「サッカーの世界に入った経緯」


■サッカーに関する一番古い記憶は小学校低学年のころ。

スポーツ好きの父親の影響もあり、Jリーグ開幕に、ドーハの悲劇に、アメリカワールドカップにと、ブラウン管越しにサッカーに触れられる環境にあった。

加えて、小学校高学年になると、学校の昼休みや放課後にクラスメイトたちと一緒にボールを蹴って遊ぶ日々を送るようになり、徐々にサッカーに触れる時間の割合が増えていった。

気が付けば、当時放送されていた"セリエAダイジェスト"の視聴を、毎週欠かさないようなサッカー好きになっていた(当時録画していたVHS、私が実家を出た11年前には存在を確認しているが、いまも残っているだろうか…)。

結局、本格的にクラブや部活で指導を受けることはなかったのだが、私がサッカーの世界に入ったキッカケ(といってもひとつの出来事ではないが)といえば、この時期になると思う。

振り返ると、自分から積極的にサッカーを選んだのではなく、周りの環境がそうさせていた。当時の昼休みや放課後の遊びが野球だったら、また違う趣向の大人になっていたのだろう。


■初めてのスタジアム観戦かなり遅め。大学生になり、地元の北海道を離れ、関東に出て来てからのこと。

2006年、埼玉スタジアムでの天皇杯、浦和レッズVSアビスパ福岡。スコアレスの延長戦に浦和が3点取って勝利した試合。

浦和ファンの知人に連れられて行ったこの試合をキッカケに、敷居が高いと思っていたスタジアム観戦の面白さを知り、徐々にスタジアムに足を運ぶようになっていった。

コンサドーレ札幌の試合をチェックし始め、応援するようになったのもこの頃から。最初はどうせなら地元である北海道のクラブを応援しようという軽い気持ちだった。

いまでは、年に数十試合をスタジアムで観戦し、年に数回は遠征するまでになったキッカケとなったのは、初めてスタジアムの空気を感じた前述の試合だった。

地元の田舎に暮らしていたら、スタジアム観戦にハマることはまずありえなかっただけに、毎週末、気軽に近場のスタジアムに足を運べる環境に居ることは幸せなことだなと(しみじみ)。


■いま現在は、職場の仲間やオフ会など、フットサルをする機会がある。社会人になってから、十数年ぶりに実際にプレーする楽しさを味わった。

これからも試合を観て一喜一憂し、フットサルで実際にプレーする難しさを楽しみ、いつまでもサッカーとともに生きていけたら良い。