フットボール マンション

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おはこんばんにちわ
久々に活字に触れる機会があったので感想を記事にしてみようと思い、何年振りかにログインしてみました。
今回読んだ本は岩政大樹著「PITCHLEVEL 例えば攻撃がうまくいかないとき改善する方法」
かつて鹿島で背番号3を背負い守備をけん引、その後タイ、ファジアーノ岡山でプレー。現在KSL(関東サッカーリーグ)の東京ユナイテッドでプレイングコーチとして活躍されてる岩政選手が書いた本です。

本の構成は岩政選手がピッチ内外で感じたことが7つの論点、その中に39の考察で書かれています。自分が在籍していたチームの事だけでなく他チームの選手のことも取り上げられているので他サポにも勧められます。(ただし2008年の33節鹿島vs磐田、2016年昇格PO岡山vs松本山雅でトラウマがある方々はご注意ください。)
サッカー関係の本ってこれとオリベイラ監督の本しか読んでないのですが、この本に関してはとにかく試合中の駆け引きややり取りが事細かに書かれています。その中で感じたことを理論的かつわかりやすくに説明されていて読んでいて面白かったです。
それだけでなく戦術面、技術面に関する考察もあり、かなり納得する部分もありました。
この本を読むとサッカー観戦の観点がちょっと変わるかもしれません。
個人的に刺さったのは「めんどくさいを選ぶ」という文面でした。
めんどくさいと思ったことをやる・・・そうすることで大きく成長できる。
私自身もめんどくさがりでめんどくさいことはひどく疲れるのでやりたくない性質の人間ですがこれを読んで少しでもめんどくさいことはやっていかないとなと感じました。
この他には日本代表への思い、サポーターの事、今後の自分のキャリアの事が書かれており内容の濃い1冊となっています。

最後に...
Twitterの方でも岩政選手がつぶやいていましたが今年がプロサッカー生活最後になるかもしれません。
その雄姿を見たい方は是非スタジアムに足を運んでみてはいかがでしょうか。
拙い文章ですがお付き合いいただきありがとうございました。

ゼロックス以来の記事になります。

ACLとの二足の草鞋、続出する怪我人苦しいチーム事情の中勝ち星がないまま第5節。
特に前節のヴィッセル戦は未勝利同士の試合で完敗。
未勝利4の一角を務める有様。
因みに昨シーズン5節終了時点での未勝利3は大宮、新潟、広島(うち2つが降格)

開幕から1ヶ月で既に9試合の公式戦を熟しチームはボロボロだったものの代表ウィークのインターバル。今年のスケジュールだと流れを変える数少ないタイミングの1つになるのだが…。
怪我人は福満がようやく戻ってきたもののソウザが負傷。

代表帰りの杉本は控えスタート。山口は当然のようにスタメン。
本当に過労死してもおかしくない酷使っぷりにもケロッとしてるキャプテンは半端ないです。

序盤はセレッソペース。
走力を見せるベルマーレに対して個の強さと技術で優位に立ち、ショートカウンターからドンヒョンの技ありシュートで先制。
しかし時間が進むごとにズルズルと全体が下がると、ファーへのクロスに脚で合わせられ失点。
丸橋の対応も不味いがそもそもチームのラインがはっきりしないのが今シーズンここまでの悪いところだろう。
端的に言うと2ラインの間が広い。

追い付かれて1-1から後半
ペースは湘南に傾く。
人数をかけたテンポのいいショートカウンターに次々とピンチを作られる。
ボールが前に運べなくなっていった。

75分まで我慢が続く中高木に代えて杉本を投入。
相手のラインが下がり80分を超えてペースがを取り戻すと、86分ようやく試合が動いた。

松田の長いボールに抜け出した杉本がワンタッチでマーカーを躱すとペナルティエリアに持ち込む。
出てきたアンドレバイアの股を左足でぶち抜き勝ち越しゴールを叩き込んだ。
ここからの時間はチームも落ち着き時間を使いながら試合をクローズ。今季初勝利を手にした。

