フットボール マンション

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それは正に会心の勝利だった。
2019シーズンの序盤戦、中々勝ち点を伸ばせずにいたアスルクラロ沼津は開幕から約1ヶ月となる4/13の試合、首位・北九州を敵地で粉砕した。

そんな訳で、自分が観に行けたセレッソ大阪U-23、ガンバ大阪U-23、藤枝MYFC戦を中心に序盤戦を振り返ってみる。


攻撃の核であった青木選手が群馬へ、J3アシスト王の砂森選手そして守護神・大西選手が鹿児島へ移籍。富田選手、太田選手、沓掛選手と主力を担った選手もピッチを去った。
一昨年の薗田選手や中村亮太選手に続き多くの主力が去ったチームであったが、GK牲川選手の完全移籍。センターラインを中心にしたメンバーの契約更新。川森選手をはじめJ3経験のある新加入選手。更にはこれからを担っていく大卒ルーキーの加入と新たな1ページを刻む準備を進めていた。

そんな中始まった明治安田生命J3リーグ。今季で3シーズン目となる序盤戦は良い戦いをしながらも勝点を中々伸ばせずにいた。

【厳しい相手が続いた開幕3連戦】

シーズン前に開幕3節までの日程が発表されたが中々に厳しい相手が続くなと感じた。
あまり、こうは思いたくないが個人的には開幕3連敗も最悪のシナリオとして頭をよぎった。
昨年チカラを付けたU-23勢、セレッソも強敵だがガンバには昨年愛鷹で完膚なきまでにやられたイメージがあった。
その2チームの後にまだ勝利した事の無い福島。
選手は毎年変わるし勝負はやってみなくてはわからない。特段楽な相手チームなどいないが、ここ3試合をどう乗り切るのかは長いシーズンの始まりとして大事になると思った。


3/10 vsセレッソ大阪U-23(ヤンマー長居スタジアム)
●2-1
開幕の相手はセレッソ大阪U-23。この日はサポーター仲間と車を乗り合わせて大阪へ。
また、沼津からバスで応援ツアーに来ていた方々もいらっしゃった。
数年前では考えられなかったけど、こういう部分にも少しずつだが色々な人が想いを持ってチームを応援してくれている事を感じる。
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スターティングラインナップには新加入含め、J3経験のある選手が名を連ねた。この辺りは開幕戦という部分での考慮か
大卒ルーキー勢も濱選手、徳永選手、渡邉選手がベンチ入り
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沼津は縦に長いボールを供給しながらセレッソを間延びさせて行けそうだったが、澤上選手と山田選手の2枚で前半15分に先制点を許す。
シュート自体は外れていたかもしれないが、必死にディフェンスした藤原選手の足に当たって不運にもコースが変わってしまった。新シーズンの最初の失点がこう不運だとショックを感じるかもしれないが、しかしシーズンを通していればこういう失点は必ずある。戦いにいってなってしまった結果なので仕方がない。
先制点を許し、仕切り直したい沼津だったが17分にセレッソの低い位置から出たパスが中盤をスルーしてサイドまで一気に通ると上がっていた右サイドバックの吉馴選手へ、熱川選手との1vs1になったが真横に並んだ状態からマッチアップした事もあって、体半分振り切られ再び山田選手に決められた。

この後、今季ここまで好調のセレッソ大阪山田選手。そして前半立ち上がりには染矢選手に裏を取られるシーンも多かったまだまだ若い今年18歳の吉馴選手だが才能を発揮した。
尚、この2人は長野パルセイロ戦でも吉馴選手のアシストからゴールをあげている。特に山田選手は今後も注目したい。


ハーフタイムを挟んで沼津は岡選手のオシャレなヒールゴールで1点差。
岡選手は今年凄く積極的!貪欲にゴールを狙う姿勢、FWのパートナーによって柔軟な役割と期待してしまいます。FW陣は特に青木・畑の両選手が去った故に俺がレギュラーに!という思いは強いかもしれません。


更には産業能率大学より新加入の渡邉りょう選手がJリーグデビューを果たす。後半の頭から既にトレーニングウェアの下を脱いでたから投入は早そうだなと思ったり。
今年はトレーニングマッチを観に行ける機会が多く、その中でも渡邉選手は大卒組の中で一番レギュラーに近そうだなぁと思ったが、開幕戦で試合への出場を果たす事となった。

最後の最後まで猛攻を仕掛けたが2-1で逃げ切られ開幕を敗戦でスタートした。



※余談※
有名らしい、からあげ食べたよ。
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トイレのハンドソープも桜色。偶然か?狙ってか?
こういうの良いね。
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帰りは味噌カツ。え?大阪じゃない?ちょっと、ちょっとちょっと…何とか

