、レオジーニョも徐々に結果を残しており、LSBは固定できていないチーム事情もあり、思い通りに行かない局面が増えています。
曽我部の技術や攻撃への積極性はSC相模原の他の選手にない武器であり、SC相模原のエースアタッカーは彼です。
次節では、またゴールへ向かう強気のプレーで得点に絡んでくれることを期待しています。


IMG_2214

今日の高原は空中戦で相手から強烈なチャージを食らうなど、本領発揮とはいかなかったが、ボールの預けどころとして機能していたし、多くの選手が彼の懐の深さに頼りすぎての面もあり、彼をもっとシュートが出来るエリアでプレーさせたいですね。

IMG_2215

寺田は女性ファンが多そうですね。
(近くで見ると小さい)


IMG_2216

今日も途中から出場の「イノウ エタイラ」選手。
公式HPのフリガナが間違っていると何度かTwitterで言っていても、一向に直る気配はない。
消える時はまったく存在感がない彼は30分の出場では何もできなかった。


IMG_2218

昔、通っていた塾の先生にソックリな鈴木健太。
サッカーの申し子というのは、彼の高い戦術理解力と基本的な技術の高さを的確に表現しています。
平面サッカーのパス回しがお得意で、昔風にいうとリンクマン。

安藝はスタンドからの呼びかけに応じて、安藝スマイルを振りまいていました。
彼の笑顔は人を安心させますね。
久しぶりにピッチの中で見ましたよ!!

IMG_2219

後ろで優男イケメンのコタさんこと、小谷が安藝の視線の先をチロリ、、、
彼も期限付き移籍ですが、ぜひSC相模原に残ってほしい選手ですね。

IMG_2221

ブラジル人+木下通訳。
レオジーニョは最近結果を残していますが、出番がなく、表情は固め。
トロは真っ白な歯を見せながら、スタンドの歓声に応えていました。

IMG_2222
ファミリーからの呼びかけに応じるモービー。
スティーブ・ジョブズに似ていている背の高い外国人の紳士を見かけたら、それはおそらく彼の父。


IMG_2223

先制点を決めたすどぅとイケメン飯田。
今日のすどぅはJ3のエンケラールというより、J3のサミー・ケディアでした。
目指せ、J3のパトリック・ヴィエラ!!

IMG_2224

飯田はその能力をドンドン発揮しています。
重心が低く柔らかいドリブル、独特の感覚を持った楔のパス、スルーパス、プレースキック、献身的な守備。
佐野ちゃんがいなくなって以来、待ちに待ったパスで味方を使える選手でもあり、菅野のように自分でも仕掛けられるのは佐野ちゃんと菅野を1人でこなしてしまうスーパーな選手なのかもしれません。
今、もっともSC相模原で注目されている選手でしょう。

それでいてイケメンとか、もうどうしたらいいんですかね。
天は二物を与えず ってウソじゃないですか。




ファジサポ警部「一足おそかったか、、まんまと盗みおって、、」

相模原サポ「いいえ、あの方は何も取っていきませんでした。サポーターのために戦ってくださったんです。」

ファジサポ警部「いや、飯田涼はとんでもないものを盗んでいきました」

ファジサポ警部「相模原サポーターの心です!!」

相模原サポ「はい

ファジサポ警部「では、失礼します」(育成型期限付移籍終了



それでは困る!!