開幕からここまで気になっていた点→この試合の感想。
1.安定しないジンヒョン・木本・ヨニッチのトライアングル
→ある程度よくなった印象。去年の水準からはまだ遠いが。

2.遅れて加入したオスマル
→2戦目にして随分フィットしてきた印象。あと数試合は様子見。最終ラインに入れてソウザと並べる形が見たい。

3.丸橋高木のコンビネーション
→相変わらず良くはない。というか高木があまりSB使うのが上手くない印象。ただし高木に関係なく丸橋の攻撃面でのプレー自体はこの試合は良くなってきた印象。
高木丸橋両名とも柿谷と絡んでる時は面白いのだが…。

4.水沼のコンディション
→相変わらず精度が悪かったり噛み合わなかったり。クロスの精度が去年とは別人のように悪いのが難点。更に細かい崩しを狙ってミスが増える等、悪い意味で他の選手に染まってる印象。
水沼に期待するプレーはもっとシンプルなプレーなのだが…。柿谷清武みたいなプレーを同じようにやる必要はない。

試合結果に直結するプレーが出来る清武、ソウザの両名が離脱している中でどうにか成績を上げていかなければならない。福満は戻ってきたが山村や秋山も離脱しており、ネガティブな材料が多い状況で中断期間までの長い連戦をどうにか耐えて夏を迎えて欲しいところ。

皆さんこんばんは。
夜磐です。

本日、DAZNで磐田さんの試合を見ました。
怪我人続発で飛車角落ちの磐田さん、アジア王者にどう立ち向かうのか。

ジュビロ磐田 2-1 浦和レッズ
得点者
磐田)川又×2
浦和)興梠


■試合の流れ
序盤は浦和ペース。8分にペナ内で武富のクロスが、スライディングした
大井の手に当たって浦和がPKを獲得、興梠が決めて浦和が早々と先制。
その後も浦和が攻め込む展開が続くが、磐田は試合の経過と共に徐々に
攻める機会を増やし、前半終了間際に川又のゴールで同点に追いついた。
後半も立ち上がりから浦和が攻勢に出て磐田を攻め立てるが、
磐田が懸命な守備でゴールを死守。寸でのところで耐え続けると、
83分に浦和のミスを突いて川又が逆転ゴールをマーク。
そのまま試合は終了し、磐田が2-1で浦和に勝利。


■試合の感想
浦和はなんとももったいない試合。少なくとも攻撃はオーガナイズされていて、
ギャップを突きまくってくる武藤と武富に、磐田の守備は大いに手を焼きました。
押し込む時間帯もあり、2,3点奪えそうな雰囲気はあったのですが、
シュートがポストに当たったりミートしなかったりする不運で
一点止まりになってしまいました。逆転ゴールのシーンにしても、
直前のミスはともかくとして、川又のシュートが阿部に当たって
ループ気味に跳ねたというのは偶然の出来事。
それらをひっくるめて、浦和は運に見放された印象を受けました。

結果は出ていないようですが、何かが少し変われば一気に勝てるサイクルに
入っていきそうな気配はありました。そのサイクルに入っていないうちに
対戦を消化できたのは、磐田にとっては幸運だったと思います。


■磐田について
アダイウトンの負傷というショッキングな出来事があり、そこからさらに
ギレルメとムサエフまで出場できなくなるという追い討ちをかけられ、
非常に苦しい状況で迎えた試合でした。
立ち上がりに失点してしまって、「きついなぁ」と思っていたのですが、
そこから粘り強く戦い抜いて逆転まで成し遂げました。

先制点を取られた後とか、後半立ち上がりから半ばくらいまでかなり
苦しい時間帯があたのですが、身体を張った守備で追加点を
許さなかったことが最終的に結果に結びついたかな、と。
開幕戦で立て続けに3失点、2節でも軽率すぎる失点を喫した時は
今季の失点数はどうなっちゃうんだろうと心配したのですが、
攻撃はともかくとして守備はきちんとセットしておけば
強度はある程度維持できているようです。
浦和は攻撃力はあるチームですから、そのチームを相手にPK以外で
得点を許さなかったのは、自信にしてもいいでしょう。