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3/17 vsガンバ大阪U-23(愛鷹広域公園)
△0-0
ホームへ帰り、今年の初戦はガンバ。
冒頭でも書いたんですが、去年中盤のパス回しから見事にDF剥がされて食野選手&中村選手辺りにやられたのがどうも嫌なイメージが拭えない相手。
この日の前に、静岡では超有名人の久保ひとみさんが応援大使に就任。これを機にメディアでももう少しアスルを取り扱ってくれると嬉しいなぁ・・・。
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有名人と言えば、昨年コラボマッチで来てくれた斉藤朱夏さんのサインやユニフォームもパネルと一緒に展示してありました。間近で見れるよ。
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パネルと言えば、選手パネルも今年は登場。
背の高い選手も低い選手も同じ大きさなので牲川選手の顔小さい。
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ユニフォーム購入者には全力アスル米のプレゼントがあったり
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クレープ屋のLinoLinoさんは今年も健在。
沼津港の所にある、うまいラーメン松福さんは大人気でした。
あと、今年からラーメンのちゃる麺さんがゴール裏に移動したのは結構試合後のお腹が減った状態にはズルイです。
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新グッズも色々出てました。オススメは「沼津の誇り」タオルマフラー
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個人的にはLOGOSのマウントパーカーがお気にいり
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スタメンはこんな感じ。渡邉選手がスタメンへ
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お互いに決定機を作れない展開。最後ATにゴール近くでFKのチャンスを得て最高の舞台が整ったが、残念ながら決めきれずスコアレスドロー。とは言え、まず勝点1を掴んだ。

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試合後は、初めて沼津の街中にある松浦酒店さんに行って角打ちでちょっと飲んでました。
お店には何度も行った事があったんですけど、いつもは飲めないので
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4/6 vs藤枝MYFC(藤枝総合運動公園サッカー場)

△0-0
3節の福島を敵地で撃破。4節は降格組の讃岐に互角の戦いをするも西選手の素晴らしいミドルを突き刺され敗れた。
向かえた5節は「平成最後のJ3静岡ダービー」前節こそ大敗したが、3連勝スタートと好調な滑り出しをした藤枝との一戦。

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階段を降りていく時、覗き見防止のシートが貼ってあるんですが、アウェイ側ブルーシートでアスルカラーで藤枝さん優しいなぁと勝手に思った。
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お馴染み落書きカーも来てました。
ゆるキャラのひものんもアウェイに(チケット持参で)遊びに来てたんだけど、動画しかなかった。
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前日スタグル情報見てたら、沼津港でピザ屋さんを出していたお店があるじゃないですか。
今移動式でやってて、ご主人さんが藤枝出身だと伺っていたので久し振りにご挨拶をして
「今日どっち応援するんですか?」と意地悪な質問をしたら、悩んだ挙句「すみません。藤枝で(焦」との事だったんで、ピザは仲間とシェアして3枚も買いませんでした。(買いました)
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ピザと言えばイタリア。という事でラブライブサンシャイン劇場版と合わせてみたり
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藤枝サイダーを購入して満開近い桜をバックに1枚。
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何枚ピザの写真撮ってるんだ…
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試合前に藤枝サポの友人と記念撮影。
ゼッタイマケナーイ!
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先発はお互いに弄ってきましたね。
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試合はここまでの勝点以上に沼津のペースだったと思いました。
森島選手対策に藤嵜選手や谷口選手が挟み込むのも効いてたし、森島選手もやりづらそうだった。
前半はサイドの主導権の握り合い。どちらもやらせない堅い展開で前半を終了。

石崎監督は普光院選手がベンチスタートだったのは計算外だったんじゃなかろうか。裏が狙える遠藤選手をスタメン起用。森島選手のポストから縦に引き伸ばしにかかれるし、守備で沼津が高い位置から食いついてくる様なら前に1列押し上げてくる大竹選手のスタメン起用もそういった計算だったのかもしれないが上手くハマらなかった。
途中でタイプの異なる岩渕選手を入れて、後半は左サイドとトップの下のスペースで作って沼津の選手を左サイド側に寄せ、右サイドの鈴木選手vs沼津の左サイド熱川選手の所から勝負を仕掛けたり藤枝が攻勢な時間帯は上手く変化を付けてきた印象。実況の伊藤アナも試合中に話していたけど、この時間帯の方が大竹選手は縦横無尽にプレー出来ていて怖かったし、そこの修正するプランがあるのが今季の藤枝の強みの1つでもあると思いました。バーを叩く危険なシーンもありましたが、ゴールまでは至らず。
しかし沼津の右サイド、尾崎選手・前澤選手・そして中盤の菅井選手のトライアングルは崩せそうになかった。そこら辺の取捨選択というか割り切りだったり監督の描いてる展開はどうだったのかとても気になります。
染矢選手は凄く警戒されてたし、藤枝が沼津の左サイドを攻め始めてからフレッシュな佐藤選手が左に入ったり。

沼津も後半の立ち上がりに坂本選手の惜しいシュートを皮切りに後半20分までに1つ決めたかったですが決めきれず。17分に渡邉選手を入れ試合終盤に再度攻勢を強めるもお互いにゴールネットを揺らせず



試合後、吉田監督は「セカンドボールを拾う部分」という話を少ししていたけど、そのセカンドボールを拾う部分が先週の北九州戦では拾えていた。藤嵜選手のプロ初ゴールも凄く良い時間帯に入り、岡選手は相手のクリアミスを見逃さなかった。中盤から守備陣も最後まで集中して最高の勝利だった。

開幕1ヶ月余り、6試合で2勝2分2敗。
最終節34節までの長丁場。これからどんな戦いが続くんだろうか?苦しい試合も沢山あるだろうけど、楽しみだなぁ。。。

今季1勝1分けで現状4位のFC大阪対する武蔵野は2勝負けなしと上位同士の戦いとなる。
FC大阪は4-1-4-1のフォーメーション対する東京武蔵野は4-4-2DB
とてもオーソドックスなスタイル。
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FC大阪ポイント
①横野に当てる
②セカンドボールを拾う
③サイドの崩し(川西等のスピード勝負)
武蔵野のポイント
①セカンドを自分のボールにする
②岩田の組み立て
③FWのアドリブ(水谷・石原の個人技)