おまけ




地元出身の蒼井そらさんが観戦に訪れていたようです。


IMG_2153

車で行くなら、線路向こうのラブホ街が安いし、比較的すいてます。そんな歩かないし、結構いいと思う。
スタジアムが近くなると高くなります。
IMG_2154
IMG_2157
IMG_2159
IMG_2160
IMG_2161
IMG_2162
IMG_2163
IMG_2164
IMG_2165
IMG_2166
IMG_2167
IMG_2168
IMG_2169
IMG_2170
IMG_2172
IMG_2173
IMG_2174
IMG_2175
IMG_2176
IMG_2177
IMG_2178
IMG_2179
IMG_2180
IMG_2181
IMG_2182
IMG_2183
IMG_2185
IMG_2186
IMG_2188
IMG_2189
IMG_2190
IMG_2191
IMG_2192
IMG_2193
IMG_2194
IMG_2195
IMG_2196
IMG_2197
IMG_2200


というわけです。

0-3で負けて何も言うことがないわけじゃないけど、、、チームの状態に差がありすぎました。



IMG_2156


大戸屋でご飯食べたんですが、もう少しマグロのっけてほしいな、、、と思います。
はい。

では、

「俺たちが見据えてるのは、年間王者だから」。

確かにそれ自体に間違いは無いし、「ファーストステージ王者『だけ』」になっても最終的に意味は無い。

しかし、それは「ファーストステージ王者」を逃して良いと言うことでもない。

であるならば、その称号とやらをいち早く頂いてしまおう。

「ファーストステージ王者」になる事が「年間王者」への最大の近道であることだけは間違いないのだから。


今日も勝ち点3を。

はい、ジェフとアビスパの試合を見に行きました。


普段、ジェフの試合をたま~に見に行くときは大抵ホーム自由席の・・・

2015y06m15d_225907355

で見てるのですが、今回はレッズに在籍にしていた選手がいる福岡側で見ることにしました。

濱田水輝と堤俊輔です。

試合前にまず感じたのがこれ。


アウェイ側はもっとスカスカなのかなと思ってましたが、なんだかんだいましたね。

僕みたいな立場の人間もいたでしょうが、結構ユニフォーム着用率も高かったので、関東在住のサポーターも一定数いるのかなと思いました。


試合の方に関しては、よくわかりませんので書きません(笑)。

ただ、濱田は3バックの真ん中で両脇のCBをなんとかギリギリコントロールしてたかなと思います。
正直、堤もイも得意不得意が結構はっきりしているプレーヤーな感じがするので、真ん中でうまく調整をとるのは想像以上に難儀だと思います。

後、2列目の金森。
生で見たのは初めてなのですが、いや~いいドリブル持ってますね。
まだ若いということで、今後が楽しみというか、下手したら個人昇格までありそうな気もしますね。
(もちろん、ベストはチーム昇格でしょうが・・・)

さてさて、城後ですが、まあ消えてました(笑)。
一発ガツンと決めて欲しかったですが、城後の日ではなかったようです。


はい、まあ追い上げる形になった後半は特に楽しかったですし、スタンドのボルテージも相当な感じになってました。

それこそ、中原の同点ゴールの時は、周りの福岡サポとガチでハイタッチして喜んでました(笑)。



今見ても、中原の跳躍力がすごいなと。


そして、蘇我に行った最大の?理由がこれ。


グリーン車快適すぎるわ。



さて、土曜日は神戸ですね。

当然行きます。

あなたはサッカーというと何を思い浮かべるだろうか。


私は次の2つを前提に思考をスタートさせる
ピッチの中で起こるサッカー。
ピッチの外でのサッカー。

前者はもちろんピッチの中で展開されるサッカー。
技術論、戦術論に始まり、90分の試合が全て。

後者はピッチの外でのサッカー。
チームマネジメント、育成、メディア展開など、
いわゆるサッカーを単純な球蹴りスポーツと考えるなら、
競技そのものの外に置かれて議論されるものである。


あなたはどっちのサッカーに興味があるだろうか
サッカーを見るとは基本的に前者をさすだろう。
戦術に詳しい論者やサッカー選手の経歴を諳んじるひともいるだろう。
でも、正直なところ そんなサッカーはサッカーの良い面を見ている過ぎない。
サッカーのほんとの泥臭くて、血なまぐさいところは後者にある。
そうしたところに注目して、もっともっと議論と活動を活発にさせていく。
これからの日本にもっと必要なこと。 

このページのトップヘ