攻撃については、2得点はもちろん自信になりますが、どちらも
相手のミス絡みだったので、磐石とは言えないと思います。
むしろ得点シーン以外であったチャンスを決められなかったのが
残念でした。相手の守備がセットされている状態でいかに崩せるかと
いうのが、コンスタントに得点を奪うための指標になると
思いますので、この点についてはまだ改善の余地があると思います。
今季ここまで、得点シーンはどれも相手のミス絡み。
イレギュラーではなく必然の得点を増やしていくことは
名波監督がずっと取り組んでいるテーマですし、そこは継続して
目指していってほしいなと思います。

とはいえ、ここまで不発だったエースの川又が2得点を決めてチームに勝点を
もたらしたのは、本人にとってもチームにとってもよかったと思います。
名波監督の言葉通り、エースが決めればチームは勢いづきます。
アダイウトンが離脱したことで、その双肩にはさらなる負担がかかり、
またここまでチャンスを外し続けたことで川又にはかなりプレッシャーが
かかっていたと思いますし、それがこの日の2得点で少しでも
解消されればいいですね。


以下、トピック。

■興梠のPKについて
浦和の先制点となったPKのシーン。PK判定については正しいジャッジだったと
思っているのですが、興梠の蹴り方の方が気になりました。
助走中にストップするのは違反と規定されていなかったっけ、と。

気になったので、国際サッカー評議会(IFAB)で制定されている競技規則を
JFAのサイトで確認してみたところ、PKについて下記の文言がありました。
PK規則

競技者が一度助走を完了した後、ボールをけるためにフェイントをする(助走中の
フェイントは認められる)。主審は、そのキッカーを警告する。


つまり、蹴る直前にフェイントを入れるのは違反ですが、助走中であれば
フェイントを入れるのは問題ないということですね。
確かにこれは助走中のフェイントなので違反ではなく、興梠が上手いと
いうことですね。あんまりやる選手がいないので、今まで誤認していました。
勉強になりました。


■J1デビューの中野、屈辱のインアウト
この日、後半21分に投入され、J1デビューとなったFW中野誠也。
持ち味を発揮できず、後半39分にまさかの途中交代となりました。
インアウト(途中出場の選手が途中交代すること)はサッカー選手にとっては
非常に屈辱であり、世界的に見てもほとんど起こりません。
中野にとっては非常に苦いデビュー戦になってしまいました。

ただ、名波監督は、就任後からこのインアウトを何度かやっています。
メンタル面を考慮して意図的にこのインアウトをやっているようで、
特にチームに加わって間もない若手の選手にやられることが多いです。
一般的にインアウトを食らった選手はその後の扱いが悪くなるのですが、
名波体制下の磐田ではそういうことはなく、むしろメンタル面含めて
思考やプレーのケアがなされ、その後に実力が向上します。
川辺も荒木も、そうやって大きくなってきました。
中野も見捨てられたわけではなく、名波監督なりの喝だと思って、
これから実力の向上に努めてほしいと思います。
私が彼に期待する気持ちに、変化はありません。


今日は以上です。

やっと書き始めやがったよコイツはw
どうもこんにちは。風邪&アレルギー性鼻炎の鼻が少し回復してきました。

では、3/17に行われたアスルクラロ沼津vsグルージャ盛岡戦を振り返っていこうと思います。

と、試合を振り返る前にこの話題…

■突然のまちあるき缶バッジ&スタンプの発表
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驚いた(笑)でも絵柄が曜ちゃんだったのは予想通りですね。(イメージカラーが青だしスポーツのイメージあるから)

簡単に説明だけすると
現在、沼津市の各地でまちあるきスタンプ、缶バッジ。という物が置かれています。
これは沼津市を舞台にしたアニメ「ラブライブ!サンシャイン‼」を通じて、沼津の色々なお店や場所へ足を運んで貰うキッカケにしていただき、もっと沼津を知って楽しんで貰おうと言った試みです。