両チームセカンドボールを拾ってからのショートカウンター狙いという事がわかる。ボランチが散らす(武蔵野)とセカンドをさイドに流す大阪の違いはあるものの基本的な狙いは同じである。

【前半】武蔵野のクローズサッカー貝を籠もるサッカー(相手チームにボールを持たれた時は必ず自陣に壁を綺麗に作ってパスコースを消す)で2番の高がきっちりセカンドボールを拾い岩田経由で水谷・石原にボールを供給するスタイルで何度もFC大阪はピンチを迎えたがギリギリの所で得点を許さない。そのお陰で小松が完全にボランチに下がり守備に回る4-1-4-1から4-2-3-1とフォーメーションを変更せざる得ない状況になってしまった。
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小松が守備に回った分なんとか無失点に抑えたのはOKだが攻撃が攻撃がシュート3本で終わる。現場で観ていたら3本も打ったのか?という内容。惜しかったのがほとんど行方不明になっていた四ヶ浦の1本だけ。対する武蔵野は7本シュート打ってると決定的が3本ぐらいあった。
内容で言えばセカンドを拾えていた武蔵野に軍配が上がった。
それでも結果は0-0で終えた事は非常に大きいと思う。

【後半】26番後藤→鈴木

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水谷を前にしてシンプルに勝負を仕掛けてきた。60分までは貝に籠もるだったが流石に引き分けではダメなので少し勝負に出てきた武蔵野。徐々にオープンな展開になって大阪に流れが来た。そしてセカンドボールがやっと大阪が取れるようになり右サイドバックの水野からの
良いクロスを上げて流れが大阪に来る。大阪が勝負に出る
72分に小松に代えて久保田を投入。これが完全に流れを引き寄せた。
リスク承知で4-4-2のダイヤモンドにフォーメション変更完全にに攻めるポイントを見切ったと私は思う。この交代に関してはギアを1速上げたのでこれで武蔵野は確実についていけなくなった。
押せ押せの大阪は82分に四ヶ浦のゴール。これが決勝点で勝利。なんか知らんけど入った。リプレイよく観ておきます。

【寸評】オープンゲームになればなんとかなるのが大阪のスタイルです。厄介なのが「大阪はつよいので引き分けで良い」と思われる事
対戦した3チーム(武蔵野・三重・今治)は「攻める」をポイントにしているチームしかし「大分」や「マルヤス」等の下位のチーム1ポント狙いのサッカーをやられた時にどうするかがFC大阪のコンゴノポイントである。


林舞輝さんこんな解説でよろしいでしょうか??

夏場には絶望の淵に立っていた2018シーズンを終え
長い長い灰色の日々が明けて
ようやく新しいシーズンがやってきた。

昨シーズン感じた絶望はチームの伸びしろが消えたことだ。
とてつもなく退屈でチャレンジもなく選手の成長も見込めない。

監督を代えようにも尹より優秀な監督は希少で。
非常に質の悪いサッカーを続けながら不協和音がどんどん増えていく。
それでも代えるべきだったと思う。
そして更新しないことが発表された時、サポーターからは批判が噴出した。

初タイトルを2つもくれた指揮官への愛情はわかる。
しかしピッチ上で起こっているのはディストピアで、これは別に批判を浴び続けた柿谷が作ったものではない。

個人的には賛成だった。後任を探す時間も出来た。
ロティーナの名前が上がり、味スタにも足を運んだ。
少なくとも終盤のセレッソの試合を見るのはただ苦しかった、そしてヴェルディのサッカーはとても楽しかった。

フロンターレ戦とレイソル戦は確認した。
この2試合についても言いたいことはあったが結局書ききれず。
マリノス戦は確認する気も起きず結局観なかった。ロティーナが次のシーズンで生み出す何かの方が遥かに大事で、マリノス戦は感傷の産物に過ぎない試合だったとすら思う。
尹は勝って、慕われた選手と笑顔で退任した。それでいい。
同じ相手とのホームゲームで、誤審で失った勝ち点3をきっちり得たのであればいいじゃないかと。
開幕戦で序盤のゴールを取り消され、終盤に値千金の同点ゴールを決めた柿谷の姿はそこにはいない。

前置きが長くなったが、2018年のサッカーは失望の塊だった。マンシャフトもセレッソも。
唯一乾と香川の代表でのプレーだけが楽しかった。
乾のミドルがクルトワを破った時叫んだのは俺だけじゃないだろう。

セレッソの去年のベストゲームはゼロックス。そんな馬鹿な話があるかと。

オフに大きく陣容が変わった。
ユース育ちの山口杉本は自分の求めるものの為にチームを去った。
山村はかつて選んでいたかもしれない2連覇中の最強クラブへ。
長年チームを支えた茂庭酒本や守備陣の貴重なバックアップだった田中裕介も下のカテゴリーにプレーの場を移した。

獲得した選手は皆一様に戦術理解度の高い選手だ。
都倉、奥埜、藤田、デサバト、ブルーノ。
山口、杉本がどちらも戦術遂行という面では難ありで、ロティーナのタスクをこなせるとは思えなかったこともあり、結果的にプラスだったと個人的に思っている。

迎えた開幕戦。対戦相手はヴィッセル神戸。
陣容はポドルスキ、イニエスタに加えビジャ、山口、西
個人的には西が非常に気になる。役割の遂行という面で彼より長けたSBはJにはいない。

