去年の今頃何をしていただろうか。
Jリーグ最終節のチケットを買って準備をしていたはず。

埼玉スタジアムでの最終節を観た時に思った。

「何故もうシーズンが終わってしまうのだろうか。もっとこのチームの試合を観ていたかった。」

レヴィーの元で前線からアグレッシブに仕掛け圧倒したあの試合から1年が経った。

今は「何故まだシーズンが終わらないのか。」 と思っている。


内容的には夏に山口蛍が怪我をして、その後数試合で見限っていた。
シーズン序盤から沢山の勝ち点を試合終了間際で落とす。

毎年どこかのチームで見られる景色を自分の応援するチームで見ることになった。

残留の可能性については清水戦の敗戦で諦めた。
あのタイミングで勝てば残留、負ければ降格だと思った。

結果勝ち点3を献上した。

落ちたなと思った。今の清水に勝負所で完敗するチームが残留出来るはずがない。

今日遂に数字上の可能性が潰えた。
むしろよく粘ったなと思う。
少なくとも試合内容は勝ち点30に届くようなチームじゃなかった。
カカウが加入しなかったら多分2節ぐらい前に決まったと思う。

内容が酷くても彼のワンプレーで勝ち点を奪ってくれた試合がいくつかあった。


何にせよ来シーズンをJ2で戦うことが確定した。


前回の3年間、苦痛が全くなかったわけじゃない。
森島が離脱してからは何を応援すればいいのかわからなかった。
2年目は香川が3つの代表に引っ張り回されてほんの少し足りない勝ち点に泣く羽目になった。

この時もし乾が来なかったら森島引退と同時に観るのをやめていたかもしれない。
しかし乾が来て、香川とのコンビネーションは観る価値を感じた。
3年目にマルチネスが加入して彼のプレーに心が踊った。

岡山戦の柿谷と濱田のコンビネーションも鮮明に覚えている。
J2の記憶があるということは変わらず観ていたということだ。

結局来シーズンが開幕すればまた例年通りセレッソの試合を観ているだろう。




今年の博打は失敗だった。それは間違いない。
経営上の目標は今後の動員の基盤を増やすこと。

去年の躍進や若手の活躍を基盤に今年は確かに動員が増えた。しかし来年は確実に減少する。

目標達成に残留は必要不可欠だった。

昔ある国のトップはこんなことを言った。
「観客収入を増やすには先に観客動員数を増やしてから。動員が減っている状態でチケットの値段を上げれば動員がどんどん減っていくだけだ。」
経済の牌を増やしてから税と社会保障の改革をすべきだってさ。

まず何事も土台を大きくしてから。
残念ながら去年大きくなったはずの土台は今年崩れ落ちてしまったので、また土台作りからやり直し。 




今シーズンの戦術的な問題については各々が考えればいいと思う。 
自分の個人的な意見としては「守備貢献の低いカードを2つ並べたことと山口蛍の怪我は無関係ではない」ということ。

あとは監督毎に分けて議論しないといけない部分が多いので割愛。


来シーズンのメンバーが不透明すぎるので今後について書けることはほとんどない。

ただ、香川や乾、柿谷が通ったJ2での戦いを主力で経験していないユース組(杉本はレンタルで経験あり)には出来ればここで這い上がって欲しいと思う。


前回の降格よりずっとサポは多い。
少なくともアウェーがあんなに埋まるようなチームじゃなかった。

例え来シーズンここ3年以内のサポが8割減ったとしても昔よりは多いと思う。

 少なくともあれだけ魅力的だった2009年終盤の横浜FC戦でもサポはかなり少なかった。
最も成績が良かった2010シーズンだってどこもかしこもアウェー席は狭かったし、2011の日立台なんてアウェー席だけど心は黄色だろ?みたいな奴が山ほど混ざってた。

もし主力が残って1年納得いく戦いを見せて上がれるなら減少は最小限に抑えられる。
面子が総入れ替えになるようであればフロントには今年被った汚名を返上してもらいたい。

何にせよ観客が減るなりに減らさない努力を見せて欲しいところ。



最終節や今年のJの他のチーム等についてここで語ることは多分ない(そもそも他所のチームを殆ど観ていない)のでまた来シーズンの陣容が見えた頃にでもJに触れたいと思います。



余談

最後に1つだけ懺悔します。
カカウさんが来てくれた時に一瞬でもクラニィが良かったとか思ってすいませんでした。

少なくともカカウは評価されるべき仕事をしてくれたと思います。
錆つかない技術に舌を巻いたシーンも多く、ブンデスリーガでの状態を見て期待しなかった自分をいい意味で裏切ってくれました。

出来れば少なくとも6月の満了まで“Helmut”の活躍を観たいと願っております。