アスルクラロ沼津のゴール裏もご存知の通り昨年からラブライブ!好きのラブライバーの皆が中心にハーフタイムに寝そべり撮影会・ハーフタイムショーと題し非公式ながらサッカーと共に地元・沼津を舞台にした作品を応援し楽しんで来ました。
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勿論、サッカー場でサッカーありきの場所ですから時には批判される事もあったし、全ての事が常に上手く行った訳ではありませんでした。時にはご迷惑をお掛けしてしまった事もあるかもしれません。それでも「応援する事も全力。楽しむ事も全力。」このスタイルで昨年ずっとみんながやってきました。

先に写真を貼ってしまいましたが、この日は親子連れもゴール裏には多かった印象で、お子さんが寝そべり縫いぐるみを持ってくるという光景も多く見られました。

今回のコラボまで、撮影会のみならずチャントや大旗も含めて皆が続けてきた事はちゃんと届いていたと。その結果だと思います。

発表後はやはり作品の大きさから反響も大きくアスルのホームページは2日位ずっとこんな感じ
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会場には発売開始の10:00の段階で100人近い列が出来ていました。
少し時間が経つと簡単に買える様になりましたが、これをキッカケに試合を観て行って、「初めてプロスポーツの試合を観た」「サッカー観戦初めてだったけど熱かった!」という意見もお見掛けしました。
勿論、中にはスタンプだけで帰ってしまった人もいるとは思いますが、キッカケが無ければアスルクラロ沼津というチームもサッカー観戦も彼らはする事は無かったかもしれません。
入口と言うのは一番勇気のいる事。
来てもらえれば、見て貰えれば、アスルクラロの選手達は全力で戦う魅力的な姿を見せて答えてくれると僕は思っているので見て頂く機会がある事は素直に嬉しく思います。

そして、4/1以降の試合で缶バッジ欲しくて行こうかな。と思っている方がもしコチラを見ている様でしたら、お時間に余裕があれば是非試合も見て頂きたいなと思います。




選手達は「沼津」の看板を背負って戦っています。作中のAqoursの子達が「浦の星」の学校の名前を背負って名前を刻むために戦ったのと同様に。
「沼津の誇り」という横断幕を沼津ダラーズの皆さんが掲げている通り「沼津の誇り」を胸に戦っていますので、良かったら応援して上げてください。

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■朝、沼津港から始まるいつものアレ

前置きが長くなりましたが、朝と言えば海鮮丼から始まる朝
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「開幕戦だからポールポジション取りたいんだよね」と何人かに聞いていたので7:30のオープン前に行ってみたら確か8番目でした(先頭3人がアスルサポで4/8人がアスルサポ・ちなみに6:30に来たらしい:ナニヤッテンダー)

その後は沼津港にある、やいづ屋さんという店内清水エスパルス一色のお店にちょっと顔を出させていただきました。
「土曜日、アスルのユニ飾るよ!」と先日言って頂いたので…本当エスパルス愛に溢れたお店の軒先にこの日は沼津のユニを一緒に掲げて下さり嬉しかった…。



「今日は沼津が勝って、明日はアイスタで清水が仙台に勝ちましょう!」とお話し開店前のお忙しい時間を少し頂きありがとうござました。(清水は残念ながらドローでしたが、2チームとも今年絶好調)

■アスルキッチン&全力ステージ
缶バッジもあったのでちょっと早めに愛鷹入り
クレープのLinoLinoさんに「アスルクレープ考えてるんだよー」と長岡の黒柳さんの駐車場でお話していたので早速赴く

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フランク・デ・ブール
限定10食!思った以上に量が多くてビックリした!
味は夏向けの爽やかな味。クレープも良いけど、これのドリンクみたいなの夏に出たらもっと売れそうな気がする。
↓去年のこういうやつ
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全力ステージではフリースタイルフットボールなどもありました。