試合前のスタメン。
3バック、ワイドに丸橋船木、ボランチにソウザ奥埜、柿谷ワントップ。シャドーは清武と水沼。
船木?
ほらースタメンみるだけでちょっと楽しそうじゃん。
控えはあらゆるシチュエーションに対応できそうな様々な駒が。
4バック変更も可。アンカー入りも可。パワープレーも可。サイドのドリブラーの駒もある。ジョーカーもいる。

相手はVIPが3トップで先発
序盤、ロティーナの仕込みが見えるボール運びからチャンスを作るもすぐに押し込まれ始める。
原因は偽9のイニエスタ。
両ワイドにはいつでもカットインからシュートを狙えるポルディとビジャ。
真ん中にはピッチのどこにでも数的優位を作りだす偽9。

セレッソは5-4ブロックの迎撃守備にシフト。
細かいライン調整はするが、右も左も2人がかりで抑え込まないと止まらないタレント。

ビジャの素晴らしさなんてのはここで語る必要もないだろうが、37歳の彼があれだけのキレを維持しているとは思いもよらなかった。
トラップの身体の運び方を見て正直脂汗が出た。アジリティが…。
確認したらMLSの4年間で3試合に2ゴールペースを維持してる相変わらずの化け物なので。
並みのチームは簡単にやられると思う。
ポルディやトーレスの比じゃないレベル。
軽やかにボールの上を飛んでるから。これで経験者なら多分伝わる。

守備に専念している山下を軽々とぶち壊していく。
サシじゃ無理。

それでも丁寧にラインを作り前半を耐えきった。
ソウザのところは何度か綻びが出来てたので、このやり方でソウザのボランチは穴を作る。一列上げたいが。
奥埜が要所で気の利いたプレーを見せる。
あと柿谷がたまにやるプレスバックが実に嫌らしいね。
あれでインターセプト数結構多いから意外と守備貢献もしてるんだけどそこの評価はあまりされない。
木本はポルディとのやり合いで一歩も引かず。
彼も今季のサッカーの軸の1人になるはず。

ヴィッセルではビジャ、イニエスタと共にやはり西が厄介。
実に頭が位置取りがずるいなぁ。

押し込まれてる左を押し返さないと中々苦しい。

後半、少しライン設定を上げているものの大きな展開は変わらず。
右サイドの船木水沼の関係が悪い。
水沼がワイドを遣えれば違うんだけど。去年からどうも直接中に入りたがるのがずっと難点。

後半20分最初の交代。
水沼→都倉
都倉頂点で柿谷を一列下げる。
更に5分後に清武→デサバト
この2つの交代が絶妙だった。

ベストだったのは一列下がった柿谷と一列上がったソウザの距離が近づいたことだ。
この2人はプレーイメージが共有出来ている。
ソウザが最もプレーしやすい選手に挙げるのが柿谷だというのは1つのポイント。

前線では都倉が身体を張ることで柿谷ソウザのスペースを空けた。
中盤ではデサバトは南米仕込みのマーキングでイニエスタを試合から消し始めた。

逆に神戸は古橋を入れたことで偽9による数的優位がなくなり網に頻繁にかかるようになる。
ここまでの交代が試合の流れを変えることに。

ここで輝きを取り戻した柿谷が2つの決定機を演出するが惜しくもゴールならず。
しかしソウザへのパスはビューティフル。

丸橋からのシンプルなロングボール。ソウザの中央でのドリブルからソウザ→柿谷→都倉→ソウザのコンビネーションからシュート。
多彩な攻撃を見せ、流れが変わったこの時間帯、このソウザのシュートで得たCKから待望の瞬間が訪れる。
丸橋の精度の高いキックから、木本のフリックに飛び込んだのは山下。
ビジャの相手で苦しんだ彼へのご褒美だったのかもしれない。
素晴らしいランニングからのヘディングでゴールをこじ開けた。

再びブロックを作る。
イニエスタを執拗に潰してバイタルから追い出すデサバト。
噂に違わぬいい選手だなと。
何故かファールを取られたポドルスキへのタックルも綺麗にボールにいってるし。

88分には柿谷→松田の交代。

シャドーの位置に松田。
これも非常に嫌らしい。馬力があってシュートが決して下手ではない松田はサイドの守備を助けながら前にも出ていく。

危なげなく時計を進め試合終了。開幕戦で大きな勝ち点3を獲得。

ロティーナ体制としてはチーム作りはまだ始まったばかりだが、手駒の多彩さと指揮官の采配の妙は1試合で十分見せたと思う。
別メニューが多かったデサバト、清武や直前のテストマッチを回避した柿谷もまずまず。
離脱中の高木やメンバー外の福満等もいるので、ロティーナイバン小寺体制で徐々に浸透することを期待する。
新戦力はどれも上々。
今回は出場がなかったブルーノ藤田がどうなるかは注視したいところ。

対するヴィッセルだが、ビジャは今もジョークラスのモンスターだと思い知らされた試合だった。
大怪我が無ければ15点ぐらいは…。
はっきり言って全く馬鹿に出来ないぐらい強いチーム。アンカーとCBに1枚ずつ優秀な選手が取れたらなぁ…。