■難敵グルージャとワンチャンス
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いつものウェルカムボード、タイコ叩き隊、ひものん。いつもの愛鷹。いよいよホーム開幕なんだなと実感がわきます。

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この日は控えに藤原選手が復帰
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FC東京U-23との開幕戦をベースに中盤は構成を変更。TMでも相性が良さそうだった前澤選手と熱川選手が縦の関係に

試合前、2~3か月の長期離脱が発表された尾崎前キャプテンに尾崎コールがサポーターからありました。また、この日はビッグフラッグも登場。
スタに入ってから「そっちビッグフラッグ来るけど、大丈夫ですか?」とダラーズの方から声をかけて頂きありがとうござました助かりました。


試合前のこういった光景を見ると尾崎選手の存在の大きさを感じます。試合に出られなくてもベテランとして試合外の部分で選手のメンタルだったり様々な要素でチームに貢献する。ゴンさんやテルさんのも通じる部分ですが、そういったベテラン選手の存在がチームをちゃんと支えてくれている部分だと感じるシーンでした。




さて、試合を振り返ると中々厳しい展開でした。
元々盛岡とは昨年も相性が良いとは言い切れない相手で、特にこの日は中盤の菅井選手などから展開していく段階をしっかり狙われている印象で前が繋がりません。
しっかりスカウティングしてきてる辺りが、昨年も対戦した時に盛岡凄いなぁ。と思ったのですが、そこを封じられた対策が藤原選手のベンチ入りだったんじゃないかな?と今は思っています。

ただ、守備面では前半失点するイメージが全くありませんでした。サイドは2枚で挟み込んで、中はしっかり中盤と連動してスペースを与えない。
ボールは支配されている様に見えるけど、攻めの糸口は与えない。

そんな前半戦でしたが、「強いチームはこういう試合でセットプレーからワンチャンス決めるんだよなぁ」なんて思っていたら青木選手が前半43分に先制点。

これでだいぶ楽になった気がしました。
後半途中から盛岡は縦の最終ラインの裏を狙いを変えてきましたがしっかりゼロ封。
開幕2連勝となりました。


お茶目な青木選手は絶対貼る

試合後、昨年まで在籍していた白石・田中・河津選手が挨拶に訪れました。
動画冒頭にもある様に「おかえり」と迎えれる沼津サポーターが沼津っぽくて好きです。


■2年目の挑戦
水曜の相模原戦がまさかの雪で中止、そして先週の4節vs北九州を2-0と敵地で快勝を収め3連勝。ここまで無失点のアスルクラロ沼津ですがJ2年目に挑んでいるのは選手だけではありません。

今年からボランティアスタッフに挑戦した友人や、この日沼津のゴール裏には多くの親子連れやサッカー少年がいて、子供たちに「柵危ないから寄りかからないでね」と声をかけ気にかけて下さる友人もいました。
出来る事のカタチは一つでは無いと思います。人もこれからきっと増えていく。先を急ぐ必要はないけど、自分たちが手の届く範囲で出来る事をやっていけるのは良いなぁと思います。
また今年も一歩ずつですね。

※あ!マスクド・グルージャにも会ったよ!


追記
平成30年3月21日 沼津市長である大沼明穂さんがご逝去されました。
このグルージャ盛岡戦でもキックインセレモニーをされ「世界一元気な街・沼津」をキーワードに様々な方面で沼津を盛り上げようと尽力されていた故に突然の訃報、残念でなりません。
ご冥福をお祈りすると共にサッカーを通して、この街を少しでも元気にしていけたら良いなと改めて思いました。

 日本代表がヨーロッパ遠征での二試合を終えた。
 今回の記事は1戦目であるマリ戦のあとに発表されたいくつかの記事を読んでいて感じた素朴な疑問というか反駁をつらつらと書いていくというスタイルのものだが、2戦目であるウクライナ戦を終えても(その結果が結果だったからかもしれないが)メディアの論調はさほど変わっていないように見える。 
 よって今回はマリ戦後、ウクライナ戦前の反応に焦点を当ててみたいが、たとえば次の記事。