最後に山口蛍について。
尹を慕う彼の心情は理解しよう。ただ、個人的にもう1年あのサッカーを続けることは御免蒙るというのが本音。
移籍を決断したことは本人の判断。ヴィッセルでいい選手になってくれればと思う。
十分な移籍金を残したのも確か。発言が余計だっただけの話で。
我々は残った選手を応援する。どんな事情があれど、ピッチ上で応援するチームの為にプレーできる選手をサポートするのがサポーターだろう。

ただ、よく挨拶に来てくれたと思う。同様のケースなら逃げる選手もいるだろう。
結果としてネガティブな2つのシーズンだったとはいえ、彼はうちの元キャプテンだったということだ。

こんにちは

私の応援するアスルクラロ沼津もいよいよ練習が始動。
中山選手の契約更新も発表され今日1/19には新体制発表が行われます。

そんな訳で2018シーズンを振り返る記事はこれで最後になります。
最後に来て、一番昨年感じた事をこのタイミングで書きたいと思います。

◆アウェイ遠征のススメ◆
これを読んでいるJリーグのサポーターの皆さんは「アウェイ遠征」行った事ありますでしょうか?
色々な所へ行く方もいれば、家庭の都合だったり中々遠征まではちょっと…という方もいらっしゃると思います。

かく言う私自身も数年前までは

「なんでわざわざ遠くまで遠征に行くの??いつものホームで観れるのに?」

と正直思っていました。
その頃このフットボールマンションの友人に言われて凄く印象に残っているのが

「ホームは家だったり、いつも行く職場や学校に行く様な感じ。アウェイは旅行みたいで色々な発見もあって楽しい」

そんな感じの話をされていたのが、今では凄くよくわかります。
今回の遠征でも凄く色々な事を感じました。
なので、もしちょっと遠征行ってみたいなと思っている方は試しに近場(沼津からだと藤枝とか相模原とか)でも良いので旅行気分でちょっと足を伸ばして、そこで現地のお店だったり観光を楽めたら良いなと思います。


さて、かくいう私は今年どこかへ遠征に行きたいな。と思いつつ、4/8の長野パルセイロを目指すも日程が合わず断念。
何とか何処か行けないかなと考えてた所、10/14(日)ナイトゲームのザスパクサツ群馬に決定。
日曜ナイターだし、人少ないかもな。だったら少しでも加勢したいな。と、思ったのと
【youあず】アスルクラロ沼津vsザスパクサツ群馬

をホームで見てGKの牲川歩見選手の背中を押してあげたかった。
ザスパのサポーターの方々も勿論そうだと思いますが、牲川選手も昨年悔しい思いをした地。彼を後押ししたいと思ったのが理由です。


沼津群馬への旅◆
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出発はいつもここから(笑)早朝に沼津港に到着。
お馴染みの丸勘さんで朝ごはんを頂きます。
仲の良い店員さんに「今からアスルの応援に群馬行ってくるわー」
って言ったら
「え?馬鹿なの?」と激励を頂きます。(冗談だってわかってますw)
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同じく港の「やいづ屋」さん!
初めてお伺いした頃は清水エスパルス一色だったのですが、アスルクラロ沼津の試合の日にはユニフォームだったり掲げてくれています。
エスパルスはザスパクサツとJ2時代に相性が良かったので「ちょっとパワーくださいよ(笑)」とか冗談を話て沼津を出発。
急遽、遠征に行ける事になった友人を乗せて群馬を目指します。

群馬までは圏央道が出来た事で2時間ちょっとスイスイ行けました。先に現地入りしていた沼津サポの仲間と合流、群馬で旨いと噂の「登利平」の鳥めし弁当を万が一スタグルで売り切れてて買えなかったら嫌だからとショッピングモールにある店舗に買いに行ってお店の前で写真撮った(ら、パネル看板みたいな映りの写真に自分だけなった)り、群馬県庁で展望台から群馬の街や山を見たり、ぐんまちゃんとアスルユニチャレンジで写真を撮ったり。

群馬満喫しすぎだろ

県庁からスタジアムへそろそろ向かうか…という頃には11人いて、こりゃもうサッカー出来るなと思ったり思わなかったり。

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持ってて良かった「まちあるきスタンプ帳」

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そんなこんな、人数が少ないかもって話は何処へやら…スタジアムに到着。

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スタジアムに着くと更に沼津サポーターの皆様とお会いします。

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群馬のマスコット「湯友くん」と喜んで写真を撮る沼津サポ(メンズ)

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関係者入口は温泉っぽく暖簾になってたり

そして入場!

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牲川選手に少しでも届けと初めて手書きのゲーフラを作り、そして掲げた。
アスルブルーの文字を繋げると「共に歩もう」(本当は「沼津(と)」を入れたかったけどそこまで行けなかった残念)

◆今日のザスパクサツグルメ◆
入場も無事済ませて、買ったスタグルを食べます。
まずは、スタジアムに着く前に買った登利平の「鳥めし弁当・松(だったかな?)」
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これ鶏肉が味が染みて美味いんだ。これがすぐ食べれちゃうザスパクサツのサポーターは羨ましいわ。

試合終了後にこのフットボールマンションの住人の友人に会った際に
あー、弁当より店舗の食べたらもう弁当は食えないぞ♥
というお言葉を頂きましたので今年は行けそうなら店舗を目指したいと思います。

次ー
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焼きまんじゅう!

まんじゅうって言ってるけど、パンみたいにふっくら。これも上州の味って書いてあってその文言1つで即注文でした。

◆上位進出を狙う両チームの激闘!◆
腹ごなしも済ませ、試合前にはカラオケ日本代表2018の小松ミユキさんの歌がありました。
何故か沼津サポーターは光る棒を持って盛り上げています。
なんで持ってる人があんなに多いんでしょう?コールリーダーが一番ノリが良い所を含めて流石です。(あ、私も持っていきました。)
Twitterでちょっと調べたら、群馬のサポーター方も「なんで沼津サポあんなに用意が良いんだ(笑)」と驚いてました。安心して下さい。私達も驚きました。

でも、試合中は振らない。それがスタイル。

選手入場も終わりボルテージは最高潮。何せこの時沼津と群馬は首位・琉球、鹿児島の2チームを必死に追いかけてた時期でした。
昼のゲームで鹿児島は鳥取に1-5と大敗。2位浮上を目指す両チームはここでライバルを蹴落とす正にサバイバルゲーム。
選手も両チームサポーターも気合が入ります。

前半、主導権を握ったのは群馬。特に効いてたと感じたのが、7番の高橋駿太選手。
沼津の中盤とDFの間、更には砂森選手、藤嵜選手の守る左サイドの裏を狙ったり翻弄。彼に呼応するように中盤が躍動する場面も作られます。
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前線からプレスに来る沼津を上手く外しながら、中盤の普光院選手や谷口選手が前線の選手に連動して食いついて来た際に出来た中盤と最終ラインの間を狙い、そこから短い距離でワンツーを使いながら攻撃したり。
それをケアしてコンパクトになり高くなったラインの裏。特に沼津の攻撃の起点である砂森選手やフィード力のある藤嵜選手を守備に追わせ反撃をさせない。

この1ヶ月前の相模原戦辺りから、こうやって中盤でプレスをいなせる技術のあるチームには何かしらマークを剥がす術をやってこられるな。と思ってはいましたが、中々に厳し展開。
ミドルシュートを牲川選手のビッグセーブで止めるもCKからその高橋選手にGKの手前に入られ37分先制を許し1-0で折り返す。



ハーフタイムはいつもの。苦しい展開もちょっと気持ちを入れ替える。
この日はザスパクサツという事で、沼津で売ってる風呂桶でザスパクサツ戦感をちょっと出してる。(ちょっとだけ)
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ハーフタイムの時のコールリーダーのザビ太さんはこの日凄く勢いがあった。
「必ず勝って帰るんだ」
そして沼津サポーターもそう信じてた。そういう信じてる気持ちとか熱が伝わった。前半の展開は確かに劣勢だったし、スコアもビハインドだったけど負ける気がしなかった。

◆反撃の沼津、負けられない群馬の意地◆
後半が始まると沼津が息を吹き返す。特に光ったのが背番号47・富田康仁選手。
9/8のYSCC戦以来、石田選手、染矢選手と攻撃的な選手2人を左サイドで起用する事が多かった沼津だったが、久しぶりの出場となったこの試合で富田選手の献身的なチェイスが徐々に群馬を捉え始め高い位置でボールを奪うシーンがチーム内でも増え始める。だが中々フィニッシュで仕留めきれずもどかしいシーンが続いた。

しかし後半19分試合が動く。左サイドバック砂森選手のボールを右サイドバックの熱川選手が飛び込んで同点!



アスルクラロ沼津の下部組織出身。この大一番で大外から飛び込んできた熱川選手はこれだけでは終わらなかった。

僅か5分後



高い位置で奪ったボールに再び頭で合わせて逆転!

あっという間の逆転劇だったが群馬も絶対に負けられない試合。攻撃的な選手を入れ猛攻を仕掛けて来る。耐える時間が続いた。

86分沼津の右サイドをここ数分で何度か攻め込んでいた群馬は大島選手のゴールで同点に追いつく。だが、群馬はまだ勝つ事を諦めていない。ボールを抱え急ぐ。



沼津も隙あらばカウンターを浴びせる準備を残しつつ応戦。
最後の最後に来て決定的なチャンスを群馬が作るもGK牲川選手&熱川選手が必死の掻き出しでタイムアップ。
上位進出を狙った両チームの激闘は痛み分けに終わった。




◆クラブの歴史、街の歴史◆
試合終了後、朝から一緒に移動した友人と別れ、翌日に連休を取ったので高崎まで移動し一泊し群馬観光をする事にした。

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前日、伊香保温泉に行かれていた沼津サポーターの方達も居てそれも良いなぁ。草津まで足を伸ばすのも良いなぁ…とは思ったが、当初の予定通り少し車を走らせ富岡製糸場に行ってみる事にした。
無料の駅前駐車場に車を停め、直通バスには乗らず街を楽しむ事にした。

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まずはすぐに見つけた神社に立ち寄る。お諏訪神社。

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製糸場を目指し気ままに商店街を歩く、みんなでワイワイも楽しくて大好きだけど、気ままな一人旅も悪くない。途中裏通りに入ってみては少しレトロな雰囲気の道を歩いてみる。

そんな歴史を感じる街の至る所にポスターがある事に気づいた。
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富岡市はザスパクサツのホームスタジアム。前橋市の正田醤油スタジアムから約30km。
沼津から考えれば、熱海市辺りと同じ位の距離。

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そこに多くのポスターが貼ってある事に驚いた。
製糸場の長い歴史に比べれば微々たるものかもしれないが、ザスパクサツというチームが少し離れた街でも応援されるようになってきたんだろうな。とそこには積み重ねた歴史があるんだろうな。と感じた。