ハリルJ、テストしすぎで完成度上がらず。長谷部・長友も警鐘、南ア大会前のような危機的状況に(FOOTBALL CHANNNEL)
中島のデビュー弾もかすむ深刻な課題 テスト重視で試合のテーマ設定が曖昧に(sportsnavi)

 最初の記事を書いた元川悦子は普段からブンデスリーガの日本人選手をコンスタントにウォッチしている記者なので代表キャップを飾るような選手は普段からよく見ている選手も多く含まれる。2つ目の記事を書いた宇都宮徹壱はスポーツナビで代表戦のプレビュー記事からレビュー記事までを毎回担当しており、こちらも定期的に見ているジャーナリストのコメントといったところだろう。
 元川は明確に2010年の記憶を掘り起こしながら「チームのベースを固定しながら集団としての完成度を高める方向に舵を切るべきではないか」と提言しており、確かにそれは間違った方法ではないと思う。ただハリルホジッチが今回の2試合であえてテストと割り切ったことを考えると、妥当な提案とは言えない。つまり、テストと割り切って結果が出ないとしても、ハリルホジッチはそれを見通しているだろうからだ。
 ウクライナ戦の前日会見で現にウクライナにはかなりリスペクトした表現をしているし、1-1に追いついたあとの失点で1-2になったのは、現状ありうる結果として妥当なものだろうと思われる。もちろんこの2失点はいずれもウクライナの攻撃陣のクオリティと日本の守備陣のクオリティの差を見せつけるという意味では、点数以上にインパクトのある失点だったと言えるだろう。
 
 前日会見でのハリルホジッチの言葉を引用してみたい。

 この試合に向けて、選手たちには結果を求めた。前の試合に関しては、すべてに満足しているわけではない。日本だけではないが、W杯が近づいてくると少し緊張感が高まり、そうした中でいろいろな人のいろいろな発言が出てくる。少し発言が多いのはよくないが、それぞれが仕事を実行するだけだ。メディアの皆さんはスキャンダルや話題になりそうなものを探していると思うが、代表はどの国にあっても「聖なるもの」だ。われわれも(チーム内で)何か問題があればしっかり解決する。外部に対する発言というのはよくない。

 W杯直前合宿前の最後の活動だ。私は来日してから、できるだけ多くの選手に表現の場を与えてきた。最終予選だけでも43人の選手を招集している。少し多すぎるかもしれないが、さまざまな理由があって多くの選手を招集した。最も多い理由はけがだ。今日の時点で7〜8人をけがで欠いている。これからわれわれは、しっかり一体感をもって進まなければならない。たくさんのスタッフがいて選手がいるが、団結しなければならない。日本人以外のスタッフもいるが、われわれも日本人の気持ちで挑んでいるし、そのように皆さんに扱っていただきたいと思う。

 この、「いろいろな人のいろいろな発言」というのは様々なメディアがいろいろなことを書いている、という意味でもあるだろうし、選手たちがそれのメディアを通していろいろな発言をしている、ともいえるだろう。長友はマリ戦後にこのままだとヤバイという趣旨の言葉を語っていたし、そのスタンスに同調する記者は先ほどの元川以外にも多くいる。(本当にたくさん見受けられたが時間がかかるので紹介は省略) 
 署名がないので誰の記事かはわからないが、サッカーダイジェストの次の記事も同じようなスタンスだろう。

「2010年の戦い方かそれとも…」槙野智章がチーム内に生まれるジレンマを語る(サッカーダイジェストWeb)
  
 ネット上ではこれらの記事に対する批判を書くとハリルホジッチ擁護なのか、という声も見受けられるが擁護するしないはさほど重要ではなくて、もっと重要なのはワールドカップでこれまで以上の結果を出すことなのではないだろうか。つまりベスト16以上の結果を、2010年のような急しのぎではなく次の2022年やさらに次の代表へと引き継いでいけるような、建設的な結果を求めることなのではないかと思う。 
 ではなぜ筆者がこのようなことを表明するかというと、少し前から本番まで一年もないというのにこれでもかというほどハリルホジッチ解任論を唱え続ける一部の記者の振る舞いにイライラしたということ。そして今回サブタイトルにもしたように、選手のテストではなく結果を求めに行くべきなのではないか、という一部の論調に対して、それは間違ってはいないが個人としては
ハリルホジッチがあえてまだテストにこわだる理由を考えてみたい、ということ。

 この二点が今回このブログ記事を書いた理由だ。

 では、
ハリルホジッチがあえてまだテストにこわだる理由とはいったい何なのだろうか。それはあくまで現時点でのベスト、つまり2018年なりのやり方でワールドカップに挑むということを指揮官が一番あきらめていないからである。 
 2018年のワールドカップに結果を残すことだけを考えるなら元川の言うように、もう少しある程度ベースを固めたうえで、テストするならば少数にとどめるべきだろう。本番のメンバー発表前の対外試合は5月のガーナ戦を残すのみだから、ハリルホジッチの言うようにゲームで「結果を求め」るならば、なおさらベースを固めるべきだ、との指摘そのものを否定するつもりはない。むしろまっとうですらあると思う。
 それでも100%それに乗っかれないのは、先ほどのサッカーダイジェストの記事で槙野が
「未来の日本サッカーを考えれば、引いて守って我慢する戦い方だけでも成長につながらない。そこは一回整理する必要があると思う」と語っていたことも気になるからだ。筆者が個人的にどうこう言うのではなく、選手自身が先を見据えたサッカーをやるべきなのではないか、成長を目指すべきなのではないか、という戸惑いを抱えていることは、それ自体はポジティブに受け取ってもいいと思う。

 あと数か月で本番なのに戸惑っていて大丈夫なのかという話になるが、かといって2010年のときのような目の前の結果は出るが成長にはつながらない、そんな目先の結果至上主義が必要なのか。それが必要ならば、わざわざ4年前にアルジェリアを躍進させた戦術家を招かなくてもよいし、そもそも有罪確定ではなく疑惑の時点でアギーレを解任しなくてもよかった。アギーレもハリルホジッチも、日本サッカーを成長させたり進化させるために呼んだ監督のはずだ。
 原点に立ち返るというシンプルなことにこだわるわけではないが、ハリルホジッチの試行錯誤がたとえガーナ戦まで続いたとしても、それはあくまで23人に絞り込むために必要だったと彼は語るだろう。細かな連携や試合勘は本番までの合宿でこなせばいい、という趣旨はウクライナ戦後の会見ですでに語っているし。これは単なるテスト偏重というよりは、清武や香川、吉田のように戦術的に必要だが故障のために呼べない選手がいる以上、やむをえず必要なテストだった、という見方もできる。 
 先ほどの
「いろいろな人のいろいろな発言」も自分のやり方を気にくわない人が一定数いることを見越した上での発言だろう。
 正直なところ、日本の所属するグループではコロンビアとポーランドが客観的に見れば明らかに格上だ。格上を上回るには、弱者の戦法をとるか、相手の弱みにつけこむか、あるいはこちらの強みを最大限発揮するか、くらいしか方法はない。ハリルホジッチはこのいずれかの方法を組み合わせるだろうが、その結果が決勝トーナメントにつながるとは限らない。むしろコロンビアのポーランドのいずれにも、格の差を見せつけられて敗退するかもしれない。

 
結論を述べよう。「テスト偏重」をやめて目の前の結果を重視するのは間違っていない。間違ってはいないが、目の前の結果とは違う結果を見てみたい。多少リスクをとったとしても、いままでの代表にはなかった結果を求めなければ、あっさり敗退してもいいというくらいのリスクをとらなければ、2010年や2002年の結果を上回ることは容易ではないし、日本代表のサッカーは成長しないのではないか。
 それが、2010年でもなく2014年でもなく2018年の代表の目指すべき一つの方法なのではないだろうか。少なくとも、槙野の戸惑いに耳を傾けるならば。

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