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富岡製糸場ではシニアスタッフ方々がガイダンスだったり案内をされていた。
シニアの方は口調も優しくて観光客としてはとても安心する。こういう働き方も素敵だなぁと思った。スタッフの方も笑顔だったし街が生きている感じがする。

西置繭場の所でシニアの女性スタッフの方と少しお話した。
ちょうどこの時期、沼津では沼津駅から沼津港まで群馬県より借りているEVバスが試験運用されていた為、その話題になった。

「富岡市もこの富岡製糸場までEVバスが出ているが、試験期間は(沼津に貸しているものと同じ)青だったのよ。今は本導入になって富岡の色のバスが走っているけど、違うかもしれないけどもしかしたら同じ車かしらね?」

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富岡の色のEVバス

この後、女性に礼を言い富岡を後にした。


富岡の色…沼津は、沼津は沼津の色に染まっているか?


2016年4月10日(日)13:00 武蔵野陸上競技場
あの日、初めてアスルのアウェイゲームを観戦した。
2年半後の2018年10月14日ナイトゲーム。東京より更に遠かったけど確実に沼津のゴール裏は青かった。

でもそれはまだまだで、ホームタウンである沼津でも愛鷹だけだったり、まだまだ少ない。でも少しずつ歩んで増えてきたのは紛れもない事実である。




「素晴らしいPRフィルムだけど、沼津の街はまだまだ青くない」
とあるフォロワーさんの意見。私も実はそう思っていた。

リコー通りに選手の幟が並ぶようになった。でもまだまだ街中には青が足りない。
一気に増える様な事は無いかもしれない。時にはうまくいかないかもしれない。
それでもみんなで手を取って、助け合って、青い炎を熱量を持って続けなければならない。


凄く個人的で勝手な思いだけど、ひとつ夢がある。

仲見世を青く染めたい。

沼津の人に話をすると大体「えー、仲見世」って反応されるけど、駅前商店街。街の顔。そこを1日青く染めたい。年一でそういう街の人と繋がる日があって欲しい。これはよそ者だから言える事なのかもしれない。だから勝手な願い。

「えー」って言われる。変わらないとか、中々うまくいかない、動かないとかイメージ持ってる場所が変わったらどんなに楽しいだろうか、どんなに影響力を周りに与えられるだろうか?
考えただけでワクワクする。

それが正しいとか正しくないとかではなくて、熱量を持って続ければ、どこかで誰かに飛び火する。
それは何処からなのかわからない。まだまだ他のJクラブの様な歴史は無いかもしれない。一歩ずつしか進めないかもしれない。

でもいつかは駿河湾まで愛鷹からの青い色が届く様に
こんな所で立ち止まってはいられない。今シーズンも青い魂に炎を宿して

こんにちは。新年あけましておめでとうございます。
各クラブ、新シーズンに向けていよいよ始動。開幕まで待ちきれない日々が続きそうです。

[頼もしい守護神の完全移籍]
さて、私が応援しているアスルクラロ沼津は先日ジュビロ磐田より牲川歩見選手を完全移籍で獲得しました。

昨年、堅守沼津の守護神として大活躍!
世代別代表に名を連ねてきた牲川選手は「J3のクルトワ」等と言われるほど、飛躍の年に2018年はなりました。

J1・ジュビロ磐田ではGKの序列では4番手。以前のレンタル先でも苦い経験をしてきたと思いますが、昨年の活躍故に磐田からのレンタル延長は無いのかな。。。と思っていたので完全移籍は予想外の衝撃でしたが、今年のJ3のGK事情やこのチームで何かキッカケを掴んだ事が移籍に大きく影響したのかもしれません。

◆2018年のJ3リーグのGK事情◆
正確には2018シーズン終了後の事情と言った方が正確かもしれません。

群馬 松原修平→J1 湘南へ完全移籍
琉球 朴 一圭→J1 横浜FMへ完全移籍
長野 田中謙吾→J1 松本へ完全移籍
沼津 大西勝俉→J2 鹿児島へ完全移籍

(同カテゴリ内で移籍したYSCCの浅沼やU-23の廣末や永石は別として)
なんとJ1へ3選手が移籍した事は2018シーズンのJ3で大きなニュースだと感じました。
また、2017年の躍進を支え2018年も牲川選手にかわりゴールを守った沼津の大西選手もJ2の舞台へ

「試合に出続ける事、結果を残す事でステップアップへ繋がる」

GKというポジションは特殊です。
唯一手を使う事が許され、そのレギュラーの座は各チーム、ピッチの上に1つしか用意されていません。
だからこそ重要で、だからこそ今年上位カテゴリのクラブは1年間実戦で結果を残しているJ3のGKにも白羽の矢を立てたのかもしれません。
J2ならわかるのですが、J3にこういった流れが今年生まれたのは驚きでした。しかし移籍した彼らが上のカテゴリで活躍する事は今後にも大きな影響を与えるので、活躍を期待しています!

◆1人で守っているわけでは無いという事◆
先日の代表戦でもそうでしたが、しばし失点するとGKのせいにされてしまう事があります。
失点にはいくつかパターンがあると思うのですが
・明らかなミスでの失点
・ブラインドや予期せぬ失点
・相手に完全に崩されての失点…

昨年、GKだけでなくチーム全員で守ってるというのがよくわかる試合がJ3リーグでありました。

2018年11月18日(日) アスルクラロ沼津vsSC相模原

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奇しくも引退を決めていた日本サッカー界GKのレジェンド、川口能活選手(富士市出身)が静岡県東部地域でラストゲームとなる試合

特にアスルクラロ沼津のCKやロングスローでの攻撃にSC相模原はこんな守り方をしていました。

CKの時
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① 相模原はCKから近いポストの辺りに193cmの長身FWのジョン・ガブリエル選手を置きます。
カーリングでいう所の的を隠すストーンの様な役割ですね。彼の頭上を越えない限りCKはPA内の沼津の選手には届きません。
② ジョン選手を越えてきたボールは近いエリアでは187cmのGK田中選手が処理します。
③ ジョン選手、田中選手も届かない高いボール、これは当然滞空時間も長くなりますが、これは194cmのCB梅井選手を中心に跳ね返します。

3段構えの守備ですね。高さをほぼ封殺するGKとフィールドプレーヤーを合わせた理にかなった守備だと思います。

実際前回対戦の9/18のアウェイでの尾崎選手の得点(この時はジョン選手が累積で出場停止)も低いCKから虚を突いたプレーでした



相模原はセンターラインを長身選手でキッチリ固めてるチームならではな気がします。
今季、YSCCからシュートストップに優れたGK浅沼選手を取ったのも高さではなく、そういった打開された時のシュートストップを見越しての補強なのかもしれません。勿論、田中選手も成長著しいGKなのでレギュラー争いも注目です!


ロングスローの時
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2つ目はロングスローの時です。
…と言ってもやってる事は同じで熱川選手のロングスローをジョン選手が跳ね返す。そこを越えられればチャンスになりますが中々難しかった試合でした。

しかし、こちらはCK時と狙いが全く異なっていたと思います。
ジョン選手が跳ね返していたボールは図の○のエリアへ。そのセカンドボールを沼津の選手は狙っていたし、相模原の選手も拾わせない様にしていました。
ここで一番の狙いは「二次攻撃」であり、越えないロングスローでも投げ続けた事は、攻めている沼津の守備がもうそこからスタートしていた事に繋がると思います。

簡単な話。
ジョン選手が低い位置でボールに触る = ゴールハンターをゴールから遠い位置でプレーさせる
それだけで、カウンターも枚数が減るし失点の確率はグッと下がります。
「沼津は攻めながら守備へのアプローチも出来ていた」GKとは話が離れてしまいますが、攻守が激しく入れ替わるフットボールならではと言った感じです。

攻撃面でもホーム、アウェイの2試合共に畑選手がメンバー外だったり、左サイドが染矢選手と石田選手という縦にスピードがありドリブルで仕掛けられる攻撃的な2人を交代で使ったのもそういう競り合いの部分以外に活路を見出していた故なのかな?と感じました。


また、余談ではありますが今年のJ3開幕戦のFC東京U-23で試合前のGK練習。大西選手と牲川選手へサイドから放り込んだボールが全然違う事に気づいてました。
大西選手は胸の頭上でキャッチ出来るハイボール、牲川選手は触れるか触れないかの高くて長いボール。
最初はミスキック?って思ったけど、殆んどがそんなボール。
つまり牲川選手の時は牲川選手が触るから相手は「ハイボールは勝負出来ない」
彼の身体的な特徴を活かした守備だったんだと思います。

そう、GKは一人で守っていない。ピッチでは色々な駆け引きや戦いが繰り広げれられているんだなと。


◆ピッチを去るレジェンドGK◆
田中選手という後輩をベンチで見守った相模原のGK川口選手。
この日は前日に、昨年アスルクラロ沼津ともコラボしたAqoursの東京ドーム公演から沼津入りしたのですが愛鷹広域公園の駐車場はほぼ埋め尽くされ、1時間前位に着いた自分は公園内の路肩を臨時駐車場にしたスペースへなんとか駐車。

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Aqoursの公演にはアスルクラロ沼津からのフラワースタンドも

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ギリギリに着き過ぎて書いてる内容を覚えてない


先日、川口選手と代表で長年GKを競った楢崎選手も引退を表明。
「楢崎と川口」1つの時代が終わるんだな。と寂しく感じました。
私はどちらかというと、正直楢崎選手のプレースタイルの方が好きでした。でもJリーグを観戦した自分の記憶にはいつも川口選手がピッチにいました。

子供の頃、初めてJリーグを見た清水エスパルスvs横浜マリノス


このブログ、フットボールマンションをはじめJリーグサポーターの友人と出会って、10年ぶり近くにJを観戦した清水エスパルスvsジュビロ磐田。

そして、この日アスルクラロ沼津vsSC相模原。

いつも対戦相手のゴールを守っていたけど、この日セレモニーの時に沼津のゴール裏にも挨拶に来てくれて本当に本当に嬉しかった。


先日のJリーグアウォーズでベスト11に選ばれた川崎フロンターレのチョン・ソンリョン選手も川口選手に憧れてたと答えていました。
中村憲剛、川口能活&チョン・ソンリョンの“日韓GK”と食事「濃密なものでした」

我々ファンだけでなく、J3のみならず選手の中には川口選手や楢崎選手に憧れた。そういったGK選手もきっといるはず。



GKというポジションは特殊。
試合の半分はサポーターの大声援を一番近くで背中に受け、残りの半分は対戦相手サポーターの目の前で歓喜の瞬間を奪っていく。
だから好きなんだよなぁ・・・カッコいいわ


(※話がブレすぎてオチが見当たらないので今日はこの辺で~)

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